日光東照宮、輪王寺、二荒山神社の二社一寺が1999年に世界遺産に登録され、栃木県日光市は「世界遺産の街」として国内はもとより、世界中により知られるようになりました。
「日光と言えば?」
そんなシンプルな問いかけには多くの方が「日光東照宮」とお答えになるのではないでしょうか?間違いなく東照宮は日光においてのアイコン的存在であり続けていますし、今後もこの構図は変わることはないでしょう。
簡単に言えば日光は京都などと同じような歴史ある街であると言えます。
しかし日光は「歴史の街」という顔の他にも、もう一つの顔を持っているのをご存知でしょうか?
そのもう一つとは「大自然が広がる日光」という顔です。私は生まれも育ちも栃木県で、これまで何度も日光に足を運んだきたものです。でもその殆どの場合が東照宮周辺での観光で、これまで日光の大自然を体感したことは殆どありませんでした。県民でもその程度ですから、せっかく日光にきたのに世界遺産だけをみて帰ってしまう方も多いと思うのですが、それは大変もったいないと言わざるを得ません。ホント日光の大自然は凄いんですから。
日光には「奥日光」と呼ばれる場所があります。
あの有名ないろは坂をドンドンと登り、中禅寺湖が広がる地域からこの奥日光となります。
大きな中禅寺湖は海のない栃木県民にとっての海と言えるかもしれません。※泳いだりはしませんけどね。
この中禅寺湖周辺も自然を感じる場所ではありますが、奥日光の大自然の真髄はここではなく、さらに奥に進んだ所にあります。
例えば戦場ヶ原
延々と続く湿地帯、そしてそれを囲う山々、広がる大空を目の当たりにすると自然の壮大さを感じます。
湯ノ湖
中禅寺湖に比べこぢんまりとした大きさの湯ノ湖の水はとても美しく、ここが日本であることを忘れさせるほど。何となく北欧を感じさせる雰囲気が漂っています。
山と空とのコラボレーションが見事で、眺めているだけで日常の忙しなさを忘れさせてくれます。
湯滝
日光には「華厳の滝」「竜頭の滝」といった迫力のある有名な滝がありますが、山肌を滑り落ちるかのように水が流れるこの湯滝も美しさでは負けていません。平日であれば人も少なく、しかも至近距離まで近づけるのでマイナスイオンを全身に浴びることで日常の疲れを癒してくれるはずです。
森の中にある遊歩道
湯ノ湖周辺、湯滝周辺、そして戦場ヶ原には画像のような遊歩道が整備されており、美味しい空気を味わいながらのハイキングを楽しむことが出来ます。近年、日本の夏は酷暑が続き、大変暑いですが奥日光の8月の平均気温は何と23℃。湿度も低く、大変過ごしやすい環境ですので身体に無理をさせることなく気持ちの良いウォーキングが可能です。
先日この奥日光を訪れ、これまでとは違った日光の一面を垣間見ることが出来ました。そこで思ったのは「本当の日光の姿ってこれかもしれない」ということです。
確かに二社一寺は素晴らしく、歴史をも感じることが出来ますが、そもそもこれらは日光が自然豊かで美しい場所だったからこそここに築いたのだと思います。こう考えると真の日光の魅力は大自然ではないかと考えます。
人間は荘厳な建築物も歴史も作ることが出来ますが、大自然だけは作ることが出来ません。
だからこそ自然には大いなる価値があり、どんなに文明が発達しようとも人々を惹きつけて止まないのです。
栃木県民としては恥しい限りの日光の魅力の再発見でしたが、偶然のようで必然であったのかと考えています。
これまでWedding Dress abitoは人間の手によって作られた価値、いわゆる「日本庭園」「歴史的建造物」での前撮り中心に行なってきました。
しかしせっかく栃木県に所在している訳ですし、こういう機会をえたのも何かの巡り合わせです。今後は栃木県の、そして奥日光の大変豊かな自然に溶け込むような前撮りのプランを自信を持って進めて行きたいと考えています。
夏でも大変涼しく、秋には見事な紅葉を見せてくれるのでプレミアムな場所ですからね
季節・天候・遠距離等々、いくつものクリアしなければならないことはありますが、間違いなく栃木県でしか、奥日光でしか、そして当店でしか叶えることの出来ない価値ある前撮りをご提供できることと信じています。
近々諸問題をクリアし、まずはモニターカップルを募集しますのでご興味のある方は是非ご連絡下さい。今までにない前撮り撮影をご提案させていただきますので宜しくお願いします。
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