アビートの隠語を大公開
隠語とはある特定の団体や仲間内だけで通じる言葉や言い回しの専門用語で、外部に秘密が漏れないようにするためのもの(ウィキペディアより)
会社だったり業界だったり、または友達同士でしか通じない言葉ってありますよね。
私がショップで働いていたときも時にも ありました。
「L行ってきま~す」・・・「お昼に行ってきます」
「CM入りま~す」・・・・・「トイレに行ってきます」
ショップだと周りはお客様ばかりですから、「お昼」だの「トイレ」だの口には出せません。つまりはお客様にわからないように配慮しているわけでもあるんですね。
学校でもありますよね。
なかでも多いのは先生のあだ名じゃないでしょうか。こういう場合、決まって悪口に限りなく近いあだ名となります。過去を振り返ると思い出す方もいらっしゃることでしょう!
そして弊社アビートにも隠語があります・・・というか、ありました。過去形です。
もう今では殆んど使っていませんが、時折出てしまうこともあります。でも全くわからないスタッフもいるんですよね。
言葉通り、隠すからこそ隠語なのですが、教えちゃいます。
アビートの隠語とは・・・
『よめむこみなしあわせ』です。
漢字で書けば「嫁婿皆幸せ」になりますが、この一文字一文字に意味があるんです。
「よ」=1 「め」=2 「む」=3 「こ」=4 「み」=5
「な」=6 「し」=7 「あ」=8 「わ」=9 「せ」=0
こういうことになっています。
私達はお祝いの衣裳を取り扱っていますが、商品数が多くスタッフ同士で伝える時には通常の金額では聞き間違いしたりしやすいんですよね。その防御策でもあるんです。
つまり弊社では「その3万5千円の留袖出して!」と言うのではなく、「そのむこの留袖出して!」と言っていたんです。
じゃあ桁はどうしているのか?
そんな疑問も出て来ますが、衣裳によってレンタル金額のけたが違うので、状況で判断していました。※衣裳を見ればだいたいの金額もわかりますからね
同じ「むこ」でも留袖は3万5千円、でもこれがドレスや打掛になると「35万円」となるわけです。
その昔、この業界では金額をおおっぴらに出すことが憚れていました。そんな背景もあったとのことで作られたとのことです。ちなみに自社オリジナルの隠語です。業界用語ではございませんよ。
探してみると結構身近に隠語はあるものです。
これから作り出すのも面白いかもしれませんね!