和装前撮り/フォトウェディング

秋挙式の方も既に動かれています!桜ロケ希望の方はお早めに!!!!

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年間を通して、最もご希望の多いロケ撮影が春の「桜ロケ」と秋の「紅葉ロケ」です。


やっぱりですね、その季節を象徴する桜や紅葉は人気がありますし、何より美しく打掛と紋付袴の組合せにしっくりと馴染むんですよね。


春の桜ロケを希望される方は5~7月に結婚式を控えた方が多いのですが、10月~11月の秋に結婚式を迎える方にも人気なんですね。結婚式は秋だけど、ウェルカムボードは春の桜の写真・・・・二つの季節で結婚式を楽しめるのはとても贅沢なことではないでしょうか?(贅沢と言っても早めの前撮りをするだけですから、どなたにもチャンスがあるわけです)

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こういう写真を見るだけで、春の匂いがプンプンしてきますよね!真冬真っ只中ですが、ちょっと先取りして、お二人だけの春のイベントとしてお考えしてみてはいかがでしょうか?



本日ご来店された桜ロケご希望のお客様も今年の秋に結婚式を控えた方でした。


もう秋挙式の方も行動されているので、5~7月に挙式の方はちょっと焦ったほうがいいかもしれませんね。特に桜満開の時間は短く、あっという間に終わってしまいます。予約をしようとしても既にいっぱいで、諦めざるを得ない・・・・何てことになりかねません。



そして当店では1月31日までにご成約くださったカップル様には通常18万円(税別)の桜ロケプランを2万円OFFの16万円(税別)でご提供しています。今日が1月15日なのであと約2週間あまりしかありませんよ!

詳しくは当店のフォトウェディング専門サイトをご覧下さい

結婚式の準備をしていると何かと「オプション追加」が当たり前になってきて、金銭感覚が狂ってきてしまい、いつもならお得と感じる「2万円OFF」もそれほど魅力的には感じないかもしれませんが、2万円って結構な額ですよ。


美味しいディナーもいただけるし、温泉にもいけます。新幹線で東京往復二人分でもお釣りがきますし、宇都宮の餃子なら約80人前くらい頼めてしまいます(笑)


だから桜ロケを予約するなら1月中が絶対お得です!!!!


まだまだ予約の枠は空いておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。打掛や紋付袴のご試着もお楽しみ頂けますからね。


皆様のご来店を心よりお待ち致しております!!!

abitoの七五三プランが変わります

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Wedding Dress abitoは創業以来30年以上にも渡り、七五三というお子様にとってのお祝いの節目を衣裳というものを通して関わらせて頂きました。


その昔、七五三は大変面倒なもので、衣裳は貸衣装店でレンタルし、着付けやメイクは美容室、撮影は写真館と全ての手配を七五三のご両親が手配なければならないものでした。そして時代は流れ、衣裳も美容着付けも撮影も一箇所で全てまかなえるワンストップでのプランが今や主流となっています。


この時代の流れと共に、その舞台は貸衣裳店からフォトスタジオへと移り変わりました。


この舞台の移り変わりを指を加えて眺めていたわけではないですが、でも主流になりつつあるフォトスタジオのビジネスモデルを何とか取り入れようとしていただけなのかもしれません。


七五三において貸衣裳店が主流だった時代は、やはりそのメインは「どんな衣裳を選ぶか?」ということでした。当然のようにその流れがフォトスタジオになると「どんな写真を撮影するか?」にシフトし、現在に至ります。そんな流れを貸衣裳店が追い求めること自体が本末転倒なのかもしれません。


そこで決めました。正確に言えば去年から決めていました。


もうこれまでのようにフォトスタジオのビジネスモデルを追い求めるのは止めようと。


つまり、七五三本来の意味をもう一度見つめなおし、「写真至上主義」ではない七五三をご提案していきます。とは言え、現在の七五三では「写真撮影」は欠かせないものですから、撮影がメインとはなりますが、至上主義にはしないということです。それはどういうことかというと、こう言うこと。

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つまり特別なご家族の一日の写真を残すだけでなく、その撮影を含めた様々な思い出も作り出すお手伝いをしていくことです。

七五三を迎えるお子様のかわいい、かっこいい写真だけでなく、飾らないご家族のありのままの姿も思い出にする事。外で撮影すると言うことはスタジオでは通常しない動きをすることになります。人間は動けば動くほど、それが記憶となって脳裏に焼き尽きます。このことこそが一番大切なものではないでしょうか?


「七五三でロケーション撮影する家族って少ないんじゃないの?」

こんな疑問がでても不思議ではありません。だって私だってそう思っていますから。


でもですね、いいんです。この七五三のスタイルに共感して頂けるお客様だけご利用してくださるだけで十分です。このスタイルが嫌な方はご来店どころかお問い合わせすらしてくるはずがありません。ある意味お客様を選ばせて頂くことになりますしね。


ただ我々としてはこれが最高の七五三のスタイルだと信じています。自分たちの想いを形にできることこそ、仕事の醍醐味ではないでしょうか。


無理していたり、嫌だったり、面倒に思っての仕事はお客様にも伝わります。その逆も然り。


本音を言えばめちゃくちゃ怖いんですが、同時に当店の新たな方向性が明確になったことでスッキリし、ワクワクもしています。スタジオ撮影でしか出来ない七五三の撮影もあれば、ロケーション撮影でしか叶わないこともあります。

そして当店が選んだのがロケーション撮影だということ。


これまで数多くの結婚式の和装前撮りをロケーションで行ってきた経験と実績を、今度は七五三で。もはや貸衣裳店、レンタルドレスショップというよりは「思い出製作ショップ」になりますが、本来貸衣裳店もフォトスタジオも着地点は「思い出づくり」ですからね。


Wedding Dress abitoというお店だからこその七五三、始まります。ただいまウェブサイト構築中です!

スタジオ撮影とロケーション撮影 その決定的な違いとは!?

「スタジオ撮影とロケーション撮影の決定的な違いとは!?」


わざとらしい題名ですが、この答えは皆さんもお分かりの通り、撮影場所が室内か屋外かということが決定的な違いです。こんなことどなたでもおわかりでしょうが、私の言いたいことはこのことではありません。


もっと内面を抉りこんだ答えです。


【画質にこだわるならスタジオ撮影】

スタジオでは天候に左右されず、明るさも一定でいつでも同じ条件で撮影することができます。この一定の環境にあわせてカメラもセッティングするので画質もすこぶる良く撮影することができます。一方ロケーション撮影では太陽光線が明るさの元ですから、季節や時間、気象条件によって刻々と状況が変化します。ハッキリ言えば、スタジオ撮影よりも画質は確実に荒れます。

確かに荒れるんですが、それはスタジオ撮影と比較するからこそなんです。

現在のカメラはかなりの高性能で、ロケ撮影でも十分高画質の撮影が可能です。商業用で大きな看板で使うとかでない限り、十分に綺麗な画質であることは間違いありません。

ただ時折、画質にこだわる方もいらっしゃるので、そんな方にはスタジオ撮影をおすすめします。


【この写真 いつ撮影したの?】

この何気ない疑問ですが、意外と忘れてしまっている方もいるんですよね。

そもそもスタジオでの撮影には季節感はなく、暑い夏は涼しく、寒い冬は暖かい環境で撮影することができますが、だからこそ「いつ撮影したのか?」を時を経るほど忘れてしまいがちです。一方ロケーション撮影はこんな写真なら絶対に忘れません。
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間違いなく春です。誰にでもわかりますね。

こんな写真なら・・・・

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はい、秋ですよね~。

例えこんな季節を限定で着ない写真でも
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「あの時はちょっと蒸し暑くて大変だった」「からっとして気持ちいい季節だった」とか、撮影時に季節を感じているので、必ずどんな時期だったのかは忘れることはありません。つまり、ロケーション撮影はスタジオ撮影に比べて費用もかさむし、大変だし、時間もかかるものですが、ある意味大人のテーマパークですから大きな思い出が残ること間違い無しです。

何事も体験は人生の糧となります。


ただ単に綺麗な写真を残すだけならスタジオ撮影がおすすめです。


でも様々な体験や思い出づくり、そして楽しさを感じながらの撮影を希望されるのであれば、それはロケーション撮影です。スタジオ撮影では絶対感じる事の出来ない季節感や空気感を肌で感じることができます。記録と共に記憶も残せてしまいますよ!


現在abitoでは「この冬だけの特別前撮りプラン」をおすすめしていますが、春の桜ロケーションプランも受け付けております。今なら何と2万円OFFでご予約頂けますので、ぜひご相談下さい。

もう一度だけ♡ 冬の特別和装ロケプランをご説明します

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ここ宇都宮はお正月の暖かさが嘘のように、厳しい寒さが続いております。


そんな寒~い冬に当店が贈るこの冬だけの特別な和装ロケプランがございます。


何と言っても一番の魅力はそのプラン価格。なんと10万円を切る98,000円!・・・とはいえ、税別なので正確には10万円オーバーなのですが、こればかりは世の中のルールなのでご了承下さいませ。


通常であれば150,000円というプラン価格なのですが、この場合は50カットデータで納品です。しかし冬のロケはその半分の25カットデータの納品で98,000円となっております。つまり納品データカット数が少ないだけで、内容は殆ど変わりませんし、クオリティーもそのままです。


何故カット数を少なくしたかというと、それはただ単に寒いからです。

当店の和装ロケのロケ地は歴史ある日本家屋があるのですが、建物の中の一部は暖房が入っていますがそこ以外はNO暖房。つまり寒いんです。しかも日本家屋と言うこともあり、床は板だったり、畳だったりしますから余計です。あまり長く滞在すると芯から体が冷えてきて、お二人の表情も笑顔どころではなくなってしまいます。

そんな訳で撮影時間を短縮=納品データ数縮小という答えに至りました。


寒い時期とは言え、2月~4月に結婚式を控えているカップル様にとっては前撮りをする時期です。寒いとか言っていられないんですよね。


この冬の特別プランを当店のウェブサイトでお知らせしたのは11月下旬でした。そこから約半月は全く反応がなかったのですが、年末にポツポツとお問い合わせとご成約を頂きました。そして年末年始の休業中にお問い合わせが増え(当店は休業中でも転送でお電話をお受けしています)、ここ数日はかなりのご連絡を頂いています。


正直、ホッとしたのと同時に大変嬉しく思っています。


やはり「想い」を持って企画したプランですので、それに対する反応が頂けることは何者にも変えがたい喜びがあるものなんです。


ちなみにこの冬だけの特別プランは2月末日までの企画ですので、ご興味のある方はまずはお気軽にご相談下さい。寒い時期ですが、我々スタッフと一緒に温かみのある和装前撮りを実現しましょう!

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衣裳が溶け込み、家族で楽しめる撮影を突き詰めると・・・やはりロケーション撮影では!?

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結婚式、成人式、七五三と人生の節目節目に必ずと言っていいほど、日本人は記念の写真撮影をします。


この記念撮影、以前(約20年位前?)はある意味「義務的」だあったり、半ば「強制的」なもので、その当時の記念撮影の最大の目的は「写真を残すこと」だったのかもしれません。それが次第に「撮影を楽しむ」という目的になってきたのかなと感じます。


フォトスタジオもいまでは「ナチュラル系」が大半を占め、記念撮影というよりは「モデル撮影」に近いものになってますよね。


元々・・・というより、当店は今も昔もそしてこれからも「衣裳店」です。そんな衣裳店としては、やはり結婚式でも成人式でも七五三でも衣裳が最大限に映える撮影こそが最高だと考えます。もちろん今の流行の撮影も素敵ですが、それに迎合しようとは考えません。

ナチュラル系の撮影と一線を画するお店があっても良いですよね。


この6年間で当店は「和装前撮りロケーション撮影」を数多く施工してきました。
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この実績と経験は自称「栃木県ダントツ」です。「自称」ですからね。

やはり和装と日本の四季、そして自然との調和はとても美しく、そしてこれこそ正真正銘のナチュラル系だと思っています。スタジオという閉ざされた空間より、木々に囲まれた野外の方が人は緊張しないのは当然どころか、表情も堅くなりません。

もちろんロケーション撮影にもデメリットがあります。

・天候に左右される
・季節に左右される
・移動時間が必要

しかしメリットはデメリットを超越します。


そもそも考えてください。

ドレス・打掛・振袖・七五三祝着は「衣裳」です。非日常の衣裳ではありますが、スーツやデニムやニットと同じ衣裳です。つまり「撮影するだけのために身に付ける」ものではありません。歩いたり、座ったりと動いてこその衣裳であり、お祝いの衣裳なんですよね。


ただ撮影をするだけじゃもったいない!と思いませんか?

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言葉で説明すると長くなりますが、この写真を見て頂けるとその意味がわかるかと思います。

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この季節が来るたび想い出せる撮影、そして家族で過ごした時間。

思い出の写真を残すことはもちろんとっても大切です。でも結局はデータであろうが写真であろうが物質である以上、いつも持ち歩くわけにはいきませんし、もっと踏み込めば消失するかも否定できません。でも記憶という思い出は常に頭の中にあります。
いつでもどこでもすぐに蘇らすことができます。

当店はご家族にに大切な記憶を共有して頂ける撮影を目指しています。このような撮影を突き詰めて「ロケーション撮影」にたどり着いたわけです。


今後は和装前撮りだけでなく、成人式・七五三はもちろん、家族撮影もロケーションを行っていきます。お蔭様で全てのカテゴリーにおいてご予約を頂けています。

和装と洋風スタジオというギャップのある組合せが主流の現在ですが、そんな今だからこそどっぷりと和に染まる撮影の美しさをお客様にお知らせして行かねばと感じる今日この頃です。


三月の梅、四月の桜と和を象徴する季節が近づいてきています。

ぜひお気軽にご相談下さい。

若山農場の竹林の魅力

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当店がロケーション撮影は6年前ですが、本腰を入れ始めたのは4年前。


この時、新ロケ地の一つとして加えさせて頂いたのが宇都宮北部にある若山農場さんの竹林です。
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こちらはその手始めとして行ったモデル撮影の一枚です。


これまでにこちらの竹林で何十組というカップル様の和装撮影を行ってきましたが、どのお客様にも大変喜ばれていjます。


■ 若山農場さんの竹林の魅力とは何か?

竹が集まっている場所はちょっと田舎へ行けばどこにでもあるものです。でもそれは竹林ではなく、その殆どが「竹やぶ」です。

では「竹林」と「竹やぶ」の違いとは一体何なのでしょう?

まずは画像の比較から。

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こちらは竹やぶ。

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一方、こちらは竹林。

違いがわかりますか?答えは竹の密集度の違いです。

竹林の定義として「番傘をさして通れること」というのがあります。つまり自然のままに群生を許しているのが「竹やぶ」であり、人の手によって定期的に間引きをして手入れしているのが「竹林」となります。

若山農場さんの竹林はそれこそ大変な作業を繰り返すことで、美しさを保ち続けているのです。

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Wedding Dress abito公式サイト

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Wedding Dress abito 和装&洋装前撮りサイト



■ CM・ドラマ・PVでも若山農場さんの竹林はひっぱりだこ

美しい竹林、そして瑞々しい緑は日本人だけでなく、世界で「和」を創造させます。特別な世界観も感じますよね。

なので日本茶のCMや映画やPVのロケ地として使われることがとても多いそうです。ひと月に一度はそんな撮影があるとのことです。

例えば映画「るろうに剣心」の撮影でも利用されたそうです。詳しくはこちら


やはり日本的な映像や時代劇などにはもってこいのロケ地であることに疑いの余地はまったくありませんね。広大な敷地のため、一歩こちらの竹林に足を踏み入れると360度全てが竹林であり、場所や時代を超越した感覚に陥ります。まるで別世界に入り込んだようです。


だからこそ打掛や紋付袴姿はもとより、番傘など日本情緒あふれるものとの相性が抜群なんですね。また特別な結婚の写真撮影にはこのような非日常を感じる場所こそ、本当の意味での特別感を味わえるのかもしれません。

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先日、こちらのオーナー様にこんな言葉を頂きました。

「abitoさんがうちで撮影するようになってから、以前にも増した竹林のロケ地としての利用依頼が増えました。これからはもっと宇都宮の観光資源としてこの竹林をドンドンと生かして、市に貢献して行きたいと思っているんです」

本当に有難い言葉を頂きました。

もちろんこちらを気遣っての言葉だとは思いますが、それでも嬉しい限りです。当店としてもお客様に素晴らしいロケ地としてご案内でき、売り上げに繋がります。お客様も他では叶えることができない結婚写真撮影を実現できるので、その喜びは言葉では表現できません。

つまり近江商人で言う「三方良し」であり、今でいう「Win-Win-Win」という構図です。


私個人としましてはオーナーである若山さんのお人柄はもちろん、仕事へ対する想いに感銘を受けています。ふとしたきっかけでお付き合いをさせて頂いていますが、この出会いこそ会社として、そして個人としての財産だと感じています。


竹林は一年を通して美しい緑を放つ植物です。

ウェディングの撮影はもちろん、成人式の振袖姿、七五三のかわいい祝着姿でも映えること間違いがありません。

特別な時に特別な撮影を。

若山農場さんの竹林での撮影は勝手知ったる当店にご相談下さい。

Wedding Dress abito
栃木県宇都宮市兵庫塚3-1-1
☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

四代目栃木県庁 昭和館でのフォトウェディングを模索中

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私はこれまで栃木県庁に行ったことが2階しかありません。

宇都宮市役所にはそれこそ数十回も行っていますが、県庁にはそれほど用事がありません・・・これは皆さんも同じではないでしょうか?



そして先日、2回目の県庁訪問をしてきました。

現在のあの立派なビルヂングな県庁舎は五代目なのですが、敷地内には四代目の県庁である昭和館が保存されているのはご存知だと思います。数年まえにはこの昭和館での結婚式が新聞などで報じられました。


「結婚式」というキーワードに敏感に反応してしまうのは仕事柄ですが、当時はあまり興味は持っていませんでした。


しかしながら現在、当店ではフォトウェディング、結婚式前撮りは主力事業です。この事業を更に進化させたいと悶々とした日々を過ごしたいたある日に、この昭和館のことを思い出し、早速県庁へGO♡


まずは昭和館を自分の目で確かめに!

ちなみにこの昭和館は一般開放されおり、どなたでも自由に見学することができます。もちろん入場も無料です。

そして私が一目散に目指した場所がこちら
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昭和館四階にある「正庁」です。

昭和13年、今からおよそ80年前に建てられたこの昭和館はご覧のように西欧的雰囲気が感じられます。アーチ型の天井、そしてシャンデリアが豪華な感じを演出していますね。



ま、ここでドレスや打掛などで写真撮影ができないかを伺うために県庁へ行ったわけです。


一般開放しているからとは言え、これが弊社が考える写真撮影等はいわゆる商業的行為ですからNGとなる場合もあります。ちなみにこの昭和館を管理しているのは栃木県庁の管財課だそうです。そしていざ管財課へ・・・・・


管財課へ行き、担当の方とお話をさせて頂きましたが、「こりゃ無理かも・・」という雰囲気が漂いまくっていました。これまで前例がないということで担当者は即答は出来ないとのことでした。まぁそれでも弊社の、そして私自身の思いの丈だけは熱く語り、「後は野となれ山となれ♡」。そんな気持ちを胸に県庁を後にしました。



そしてこのことを忘れかけていた一ヵ月後の昨日。

管財課の担当医の方からお電話を頂き、「撮影行為御免!」のお返事を頂きました。つまり撮影してもOKという許諾のお返事でした。

本当に真摯にお考え下さったのだなと、本当にありがたい思いでいっぱいです。栃木県庁は懐が深く、そして弊社のような零細企業の突然の要望にお答えしてくれる素晴らしい自治体です。栃木県民として誇りに思います。


実際、自治体との交渉はこんなにスムーズに行かないことが多いんです。これまでもいろいろと経験してきましたからこそわかるんですよね。


もちろん撮影に際しての利用にはこまごまとした条件等がありますが、納得のいくものであり、逆に申し訳ないくらいです。そう言うことで、ただいまこの昭和館を利用した結婚式の前撮りプランを企画中です。西洋的な雰囲気ですのでドレスとタキシードがピッタリなのですが、打掛と羽織袴の和の組合せでも素敵な撮影になること間違いなしです。


快く承諾くださったわけですから、それに報いるためにも昭和館を県内外にアピールし、更には栃木の魅力発信にウェディングという人生の節目を通してひと役担わせて頂ければと思っています。


栃木県庁の皆様、本当にありがとうございました。


 

まずはタイ王国から。和装を世界に発信するインバウンド事業。

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今も既に始まっていますが、日本ではますます少子高齢化の現象が進みます。

全業界において言えることだと思うのですが、今後は国内需要だけでは立ち行かなくなる時代が必ずきます。そうなると必然的に国外に目を向けることになります。


そして弊社が属するウェディング業界もこの問題に直面していますし、少子高齢化だけでなく「結婚式をしない」「結婚しない」という層が増加しているという問題も抱えています。

これまでのままの状態で事業を展開していても未来に光を見出すことができません。


そんなわけで始めました!

インバウンド事業

とは言え、弊社のような小さな小さな会社一社では実現できないわけですが、有難い事にこう言うことを進めてくれる同業仲間がいるわけです。いかにも自社で始めたかのような言い方でしたが、簡単に言えば仲間が敷いてくれたレールに乗っかっただけですけどね。

さてどんなインバウンド事業なのかをご紹介します。


 

 

■ タイ王国をターゲットにしたインバウンドフォトウェディング事業

タイ王国の方々は王室と皇室の強い結びつきもありとても親日的です。そんなタイの方に向けて、旅行がてら日本の伝統婚礼衣裳である打掛と紋付袴で撮影しませんかというプランです。

この事業名は「JAPAN LOCATION PHOTO」

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弊社は発足当初から参加していましたが、今では日本全国の十数社が参加しています。

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関東・関西・北陸・九州と世界に名だたる観光地での和装撮影が可能なんです。そして弊社ではやはり「世界の日光」での撮影をご提供しています。

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もちろん日光だけででなく、弊社のおすすめのロケ地でもOKなんです。

この事業を主催されている方はネットの整備、パンフレットの製作はもちろんですが、現地に赴いて日本政府主催の訪日旅行フェアに参加したり、現地の旅行会社と折衝したりと精力的に活動されています。

ホント、レールに乗っかっているだけで申し訳なく思っています。


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ちなみにこちらは日光での撮影についての説明書きなのですが、タイ語は一切わかりません。一文字も読めないですw

でも弊社には英語ぺらぺらのスタッフがいるので、撮影時はイングリッシュでコミュニケーション!もしくは身振り手振り♡


まずはタイ王国から始まりましたが、今後はシンガポール・台湾も視野に入れています。


日本の伝統美である婚礼和装の魅力をまずはアジアに発信。そして日本に来て頂き、それ以外の魅力もお伝えしたいと思います。日本ならではのおもてなしを施したいと思っています。

そしてこの事で「栃木県」をもっと知って頂き、少しでも多くのタイ人の方々に栃木にお越し頂き、微力ながら県の観光振興に貢献できれば嬉しいです。

 

和装ロケーション撮影は新しい体験型エンターテイメントなのかもしれない

もはや当店abitoの看板商品といっても過言ではない「和装ロケーションフォトプラン」。

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簡単に説明すると、和装がより映える「日本庭園」や「歴史的価値のある建築物」で打掛・紋付袴を着て、思い出の撮影をすることがこのプランです。春には桜、春から初秋は新緑、秋は紅葉をバックに撮影できたりします。


そもそもこう言ったプランは「スタジオ撮影では叶えることのできない撮影を実現」ということで生まれたものです。つまりは和装姿を写真に残すことが最大の目的でした。


もちろん、今でもそれは変わりません。それこそが一番大切なことです。


しかしながらここ最近思うのは和装ロケーション撮影はもしかしたら「結婚」という人生の節目にだけ体験できるエンターテイメントなのかもしれにということ。


全てとは申しませんが、しかし殆どのお客様が撮影後、我々スタッフに下さるお言葉が「楽しかったです」という一言。


写真を残すだけなら「素敵な写真になりそうです」とか、「仕上がりが楽しみです」というお言葉になるはずです。ところが「楽しかった」ということは、撮影自体はもちろんですが、その間の時間に楽しいという価値を感じて頂けたのではないかと思います。

 

この「楽しかったです」という一言ほど嬉しい言葉はありません。


和装前撮りにしても、結婚式はしないけど写真だけという目的にしろ、このロケーション撮影の時間は一生に一度だけの和装体験の時間です。しかも階段も上ればジャンプもするし、結婚式では絶対しないであろう正座姿になったり、車を乗り降りしたり、公道を歩いたりと結婚式では体験することが出来ない事が体験できるんです。


つまり和装姿を最も楽しめるのは和装ロケーション撮影だと断言できます。

更に言えば、結婚式ではないのでゲストはいませんので、花嫁と花婿二人だけ。そう、二人だけで二人だけの和装姿を楽しめるのも醍醐味です。もちろんご家族様も参加して頂いて、結婚式ではほぼ不可能なご家族だけの時間を過ごして頂けます。


思い出の写真を残しつつも、たっぷりと和装を楽しみ、二人だけまたはご家族だけの時間を楽しめる・・・・何かと時間に追われる結婚式では叶えることができない時間を感じる事ができるんです。こう考えると、和装ロケーション撮影はまさに体験型エンターテイメントではないでしょうか?


当店は和装ロケーションプランで「衣裳」「ヘアメイク」「お着付け」「撮影」「アテンド」「車両移動」をご提供していますが、これらのような物理的な物だけでなく、「和装体験」「楽しい時間」「かけがえのない思い出」も提供しているようです。


当店の和装ロケーションプランには「記録」だけでなく、「記憶」もパッケージされているんですね~。

結婚式では感じられないこと、ロケーション撮影だからこそ楽しめることもあります。結婚の思い出は一つより二つ、二つより三つと多ければ多いほど嬉しいですよね。


 

晩秋の紅葉ロケーション撮影

すっかり秋も深まり、冬の足音も聞こえ始めた晩秋の本日。


今月十数件目の紅葉ロケーション撮影が無事終了しました。本日のお客様は八月にドレスとタキシードでスタジオ撮影をさせていただいており、それに続く二本目の撮影でした。


数日前から本日の天候予想は「雨」。お二人はもちろんですが、スタッフ一同天気の回復を願っていましたところ・・・・晴れというわけにはいきませんでしたが、雨が降り出す前に何とか撮影完了できました。またこの時期ですので紅葉具合も心配していましたが、何とか持ち堪えてくれていました。

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撮影途中にはほんのちょっとですが晴れ間も・・・・

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全てはお二人の日ごろの行いの良さに尽きるんでしょうね。

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スマホでの写真なので画像はイマイチですが、カメラマンが納めたショットはとっても美しいものでした。

ちなみに本日のロケ地は栃木市にある岡田記念館。その別荘と言われる「翁島」での撮影でした。

こちらは紅葉はもちろん、竹林や池、有形文化財に認定された大正の時代に贅の限りを尽くして建てられた日本家屋、その他茶室など撮影スポットに事欠くことはありません。

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竹林での一枚。

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今から90年以上前の大正13年に竣工された「翁島」でのお座りショット前の様子。

とてもお優しい印象の花婿様、とても明るくお綺麗な花嫁様との約4時間の撮影はあっという間でした。途中でご両家のご両親、そして花嫁様のお友達お二人も参加され、賑やかな撮影となりました。

結婚式で和装を着るより、ロケーション撮影のほうが何倍も和装を感じて頂けます。結婚式場では階段の上り下りもないですし、介添えの方が付きっきりなので殆どの動作が人任せになりますが、ロケーションではそうはいきません。

階段も砂利道もありますし、正座をしたり、狭い所に入ったりと結構大変な事をしたいただくことが多いんです。でもだからこそ着ている和装の重さや動きづらさを感じることができ、結婚式で着る以上に和装を体感して頂けます。思い出というものは「楽」なことより、むしろ「苦」に近いものの方が脳裏に深く刻まれるものです。

こんな体験はロケーション撮影だからこそのものなんです。絶対に誰かに話したくなる経験ではないでしょうか?


今年の紅葉ロケもあと数組を残すのみとなりましたが、12月より「冬の和装前撮りプラン」がすぐに始まります。

コンパクトながらしっかりと思い出を作ることができるロケプランと、打掛が一着無料追加サービスのスタジオプランの二本立ての企画となっております。大変お得となっておりますので、1月~4月挙式予定のお二人の前撮りプランとしておすすめです!

ぜひお気軽にご相談くださいませ!

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