長きに渡り、宇都宮で貸衣装を営んでこられたブライダル渡辺さんが1月16日に60有余年の歴史に幕を閉じました。
弊社の創業者である父は元々ブライダル渡辺さんでお世話になり、独立したこともあり、競合ではあるものの切っても切れない関係性がありました。もちろん一時は「追いつき追い越せ」と勝手にライバル視していたこともありましたが、いざこういう形になると一抹の寂しさも感じます。
実は閉店一週間前にご挨拶を兼ね、ブライダル渡辺さんにお邪魔してきました。
中に入るのはそれこそ何十年ぶりでしたが、やはりライバル視するには手強すぎたと改めて実感しました。折りしも社長と先代社長夫人がいらっしゃったので、ご挨拶をさせていただいたのですが、どこかすっきりとしたご様子でした。
ブログで何度もお伝えしていますが、ここ数年で宇都宮から貸衣裳店が「閉店」「撤退」が続き、今では極僅かとなってしまっています。時代の流れなのかもしれませんが、寂しいものです。ただここ数年は弊社としては競合他社が何をされようが、何をスタートさせようが気にすることなく、「自分達に出来ること」「自分達にしか出来ないこと」だけに注力してきたので、今後もこれまで通り進んでいくだけです。
最後に・・・
60年以上に渡り地域の冠婚葬祭を「貸衣装」で支えてきた渡辺さん、たいへんお疲れ様でした!