果たして今後は結婚式が変わっていくのでしょうか?
いまある形の結婚式、いわゆる専門式場でのチャペル挙式+披露宴は「新しい生活様式」を取り入れながらではありますがこれからも行われていくと思います。それでも早くワクチンの誕生して欲しいですよね。
ただSNS等でも騒がれていますが、この春の結婚式の延期ならびにキャンセルに伴う費用(キャンセル料、延期料等)の負担に事を発し、結婚式の件数は減少していくだろうとも囁かれています。例え今回の新型コロナウィルス用のワクチンが開発されたとしても、またいつ新型のものがやってくるかわかりませんからね。それに結婚式の予約は人気会場ともなれば1年以上も前から抑えねばなりませんし、同じことの繰り返しが起こらないとも限りません。
そうなると今後は既存の形とはまた違った結婚式が生まれるはずです、しかも相当な種類となるでしょう。
最近話題の「リモートウェディング」はまさにそれに当たります。
定番化していくのか?それともワクチンが出来るまでの期間限定的な物となるのか?
こればかりは全く予想がつきません。ただ個人的見解からすると、終息後に敢えてこの形を選ばれるカップル様はそう多くはないと思っています。
ただ終息後も、ワクチンが開発された後も暫くの間はいわゆる「三密」は避けたいという心理はそう簡単になくなることはないでしょう。つまり暫くの間は結婚式にも以下の事を求める方たちが多いはずです。
・少人数
・家族だけ
・食事なし(式のみ、披露宴なし)
また現状のような1年以上も前からの予約ではなく、3ヶ月程度前の予約が望ましくなるのではないでしょうか?
上のような条件でしたら可能ですし、金銭的なことも含めたリスクはかなり軽減されます。もしご友人たちとも結婚の喜びを一緒にシェアしたいのであれば、別の日程で食事会を行うということも出来ます。
日本に結婚式(いわゆる挙式+披露宴)が生まれてから、これまでの長い間、ホテルや専門式場で行うものとされてきました。もちろん最近ではそれ以外の場所での結婚式も増えてきましたが、今後はさらに加速化することでしょう。昭和初期の頃のように自宅で行われるかもしれませんし、野外でのウェディングが人気となるかもしれません。
結婚式場でのウェディングは年々費用が高額化しており、もしかしたら今回のことをきっかけに価値観が変わるのかもしれません。
いずれにしても結婚式がなくなってしまうことはあり得ません。
ただそこに求める物は間違いなく変わることでしょう。かつてバブル期に豪華盛大な結婚式が持てはやされていましたが、バブルの崩壊と共に露と消えました。まさに結婚式は時代を象徴し、時代を映す鏡のようなもの。
今後訪れるwithコロナ、afterコロナの時代を象徴し、この時代を映す結婚式が続々誕生するはずです。
これは悲観するどころか、「自由に選択出来るウェディング」の始まりなのでむしろ喜ばしいことではないでしょうか?
当店としましてもこの新しい時代に新しい形のウェディングをご提案していくことになりそうです。