abitoでも七五三のお問い合わせ、ご来店が増えています。

今年は何かと不安を抱えているかとは思いますが、それでも大切なお子様方の特別なお祝いをしないわけにはいかないもの。結婚式と違って「来年に」というわけには行きませんからね。

前撮りはいつでもできるので、比較的スムーズにことが進むと思います。ただお宮参りとなると様々なことを想定しておかねばなりません。


現時点(6月初旬)においては、新型コロナウィルスも日本では落ち着きつつあります。
しかし七五三のお宮参りの時期、つまり10月から11月にかけての秋はインフルエンザと同様に流行が始まることが懸念されます。もしそのような状況にならなかったとしても不安が払拭されるわけではありません。それは七五三を迎えるご家族だけでなく、ご祈祷の場である神社も同様です。

例年であれば七五三のご祈祷は、お宮参り当日の受付であることが殆んどだったと思います。
しかし今年に限っては密を避け、ソーシャルディスタンスを保つことが必須ですから祈祷をする本殿でも人数制限があるかもしれません。そうなると最悪の場合、受付されなかったり、長時間待つことになるかもしれません。

それならば今から七五三のお宮参りに備えておく必要があります。

まずはお宮参りの日程と神社の早期設定してはいかがでしょう。
日程とお参りする神社が決まれば、先方に連絡し、今年のご祈祷の受付けがどのようになされるのかを確認出来ます。大安や友引、そして土曜日は多くの方が希望されるので、予約制であれば早めに予約を入れておいた方が安心です。準備が遅いと予約でいっぱいになってしまう恐れもありますからね。

当日にご家族で食事を予定しているのであれば、飲食店にも早めに予約を入れておくと良いでしょう。

お着付け、ヘアメイクの予約も同様です。やはり良い日を選ぶ方が多く、今年の状況からすると受け入れる人数にも制限が設けられることが予想されます。

そして七五三時期は制限があったとしてもそれなりの人数が神社には集まりますので、例え七五三のお祝いと言えどもマスクは欠かせません。先日のブログでもお伝えしましたが、七五三の衣裳に合わせたマスクをご用意してはいかがでしょう?例えば和柄の物や、お子様が好きな色のものであればマスク姿の七五三もよりかわいくなるはずです。
もちろんご両親も和装をお召しになるのであれば同様です。

最後に日程について。
誰しもせっかくのお祝いですから、10月下旬~11月15日までの土日祝祭日、そして大安や友引、あるいは先勝など「良い日」とされる日に七五三を行いたいのは当然です。繰り返しになりますが、だからこそ混雑が予想されます。
でも今年だけはそれが最良の選択と言えるかは疑問です。

感染しない、感染させないことが何より重要ですから、今年に限っては「ちょっと早め」の日程としたり、いわゆる「良い日であること」を重要視しないことも選択肢の一つではないかと思います。
またどこの神社を選ぶかも重要になってくるとは思います。

取りとめのない文章となってしまいましたが、一番にお伝えしたいことは「まずは神社に今年の七五三について相談してみて!」ということです。問題点を探し、早めに対策を練ることでスムーズで安心の七五三を迎えることができるのではないでしょうか?