ここ数年で希望される方が増えている七五三のロケーションフォト。

先日もロケーション撮影を検討されている方にご来店いただき、前向きに検討してくださるとのことでした。こちらのご家族はお子様が生まれてから三歳の七五三まで、様々なフォトスタジオで記念撮影をされてきたそうです。

しかし回数を重ねるにつれ、「いつも同じようだな」と思い始めたそうです。七歳の七五三はこれまでと違った外での撮影がいいのではないかとのことで、当店にお越し下さいました。

そんな七五三ロケーション撮影ですが、abitoが一番最初に手がけたのは、何と15年も前。その時の画象がこちらです。
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撮影場所は上三川町の白鷺神社で、ぶっちゃて申しますと先代社長のお孫ちゃんです。現在は21歳とすでに大人の女性になっています。

振袖は結構な古典柄ですが、これまで仕入れた中で最も高額なものです。
素材はもちろん正絹で、銀座の有名デパートで購入するとなると30万円は下らないという最高級品でした。孫の特権ですね。もちろん帯も振袖に引けを取らない商品です。

見る限り、15年前とは感じませんよね。
そこがロケーション撮影のメリットのひとつです。髪の毛もダウンにしており、当時ではあまりなかったスタイルだからということもありますが、去年の写真と言っても疑う方は少ないことでしょう。

記念の写真で時代を感じてしまう要素としては「衣裳」「ヘアスタイル」「メイク」、そして「背景」です。
この時は敢えて古典柄の衣裳にして、メイクもナチュラルでまとめ、神社での撮影だったので全体的に古臭さを感じさせません。もし当時の流行の衣裳に当時のヘアメイク、バックスクリーンのスタジオでの撮影だったら間違いなく「時代」を感じるものになっていたことでしょう。

ただ時代や古臭さを感じることも思い出のエッセンスのひとつであることは間違いありません。
それらを感じることこそが懐かしさでもありますからね。

ちなみにこちらは去年の撮影のものです。
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美しい紅葉の中、そして和の情緒溢れる場所で撮影をしました。
七五三の振袖は記念の衣裳ではありますが、和装のひとつなので和の雰囲気のなかでこそ最高のパフォーマンスを発揮します。

閉ざされた空間のスタジオではなく、開放感に溢れる野外でのロケ撮影も選択の一つとしてあります。お子様も、そしてご両親やご家族も自然な笑顔で素敵な思い出づくりとなります。

ロケーション撮影にご興味のある方、ご検討されている方はぜひお気軽にご相談下さい。
野外での撮影のため、一日一組だけとなりますので時間や次の撮影を気にすることなく、優雅な気持ちで時間を過ごす事が出来るのも魅力のひとつです。