今日の出来事

インターンシップ四日目

普段は学校生活を送っている学生さんが、一般の企業で体験をする
のは体力的にも、そして何より精神的に疲れることと思います。いわゆる
「気疲れ」ってものですね。

今日で四日目、そろそろ疲れてくることだと思いますが、あと二日だけ頑張
ってもらいましょう!

さて本日は「接客」の見学です。

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秘儀「隠し撮り

この時はウェディングのお客様の「小物合わせ」を見学していました。
何を思い、何を感じたのかはそれぞれだと思いますが、希望の進路でも
間違いなくお客様に接することになります。
飲食店や小売店で自分達がお客になる時に「こうしてもらえたら・・・」
「こうされて嬉しい」とかを感じるだけでも勉強になると思います。


どんなにいい衣裳があっても、どんなに素晴らしい技術があってもお客様がいてこそです。お客様が何を求め、何に対して不安を抱いているのかを見極め、それを解消することが商売の基本です。
「挨拶」「言葉遣い」「聞く力」「話す力」「解釈する力」など必要なことはたくさんあります。
先天的にこういった能力を持ち合わせている方もいますが、多くの方が経験を積み重ねることで自分なりのものを身に付けていきます。

まずは「相手の立場に立って考える」ことから始めてみることが一番の近道だと思います。

こんな偉そうなことばかり書いておりますが、私自身も書きながら再確認をしているんです。これがブログを書いているメリットの一つです。
やはり口に出したり、文章にすることって大切なんですよね。

今日はこのお客様以外にもご来店があるので、いろんなことを感じ取ってもらいたいですね。

「百聞は一見に如かず」です!

 

インターンシップ三日目

本日もインターンシップの様子をお知らせします。

二日目の昨日はお互いにヘアアレンジやメイクをして、ドレスを試着と
いったことを実践しました。
そして三日目の今日はちょうど成人式振袖の前撮り撮影があったので
そちらを見学してもらいました。

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学生3名のうち2名はブライダル科で学校では着付の授業もあるとか。
進路はフォトスタジオを希望しているとのこと、そしてもう1名はヘアメイクや
ネイルの勉強をしているそうです。
着付けもヘアメイクもある振袖の前撮りは実際の現場を見れる貴重な経験
だと思います。

着付とヘアメイクは上手さももちろん重要ですが、同じ位に大切なのは「速さ」
です。限られた時間の中でお客様に十分ご満足していただける仕上がり
にしなければなりません。
やはり、学生さんが実際の現場を見て驚いたのが「速さ」でした。
そりゃそうです。
私達だってY先生の着付けは毎回「速すぎるwww」と思うくらいですからね。

いずれにせよ、仕上がりの綺麗さも速さも一朝一夕でどうにかなるものでは
ないので、経験を積んでいくことが一番の早道なんですよね。デジタルな時代
ですが、こればかりは完全にアナログで進めていかなければなりません。

頑張ってね

さぁ残るはあと二日です。
明日は何をして、何を学んでらいましょうかね?今から考えなくては・・・・ 

インターンシップ初日

卒業後、ブライダル業界または写真館などに就職を希望している
学生さんを5日間お預かりして、現場の空気を肌で感じていただく
インターンシップが今日から始まりました!

abitoにとっても初めてのことですが、少しでも何かを学んでいただ
けるといいなぁ~と思っています。

インターンシップの学生さんはこちらの3名です。
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初日の今日はとりあえずabitoの衣裳をいろいろと見てもらい、そのあと
それぞれが気になったドレスを試着してもらいました。
やっぱり試着する側に立って見ることも大切ですからね。

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3名それぞれ選ぶドレスに特徴がありました。さすがブライダルを学んでいる
だけあるなと感心しちゃいました

午後は提携しているフォトスタジオさんやブライダル関連のショップさんに
お邪魔してきました。少しは刺激になったかな?

明日は実践練習です。
提供する側とお客様側の両方の立場になって、ヘアメイクやドレスの試着を
体験するカリキュラムです。その他、学生だからこその感覚でコーディネート
の実践もする予定です。

お預かりしたからには隠し立てすることなく、何でも教えちゃいます!
こういう機会に遠慮するのはもったいないので、とにかく貪欲になってほしい
と思います

今日は初日で、初めてのことばかりで疲れちゃったかな?
慣れた頃に終っちゃうんですよね、こういうことは・・・・。

そんな訳で、しばらくはこちらのブログでインターンシップの模様をお伝えして
いきますので、宜しくお願いします!!!
 

またまたDIYです

今日は火曜日・・・普段なら定休日なのですが、祝祭日はサービス業と
しては営業しないという選択はありませんので、本日は絶賛営業中でし
た。

しかし世の中、そう上手く行くことばかりではありませんね。
やはり火曜日は定休日として認識されているらしく、ご来店はもちろん電話
さえ少ない一日でした
お彼岸だから・・・と思いたいですがどうなんですかね?

こんな時はDIYですね、DIY。
ある程度用意はしてあったのですが、今日で完成いたしました

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わかりますか?

こちらです!

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今更?と思う方もいらっしゃると思いますが、近所の方でもabitoが何を
している会社か未だにご存じないことがあります。
以前は「美容室?」「ドレスの販売店?」何て言われたことも・・・

さすがにドレス・打掛・七五三・留袖とあれば貸衣裳だとおわかりいただけると思うんですよね。そう願うばかりです。

さて、宇都宮のほかのドレスショップさん、そして貸衣裳店さんに看板はそれはそれは立派なものばかり。手作りの看板は一切見たことがありません。
そしてabitoにもプロに造っていただいたものもありますが、今回のようにDIYで作ったりもします。
手作り=経費節約と言う意味合いももちろんありますが、根本的には「親しみ」を感じて頂きたい思いからです。

他は他、abitoはabitoですからね。

しかも手作りのものには作り手の愛情がたっぷりと詰まっているんですよ~。何より自分達の手で作ったものなので愛着があります

設置後、前の道を通り過ぎる自動車の方が結構な確率で「ちら見」してくださってます案外目立つのかもしれませんね。

さて次は何をつくろうかなぁ~ 

明日9月24日は本日の振替でお休みを頂きますので、何卒宜しくお願い
します。お間違えのないようにご注意下さい!!! 

時間を経て熟成される価値 アンティークそして芸術

今日も打掛のお話となってしまいますがどうぞお付き合いをお願い
しますね。

時々お邪魔する県北の同業の貸衣裳店さんに行ってきました。こちらとは
業務提携というか、お持ちでない衣裳をお貸しするといったお付き合いを
しています。

お店に入るなり、目に飛び込んできた打掛がこちらです。

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白無垢でありながら、鮮やかなグリーンの松と鶴の刺繍。今まで
見たことがない色合いです。

そしてこちらも・・・
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赤地に白と銀の糸で刺繍を施した色打掛です。とってもシンプルですが
気品があり、なんとも言えない雰囲気が漂っています。

ドレスにしろ和装にしろ、取り揃えるテイストは お店のカラーが出るもの
です。この二つのテイストの打掛はabitoには残念ながらございません。

「隣りの芝生は青い」じゃないですが、とても素敵な打掛だと思います。もっとはっきり言えば「欲しい~」ということです。
だってこの打掛はもはや「アンティーク」の領域に達していますからね。芸術と言っても過言ではないかも!?

何でも他の打掛は倉庫に眠っているとの事。
次回お邪魔するときに見せていただけるお約束をしてきました!!!
新しいものを発見する情報収集力も大切ですが、古いものからもたくさんのことが学べますからね。

「歴史に学ぶ」ってやつですね。

ワインのように打掛も時間の経過と共に価値が熟成されて行きます。
もちろん丁寧な保管と、取り扱いが合ってこそですよ。

 
でも使っていないのなら譲ってもらおうかな~?????

打掛はこう保管しています そして広げて再感動!!!

和装とドレスの保管の仕方はまるっきり違います。違うんです。

ドレスはご想像通りハンガーで吊るして保管しますが、和装は基本的に
折り畳んで保管する衣裳です。 abitoでももちろん綺麗に折り畳んで打掛
専用の和箪笥に保管しています。


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打掛をそのまま入れることはせずに、薄い綿の生地を纏わせてホコリを寄せ
付けないようにしています。またこれをすることで日焼けを予防しています。

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ちなみにこちらの打掛は「紅こふき」という白無垢です。白一色でなく、裾や
袖周りに赤が入った大変おめでたい色合いとなっています。

打掛には畳み方がありますが、弊社での畳み方はオリジナルな畳み方を
しています。これには訳があり、商品番号を読み取る為なんです 。

そんな訳で通常はこのように保管していますが、ディスプレイなどの為に
衣桁という衣裳を掛ける家具に飾る時に「これいい和装だね~」なんて
思うことがしばしばあります。

お店の商品ですから、もちろんその存在は把握していますが、折り畳んで
の保管ですので目で見える範囲は極僅かです。
しかし、衣桁で飾るとやはり迫力があり、保管している時とでは全く違う商品に見えてしまうんです。

ちなみに衣桁とは・・・

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これです。見たことありますよね?

そして現在、この衣桁でかざっている打掛がこちらです。
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黒地にゴールド、そしてボタンの花は赤や紫、白、桜の柄も施されている
大変重みのある色合いとなっています。

久々に見ると「いや~ん豪華豪華」・・・なんてことになるわけです。

見慣れている私達でもこうなのですから、初めて見る方にとってはさぞ感動的なんでしょうね。そんな感情を忘れることなく、お客様と一体となって晴れの日の衣裳選びをお手伝いしたいなと思った日曜日でした。

 

今日はcrazyのお勉強 そして東京へ

今日は東京であるセミナーを受講しています。

詳しくはまた後日ご報告しますが、プロデュースの勉強です。業界でも
かなり注目度があり、突き抜けた存在であるプロデュース会社のブランド
マネージャーのお話を聞いてきます。

abitoはこれからレンタルやフォトだけでなく、少しずつプロデュースを手がけていきたいと考えています。現在、「プロデュース」と言えば「創造」ではなくどちらかと言えば「紹介」や「手配」が主流です。
私達がやりたいのは「創造」です。0から構築していくウェディングといったほうが正しいかもしれません。

ウェディングの形態も時代と共に変化しています。
そしてウェディングに対する価値観も変化しています。

ご結婚されるカップルは世界で一組だけのカップルです。
もちろんウェディングに対する価値感、向き合い方もカップルによって違う
はずです。
良かれ悪しかれ、今のウェディングシーンでは「創造」することは少なく、「選択」することで成立しています。

ちょっとそんな状況を打破して、それぞれのカップルにピッタリのウェディングをご提案していきたいんです。そして夢ではありますが、その積み重ねをすることで栃木を宇都宮をウェディングの街にしてきたいと企んでいます。

そのための第一歩となるように懸命に勉強してきます!


 

スタッフだってワクワクしたいですから

ドレスやお着物をご見学にいらっしゃるお客様はどんな衣裳が
あるかを見に来られると同時に、ワクワクしたいという思いもお
ありなんです。

別の言い方をすれば『非日常』を体験したいという気持ちをお持ち
なんです。

もちろんお客様にワクワクして頂きたいです。

でもまずその前に、スタッフがワクワクするような空間でなければ
お客様にワクワクしていただける訳ありませんよね。
ずっと同じレイアウトでは見慣れてしまい、スタッフにとって「日常」
となってしまいます。

ですので定期的にスタッフ一同で「あ~じゃない」「こーじゃない」と
いうやりとりをしながらレイアウトを変更しています。


そして今日はまさにレイアウト変更の日でした。

いくら室内とは言え、重い什器を移動したり、ちょこまかちょこまか動
いているとすぐに汗が滝のように流れます。でもこのレイアウト変更
はスタッフにとっても大変ですが、人気の作業です。
だって明日からの出社が楽しみになりますからね。

今回はかなり気合を入れて、これまでは絶対しなかったレイアウトに
チャレンジしてみました。再来店されるお客様の反応がとっても楽しみ
です。
ワクワクしていただける自信は90%オーバー

さてどうなったんでしょうね????
ちょっとだけチラ見せしちゃいますね!

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計算していないようで計算しているんです・・・しているつもりです。

記念日増やして経済活性化!

みなさんにとって特別な日はどんな日ですか?

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お誕生日
結婚記念日
クリスマス
・・・などが一般的ですが、百人いれば百の記念日があるはず
です。一年に一回だけの人もいれば何十回となる人もいること
でしょう。

記念日はその人にとっての人生の節目なんですよね。

そしてよ~~く考えてみると記念日は未来の出来事ではなく、
過去の出来事が起こった日を記念日とする訳です。なので
何もなければ記念日に出来ないんです。


abitoでは人生の節目に関わる出来事にご着用される衣裳を
お貸しすることがお仕事です。
ウェディング・七五三・成人式・卒業式などがメインですが、そ
の後に記念日となるであろう出来事はウェディングだけなんで
すね。
もちろん七五三も成人式も卒業式も思い出深き出来事ですが、
記念日を設定する方はいらっしゃらないですよね。でもウェディ
ングだけは翌年からその日はずっと記念日です。

入籍記念日と結婚式をした記念日と二つお祝いするご夫婦も
いらっしゃることでしょう。それだけ特別だということです。
前述の七五三、成人式、卒業式はいわば通過儀礼。
自分の意思にかかわりなくやってくるものですが、ウェディング
は完全に自分の意思によるものですものね。

一般的に記念日は女性のほうが積極的で、男性はどちらかと
いえば消極的です。でもそれは照れ臭いからなのかもしれませ
ん。よく忘れてしまう男性がいらっしゃいますが、それは記念日
を重要視していないということではないので、女性の方はどうか
大目に見てあげてくださいね。
女性から事前にそれとなくアピールしてあげてください!!!

過去を思い出して記念日を一つか二つ増やしてみませんか?
おめでたい記念日が増えればそれだけ笑顔も増えるはずです。
もちろん出費もですけどね(特にご主人、お父さんは大変!)
世帯ごとに記念日を二つ増やせば、ディナーが二回増えるかもし
れません。プレゼントの数も増えることでしょう。
そうすれば消費が増え、経済もさらに活性化するはずです!


一年に数回、ご夫婦や家族で待ち遠しく思える記念日が増えれば
人生もさらに豊かになり、思い出も増えますよね。


またご家族の命日という違った特別な日もとっても大切。
在りし日の故人に思いをはせ、懐かしみながら今では届けること
の出来ない感謝の気持ちを表せる日ですからね。

そして記念日をもう一度見つめなおしてみませんか?
初心に帰ると毎年訪れる記念日を迎える心構えもちょっと違って
きますし、新鮮味を味わえるかもしれません。
あなたが変われば相手も変わるはずです! 

現在の結婚事情からは想像も出来ない戦時中の結婚

本日8月15日は終戦記念日。

戦中(昭和16年~20年)の結婚はどんなものだったの
でしょう?ちょっとググってみました。
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こちらは数年前の朝ドラ「おひさま」のワンシーン

ブログや記事などを読んでみるとやはり当時は現在のように
恋愛結婚をする方は極少数で、殆んどが親同士で結婚が決
まったようです。
結婚当日に初めてお相手の顔を見たなんてことも多かったら
しいです。今では考えられませんよね。

そして結婚当日は戦中という状況下で、物資・食料の不足が
恒常化しているので、もちろん派手なことはしなかったようです。
お身内だけで杯を酌み交わす程度の質素なものでした。
式などを挙げる方は殆んどいらっしゃらなかったみたいですね。


そもそも昭和初期は今で言う結婚式といえば「祝言」でしたから
戦中でなくても、挙式をする方は少なかったでしょう。


そして・・・
昭和20年頃になると20代~30代の男性は徴兵令により戦地へ
赴くことが当然のこととなります。そこで親としてもその前にせめて
所帯を持たせてやりたいという思いから、駆け込みのような結婚
も少なくなかったようです。

召集令状が来てから急いで結婚ということも有ったそうで、新婚
生活は数日間、ご主人はそのまま戦死・・・そんなご夫婦も相当
いらっしゃったようです。

とても切ないです・・・


また花婿は戦地にいるため、花婿が出席せずに花嫁だけで済
ましてしまう例もありました。

「せめて結婚してから・・・」と思う方もいれば、「どうせ戦地に行く
のだから・・・」と頑なに結婚を拒否された方もいたようです。


現在の結婚式は幸せの出発点であり、お2人でさらに幸せな家庭
と人生を築いていく原点ですが、当時はどん底で一年後のことも
予測できない中での結婚でした。
そんな中でも幸せを見出して、ほんの少しでも暖かな新婚生活を
送られたと思いたいです。

私達には想像もできない当時の結婚や生活ですが、今こうして
経済大国であるこの国で生活できるのは戦後の復興に国を挙げ
て取り組んできたからこそ。

家族や友人など自分を取り巻く人々に感謝、そして今の日本を築
いてきたご先祖や先人の方々にも感謝しないとバチが当たります。

平成の結婚式は思いっきり好きなことが出来るのですから、お2人
が思い描く結婚式を実現しちゃいましょう!
とことん楽しんじゃいましょう!!! 

多分、ご先祖や先人達もそれを願っていることでしょう。