最近、これまでの和装ロケーションフォトを見返しています。

そして思わず目が止まってしまった一枚がこちらです。

20171211-026

木枠の障子に佇む色打掛をお召しになった花嫁。

和紙によって柔らかく降り注ぐ陽射しが、赤地に色とりどりの刺繍で描かれた柄を鮮明になったその様はただただ美しく、いつまでも見続けることが出来そうなほどです。
特に打掛の胸元にある青の刺繍がインパクトがありつつも、全てをまとめているのかなと感じます。

また花嫁の障子に触れた右手、末広を持つ右手、そして視線を下に落とした目線などの所作があってこその美しさでもあります。


色打掛、いわゆる婚礼和装は数ある和装の中でも特別な衣裳です。
この衣裳の価値と魅力を最大限に引き出した一枚の写真にしてくれるのはロケーションだからこそだと思います。そう思い続けてきたからこそ、今もなお変わらぬ気持ちで自信をもってお客様方にご提案しています。

よく写真を「瞬間を切り取る」と表現されます。
その一瞬はただの一瞬ではなく、特別な一瞬であり、未来へ続くものではないでしょうか。

結婚式を挙げられない方は年々増えており、挙げても和装は着用しない方が殆んどです。
でも和装を着用しての未来へ続く一瞬を切り取れる時間は限られています。「撮影だけ」でも和装の着用は可能であり、むしろ撮影だけだからこそご紹介したような素敵な一瞬を残すことが可能とも言えます。

「この写真素敵だな」
「ちょっと興味が湧いた」
そんのちょっとだけでも何かを感じて頂けましたら、どうぞ気軽にご相談下さい。

お二人にとっての特別な一瞬をプロデュースし、見事に切り取ってみせます!