ウェディングはもちろん、成人式、七五三と最近ではスタジオではなく野外・・・いわゆるロケーション撮影を希望される方がとても多くなりました。
当店abitoにおいても和装前撮りを中心にロケーション撮影を多数行なっています。
ロケーション撮影において、撮影場所使用の許可を必ず取っています。「当たり前でしょ!」と思われるかもしれませんが、許可を取らずに勝手に撮影をしてしまう(ゲリラ撮影)をしてしまう業者も少なからずいるのが現状です。許可を取らないのはトラブルの元になり、何か起こったときに「撮影中止」となりかねません。こうなったら一番迷惑を被るのはお客様ですからね。
個人の所有地であれ、県や市の管理している場所であれ常識的には事前に許可申請を行うべきなのです。
さてさて、この度お客様より和装前撮りの新しいリクエストを頂きました。
「自分たちの出身高校周辺で撮影をしたい」というものでした。周辺ということは、つまりは公道での撮影となります。これまで当店では「敷地内」での撮影が殆んどで、その敷地内の所有者に使用許可をいただいてきました。ですが「公道」での撮影はこれまで実績がなく、まず第一に「公道で撮影していいものなのか?」という素朴な疑問をもちました。
例え撮影可だとしても「許可申請はどこに?」という疑問が残ります。
「公道」と言えばやはり警察です。
そんな訳で昨日早速相談に行ってきました(栃木警察署です)。
結果としては「撮影OK」とのことでした。しかしいろいろと一定の条件があるとのこと。
・路側帯・歩道上での撮影はOKだが車道上にはみだすのはNG
・撮影のために通行している車両、及び歩行者を止める行為はNG
・例え路側帯・歩道上でも撮影のための機材の設置はNG
簡単に言えば、撮影行為で場所を占有したり通行の邪魔をしてはいけないということ、道路交通法を遵守しなければならないということでした。
そしてこういった撮影をするに当たっては特に警察に許可申請はいらないとのこと。
許可申請が必要な場合とは「車両通行止めをする」「大掛かりな機材の設置をする」「車道上での撮影を行なう」場合だそうです。
結果的には常識の範囲内で自由に撮影できるとのことでしたが、きちんと調べて良かったと思います。そして何よりこういた撮影のご要望にお応えできることが嬉しく思います。お客様のご要望のおかげでまた一つ知識を得ることもできました。
公道上での撮影を自由にできるのであれば、お客様に今後新たな提案もできます。願ったり叶ったりということです。
ただご注意下さい。
今後道路上でのロケーションをご検討中の方、または当店と同業の方、もし撮影をするのであれば各自改めて警察等にご確認下さい。間違いなく栃木警察署に確認し、上記のような答えを頂きましたが、それでも各自で今一度確認すべきだと考えます。当店としても撮影前に再度警察に行って口頭だけでもお知らせするつもりですしね。
特に同業の方はこのブログを鵜呑みにせず、確認してください。撮影に当たっての責任は全て受注した企業側にあります。お客様のためにはもちろんですが、今後の御社の為にも確認は怠らないようにしてくださいね。
和装前撮り/フォトウェディング
和装前撮りに対して「こだわり」を持つ花嫁が増えてきたのを実感します
もうすっかり結婚式を挙げるに当たって、「したいこと」の一つに数えられる和装前撮り。
年末から続々とご来店、お問い合わせをいただいております。やっぱり年が明けるとまだまだ寒いとは言え、「春」を意識しだすからなのでしょう。もちろん結婚式が段々近づいてきているからでもありますけどね。
一年に数組だけという時期を乗り越え、現在では百組近くの和装前撮り(ロケーション撮影)をさせて頂けるようになりました。だからこそ感じるお客様の変化があります。
abitoでは和装ロケーションフォトにおいては県内でも随一の多数のプランをご用意しています。ロケ地も10ヶ所ほどご案内可能です。つまり手前味噌ですがプランが充実しています。なのでこれまではお客様に「プランを選んで頂く」ことが殆んどでした。
しかし最近では「こういう撮影がしたい」というご希望をまず最初にお伝えされることが多くなりました。その数例をご紹介します。
■おばあ様のために自宅で撮影したい
■abitoが案内しているロケ地以外での撮影がしたい
■出身高校の周辺で撮影したい
■着付けやヘアメイクは自宅でしたい
■花嫁舟に乗りたい
お客様によって様々です。
当店以外にももちろんお問い合わせされているようですが、殆どの場合すんなり受け付けていただけない様です。例え受け付けてくれたとしても追加料金がハンパなく高額になることが多いようです。
またabitoのプランであっても「時期」「場所」などをしっかりと想定されてからご来店されることも多くなりました。それだけabitoのフォトウェディングサイトをじっくりと閲覧してくださっているということになりますので、大変ありがたいことだと思っています。
数年前に「和装ロケーションフォト」が生まれ、次第に認知され、そして今そのマーケットは熟成期にさしかかったのかもしれません。何事もそうですが、熟成期を迎えると多様化が求められます。我々は和装ロケーションフォトの専門家であると自負していますが、やはり熟成させ、多様化させるのはお客様方です。私たちプロではないんです。
私たちはお客様が生み出してくれたものをより良く形作ることが役目です。そして次の多様化を生み出していただくことを助成していくことが使命でもあります。その為にもお客様独自のリクエストにも出来うる限りお応えし、自社の商品の改良に繋げて行かねばなりません。
自分たちで作ったプランを売り、卒なくこなすのはそう難しいことではありません。
どんなに暗くても自分の家なら目を瞑ってもぶつかることなく動けるのと同じです。でもいつまでも同じ家にいたままでは何の成長もありません。家は古くなったら改修やリフォームするでしょうし、建て直したり、引越ししたりもします。
仕事も同じですね。
何かしら変化を作らないといずれは古臭くなり、やがてはお客様に振り向いてもらえなくなります。ちょっと早すぎかな?と思いますが、もうそんな時期に差し掛かっていることは間違いありません。今年は和装ロケーションプランにいろいろと改良し、追加し、新しいことを始めます。
abitoはお客様のリクエストに出来る限りお応えする和装前撮り専門店です。
他のお店では叶えられないことも、当店ならお手伝いできるかもしれませんのでお客様のご希望をお聞かせ下さい。一緒になって考えれば出来ない事はないはずです!
スタジオでの和装前撮りが好調です
「レンタルドレスショップ」として創業し30有余年、現在では「和装ロケーションフォト」のお店としてすっかり定着しつつあるWedding Dress abitoですが、最近ではロケーションフォトに引っ張られるかのようにスタジオ和装前撮りも好調です。
当店のフォトウェディング専門サイトのコンテンツは殆んどがロケーション撮影となっており、スタジオ撮影は申し訳程度にしか言及していません。
ところがスタジオ撮影を希望されるお客様が徐々に増えつつあります。不思議なものですね。
まぁ牽引役となっているのが、現在行なっているキャンペーンの「打掛2着目無料」であることは確かです。しかしこれまでは100件中95件はロケーション撮影であったことを考えると、何か他にも要因があるのかなとも思います。
スタジオ撮影のメリットと言えば「お手頃な価格」と「利便性」です。
まず「お手頃な価格」についてですが、当店では8万円(税別)となっておりロケに比べてお手軽です。和装前撮りの予算を抑えたいという方にはスタジオ撮影がおすすめなんですね。これは決してネガティブな選択ではなく、「抑えた費用を結婚式に回せる」というポジティブな考え方なんです!
そして「利便性」。
スタジオ撮影は雨が降ろうが雪が降ろうが、はたまた真夏であろうが氷点下の寒さであろうが一切関係なしにいつでも快適に撮影が可能です。つまりお二人の都合に合わせ、季節や天候になく遂行できるのが最大のメリットとも言えます。忙しい方は特に計画通りに物事を進めたいものですからね。
また番外編としてはロケ撮影よりスタジオで撮影した画像の方が解像度が高く、そして美しいんです。
理由としては野外と違い、ライティングを任意でしっかりと設定でき「影」などに影響されることなく撮影できるからです。あまりない課とは思いますが、巨大なポスターを作る場合であればスタジオ撮影での画像の方がより良いと言えます。
今、スタジオ撮影と言えば「ナチュラル系」が主流です。
全体的に白を基調とし、自然光を最大限に入れ込み、アンティークな家具が配置された中での撮影ですがネットなどでご覧になったこともあるでしょう。その雰囲気が好きか嫌いかはもちろんお二人次第。
確かに素敵ですが、全国どこでもこのスタイルが多すぎてどこのスタジオが良いのか選びづらいことも確か。そうなると差別化は「価格」となりがちです。
当店がロケを大々的に進めている理由の一つに「シンプルさ」があります。ロケでの撮影は景観が第一ですが、手を加えることなく素敵な撮影が出来ますからね。あまりに手を入れすぎると返ってごちゃごちゃし、素材そのものの良さを消してしまうことになりかねませんし、すぐに飽きてしまいます。
食事も洋服もそうですよね。
手の込んだものは確かに美味しく、オシャレに見えますが毎日はキツイ。シンプルなものほど味わい深く、素材本来の美味しさや魅力を感じるものです。スタジオ撮影も同じだと思います。
abitoがが思い描くスタジオフォトとは「スタジオでしか撮影出来ない写真」をご提供すること。
和装の場合、それはきちっとした「型」を作ることであり、しっかりとしたライティングで浮き出すような写真にすること(全体的に白をベースにしたスタジオでは平面的になりがちです)。シンプルさの中にも複雑な味わいがあるような写真こそが一番ではないかと思います。
そんなシンプルなスタジオでの和装前撮りで撮影できるのは「大人な和装写真」です。時代に流されず、時間が遡ろうと流れすぎようと変わらぬ価値を感じることのできる和装前撮りをご希望の場合はナチュラル系ではなく、シンプル系のスタジオがおすすめですよ!
Wedding Dress abitoはシンプル系です。
足利の新ロケ地で初撮影してきました
今年、当店の和装前撮りのロケ地として新たに2ヶ所が追加されました。
そのうちの一つである足利市の「松村記念館」で初の撮影を行なってきました。
建てられてから90年以上という歴史ある家屋で、国の登録有形文化財に認定されており、一歩足を踏み入れると「和の世界」が広がります。まさに和装前撮りにピッタリのロケ地と断言できます!
しかもですね、館長ご夫妻が素晴らしく良い方々!
普段は蔵に飾ってある貴重なお膳やお椀などもお貸し下さり、前撮りとは言え「和婚」のような撮影を実現することが出来ました。
カメラマンが撮影した写真、そしてこの日の撮影のメイキングムービーは仕上がり次第お知らせしますので少々お待ちを♪
こちらの松村記念館から歩いて5分ほどのところに「日本最古の学校」としてしられる足利学校があります。
こんなに近くにあるんですから、せっかくなので足を伸ばして足利学校でもちょこっと撮影して来ました♪
足利学校のアイコン的な場所と言えばこの正門ですよね。この後、敷地内でも撮影してきましたが、その様子もまた後日お知らせしたいと思います。
ちなみに足利学校は「儒教」を教える学校であり、敷地内には「孔子廟」や儒教にまつわる様々なものが展示されています。
松村記念館で前撮りをご希望されるのなら、ぜひこちらでも撮影しましょうね!
あれ?足利学校もロケ地の一つとなるなら、今年追加されたロケ地は3ヶ所となりますね?いや待てよ・・・旧英国大使館別荘記念公園も追加されたから、合計で4ヶ所増えました。
ということで、当店は昨年に比べてロケ地がより充実しました。やっぱり選択肢は多ければ多いほど良いものですものね!
ロケ地を10ヶ所用意しているお店は県内では当店だけ!きっとお二人にピッタリの場所が見つかりますので、和装ロケーションフォトをお考えの方はまずは当店にお越しください。他のお店はウチの後でね☆
来春の桜ロケーションフォト もうすぐ受け付け開始します
紅葉ロケーションフォトが終了して間もなく、冬に突入したばかりですが・・・・
桜ロケーションフォト受付開始します!!!
早すぎ!
こう思われる方もいらっしゃいましょうが、意外と早めに動き出されるカップル様って少なくないんです。それを助長するかのように、当店ではそう気予約特典として「1万円OFF」、そして「打掛2着目無料」をご用意しています。
4月末以降に結婚式を控えているカップル様におすすめです。秋の紅葉シーズンに負けず劣らずの人気撮影シーズンが春の桜の時期です。
前回まで桜のロケ地は一ヶ所でしたが、来年からは一気に三ヶ所増えるのでお客様のお好みでお選び頂けます。またそのうちの一ヶ所の桜は「ソメイヨシノ」ではなく「八重桜」なので、桜の種類も選べたりできるようになります。
そして八重桜はソメイヨシノの満開が終了してから約10日~2週間で美しい満開の時期を迎えますので、撮影のスケジュールを合わせるにも余裕が生まれますからね。ちなみに八重桜はよりピンク色の花ですので、メリハリを付けた桜ロケをご希望される方にはこちらをおすすめ致します。
現段階ではザックリとした告知ですが、桜ロケーションにも様々なプランをご用意しています。
「桜ロケーション プチプラン」
「桜ロケーション&ロケ地追加プラン」
「桜たっぷりロケーションプラン」
「桜ロケーション&日光ロケプラン」
などなどありますが、もしかしたら更にプランを増やすかもしれません。これまで多くのカップル様に桜ロケーションをして頂いており、これまで頂いたご意見を取り入れ、さらに喜んで頂けるように企画しています。
まだまだ先の事ですので、「まだ決められない」「いろいろと検討してみたい」「とりあえず話しだけ聞いてみたい」という方が殆んどでしょう。ご来店したからと言って、必ず成約しなければならないわけでもありませんので、その辺りはお気軽に考えて「遊びがてら」の気持ちでご来店下さい。
ご相談、プランのご説明、打掛のご試着、簡単お見積もりだけで全然OKですからね。
桜の満開の時期は大変短く、当店でお受けできる組数も限られています。「絶対桜の時期に前撮りしたい!」という方は早めに動きだされたほうが賢明です。予約が埋まってしまうと、どうやっても桜ロケをすることが出来なくなってしまいますからね。
さぁ早めの行動を心がけ、まずは気軽にご相談を!
和装前撮りで花嫁がDIYで作る物はこれ!
10月から11月にかけて、当店では多くのカップル様の和装前撮りをさせて頂きました。
お客様それぞれ和装前撮りにかける想いは並々ならぬものがあると感じることが大変多かったです。「こんな写真を残したい!」とネットで調べ、プリントアウトされる方もいれば、撮影小物をDIYで作ってお持ちくださる方もいらっしゃいます。
そこで本日は「お客様がDIYで作る和装撮影小物」のベスト3をご紹介したいと思います。
まずは第三位
「折鶴」
和柄の折り紙さえあれば簡単に作れるのがこの折鶴。
正座ポーズでお二人の前に散らしたり、フラワーシャワーのようにしたり、写真のようにお二人で手に持ったりと使い方はいろいろです。撮影する側からのアドバイスとしては①出来れば数多く用意する ②メリハリのある様々な色の折り紙で作る ③大中小の大きさを用意するともっと使い勝手がよい・・・ですかね。
またお客様にお話しを聞くと、殆んどの方が新婦様一人でおつくりになることが多いようです。和装前撮りはお二人の記念すべき大切な撮影なのですから、出来れば新郎様もお手伝いして下さいね。
第二位
扇子プロップス
最近、これを作ってお持ちになるカップル様が急上昇中です。何と言っても「和」を感じさせながらも、「イマドキ」な感じを演出できるのが人気の理由です。立って良し、座って良しの万能なアイテムですね!当店でもオリジナル扇子プロップスをご用意していますが、「私たちだけのオリジナルな扇子で撮影に臨みたい!」という方は作ってみてはいかがでしょうか?
こちらに作り方が掲載されているウェブサイトのリンクを貼っておきますので参考にしてみては!?
⇒和婚にピッタリ!扇子プロップスの簡単な作り方と演出アイデア
そして人気第一位はこちら
「結婚しました」ガーランド
もはや不動の人気を誇り、定番のアイテムとなっています。上の画像のように後ろ向きでも素敵ですが、前向きでもOK。また正座の時に使ったりすることも結構多いんですよ!こちらは日本語を使ったものですが、英語で「JUST ♡ MARRIED」にする方もいらっしゃいます。どちらにしても和装前撮りだけでなく、結婚式当日でも使えるので一石二鳥ですね。
こちらのガーランドの作り方もウェブにいろいろとアップされていますので、検索してみてはいかがでしょう?
⇒こだわりの友禅和紙を使って、ガーランドを作ってみよう!
折鶴は別として、「扇子プロップス」も「結婚しましたガーランド」もネットで購入することも出来ますが、DIYで作った物はお二人による「世界に一つだけ」のアイテムです。面倒ですし、手間もかかりますがそれ以上に愛着が湧き、思い出深くなり、お二人にこだわりを和装前撮りに込めることが出来ますので、まずは挑戦してみてはいかがでしょう?
もし途中でイヤになっても、それはそれで一つの思い出になること間違いなしです(笑)。もしそうなっても当店のように撮影アイテムを用意していることが殆んどですので安心して下さいね。
ちなみに今回掲載した3つの画像は全て当店で撮影させて頂いたカップル様です。モデル撮影でもなければ、ネットから引っ張ってきたものではございません☆
日光を含めた神社挙式に取り組んでいくと決めました
「Wedding Dress abito」という店名ながら、当店は数年前より「和」を中心とした事業を展開しています。
#色打掛・白無垢・紋付袴などの和装レンタル
#ロケーションフォト・スタジオ撮影での和装前撮り
#神社挙式
この3つが主な柱です。
この中で突出して好調なのが和装前撮りです。
中禅寺湖湖畔にある「旧イタリア大使館別荘公園」での一枚
当店は他に先駆けて、7年も前から「ロケーションフォト」に取り組んできました。当初は年に数組だけという寂しい思いをしてきましたが、ここ数年は100組前後のお客様にご利用頂けることになりました。
2番手は和装レンタル。
しっかりとした試着、豊富な衣装、適正なレンタル価格でご案内しています、とは言え、披露宴のお色直しで和装をお選びされる方はまだまだ少ないのが現状です。やはり披露宴の2時間半という枠の中で、和装へのお召し変えで時間をとられてしまうことに抵抗を感じてしまうのかもしれません。
そして神社挙式。
こちらは「ヤバイよヤバイよ!」のレベルで、ぶっちゃけ年に数組といったところですかね。その理由として一番大きいと考えられるのはやはり日光の社寺への進出が出来ていないことだと分析しています。県内をはじめ、多くのブライダル事業者が日光での神社挙式に進出しているので「今さら・・・」と思っていたのは事実ですし、それ以上に地元宇都宮周辺での神社挙式に注力したいという思いも強かったんです。
実際、ここ数年で当店が手がけた神前挙式は宇都宮の護国神社、上三川の白鷺神社が殆んど。確かに世界遺産に登録されている神社での挙式が大変魅力がありますが、護国さんや白鷺さんでの挙式も負けず劣らず素晴らしいのを知っているからこそでした。よく言えば「地元愛」が強すぎたのかもしれません。
では何故今になって日光での神社挙式に進出するのか?これには大きく2つの理由があります。
1.日光の魅力を再確認できたから
我々宇都宮市民にとって、日光は身近な存在です。小学校では数年に一度の割合で遠足で行きますし、近いがゆえに「いつでも行ける」と考えがちで、現実的にはそれほど訪れる事はありません。東京生まれ、東京育ちの方が東京タワーに登らないのと同じですかね?
また県外の方が思うほど、日光に魅力を感じていなかったのも事実。
しかしここ数年、和装ロケーションフォトで田母沢御用邸や中禅寺湖、イタリアやイギリス大使館別荘に度々行くようになり、日光の魅力を再発見することが出来ました。またその殆んどのお客様が県外の方ということもあり、栃木県民としてではない視点を持つことが出来たのも大きな要因です。
2.数年ぶりに再会した方から「一緒に日光でやりましょう!」とのお声がけ
やっぱり人と出会いや再会は変化をもたらしてくれます。
つい先日、数年ぶりに再会した方とお話ししているうちに、「一緒に日光で神社挙式を手がけましょう」とお声をかけてもらいました。本当に多くの情報を持っている方で、既に日光での挙式を数多く手がけています。そして日光に多くのコネクションを持っているので、これまで進出していなかった当店にとっては本当に心強い存在です。この再会がなかったら考えもしなかったでしょう。
この2つのことが当店abitoの来年からの日光への進出の大きなきっかけとなりました。
ビジネス的に考えれば、日光挙式のマーケットは他エリアの同業者から見れば魅力的であり、地元にいながら進出しないのは「考えられない」「もったいない」「ビジネス的にNG」と思われて当然です。しかし自分たちにその気がなく、その魅力にすら懐疑的ではお客様に失礼ですし、そもそも上手くいくはずがありません。
日光の世界遺産ウェディングが注目されて、既に長い年月が経っています。
確かに「今さら」ではありますが、日光の本当の魅力を再確認でき、経験豊富なパートナーとの再会により進出する事になったのは「縁」であり「運命」なのかもしれません。そして進出するタイミングは3年前でも2年後でもなく「今」が適正であり、正解だと感じています。
年内にプランニングし、来年早々にでも告知できるように奮闘中です。
県内のカップルさまだけでなく、和装ロケーションフォトのように県外のカップルさまにもご提案し、お二人にとって栃木県をそして日光を思い出の地にしていただければと考えています。
また日光と同様に、宇都宮での神社挙式もこれまで以上に取り組んで、ここ宇都宮が「和婚の街」となるように地道に奮闘していきます。
来年に神社挙式をご検討中のカップル様は動き出す時には当店abitoのことも思い出してくださいね。悪いようにはしませんよ!
打掛2着目無料キャンペーン 再び!
毎回開催する度に和装前撮りを検討中の多くのカップル様に喜んでいただいているあのキャンペーンが12月に再び開催されます。
「打掛2着目無料キャンペーン」です。
※ロケーションプラン、スタジオプランの両方でご利用頂けます。キャンペーン詳細につきましてはこちらからご確認下さい。
せっかくの和装前撮り、1着だけじゃ満足できない!どうせなら色打掛でも、そして白無垢でも和装姿が残せたら最高ですよね。でもやっぱり気になるのは費用のこと。結婚式を控えているから、出来るだけ出費は控えたいというのが本音だと思います。でも2着着たいし・・・・。
そんな結婚式を来年以降に控えたカップルまさにとって、打掛2着目無料キャンペーンはまさにうってつけであり、見逃せませんね。
通常、当店の和装前撮りプラン(ロケーション・スタジオ)では、花嫁衣裳である打掛は1着のみ。お客様の殆んどは「色打掛」をお選びになります。でも心のどこかで「白無垢も素敵なだぁ~」と思われているんです。でもどちらかを選ばなければならないので、心を鬼にして色打掛をチョイスしている訳です。
でもですね、白無垢には色打掛とはまた違った魅力があります。
白無垢は神前挙式で着用されることが多く、「式服」として認知されています。それだけに白無垢姿は老若男女問わずに「お嫁さん」というイメージが強いので、結婚式前撮りの衣装として大変おすすめなんです。そしてロケーション撮影の場合、「白」であるがゆえに庭園の木々や草花の色とのコントラストが美しく、相乗効果によって白無垢姿が映えること間違いなしです!
結婚された後も和装を着る機会は少なからずあることでしょう。しかし同じ和装でも、「婚礼和装」である色打掛と白無垢を着る機会はありません。だからこそ着れる機会に両方とも着れるチャンスがあるのであれば、逃すべきではないと思います。
そしてそのチャンスがこの冬、当店で手にすることができます。今がチャンスなんです!
「まずは簡単に相談だけしたい」
「ちょっと見積もりだけでも・・・」
「試着してから考えたい」
そんなお客様でも当店は歓迎いたしますので、「やる」「やらない」は置いておいて、まずは気軽にお問い合わせ・ご来店下さい。皆様のご来店を心よりお待ち致しております。
和装前撮り 「2着無料キャンペーン」は11月17により受付しておりますが、撮影は12月1日以降とさせて頂いておりますのでご注意下さい。
奥日光のロケ地をご紹介
今、日光が盛り上がっています。
皆さんご存知の「東照宮」で元々有名でしたが、1999年に東照宮を含む二社一寺が世界遺産に登録され日光の人気は一気に加速しました。しかしながら東日本大震災での福島原発事故による風評被害で観光客が激減しましたが、段々と客足が戻ってきました。そして今年、東照宮の陽明門の修理が完了し、再び脚光を浴び始めています。
来年4月から開始のJR東日本のデスティネーションキャンペーン、星野リゾートやリッツなどの宿泊施設の開業も控えているなどこれまでにない盛り上がりになりそうです。
そんな日本国内はもとより、世界からも注目されている日光でのロケーションフォト(和装前撮り)を当店は手掛けています。ロケ地の一つは大正天皇のご静養所として作られた「田母沢御用邸公園」、そしていろは坂の上にある中禅寺湖湖畔のロケ地です。
これまで奥日光の中禅寺湖湖畔という大まかな表現でご案内していましたが、今後はしっかりと場所を明記します。
それが「旧イタリア大使館別荘公園」と「旧英国大使館別荘公園」です。
旧イタリア大使館別荘公園
和洋折衷のデザインが素敵な別荘建築です。
旧英国大使館別荘公園
こちらはシックな外観となり、お国柄の違いを感じます。
両大使館別荘に共通して言えるのは、屋内屋外を問わず、中禅寺湖を美しく眺めることが出来る事です。木々に囲まれているので季節を感じることができますし、秋の紅葉時期は大変見事な雰囲気です。当店では和装での撮影が多いですが、ドレスでも素敵な撮影を叶えることができます。
そして何より嬉しいのがこの二つの別荘はお隣同士なので、両方で撮影することができること。つまり二つの違うテイストのロケ地で思い出の写真を残すことができるのです。これまでイタリアでは何度も撮影してきました。
イタリア大使館別荘での撮影写真
そして昨日、初めて英国大使館別荘で撮影いたしましたがイタリアの別荘とはまた違った雰囲気でとっても素敵な撮影となりました。
こちらでの撮影写真は後日改めてご報告したいと思います。
12月~3月上旬ころまでは中禅寺湖周辺は大変寒く、そして雪が降ることも多いのでこの期間の撮影はお受けいたしませんが、3月中旬以降からはこちらでの撮影を再開いたしますので、来年5月以降の結婚式の和装前撮りのロケ地として大変おすすめです。県外の方に大変人気なんですよ。
こちらでの撮影再開まで3ヶ月以上ありますので、気になる方はこの冬に是非ご相談下さい。
一生に一度の思い出の撮影はやっぱり特別な場所が最高です。絶好の撮影ポイントを熟知し、こちらでの撮影実績十分の当店ならではの安心サポートでお二人の思い出づくりを徹底的にお手伝いいたします。
日光中禅寺湖の紅葉は本当に見事です
昨日は今年の紅葉ロケの第一弾の撮影でした。
場所は日光のいろは坂を登った中禅寺湖の湖畔にある「イタリア大使館別荘記念公園」。日光と言えば「東照宮」「世界遺産」として知られていますが、やはり秋の紅葉も外せないもの。特に中禅寺湖周辺は標高が高い為、10月下旬に見ごろを迎え(ちなみに宇都宮は11月後半が見ごろ)、全国から多くの方が紅葉を見にやってきます。
紅葉がピークを迎える週末(今日と明日かな?)は普段なら20分で登れるいろは坂も3時間もかかるとか。でもそれだけ時間を費やしても見る価値がある訳ですね。
ちなみに昨日は金曜日ということもあり、いろは坂も混雑することなくスイスイ登ることが出来ました。ただロープウェイのある途中の明智平の駐車場へ入れようとする車の渋滞が結構ありました。また中禅寺湖周辺、華厳の滝の駐車場も常に満車状態なので、出来れば朝早く行かれることがおすすめです。
さてそんな賑わいのある紅葉の中での撮影をされたお客様は東京にお住まいのお二人です。
紅葉の混雑を考慮して、朝5時からの和装のお支度にしたのでお二人は午前2時起き、3時に宇都宮へ出発というハードスケジュールになってしまいました。そこまでしてイタリア大使館別荘にこだわるのはお二人にとって特別な場所だからこそ。一層責任を感じました。
紅葉時期、紅葉の進み具合も気になりますが、お天気も同じくらい気になります。ましてや中禅寺湖は山の近くということもあり、曇りの日が多いので余計に気になりました。しかーし、昨日は絶好の撮影日和となりました。
晴天も晴天!雲ひとつない美しい秋晴れとなりました。
そうそう、紅葉も大変見事でした。
湖と紅葉の組合せは最高に美しく、ただ見ているだけで贅沢な気持ちになってきます。また中禅寺湖の水は大変綺麗なので、南国の海のようなマリンブルーなんですよ。
この透明度をご覧下さい!!!
窓越しから望める美しく色付いた山々に囲まれた中禅寺湖、そして手前の桟橋の雰囲気は日本の美しい景観でありながらも、どこか北欧を思わせます。
なかなかこんな最高の日に巡りあうことはありません。お二人はもちろん、ご家族様にも大変喜んで頂けました。昨年、お隣のイギリス大使館別荘が公開され、相乗効果で観光のお客様で溢れかえっていましたが、多くの方から「おめでと~!」「お幸せに!」「とっても素敵ね」などと嬉しいお言葉をたくさんいただけました。
お二人とご家族はもちろんですが、偶然一緒になった方々にも喜んで頂けてとっても嬉しいです。
この日の最高ポイントは男体山と紅葉が見事な木々をバックにできる桟橋でした。いろんなポーズをたくさん撮ることができ、私たちスタッフも自分のことのようにテンションがMAXに!やはり美しいものは心を豊かにしてくれますね。
紅葉をバックにした写真だけでなく、今度はお二人に紅葉の中に溶け込んでいただく撮影!
この他にもいろいろと撮影させて頂きました。
本来ならば当店とお二人が交わうことは確率的にほぼゼロです。ですがお二人の特別な思い出の場所であるこの地と当店が目指す「記憶と記録の創造」が何かのご縁で組み重なり、電話やメールでのやり取りを通してこの日を迎えることが出来ました。
和装ロケーションフォトを当店の根幹の事業とすべく継続すること7年。お客様の少なさに半ば諦めかけたこともありましたが、継続する事でそれまでではありえなかった東京・横浜・千葉・福島にお住まいのお客様にたくさんご利用頂けるようにまでなりました。これもお客様方はもちろん、撮影してくれるカメラマンさんたち、ロケ地の方々、そしてスタッフにお陰です。
北関東という田舎でも都心の方々にご利用頂けるコンテンツ作りが可能である
この事は当店の自信にもなり、今後の活力にもなっています。これからは県外のお客様がよりご利用しやすいような「宿泊プラン」「遠方割り」などを充実させ、今後さらに多くの方々の結婚という大きな節目の思い出づくりをお手伝いしてきたいと考えています。
紅葉だけでなく、日本情緒溢れる美しい景観のなかで撮影できる場所が栃木県にはたくさんあります。ぜひ和装前撮りをお考えのお二人は「栃木県で撮影」もご検討下さい。結婚の思い出はたくさんあった方が幸せです。ぜひ栃木県をその一つにして頂ければ嬉しいです。