長らく営業を続けているお店には必ず「定番商品」なる物があります。
貸衣装業の当店にとっての定番商品のひとつに「喪服」があります。
女性用の和装喪服、洋装喪服、そして男性用の礼服(黒のシングル・ダブル)がそれに当たります。
この3つの喪服の中で、創業以来最も利用されてきたのは女性用の和装喪服、つまり全身黒の和装です。
15年ほど前までは一件の葬儀につき2~3着出たものですが、最近では喪主、または喪主の奥様のみの着用が多かったんです。それでも安定的に利用されてきた当店の優秀な定番商品でした。
しかしこの春からの新型コロナウィルス感染拡大に伴い、葬儀はほぼ100%というくらい「家族葬」となり、その規模は縮小されています。そして和装喪服もそれ以来、ほぼ利用されなくなっており、現在も同様の状況が続いています。もはや定番商品ではなくなりました。
これまでの葬儀は喪主側としては「誰が来るか、どのくらいの人数が来るかわからない」ものでしたので、そのお迎えやおもてなしも踏まえ、喪服もしっかりとした第一礼装、つまり和装喪服が基本というか、正しい選択でした。
しかし少人数の家族葬、いわば親族だけの葬儀となれば衣裳に気を使う必要性はなくなります。
そのため、葬儀件数に増減はないものの、和装喪服の需要はほぼ無くなったのだろうと推測しています。
ここ数ヶ月、新聞のお悔やみ欄を見るとその全てに『家族葬』『感染防止のためご会葬をご辞退申し上げます」との文言が記されています。多分この流れ(少人数葬、家族葬)の流れはワクチンが流通し、ウィルス感染のリスクがなくなっても続くと予想しています。つまり以前のような規模では行われないということです。
しかし何かが変われば、それに呼応するように変化をもたらすのも事実。
和装喪服の需要がほぼ無くなったのと同時に、当店では洋装喪服の需要が反比例的に高まっています。
実際、めちゃめちゃお客様が増えています。
ちなみに当店ではサイズは7号から19号までと幅広く取り揃えており、デザインもシンプルなものが多い為、どの年代の方にも安心してご着用頂けることと思います。
さてこの洋装喪服は和装喪服と比べ、いくつかメリットがあります。
まず第一に「着付けが不要」であること。
ま、あたり前と言えば当たり前なんですが、和装は着付けが不可欠で自ずと「着付け料」が必要になってくることから考えると費用も抑えることが出来ます。同時に準備時間の短縮にもなり、いろいろと便利な喪服なんです。
そして第二に「動きやすい」ことが挙げられます。
和装は体に合わせての着付けとなるため、「着ている」というより「着物を巻かれている」という感覚の方が近いかもしれません。お着付け次第ではそれが「苦しい」や「キツイ」となったりすることもあります。
また履きなれない草履でもあるため、全体的に動きづらさを感じてしまうこともあります。
洋装の場合、基本的にはワンピース風なので普段の洋服に近いため、動きに制限を感じることはほとんどないと思われます。
もちろん和装喪服にもそれだけの価値と見た目の重厚感、正当性があるので比較することはナンセンスなのかもしれませんけどね。
いずれにしても現在のような状況下、そして今後も洋装喪服の方がより選ばれやすい衣裳なのかもしれません。
当店ではご試着いただき、デザインやサイズをご確認していただいた上でレンタルして頂けますし、ご来店当日にお渡しも可能です。葬儀だけでなく、四十九日・一周忌などの法要でもご利用下さる方も多いですので、何かの時はお気軽にお問い合わせ下さい。男性の礼服も取り扱っております。
レンタル
最新作の振袖が入荷しました
一度お知らせしたこともありますが、先日に最新作の振袖が入荷しました。
今回入荷したのがこの2着です。
そしてこちらが届いた2着の画像です。
メーカーのモデル画像とちょっと違いますよね?それには訳があるんです。
入荷した振袖は完全に仕立てた状態ではなく、「絵羽」という仮縫いの状態で納品してもらいました。
もちろん絵羽のままでも試着できますし、その雰囲気を感じ取って頂けます。いずれは仕立てることになりますが、敢えて絵羽のままを選んだのには理由があります。
理由の一つとして「最新作を選べた!」という喜びをお客様に感じて頂きたいからです。
仮縫いのままの振袖だと「特別感」がありますし、ある意味では購入した感覚も味わって頂けるのではないかと思います。
もう一つの理由として最初に選んで頂いたお客様を「えこひいき」したいという想いがあります。
そのえこひいきとはどういうものかと言いますと、できる限り最初のお客様の体のサイズに合わせてお仕立てすることです。同じような体型でもその人により、様々な違いがあります。
「人より手が長い」、そんなお客様だったら可能な限り裄を出した仕立てをお願いする・・・・そんな特別感も演出したいんです。
もう既に数名のお客様から「入荷したらすぐ連絡下さい!」との嬉しいお問い合わせもいただいており、ほぼほぼご成約になると思われます。まだ来年(2021年)の成人式にも間に合いますので、まだ振袖をお決めでない方はぜひお気軽にご相談下さい。DMなどに惑わされ、慌てて振袖を決めなくて良かったと思って頂けることと思います。
本当の意味での最新作で成人式をお楽しみ頂けますよ♪
結婚式場の打掛レンタル価格はとっても・・・
先日、当店に結婚式でお召しになる打掛を探しているお客様にご来店頂きました。
結婚式は来春、衣裳は色打掛と紋付袴のみとのこと。
もちろん既に結婚式場で衣裳はご覧になられており、お気に召した色打掛もあったそうです。
ただ一つだけきになっているのが「価格」であり、もっとリーズナブルで気に入る色打掛をいろいろとお探しの中で当店にお越しくださったという訳です。
ちなみに式場で気になっている色打掛は35万円。
掛下のアップグレードで2~3万円、はこせこセットのアップグレードで1万円、そして紋付袴が約10万円前後とのことで、合計で約50万円。結婚式場で衣裳を手配の場合としては特別高いワケではないのかもしれません。
しかし当店としては「やっぱり高いな~」と思ってしまいます。
ちょっと話がそれますが、一時期殆どの花嫁が打掛に目もくれない暗黒の時代がありました。
とにかくその頃は全くと言っていい程に色打掛も白無垢も和ダンスから出す機会がなく、ドレス一色でした。和装離れの理由は様々ありましたが、その中に「衣裳が高い」という理由も含まれていたんですね。
衣裳がそもそも高い上に、当時は「かつら代」「笄(かつらの飾り)代」「お着付け代」が必要となるので和装全体の費用は超高額だったんですね。「それならドレスだけでいいや」となったと思われます。
今、婚礼和装(白無垢・色打掛)は全国で復権し、人気を誇っています。
自由経済の資本主義において、需要の多いもの(人気があるもの)の価格が上昇するのは当たり前のことです。しかし、我々ウェディング業界は一度苦い思いをした経験がありますし、和装の人気の乗じて同じ事を繰り返したら・・・再び和装の暗黒時代が再来するかもしれません。
気を付けたいものですし、同業の方にもそう思って欲しいです。
話しを元に戻します。
その花嫁に想い描いている打掛のイメージをお聞きし、当店の品揃えの中から五着ほど選び出し、ご試着頂きました。
その中の一着を大変気に入って頂けたようで、掛下(色付き)とはこせこセット(柄入り)をコーディネートしてご提案したところ、結婚式の衣裳としてご成約くださいました。
abitoには色打掛の品揃えが結構充実しています。
レンタル価格は色打掛+カラー掛下+柄入りはこせこセット+紋付袴一式で、結婚式場での見積の半額以下。
気に入った衣裳がお手頃価格でレンタルできることになったので、お二人には大変喜んで頂きました。
ここでハッキリと申し上げておきたいことは、当店としては「安さ」を売りにはしていないということです。
確かに結婚式場のそれと比べると、半額以下なので「格安」「激安」と思われるかもしれませんが、我々abitoの感覚としては「少し安いかな?」とは思ってはいますが、ほぼ標準的な価格設定なんです。
「abitoが安いのか?それとも他が高いのか?」
この判断は第三者に任せるのみです。
abitoとしましては、あの和装の暗黒時代を忘れることはできません。
当店は和装ロケーションフォトをそれこそ最近は数多く行っておりますが、あの時代を知っているからこそ和装をご希望されるカップル様が増え続けていることが本当にありがたくて仕方ありません。
そしてまたあんな時代にならぬよう、少なくとも当店をご利用くださるお客様には衣裳はもちろん、価格の面でも喜んで頂きたいと思っています。
それらを踏まえてのレンタル価格設定となっているので、他よりは多少はお手頃になってしまっているのかもしれませんね。
いずれにしても、今の和装人気が少しでも長く続くよう願うばかりです。
婚礼和装は日本の伝統衣裳であり、文化でもあります。そもそも時代や流行に左右されるような「幻影」ではなく、「本物」です。価値があり、魅力があるからこそ長い時代を経て今に至っている訳です。
abitoはその価値と魅力をお客様にご理解、今日関して頂けるようお伝えしていくことも使命であり、存在意義だと考えています。その為には和装をご利用しやすい環境づくり(価格も含めて)を推進していかなくてはなりませんね。頑張ります。
2019秋婚の留袖準備始まっていますよ!
昨年の今頃はかなり猛暑。
人間、暑すぎると何もしたくなるものです。当店にご来店される方もかなり少なく、昨年の夏はかなり心配していたものです。
一方、今年は冷夏になるとの予想が出ていますが、やはり昨年に比べ明らかに過ごしやすい7月になっていますね。
だからでしょうか、もうすでに2019年秋婚、つまり今年の秋にお子様の結婚式を控えているお母様、並びにお父様の衣裳である「留袖」「モーニング」のレンタル希望でのご来店が急増中です。
やっぱり涼しいと動きやすく、早めの準備にもとりかかりやすいんでしょうね。
また秋に控えている「消費税増税」も早めの準備を促進させている要因かもしれません。
消費税増税は10月1日から始まりますが、当店においては10月1日以降のレンタルでも9月30日までにお支払いして頂ければ、消費税は現行の8%となります。
例えばレンタル料金30,000円の留袖、そして17,000円のモーニングの場合。
合計金額は47,000円となり、9月30日までのお支払いであれば消費税(8%)を加え、50,760円となります。
10月1日以降のお支払いの場合は10%ととなりますので、51,700円となります。
その差は940円。
ぶっちゃけ、大層な差額ではありません。(ランチ一回分にはなりますね)
早めのお支払いで「得をしたい」わけではなく、遅いお支払いで「損をしたくない」という感覚の方が大きいんですよね。
消費税増税は致し方ない事ですし、国の方針に従わなければいけません。しかし10月1日以降は何をを食べたり、買ったりすれば10%となり、それがずっと続く訳です。
つまり嫌が応にも9月30日以前より負担が増える訳です。
940円は大した額ではありませんが、その後の負担を考えると940円だけでも浮かせる事は決して無駄なことではないと思います。
いずれにしても、昨年に比べ秋挙式予定の方の様々な準備は間違いなく早くなっています。
・和装前撮り
・ドレス・和装のレンタル
・留袖・モーニングのレンタル
およそ結婚式の準備をされているお客様のご来店が増えている事、昨年より動きが速くなっているのは確かです。少なくとも当店においては・・・。
梅雨明け後は夏らしい暑さが戻ってきますし、日によっては昨年のような暑い日となることもあるでしょう。
「暑すぎてどこにも行きたくない」
「何もしたくない」
「暑さが落ち着いたら・・・」
こう思う前、この涼しい7月のうちにいろいろな準備をしておくと安心ですし、後が楽です。今からしっかり準備をして、暑い夏を思いっきり楽しめるようにしておいてはいかがでしょうか?
みなさまのご来店をお待ちしております!
モーニングレンタル価格 17,000円は高いのか安いのか?
結婚式において、新郎新婦のお父様がご着用する衣裳と言えばモーニングです。
abitoではワイシャツ(立ち襟)付きで17,000円でお貸し出ししており、貸し出し期間は二泊三日です。
ネクタイ・カフス・サスペンダー・アームバンド・グローブ・チーフが含まれているので、お客様にご用意して頂く物はシューズと靴下のみとなっています。
先日、9月に次男さんが結婚式をされるということで旧知の方から電話がありました。
「息子が結婚するのでモーニングを用意しなきゃならないんだけど、abitoさんのウェブサイトみたら17,000円でレンタルできるんでしょ?随分と安いね。式場に問い合わせたら5万・7万・10万だったけど、そんなに違うものなの?」とのこと。
果たしてabitoのモーニングのレンタル価格である17,000円は安いのか高いのか?どちらなんでしょう?
安いと感じる場合
ホテルやゲストハウスといった結婚式場でのレンタル価格を知っている方からすれば、間違いなく安く感じると思います。
式場でレンタルすると、安くても30,000円。それに比べると17,000円はほぼ半額ですから、断然安いと言えます。
普通と感じる場合
以前に当店のような貸衣裳店でレンタル経験のある方なら価格的には普通と感じるはずです。
言い方を変えれば、結婚式場での価格が高く感じるとなります。そしてお貸し出ししている当店としましてもほぼ創業当時から価格を変えていませんので、高いとは感じていませんし、安いとも感じてはいません。つまりこれが普通なんですね。
多分同業のお店の方達も同じ思いでしょう。
高いと感じる場合
17,000円というレンタル価格を「高い」と感じる方ももちろんいらっしゃることでしょう。
全国を探せばもっと安くレンタルできるお店もあるでしょうし、ネットレンタルであれば10,000円以下の場合もありますからね。
※ネットレンタルの場合、試着ができないこともあるようです。
このようにモーニングのレンタル経験の有無、最安値との比較などにより受け取り方は変わってきます。
ちなみにご来店頂いた旧知の方には3人のお子さんがおり、モーニングを三回着る可能性があります。
当初、式場で提示された最高額である10万円で計算すれば3回で30万円となります。その方は「30万になるんだったら、いっそ仕立てた方が安いな」と思ったそうです。
大手紳士服店では7万円、地域のオーダーメイドの仕立て店では20万円でモーニングが購入出来るそうです。
どちらにしても遥かにお得ですし、こういう選択肢も悪くはありません。
※ご本人の体型が変わらない、しっかりとした保管が条件となります。
レンタル価格10万円のモーニングがどれほどのクオリティーのものか、どこのブランドのものかはわかりません。しかし一般的に考えれば、やはり10万円は高いと言わざるを得ません。もちろんご利用される方次第のことではありますが、選ぶ方は少数派ではないか考えられます。
結論
abitoのモーニングのレンタル価格である17,000円は結論から言えば、「安い分類に属する普通価格」と言えると思います。
もっと低価格でレンタルも可能ですが、その差は最大で1万円ほどでしょう。
ただし、当店では実際にご試着ができるので、ご納得の上でのご利用となりますし、夏物などのご用意もあります。ネットレンタルのような面倒な手続きもなければ、サイズが変わらなければ次回ご利用の場合は電話一本で予約が出来ます。
これらを踏まえて「安い分類に属する普通価格」であると言い切らせて頂きます。
最後に
旧知の方は当店にご来店下さり、即ご試着。
一着目に試着したモーニングがまるで誂えたかのようなジャストサイズだったので、そちらでご予約頂きました。来店からご予約までの時間はたったの5分。その方からは「もっと大変な作業だと思ったけど、こんなに簡単なんだね」と仰って頂きました。
そうなんです、モーニングの予約って本当に簡単なんです。
基本的に国内はもちろん、海外でも「モーニング」という衣裳はデザインは統一されており、選ぶのはサイズだけなんです。もちろんブランドにこだわる方もいらっしゃいますが、見た目はそう変わる物ではないんです。
どんなレンタル価格のモーニングを選ぶかはご本人次第ですが、当店の17,000円のモーニングは結婚式はもちろん、叙勲のお祝いでもご着用いただける商品となっております。つまり間違いのないモーニングが17,000円でレンタルできるんです。
ぜひ結婚式場のモーニングと着比べてみて下さい。
明らかな違いを感じることはないはずです。
成人式の紋付袴のレンタル準備は夏がチャンス!
来年の1月に迎える成人式はかなり特別です。
何たって「令和最初の成人式」ですからね。
そんな令和最初の成人式まであと6ヶ月・・・女性は振袖の準備は既に終えている方が多いですが、男性は真逆で「まだこれから」という方が多いんですよね。この7月の時点で。
男性の場合、成人式の衣裳は『スーツ派』と『紋付袴派』に分かれます。
スーツの場合は12月ギリギリでも十分間に合いますが、もし紋付袴をご検討中でしたらこの夏に準備を始めることをおすすめ致します。
紋付袴にはサイズがある
振袖は着用する女性の体型に合わせて着付ける衣裳なので、基本的にサイズという概念はありません。ところが男性の紋付袴にはサイズがあり、身長や体格に合わせて最適な大きさの衣裳を選ばなくてはなりません。
例えどんなに気に入った紋付袴があったとしても、適合サイズが既に予約で埋まっていたら諦めるしかありません。
そんなことにならないように、他の人より一足先に準備をすることでリスクを回避できます。
一足先の準備には夏がおすすめ
成人式の紋付袴のレンタルは夏が終わり、初秋からお客様が増えはじめます。
女性と違い、男性はお友達同士でお店に行くことが多く、一気に4人分の衣裳が決まってしまう事もあります。やはり一番のボリュームゾーンは165cm~170cmの男性となり、このサイズが一番不足しがちです。
ゆっくりしすぎて、準備を始めたら「合うサイズがなかなかない!」なんてこともありますので、念には念を入れて夏に準備をされることを強くおすすめ致します。
最後に
本日も成人式の紋付袴のお客様にお越しいただき、レンタルをご成約頂きました。
こちらから「いつ頃から紋付袴を着用しようとお考えだったのでしょう?」とお聞きすると、「最近になって突然思いつきました」とのお答え。女性の振袖と違って、男性には「スーツ」または「紋付袴」の二つの選択肢があります。
親に勧められて・・・
何となく・・・・
友達が着るから・・・
紋付袴を選ぶ要因はいくつかありますが、だいたいにして突然の場合が多いんですよね。
つまり突然に紋付袴を選択される方が出現し、あっという間に予約が埋まってしまう事もあるんです。まだどちらにするか決まっていない方はともかく、既に紋付袴にしようと心に決めている方は「後でいいや」ではなく、出来るだけ早めに行動に移すことが賢明です。
一生に一度の成人式。
出来ればお気に入りのジャストサイズな紋付袴で迎えたいものです。その為にも一足早めの準備をおすすめ致します。
モーニングレンタルは結婚式のどのくらい前に予約すべきか?
一年を通して、当店で最もレンタルの多い衣裳がモーニングです。
この衣裳を着る機会は殆どの場合が結婚式となり、新郎新婦のお父様がご着用されます。
ちなみに当店のこちらのブログ記事の中で、一番読まれているものが3年ほどまでにアップした「結婚式でお父様が着るモーニングのこと。 デキル男は知っている!」という記事です。
めちゃめちゃ読まれていることもあり、単純にモーニングについてのご質問のお電話をいただくことが多いんです・・・しかも県外から。
もちろん、皆さんに対して少しでもお役に立てるのであれば本望ですので、売り上げには全く繋がることはありませんが、真摯にお答えしています。
でもこういうことがあるからこそ信用、信頼いただき、大変多くの方にモーニングのレンタルをご利用頂いているのだと思います。
モーニングに関する様々な質問
もちろん県内で結婚式を控えているご家族の方からもレンタルについてのお問い合わせも数多く頂きます。
やはり最も多いのが【レンタル価格】のこと、ついで【レンタル期間】【セット内容】と続きます。
※abitoのモーニングレンタル価格は16,000円(二泊三日)となり、モーニング一式と【ネクタイ】【グローブ】【チーフ】【サスペンダー】【アームバンド】【カフス】が含まれています。
あの有名なホテルでは40,000円とのことなので、その半値以下と知ったのはつい先日です。可能であれば当店も40,000円でレンタルして頂きたいものです(笑)
そして最近多いのが【いつごろレンタル予約したらいいの?】というお問い合わせです。
そうですよね、まずここから不明ですよね。早すぎるものちょっと照れ臭いし、遅すぎると最悪サイズがなかったりしますから、見極めが難しいものです。それならば、やはり直接問い合わせて見た方が賢明ですね。
レンタル予約の目安
ぶっちゃけて申し上げると「いつ」という決まりや、おすすめはないのですが、当店の場合2ヶ月~3ヶ月前に予約されるお客様が殆んどです。
中には10ヶ月以上前の方もいらっしゃいますし、逆に数日前というか方もおられます。
「目安」とまで書きましたので、敢えて申し上げると「3ヶ月前」を基準にお考えくださると間違いありません。
3ヶ月前とする理由
モーニングにはサイズがあり、身長と体格によって違ってきます。
しかしこれまでのデータから、お父様世代(50代~60代)のサイズは偏りがあります。身長165cm前後、ウェストで言えば85~95cmの方が本当に多いんです。
そのことを踏まえ、当店では「AB4」「AB5」「B4」「B5」というサイズを複数取り揃えていますが、着数には限りがあります。
また結婚式は大安や友引など、お日柄の良い日が多いので、こちらの面でも重なってしまう事もあります。
ですから「ちょっと早め」の3ヶ月前を目安にすると、ほぼほぼ体型に合ったサイズのモーニングを確保できることでしょう。
つまり予約が遅すぎるとサイズが既にない可能性もあるということです。
逆にあまりにも早い予約だと、当日を迎える間に体型が変化する場合もあります。これを踏まえた上で、当店としては3ヶ月前の予約を推奨しております。
何事も余裕をもって
ご利用に当たってのモーニングのお渡しには「ご来店によるお渡し」が殆んどですが、式場への配送(別途料金)も少なくありません。東京など、県外での結婚式の場合がこれに当たるんですね。
その場合、「いつ」「どこに」「どのように」に配送するかは式場によって違うので、やはり余裕をもって手配すべきではないでしょうか?当店としても少しでも早くそういった情報を頂けると、大変助かります。
結婚式はご両家にとってたいへんおめでたい慶事ですから、余裕を持って準備されることが何より大切です。
最後に
モーニングをご着用されるお父様の殆どが、「俺は脇役だし、そんな慌てなくても・・・」と思いがちです。
そう、お父様としてはそんな感覚なのでしょうが、果たして新郎新婦も同様に考えているでしょうか?
結婚式には多くの方が出席されますが、新郎新婦のお二人にとっての一番は何よりご両親です。それぞれのお父様には大切なお役目もありますし、ゲストの方々にとってもお父様は注目の存在です。
つまり脇役ではなく「準主役」といえるのではないでしょうか。
ご自分の体格に最適のサイズにする事で「モーニングのしっかりとした着こなし」となりますし、それは新郎新婦の為にお集まりになってくださったゲストの方々への「おもてなし」になるはずです。何より新郎新婦にとってお父様のモーニングの姿は誇りとなり、心に刻まれる思い出となるのです。
そのためにもしっかりと、そして早めの準備は欠かせませんね。
10月挙式は7月に、11月挙式は8月にモーニングのレンタル予約がおすすめです。ぜひご相談下さい。
七五三の衣裳ラインナップはインスタでご覧下さい
以前にも何度かお知らせしたこともありますが、当店Wedding Dress abitoは世間に違わず【Instagram】を使って様々な情報を発信しております。
4つのアカウントを運営しており、その中には七五三専門のアカウントがあります。
abitoの七五三Instagram
Wedding Dress abitoの七五三ウェブサイトはこちらから
フォロワー数も少ないですし、投稿もあまりしてきませんでしたし、更新を再開し始めたのは今週に入ってからと有意義なコンテンツとは言い難い状態です。しかし心を改め、今後は出来る限りの更新をして行くつもりです。
これまで「どんな画像をアップしたら見てもらえるか?」「反響を得るためにはどうしたらいいか?」など、まず結果のことばかりしか考えておらず、反応が少ないとモチベーションが上がらず、結局放置という繰り返し・・・結果ばかり求めてはダメなんですよね。
何事も継続!「継続は力なり」ともいいますしね。
今回、七五三のInstagramを再開するに当たっては基本に立ち返えるつもりです。
七五三事業において、当店は写真撮影や着付けやヘアメイクも行っておりますが、基本的にはレンタル衣裳店です。
フォトスタジオや写真館さんとの一番のギャップは「衣裳へのこだわり」ですので、今後は七五三の衣裳のご紹介ツールとして活用して行くことに致しました。
少しですが当店の七五三衣裳を紹介します。
三歳衣裳
左は紅白のシンプルな色合いの被布セット。
古典な雰囲気もありつつ、上品さも併せ持ったお祝い着です。
右は真逆の黒がベース。
花柄が紫の色のため、どちらかというと大人っぽさを感じさせてくれます。
五歳衣裳
五歳の羽織袴は正面と背面の2枚を同時にアップしています。後ろ姿も重要ですからね。
一番目の羽織袴は上が金、袴が紺地に金柄というゴールド尽くしの豪華な祝着です。
男の子の七五三は一度だけのことですので、華やかな衣裳で迎えたい方におすすめです。
一方二番目の衣裳はシックな雰囲気でありつつ、おしゃれ感のある衣裳です。
袖や衿周りの白が新撰組っぽさがあり、当店でもかなりの人気を博しています。
七歳衣裳
黒の振袖はレトロモダンな一着で、かわいらしさとキレイさを併せ持つとっておきの衣裳です。
おしゃれさを感じつつも、決して流行に捉われていないので、時間を経ても古臭さを感じることはありません。
もう一つは珍しいブルーグレーの振袖です。
なかなかない色で、一見地味に見えますが、華やかな帯や帯締めなどの小物を合わせることでメリハリが付き、とても素敵なコーディネートになること間違いなしです。上級者向きの衣裳と言えるでしょう。
今回ご紹介した七五三祝着は七五三アカウントで既にアップした衣裳ですが、当店が取り揃えている衣裳のほんの一部です。今後も次々に衣裳をご紹介していきますので、ぜひご参考にしてください。また宜しければフォローをお願いします。
多くのフォトスタジオではモデル、またはお客様を撮影した写真をアップしていますよね。
当店も当初はその方向を目指していましたが、許可であったり、アップした画像の無断使用によりご迷惑をお掛けするリスクの考慮、それ以上に差別化が出来ない事もあり、衣裳のご紹介スタイルへ変更致しました。
今回アップした衣裳、並びに当店が取り揃えている七五三の衣裳のレンタル及び前撮りでは「衣裳グレードアップ」という概念がなく、どれでもお好きな衣裳をお選びいただけます。これが当店の七五三の一番の「売り」です。
前撮りプラン・レンタルプランはもちろんのこと、既に他店で前撮り済のお客様には「お宮参り当日プラン」という衣裳+お支度だけのセットプランもあり、幅広い利用プランがございます。
ぜひお気軽にご相談下さい。
ウェディングドレス用グローブレンタル開始
ウェディングドレス、カラードレスに欠かせないアイテムの一つがグローブです。
ドレスのグローブには【ショート】【セミロング】【ロング】と3つの長さがあり、素材は【オーガンジー】【サテン】【レース】が基本となっています。その他リボンだったり、花柄だったり、ゴールドが入ってたりと様々な組合せがあります。
どんなグローブを選ぶかはドレスやシチュエーション次第。
リゾートやカジュアルなウェディングではショートを選ばれる方が多く、大聖堂のようなチャペルでの挙式ではサテンのグローブが選ばれやすい傾向があります。ビスチェやノースリーブドレスにはロングがおすすめだったりと様々なんですよね。
なので当店には様々な種類のグローブをご用意しています。
黒の他、カラードレス用の様々な色のグローブもご用意しています。
Wedding Dress abitoの小物レンタルサイト
⇒ドレス小物専門ページ
基本的に最近では結婚式場やドレスショップでドレスをレンタルすると、グローブやヴェールなどはレンタル対応は少なく、「購入」を余儀なくされることが殆んどです。それが意外とお高いんですよね。
またネットでドレスを購入・レンタルした場合はグローブはセットになっていますが、選べないこともあります。
当店では様々なタイプのグローブをご用意し、レンタル価格は安心の3プライスとなっています。
ショートが2,000円、セミロングが3,000円、ロングが5,000円(全て税別)とわかり易い価格設定です。
ちょっと費用はかかっても新品が良いという方もいらっしゃいますし、使用後は記念にもなります。でも次に使う機会は殆どないので。「できればレンタルで済ませたい」という方が多いのではないでしょうか?
そんな方々の為に、当店では小物レンタルにドレスグローブを追加致しました。
【こんな方々におすすめです】
■1.5次会ウェディングをご予定の方
■2次会でウェディングドレスをご着用予定の方
■ご自分でドレスを作った方
■お知り合いからドレスをお借りする予定の方
現在、ドレス小物レンタル専門ページにはグローブの他、ティアラだけの掲載となっていますが、今後は『ヴェール』『シューズ』『アクセサリー』『ケープ』『ドレスブラウス』なども掲載予定です。※非掲載ですがレンタル対応しています。
まとめてのレンタルの場合は割引も致しますので、「小物がない」「費用を抑えたい」というドレス準備中の花嫁はぜひご相談下さい。
~お断り~
ネットに掲載している小物の県外へのレンタルは現在は対応致しておりません。基本的にご来店でのお貸し出しとなりますので、予めご了承下さいませ。
婚礼和装 日本髪かつらもレンタル可能開始します
ほんの7~8年前には想像できなかったほど最近は婚礼和装(白無垢・色打掛)の注目度が高くなっています。
最も人気なのは和装前撮りですが、年々神社挙式や披露宴での和装へのお色直しも増えていますね。
婚礼和装が一時期下火になった最大の理由は結婚情報誌の誕生とのことですが、次に大きな要因としては「かつら」であると言われています。
今では「和装+洋髪」は定番となっていますが、以前は和装と言えば「かつら」でした。
最近の物と違い、以前のかつらは毛の色は真っ黒、しかもボリューミーで重いので結婚世代の方々に徐々に敬遠されるようになりました。この頃は洋髪という概念がなかったので、「かつらはNG=和装はイヤ」という構図になってしまっていたんです。その為和装離れが起こってしまったんでしょう。
さて、いまの和装人気の立役者は「洋髪」と言えますが、最近では「かつらに綿帽子」をご要望される方も増えてきました。
せっかく白無垢や色打掛などの和装を着るなら、かつらと綿帽子でトコトン和装チックにしたいと考える花嫁は少なくありません。
しかも今のかつらは「軽い」「ボリューム抑え目」で、しかも毛の色は黒ではなく、柔らかさのある自然な茶色ですから、以前のような重々しさはないのでどなたの選択しになりえる仕様になっています。安心ですね!
ここから本題です。
当店は5月1日より様々な衣裳における小物のレンタルサイトをたち上げました。
これまで衣裳とセットでお貸ししていた小物を単品でもご利用いただけるようにしました。例えば振袖の帯や草履バッグセット、ドレスのティアラやシューズなど。
「お店にあるものは何でもお貸しする」をモットーとしています。
そしてその小物の中に和装用日本髪かつらも加えることに致しました。
毛の色がちょっと茶がかっているのがお解かりになると思います。
またかつらには欠かせない「笄(こうがい)」という飾りもご用意しています。
鼈甲の笄は主に白無垢での着用となります。
レンタル価格は現在調整中で、正確な価格の発表は少し先になりますが、結婚式場などでレンタルされるより遥かにお手頃になります。ご期待下さい。
そんなこともあり、他様のかつらのレンタル価格を調査してるのですが価格が掲載されていないんですよね。
ほとんどの場合がメールでの見積となっており、価格を表示していません。
ちなみに式場などではかつらレンタル価格は平均で45,000円ほどだそうです。
当店ではこの45,000円という平均価格を基準に、お手軽価格を実現したいと考えています。
ご要望の方はお気軽にご相談下さい。
※現段階では栃木県外へのお貸し出しは予定していません
※婚礼以外でのご利用にはご対応いたしません
※かつらの装着につきましては専門の方にお願い下さい(破損の恐れがあり、この場合は損害金が発生致します)