abitoのこと

神社挙式

最近、全国的に「神社挙式」いわゆる神前挙式が人気沸騰中です。
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 音楽、ファッション、メイクなどの文化はある程度の期間で、巡りまわっています
ので、今はそう時期に戻ったのかもしれません。一時期、結婚式と言えば「チャペ
ル挙式」という時期がありましたが、少し落ち着いたようです。 

◆神社挙式の魅力
何と言ってもやはり「日本ならではの結婚式」ができると言うことだと思います。
宗教的な意味においてもそうですが、雰囲気やビジュアル的にも純和風です
からね。
そして神社によって異なりますが、チャペル挙式より比較的費用が少なくて
済むという点も魅力です。演出的には派手ではありませんが、厳かな雰囲気
の中、神に永遠の愛を誓うという点ではチャペル挙式と変わりません。
またお父様との入場などもないので、恥ずかしがり屋のお父様にとっては
いいかもしれませんね(笑)

ここ宇都宮市は人口の割には神社の数は少ないかもしれません。
また多くの方が栃木の神社挙式と言えば日光の「東照宮」「二荒山神社」を
思い浮かべるかもしれません。
でもabitoのある宇都宮南部近辺でも結婚式が出来る神社があります。
そんな神社のご紹介もさせていただいていますので、お気軽にご相談ください
ね。

そして今abitoで企画している【神社挙式+α】プランがいくつかあります。
①神社挙式+ロケーションフォトウェディングプラン
 これまで神社挙式では結婚式中のスナップ撮影、そして神社の境内での
 撮影で終っていましたが、せっかくなので弊社がおすすめする厳選ロケ地
 まで足を伸ばして、神社とはまた違った雰囲気の写真を残そうというプラン
 を企画しています。
②神社挙式+自宅でお支度
 その昔、結婚式の和装のお着付けはご自宅でするものでした。
 住み慣れたご自宅での最後の日を華やかな衣裳で、ご家族やご近所の
 方々に見守られながら後にする・・・・こんなプランも企画中です。

「挙式だけじゃ物足りない!」「せっかくだから他人と違うことをしたい!」と
思うのは極当然のことです。私たちも日々模索していますが、お二人だけ
が抱く願望もお聞かせくだされば、実現に向けて懸命に取り組みます。
一つより二つ、二つより三つです。
お二人にとって、一生に一度の晴れの日です。とことんこだわって、とことん
わがままになりましょう!!!
どんなことでもお気軽にご相談くださいね。
 

2月も和装体験フェアを開催します!

1月に開催した、abito史上最も長い名称のフェアである
「打掛にも興味があるけど、
 実際に似合うかわからない
 から前もって確かめたい!!!
 という方に贈る打掛体験フェア」

 
大変ご好評いただき、とても多くのカップル様にご参加頂きました。組数の
関係で数組をお断りしてしまいました。大変申し訳ございませんでした。
お客様に喜んでいただけるフェアだと確信し、また2月にも開催させていただ
くことになりました。
1月は土日の二日間ですが、平日がお休みの方にもご参加いただけるように
次回はちょっと長めの期間にいたしました。

開催日
 2月11日(建国記念日)~2月15日(日)の5日間

対象者様
 和婚をご希望の方
 和装フォトウェディングにご興味のある方

参加費
 無料

注意事項
 前日までにご予約ください ※当日の予約無しのご参加はほぼ不可能です
 ご予約の際、足のサイズをお知らせ下さい(足袋をご用意いたします)
 参加に当たって、当日は首が隠れないような服装でご来店下さい

その他
 白無垢・色打掛などフロア内の衣裳は何着でもご体験いただけます
 紋付袴のご体験もしていただけますので、ご予約の際にお申し付け下さい

ウェディングドレスやカラードレスは簡単に試着・体験できますが、 和装は
ドレスほど簡単ではありません。
ですから殆んどのお店では洋服の上から羽織るだけになってしまっていますが、
それだと全く和装を着た感じがわかりません。一生に一度の晴れの衣装を
そんな曖昧な試着では納得して決められません。
abitoでは身近ではない和装だからこそ、とことん納得していただきたいと思って
います。
そしてこのフェアの体験によって、和装を更に好きになっていただくことこそが
私たちの喜びです。

ぜひぜひお気軽にご参加下さい。もちろん、ドレスのご試着も同時にしていただ
くことも可能です!ご家族やお友達といったご意見番と共にご来店下さいね。 

衣裳のお届けもしています!

abitoの仕事を簡単に表現すると「貸衣裳」ということになります。

ご来店⇒ご試着⇒ご成約⇒ご使用・・・これが大筋の流れですが、それぞれ
の間にも決して欠かすことの出来ない業務があります。
「ご使用」の前後について書きますね。

ご成約いただいた衣裳はお客様がご来店して、取りに来てくださる場合もあり
ますが、例えばウェディングの衣裳はお客様に成り代わって、結婚式場へお届
けするのも大切な仕事です。
そんな時はもちろん、営業車でお届けします。
これまではTOYOTAの営業車を使うことが多かったのですが、一昨年前にこの
NISSANに乗り換えてみました。
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 荷物も詰めるし、小回りが利くし、コストパフォーマンスはいいし、燃費も
かなりいいです。リッター12キロは余裕ですね(レギュラーガソリン)。
荷物を届けるにも時間が指定されたり、あまり行くことがない式場だったりする
こともあるので、時間だけはキッチリしています。
また、もちろんこの車は禁煙車です。
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 晴れの日に使う衣裳が「タバコくさい」なんて、ありえないですものね。
そして公道を走るからには安全安心の運転も心がけています。そのためにも
日頃の営業者のメンテナンスは欠かせません。
バッテリーの交換、タイヤの交換など基本的なことはもちろんですが、オイル交換
などにも気を使っているつもりです。
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 現在は新品のタイヤです。磨り減っているとスリップしやすいですからね。

お慶びの衣裳をスムーズに、そして時間通りにお届けする・・・・とってもシンプル
で当たり前のことですが、何が起こるかわかりませんからね。
準備をしっかりして、時間に余裕を持つことが大切です。

そして結婚式後は衣裳の引取りにも伺います。
結婚式場様にご迷惑をお掛けしないようなスムーズな行動をこれからも心がけて
いきたいと思います。
そんな訳で、abitoは衣裳のお届けもしておりますので、遠方の方やお忙しい
方はどうぞお気軽にご相談くださいね。日時の指定もしていただけますよ。 

ご自宅でモーニングの衣装合わせをしています

今日は結婚式には欠かせない、お父様の衣裳である『モーニング』の
お話です。なかなか馴染みのない衣裳ですよね。
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こちらがモーニングです。

このモーニングは何も結婚式専用の衣裳というわけではありません。
正式には『モーニングコート』または『カット・アウェイ・フロックコート』とも
呼ばれる、男性の昼の最上級の正装です。
なので、本来は午前中のみ着用できる衣裳なのです。ですが、結婚式におい
ては午前午後などはあまり気にせずにご着用いただいております。

※ちなみに午後の衣裳としてはタキシード、夜の衣裳としては燕尾服があります。

モーニングを合わせる時に最も大切なのは「サイズ」です。
デザインはほぼ変わりませんので、とにもかくにもサイズ感を重視してください。
あまりにゆったりのサイズですとルーズに見えてしましますし、きつ過ぎると疲れて
しまします。
「ちょっとキツめ」がおすすめです。ピタッとしていたほうが美しく見えるのがこの
モーニング。多少の窮屈さを我慢してこそ、ダンディズムが漂いますからね。

abitoでも毎年多くのお父様にモーニングをご利用いただいております。
サイズも豊富です。
身長155センチ~185センチ、ウエストは最大127センチまで対応しています。また
夏物のモーニングもご用意しております。

そして一年前より始めたサービスが、ここに来てお客様からご利用していただく
ことが多くなってきました。それが【ご自宅でモーニングの衣装合わせ】というもの
です。
abitoでモーニングをご利用していただくお客様の殆んどは、ご来店です。ご試着
して頂き、サイズを決定します。それをご自宅でするサービスを展開しています。
・なかなか時間がなく、abitoに行けない
・ケガや病気で来店できない
・お店ではちょっと恥ずかしい
そんなお客様の為にと思い、このサービスを始めました。もちろん県内ではabito
だけのオリジナルサービスです。
 ※出張範囲には限りがございまのでご注意下さい

結婚式において、お父様は大役がありますよね。
新婦のエスコート、新郎新婦に成り代わってのゲストへの応対、ご挨拶など多くの
方々に注目されるお立場にあります。
キチッとしたモーニング姿で、お二人の晴れの日をサポートし、お祝いしましょう!

 

打掛の吉祥文様にはこんなものがあります

日本特有の婚礼衣裳である打掛には「吉祥文様(きっしょうもんよう)」と
呼ばれるおめでたい柄があしらわれています。
結婚式はお二人、そしてご両家のご親族の更なる繁栄を願うものでもあり、
打掛はそれを吉祥文様に託して願ってきました。
いわば言葉ではなく、文様で喜びを表すのかもしれません。

それでは吉祥文様にはどんなものがあるのでしょう。
①【鶴】
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「鶴は千年、亀は万年」と言われるとおり長寿の象徴です。そして鶴の
フォルム自体が美しく、古来から日本で愛され続ける鳥でもあります。
この鶴柄は一番良く使われる吉祥文様です。
②【松】
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季節を問わずに綺麗な緑であること、落葉しないこと、そして「松竹梅」の
トップとしても知られることから、おめでたい柄の一つとして扱われてきました。
③【雲】
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平安時代の屏風にも描かれていたように、雲は昔から縁起物でした。手の
届かない存在=神秘的なものと思われていたようです。
④【孔雀】
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美しい光沢のある飾り羽が豪華さの象徴であり、また日本書紀に出てくるほど
貴重な鳥でした。繁栄の象徴としての一面もございます。
⑤【御所車】
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華やかなりし平安時代への羨望であり、高貴なものの象徴の一つ。打掛にあし
らわれることも多く、これがあることによりとても華やかになります。
⑥【桜】
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遠い昔から日本人に愛され続けられる日本の象徴とも言うべきお花です。
見た目の可愛らしさ、「春」を思わせる花であることから結婚式にもピッタリ
の文様です。

これらの他にも【鳳凰】【梅】【菊】【牡丹】【熨斗】など様々な吉祥文様があり
ます。もちろん、衣裳によって組み合わせが違うことも。
そして同じ【鶴】の文様でも色合いや、大きさ、デザインは多岐に渡ります。
打掛に描かれた吉祥文様のそれぞれの意味合いを知っていると、結婚式に
臨む気持ちも少し変化するかもしれませんね。

日本の婚礼衣裳である打掛には見た目の華やかさ、美しさだけでなく、ご着用
される花嫁の未来を祝福すると共に、幸せを願う意味も込められています。
日本の伝統と文化は奥深く、物語があります。
これも日本ならでは、そして日本人だからこそ納得出来る事ですよね。やっぱり
長く受け継がれてきたものにはそれだけの価値があるということです。

喜びの日には喜びの婚礼衣裳です。
幸せを願う意味が込められた打掛にご興味を持っていただけたら嬉しいです。
まずは実際にご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

似て異なる白無垢とウェディングドレス

白無垢もウェディングドレスも結婚式の式服です。
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どちらも白の衣装ですが、その白の意味合いはちょっと違いがあります。

白無垢の場合は「相手の家の色に染まる」という意味があります。
古来、日本における結婚は「人と人」というよりは、「家族と家族」の結びつきという意味合い
が強いものでありました。もちろん現代においてはそんなことはありません。
一方ウェディングの白は「あなたの色に染まる」というもの。
家族同士というよりは結婚されるお二人の結びつきをメインにしているようです。

また白無垢は頭にそれぞれ「角隠し」または「綿帽子」、 ウェディングドレスはヴェールを
被ります。やはりそれぞれに意味があるようです。
【角隠し】
 角を隠して従順さを表すそうです。
【綿帽子】
 挙式が済むまでは、新郎以外の人に顔を見られないようにするため…だそうです。
【ヴェール】
 邪悪なものから身を守る意味があるそうです。
※全て諸説がありますので、見解が違う場合がございます。

同じ白い結婚式の衣装で、同じく白いかぶり物があるという点でもほぼ一緒ではありますが、
深く掘り下げてみると、いろいろなこがわかりますね。
いずれにしてもおめでたい晴れの衣装です。
デザインも大切ですが、こんな意味が込められているということを知っていると、衣装選びの
幅が広がるかもしれません。

長く継承されている文化や伝統には必ず何かしらの意味が込められています。
それらはほぼ「お祓い」「祈願」など、ポジティブなことばかりです。七五三や成人式、お祭りなども
そうです。
人間にできることには限界があります。だからこそ目に見えない、もっと大きな存在に今後の幸せを
祈るんですよね。ある意味、衣装はその祈りの道具の一つとして 捉えられてきたのかもしれません。

打掛の柄には「鶴」や「雲」「松」「梅」など、さまざまな柄がありますが、やはりそれぞれに意味が
あるんですよ。本当に深いです。
なので、明日は色打掛の吉祥文様に込められた意味をを書いてみようと思います。 
明日も読んでくださいね 

ドレスショップの表裏

「お仕事何されているんですか?」とどなたでも質問されることありま
すよね?そんな時、私たちは「結婚式のドレスなどを扱う仕事をして
います」と答えます。
実際は「貸衣裳」なのですが、こう答えたほうがわかっていただきやすい
んです。
そして「そうですか、華やかで綺麗なお仕事ですね」と言っていただくこと
が多いのですが、実は結構な重労働の一面も持ち合わせています。

見た目華やかで、優雅に水面に浮かぶ白鳥も水面下では必死に水かき
している・・・これとちょっと似ているかも知れません。
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特に今日は成人式の使用回収後であり、土日と多くのお客様がご来店くださ
った翌日でもあります。
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出勤直後の店内は昨日の喧騒とはうって変わって、朝は静寂そのものです。
しかもとっても寒~~~いです。
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昨日お客様がご試着されたドレスたちをお手入れし、元に戻しますが
ドレスって結構重いんですよ。
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そして成人式でご利用いただき、クリーニングした振袖を一着一着汚れが
ないか点検です。今週末には振袖の展示会があるので、こちらも出来るだけ
スムーズに済ませないと・・・。

どんなお仕事にも表と裏があります。
裏があるから表があり、表があるから裏がある。片方だけでは成立しないんです
ね。
優雅に水面に浮かびつつも、水面下で必死に水かきする白鳥やアヒルのように
表と裏を必死にこなさなければ、お客様から信頼を寄せていただくことはありえま
せん。
今日は裏を頑張る日です。さぁやりますよ~!
 

和装体験フェア 大盛況でした!


本日は「打掛にも興味あるけど、実際に似合うかどうかわからないから
前もって確かめたい!!!・・・という方に贈る、和装体験フェア」の初日でし
た。※明日も開催です。

予想以上のご来店に正直驚いています。
やっぱり打掛が気になっている方が多いんですね。嬉しい限りです。

さて、このフェア名はやたら長いですよね(笑)。でもですね、ただ単に
『和装体験フェア』では、 「私は参加できるのかしら?」なんて不安も
ございますが、長いフェア名どおり、和装をご検討されている方であれば
どなたでも参加可能であることを知っていただきたかったんです。

その甲斐あって、本日は大盛況でした。
では実際にはどんな風に和装を体験できるのか?気になりますよね。
そちらをちょっとリポートしたいと思います。

まずは足袋を履いていただきます。

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 まずはここからです。でも足袋を履くだけでもテンションが上がりますよ!
次に掛下をご着用いただきます。
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二部式の掛下を使用しますので、時間もかからずにスムーズに和装を
体験できます。
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 そして掛下の下半分を着ていただきます。
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その後は掛下帯です。こちらもすぐに装着できます。
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最後に帯結びが付いたおとんこをつけて準備完了です。

あとはお好きな打掛を羽織るだけです。
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 やっぱり掛下を着ての打掛姿は当日さながらに見えますね。そして良く
ご覧下さい。ちゃんと草履もお履きいただけますからね。
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 しっかりとおとんこを入れることで、横からの打掛姿がとっても美しく
見えますね。この腰の箇所の出具合こそが打掛姿の象徴でもありま
す。
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 下準備が出来ていると、ご試着もスムーズです。こちらのお客さまは赤と
ゴールドの色打掛、その他白無垢も何着かご試着なさいました。
とても喜んでいただけたので、この長い名称のフェアを開催した甲斐がありま
した。

ということで、この打掛体験フェアはお客様に喜んでいただけるコンテンツと
確信いたしましたので、今後も改良を重ねて開催していきたいと思います。
現時点では、毎月開催するつもりですので、次は2月に開催予定です。
開催日はまたこちらのブログでもお知らせ致しますので、ご興味のある方は
ぜひご参加くださいね。
もちろん参加は無料ですよ!!!

和婚をご希望の方、または和装前撮りやフォトウェディングをご希望の方など
のご参加お待ちいたしております!!! 

明治時代のイケメン☆【画像あり】

どの時代にもいわゆる「いい男」、「いい女」はいるんですよね。

但し!時代によって判断基準というか、価値感が違うので、現代から
見て「かっこいい!」「かわいい  」と思っても、その当時はもしかしたら
それほど認められてない場合もあります。逆もまた然り・・・

例えば絶世の美女と言われた平安時代を代表する美女 小野小町
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 「・・・・・・・・・・。」
ま、絵ですしね。1000年以上前ですしね。
でも実際は現代から見ても美女だったのかもしれませんが、当時の風俗から
考えると可能性は低そうです。

それでですね、発見しましたよ。明治時代のイケメンを!!!
いやぁ~100年も前ですが、絵ではなく、ちゃんと写真ですのでまさにリアル。
見たいですか?見たいですよね?











こちらのお方です。
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 太い眉に綺麗な二重の目。無造作にアップした長い髪、そして不精に生やした
ヒゲがなんとも今っぽいですよね。しかも精悍!!!
ただかっこいいだけでなく、表情に新の強さと男らしさが表れていますね。
和服を着ているのも何とも素敵だと思います  モノクロって言うのも◎

現代から見るととってもイケメンですが、はたして当時はどうだったのでしょう?
もしかしたら現代ほどの評価は得られてなかったかもしれません。
ちなみにこちらの方は武士でも明治志士でもなく、織田信福さんという歯科医だ
そうです。※この方が始めた歯科医院は今でも高知県にあるそうです。

こういった日本史上の美男美女の画像をまとめたサイトもあるんですよ!
皆さんから見てどう思うか?良かったら覗いてみて下さい。

正装をしている姿はとても凛々しく、和装を着ている姿は美しいですね。歴史上の
美男美女が現代の洋服を着せたらどうなるのか?なんて妄想が止まりません。
100年以上前のありのままの姿を後世に残せる写真ってやっぱりすごいと思いま
す。
人生の節目の時、一番耀いている時を写真に残すお手伝いをさせていただいて
いることをこの写真を見て誇らしく感じました。


 

昭和38年は色打掛のレンタルが2,000円!?

毎月発行される宇都宮の広報誌にちょっと気になる記事がありました。ご覧に
なった方いらっしゃいますか?
こちらは広報うつのみやのウェブ版から
無題
 昭和38年発行の広報うつのみやに掲載された記事です。

昭和38年と言えばアメリカの偉大な大統領 J・F・ケネディが暗殺された年であり、
高度経済成長期の真っ只中です。この頃、市が婚礼和装を貸し出ししていたのは
この記事で初めて知りました。
右下の一口メモに『結婚式の簡素化と生活改善のため』とあるのが時代を反映
していますね。この以前は戦後間もないと言うこともあり、様々なことが質素で
当たり前の時代でしたが、高度経済成長により国民の収入も増え、生活も安定して
来た頃です。
結婚式も華やかにして欲しいと言う宇都宮市の姿勢はとてもありがたかったのでは
ないでしょうか。

ちょっと比較してみましょう
昭和38年大卒平均初任給 19,400円  色打掛貸し出し料金3,000円
平成26年大卒平均初任給 205000円  色打掛貸し出し全国平均 250000円

ちなみに38年の貸し出し料金は宇都宮市の貸し出し料金なので、かなり安価で
あることは間違いないにしても、平成26年で算出してみると、およそ30750円!!
     安っ!!!!
しかし、平成26年の平均貸し出し金額が250000円とは知りませんでした。
     高っ!!!!

でもやはり婚礼衣裳が人生を彩る華やかなものであると言う意識は、どの時代でも
同じなんですね!!! 現在は昭和38年と比べられないほど豊かで、恵まれていますが
「結婚式」に対しては二極化しています。
日本が一丸となって世界に追いつこうとした高度経済成長期に憧れられた「結婚式」
をもう一度取り戻せるように、婚礼業界が一丸とならなければな~・・・・とこの記事を
みてふと思いました。