つぶやき

お客になった時に心がけていること

仕事ではお客様をお迎えして、様々なご提案をさせていただいている私ですが、客となる事も当然ある訳です。

そんなお客となった時に心がけていることがいくつかあります。

◆横柄な態度、言葉遣いはしない
サービスや商品の対価として代金を支払うわけですが、仮にバッグが1万円だとしたら「1万円で買ってあげた」と思うのか、それとも「1万円で売ってもらった」と考えるかで全く違いますよね。
私はもちろん後者の考えです。
バッグ料金の1万円には商品の対価だけでなく、輸送費・広告費・人件費・光熱費・包装代など様々な費用も含まれています。
個人では出来ないことをショップさんが代行し、欲しいと思ったバックを手軽に手に入れることを実現してくれているんですよね。
ですから代金を支払う側と受け取る側は対等です。遜ることもしませんが、偉ぶることも出来ません。

◆「褒める」ようにする
食事をしたら「ご馳走様!」、商品を受け取ったら「お世話になりました」「ありがとうございます」という言葉を掛けます。
私も仕事でお客様からお褒めの言葉をいただくと嬉しいですし、感情のある生き物ですから褒めてもらうと、「もっといろいろして上げたい!」と思うのは誰しも当然のことだと思います。
特段何かを求めて褒めるわけではなく、自分がしてもらって嬉しいことをしているだけなんですけどね。

◆不手際にはハッキリと物申す
人間のすることに間違いは付きものです。
しかしその間違いに必ずしも気付けるものではなく、また同じことを繰り返してしまうこともあります。
他の方が同じ目に会わない為にも、計らずも受けた不手際にはしっかりと対処しています。その時スタッフの方がどのような対応を取るかで、その会社の基本姿勢が垣間見れます。もちろん土下座は要求しません(笑)
お互いにスッキリすることで、また長くお付き合いしたいですからね。
逆の場合も、また然りです。

多分これら意外にも、自然と行っていることもありますが主だったものだけ書いてみました。


若い頃は「こっちお金払っている立場だしぃ~」と思うことも多々ありましたが、サービス業という仕事に就いて考えが180度変わりました。今では当然のことであり、自然にこういう行動を取っています。
相手も人間ですから言葉や態度ひとつで対応が変化します。

代金を受け取る時も、支払う時も気持ちよくありたいものですよね。

良い客になる事は良い売り手になる基本だと思っています。
やっぱり嫌がられるより、歓迎されたほうが代金の払い甲斐があるってものです!!!




 

本日より通常営業です!

14日~16日の3日間は夏季休業という名のお盆休みを頂きました。
関係各位、並びにお客様方にはご迷惑をお掛け致しましたが、本日より通常営業再開です!・・・と言いながらも、明日は定休日でお休みなんですけどねwww

abitoはサービス業ですから、「連休」は盆と正月にしかございません。
スタッフにとっても貴重な連休で、さぞかし楽しい時間を過ごしてリフレッシュし、今日からの営業にいい影響があるのではないかと思っています。

連休明け初日の今日は、午前中からお客様にご来店いただけて良いスタートが切れました。再来年の成人式のお客様(双子のご姉妹)もご来店くださいましたし、上々です!!!

今週末には振袖専門サイト開設に向けたモデル撮影があったり、日光でのロケーション撮影があったりと何かとザワついておりますが、いい夏で終れるようにスタッフ一同気を引き締めてまいりたいと思っています。

今後ともまた宜しくお願いいたします。

【追伸】
夏季休業中のブログのPV数は半端なかったです。今月も月間PV数の記録更新が出来そうです。またまたブログに掛ける想いが増幅されました!

皆様ありがとうございます!!!! 

衣服は時代を語る

衣服は時代を語ります。

文化・経済・政治・社会など 、その時代を象徴することが多いですね。現代でもファストファッションが隆盛ですが、時代の経済状態を物語っているのではないでしょうか。バブル隆盛の頃は高級ブランドに身を包んだ若者が全国で溢れ返っていましたしね。

今でこそ「洋服」は生活の一部ですが、以前はもちろん和服が中心の時代です。そしてその和服にも時代を象徴するかのような柄が描かれてきました。

昨晩、日本テレビの夜のニュース番組「ZERO」で特集されていましたがご覧になったでしょうか?特集されていたものは「戦争柄の着物」です。
top3
赤ちゃんが落下傘で降下しています。後ろには戦闘機と戦車。
war03
 かなりリアルに描かれた戦艦の柄の着物。


戦争柄の着物は男の子に限ったものではなく、女の子の着物や大人の女性用の着物の襦袢などにも描かれていたとのことです。
日清戦争~昭和初期にかけての時代には、この戦争柄は何も特別珍しいものではなく、ありふれた柄だったそうです。まさに時代を象徴したかのような柄ですね。

日本人として、そして和装を扱うものとして恥ずかしい限りなのですが、こういった柄があることを昨晩初めて知りました。ちなみに太平洋戦争中は物資不足により、生地が少なくて済む洋服が主流となったためあまり流通せず、戦後を迎えてからはそのまま衰退したとのことです。

「良い」とか「悪い」とかは置いておいて、やはり衣服はその時代時代を物語るものであると感じました。

色やデザインには流行があり、それが巡り巡っているわけですがその変換も時代に左右されているのかもしれません。
婚礼衣裳も例外ではないと思います。

一時期和装が見向きもされない時代がありましたが、最近では多くの花嫁が和装をお選びになります。私的な見解ですが、「クールジャパン」で日本の文化が世界に大きな影響をもたらしています。
その根幹は「和」から始まっているに違いありません。日本の素晴らしい文化が世代を問わずに再認識されているからだと思います。いわば逆輸入という形でしょうか。

そして時代は未来へ続きます。
「着てハッピー・見てハッピー」な衣服が今後も主流となる時間が続くことが何より大切なことであり、そういう時代であって欲しいと思います。 

過去記事を読んでみました

毎年この時期になると太平洋戦争に関する報道や番組が目立ちます。今年は戦後70年という節目ということもあり、例年に比べて多いかもしれませんね。

abitoはウェディングの衣裳を取り扱うお店であり、こちらのブログではこれから結婚式を控えている方にとって少しでも役立つ情報を発信しようと立ち上げたものです。
・どんなドレスがあるのか?
・打掛の豆知識 
・業界の動向
結婚式の準備に当たってのことを書くことが殆んどですが、時折結婚式の歴史を振り返ったことも書かせていただいています。

そして過去記事の中で、常にPV数がトップ3にランクされているのがこちらの記事です。
【戦時中の結婚】

こちらは去年の終戦記念日に書いたものですが、冒頭に書いたとおり、この時期だからでしょうかPV数が圧倒的に増加しています。私も久しぶりに読んでみました。
手前味噌であありますが、なかなか読み応えのある記事であり、これからご結婚をされる方はもちろん、それ以外の方にもおすすめです。

「自由」というものが極限まで制限されていたあの時代からちょうど70年。
当時と比べれば、この平成27年はまさにパラダイスな時代です(暑さは過酷ですが・・)

もうすぐお盆でもあります。
この時代を築いてくれた先人に感謝し、思いっきりこの「自由」を楽しみ、そしてさらにパラダイスな未来を築いていくことこそが先人への一番の供養ではないでしょうか? 

ふるさと宮まつり

宇都宮では毎年8月の第一土曜・日曜の二日間、『ふるさと宮まつり』が開催されます。
ダウンロード

そうです、今日は宮まつりの二日目です。

およそ二日間での観客数はなんと50万人だそうです。
まぁそんな訳で、宮っこ(宇都宮市民)の頭の中は宮まつりでいっぱいとなり、開催エリア外のサービス業は開店休業・・・なんてことも少なくないわけです。

弊社abitoも宮まつりの日は笑ってしまうくらい暇です。笑えませんがwww

それでもやっぱり『祭り』はいいものですよね。
年に二日のみだからこその価値、そして夏を感じ、非日常を味わい、何より日本人であることを再認識させてくれます。

宮まつりのメイン会場である大通りを昨日通り過ぎたのですが、凄い人出で街が活気で満ち溢れていました。
IMG_6717
まるで渋谷の交差点のようです。

やっぱり活気があると心も躍りますし、消費行動が促進されますね。宇都宮の街が毎日こうだといいなぁ・・・なんて考えながら車を走らせました。

多くの方々の準備、進行、協力、協賛、サポートがあってこそのお祭りです。
せめてゴミを散らかしたり、迷惑をかける行為などせずに楽しく過ごしていただきたいですね。




 

【~婚】の氾濫

ウェディング業界では現在、同じような言葉が氾濫しているように思います。

事の始まりは【派手婚】からでしょうか。
その後、バブルの崩壊と共に【ジミ婚】という言葉が生まれましたが、ここまではウェディングの状況を表すだけの言葉でしたが、現在ではサイトの名前だったり、企業名だったり、商品名になっています。

【~婚】てわかりやすいと思うのですが、あまりにもありすぎて消費者目線で言えば戸惑いを生んでしまうだけだと思います。
最初に名づけた企業さんは目の付け所が素晴らしいですね。でも次から次へと出てくるとは思いもしなかったことでしょう。

アーティストや芸人さんのコンビ名なんかも省略されることは多いのですが、それぞれオリジナル性があるからこそ成り立つことであり、省略することで愛着を感じたりするのだと思います。

しかしこの【~婚】にはオリジナリティは感じませんし、あまりにも安易過ぎると思っています。何より「安っぽさ」を感じてしまうのは私だけでしょうか?

「模倣は創造の母」という言葉がありますが、模倣だけしているような感じがします。

便利でわかりやすいからと言って、同じような表現ばかりをしていてはハードだけでなく、ソフトにおいても同一視されてしまうのではないでしょうか。
日本語には数多くの美しい言葉があるのですから・・・。

人生最大のイベントでもある結婚式にまつわる言葉は、やはり美しくあって欲しいと思います。そして模倣から始まっても、独自の世界観を加えることが重要であると感じています。

言葉は人と人とを繋ぐ重要なアイテムです。
どんな言葉を発するかで、その後に違いが出てくると思うのですが・・・。