BEAMS 設楽社長に学んだこと
ゲストで出演されていました。
BEAMSといえば、セレクトショップの先駆けであり、今もなおその地位に揺るぎがない
ほど確固たる地位を築いた会社であり、ショップですよね。多くの方がご利用された
ことがあるのではないでしょうか?
商品のラインナップは当然ですが、至るところに独自のセンスとオリジナリティーを
感じられます。そんなこともあり、業種は違うとは言え設楽社長の考えなどを知れたら
・・・と番組を視聴しました。
そして一生忘れることはないであろう言葉を頂きました。
それまで「セレクトショップ」という業態はあったと思いますが、アメリカンカジュアルという
ジャンルをターゲットにして、西海岸から直接買い付けて日本で売るというのを初めて
行ったのがBEAMSです。
私も経験がありますが、セレクトショップにおいて最も大切なのはバイイング。つまり
仕入れです。
人気があるものだけを仕入れしていても、同じ商品を扱うお店はいくらでもありますし、
かといって奇をてらえばイイというものでもありません。
要はセンス。そして売り方なんでしょうね。
センスは先天的な資質ではないと思うんです。生まれ育った環境や人とのコミュニケー
ション、さらには情報を得るアンテナの張り方で変わってくる言わば後天的な資質だと
思います。
また迷うことなく、自信をもって仕入れしたことこそが成功に繫がったのだと思います。
【何でもありだけど、何でもいいわけじゃない】
この言葉をさらっと番組で発していました。すかさずメモにとり、この言葉の真の
意味を理解し、実行できるようにしていかねばと感じたのです。
もちろん意味はわかりますが、それは言葉上でのこと。
どこにボーダーラインがあって、その判断をするのはどんな時か?こればかりは自分が
持ち合わせるセンスにと判断力に委ねるしかありません。
ただそのセンスは今からでも成長させることが出来るはずなので、これからまだまだ
精進していかねばなりません。
BEAMSも創業40年近くなるそうですが、時間を経てもなおトップを走り続けているには
理由があるからこそ。
今では多くのセレクトショップが存在しますが、BEAMSはいつでもBEAMSであり、
そのオリジナリティと世界観があるからこそ、今もトップでいるんでしょうね。
ウェディングにしても七五三にしても成人式にしても、以前と様相は随分と変わって
きています。でもやはり【何でもありだけど、何でもいいわけじゃない】だと思います。
言わば人生の節目の大切な行事ですから、残すものは残さないといけませんが、
最近では本末転倒な部分もあります。
例えそれが今の流行だとしても、弊社としてはそれに流されることなく、それでいて
abitoらしいご提案をしていきたいと思っています。