今年(令和4年)の5月中旬に田母沢御用邸にて和装ロケーションフォトをされたお二人をご紹介します。
そうです、お二人は国際結婚されたご夫婦です。
新婦様はもちろん日本人で宇都宮のご出身、新郎様はスイス人で現在はスイスにお住まいです。このコロナ渦で日本への帰国もままならない時期もありましたが、ようやくご実家へお帰りができたようです。
そのタイミングで「日本の情緒を感じる場所で和装撮影をしよう!」ということとなり、いろいろなお店の中からご検討された結果、当店をお選び下さいました。
まずは撮影させて頂いた写真を抜粋してご紹介します。
当店の場合、田母沢御用邸においては「研修室エリア」「公開エリア」「日本庭園エリア」にて撮影をしております。
上の画像の中には当店が初撮影となるスポット、他のスタジオさんがあまり撮影しないスポットも含まれています。これも田母沢御用邸での撮影実績が豊富で、知り尽くしているからであり、さらには未だに探究心をもっているからだと思っています。
こちらの画象ですが、「出してもいいのかな?」と思いつつも、ぜひ皆さんに見て頂きたいので思い切ってみました。新婦様、お父様、ごめんなさい!でもきっと許してくれるはずです。
本当に父娘の仲が良いのが伝わってきます。だから出したかったんです。もうひとつお母様が加わっている衝撃画象もあるのですが、さすがにそれはダメだろう・・・ということで割愛させていただきました。
こちらの画象からも伝わると思いますが、新婦様は本当に明るくてノリのよい美しい方でした。同じ空間にいるとこちらまでウキウキさせてくれる太陽のような女性です。一方、新郎様はとても物静か(日本語が話せないこともありますが・・・)で、真のジェントルマン。いつも穏やかに微笑んでいて、新婦様を見つめる様は優しさに溢れています。
撮影の間、様々なお話しをさせていただき、とても勉強になりました。もうすでにスイスへお戻りになっておりますが、まだ暫くお二人とのやり取りは続きます。
さて数あるロケーション撮影を行っているお店の中から何故当店をお選びくださったのか?
とても興味があったので、撮影直後にお聞きしました。
その答えは・・・・
「写真の仕上がりが他と比べて段違いに良かったからです。せっかくなら素敵な写真にしたいし、そこは費用の問題ではなく、価値の問題です」とのことでした。わかってくださる方はわかってくださるということですね。
ご紹介したお二人はもちろんですが、当店をご利用くださった方は皆さん素敵な方ばかりです。やはり統計を取ると、年齢層や職種など類似点が大変多く、いわゆるabitoならではのお客様層が存在するのだなと感じます。今後も新しい層を開拓するのではなく、既存のご利用くださるお客様層を大切にしていきたいと思います。
和装ロケーション撮影
和装ロケーション撮影の予備知識③ 「ロケ地を決める」
今回でシリーズ3回目となります。
和装ロケーション撮影の予備知識① 「どこにお願いするか?」
和装ロケーション撮影の予備知識② 「いつ撮影するか?」
この2つの予備知識は多少なりともお役に立っているのかは甚だ疑問ではありますが、少なくとも無駄にはならないと思います。
さて今回はロケーション撮影では大切な要素である撮影場所、つまりロケ地の選び方についてです。
季節やスケジュール、好みによって選び方も変わりますが、全ては最高の撮影にするためにもしっかりと選びたいものです。
まずはざっくりと、どんなロケ地があるのかご説明します。
基本的には自然が広がる「公園」、庭園や和風建築のある文化財、その他「ご自宅」や「思い出の場所」などがあります。
この中でも最も人気があるのは文化財です。
なぜならしっかりと整備された日本庭園では外の写真、歴史的価値のある建築では屋内の写真と両方撮影できるからです。ただ「桜」や「紅葉」をメインにした場合は公園のほうがよい場合もあります。
公園
広々とした公園では多くのロケーション撮影が行われています。
なかには桜や紅葉の名所とされている公園もあるので、季節的な前撮りを希望される方にとっては大変おすすめのロケ地となります。また撮影行為の使用料も比較的お手頃でもあります。
ただそういった季節となると観光のお客も多くなるため、様々な配慮も必要となります。自己中心的な撮影をしてしまうと観光客の方からはもとより、管理者からお叱りを受けることも・・・。
これは撮影をお願いした業者さん一任となるので、誠実なところにお願いした方がベストですね。
公園での撮影は全て野外での撮影となるため、人気の「正座ポーズ」などは赤毛氈などが必要となります。
文化財
歴史的価値のある文化財での撮影はワンランク上のものとなります。
上の画象は日光市にある「田母沢御用邸記念公園」での一枚。こちらはかつて大正天皇のご静養所とされた由緒ある場所で、その景観は誠に素晴らしいの一言。
建物と日本庭園は緻密な計算されており、まさに和装の撮影には最高のロケ地となります。
緑豊かな樹木だけでなく、池があったり・・・
屋内で撮影できたりと、バリエーション豊かな和装撮影が叶います。
ちなみにこちらの田母沢御用邸公園は紅葉の名所としても知られています。
また当店でも人気のロケ地でもある岡田記念館には・・・
京都を思わせるような竹林の小道があったりと、それぞれの文化財によって特徴のある庭園があります。
お二人のライフスタイル、好み、撮っておきたいポーズに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
自宅
「前撮りを自宅で?」と思うかもしれませんが、少なくとも当店ではこれまで数多く自宅ロケを行ってきました。
自宅ロケをされた理由は全て共通しており、たった一つだけです。
それは結婚式に出席できないお祖母ちゃん、お祖父ちゃんに花嫁姿を見せたいという想いです。やはり直接孫の花嫁姿を見れる喜び計り知れませんし、一緒に記念撮影ができるのが嬉しいですよね。
自宅での撮影なので移動などの負担はないですし、気分的にも気軽です。
当店では少なくとも毎年数組の撮影をしています。
その他
これまで様々な場所で撮影してきましたのでご紹介します。
温泉旅館
お二人がお世話になった方のご実家の旅館での撮影でした。
神社
神社での撮影も雰囲気があって良いですよ~
思い出の場所
お二人それぞれの卒業された母校前で撮影しました。
奥日光(戦場ヶ原)
大変暑い真夏でしたが、標高の高い戦場ヶ原は別世界の涼しさでした
滝
マイナスイオンたっぷりで、和装姿との相性もばっちりでした。
このように和装ロケーションは意外と撮影場所を選ぶことがないんです。
お二人だけのオリジナルな場所で撮影すれば、それだけで唯一無二の和装撮影になること間違いなしです。
まとめ
和装撮影は撮影する場所によって雰囲気が変わるため、ロケ地選びが重要であることがおわかりいただけたことと思います。また写真の雰囲気ではなく、お二人の想いや大切な思い出を重視してロケ地を選ぶ方々もいらっしゃいます。
いずれにせよ和装撮影は人生で一回だけの特別なものです。
どこで撮影するにせよ、一生の思い出となるようまずは楽しむことが一番大切なことだと思います。撮影を楽しませてくれるカメラマンに出会えると良いですね!
「ろくろ」の並ぶ陶芸工場も和装の雰囲気にぴったり
今日は益子町にある「濱田庄司記念 益子参考館」にて和装ロケーション撮影を行ってきました。
濱田庄司先生と言えば益子焼、益子焼と言えば濱田庄司先生と言うくらいに全国でも知られています。何たって人間国宝ですからね。そんな濱田庄司先生が作品を製作していた工房はとっても雰囲気があります。
歴史的にも芸術的にも価値の高い特別な場所で、本日は和装ロケーション撮影です。
外との明暗がかなり素敵で、令和2年である今となっては「裸電球」すらオシャレな感じがしますね。
今NHKで放映されている朝の連続ドラマも舞台は信楽、益子と同じく陶器の町と知られています。
そんなことでちょうどタイムリーなロケ地であることも、何かの縁なのかもしれませんね。また今日は暖かく、そして雲ひとつない青空が広がる晴天だったので、最高のロケ日和でもありました。
お二人は終始仲睦まじく、幸せ感がハンパなく我々にも伝わってきました。
5月に結婚式を控え、お打ち合わせ等でいろいろとお忙しいとのことでしたが、素敵な一日を迎えるためにももうちょっと頑張って頂きたいです。
さてこちらの益子参考館は今年令和2年の当店イチオシのロケ地となっています。
まだ季節はちょっと早いですが、4月中旬ともなれば新緑が美しく、秋には見事な紅葉に包まれる最高のロケ地です。現地スタッフの方々も大変ご親切にしてくださいますし、何より歓迎されていることが大変あり難く思っています。
気がねすることなく、とても雰囲気の中で撮影することこそが和装前撮りには一番大切なことです。
表情も違ってきますしね。
新緑の季節も近づいてきましたので、和装前撮りをご検討の方はロケ地の候補にこちらの益子参考館をお考えになってみてはいかがでしょうか?その際はこちらを知り尽くした当店Wedding Dress abitoへお気軽にご相談下さい。先輩カップルの画像もご用意しているので、参考になるはずです!
和装前撮り動画 紅葉編
今さらですが・・・・
昨年の紅葉ロケーション(カメラ)と並行して撮影した動画をやっとYouTubeにアップしました。
なぜこの時期になったかといいますと、当初動画で使用していたBGMでは著作権の問題でYouTubeにアップすることができず、それに代わる著作権フリーのBGMがなかなか決まらなかったからなんです。とは言え、まだ納得できるようなフリー音源に出会えていないので「その場しのぎ」的な感じではあります。
しかしまずは終わらせることが大切であると考え、公開に踏み切りました。
和装前撮り、ロケーションフォト、紅葉ロケにご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょう?
今回お知らせした動画は益子町にある【益子参考館】で撮影したものです。
全国各地に紅葉の美しい名所は数ありますが、こちらの紅葉も負けず劣らずの素晴らしさがあります。
またロケ地としても広大な庭園、江戸末期に建てられた古民家に加え、人間国宝であった濱田庄司先生が作品をお作りになっていた製作場など様々な撮影スポットが豊富にあり、大変おすすめの場所です。
ろくろにおかれた作品越しと窓越しからの一枚は、まるで絵画のように素敵なんですよ!
ちなみに現時点ではありますが、こちらでの和装前撮りはこれまで当店唯一だそうです。つまり他と被らない、極めてレアな前撮り撮影が叶うということです。
益子参考館さんは紅葉だけでなく、新緑の季節も素敵な撮影となります。
石畳の小道はまっすぐではなく、曲線を描いているのでとっても雰囲気がいいんです。
abitoではすでに6年も前からこちらの益子参考館さんを和装前撮りのロケ地としてご案内していましたが、改めてこちらの景観の素晴らしさを再確認し、今年は大々的にお勧めしていきたいと思っています。
春、初夏、初秋、そして紅葉の美しい晩秋と季節ごとの美しさを感じる益子参考館。
お二人の和装の思い出の場所として、決して変わることのない価値を放ち続けることでしょう。自信をもってお勧めできる素敵なロケ地です。