和装ロケーション撮影の予備知識② 「いつ撮影するか?」

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和装ロケーション撮影の予備知識① 「どこにお願いするか?」に続く第二弾です。

今回はやはり皆さん頭を悩ませがちな撮影の時期についての考察です。

まず初めに撮影時期には二つの概念があり、ひとつは「スケージュール的時期」、そしてもうひとつは「季節的時期」があるので分けて考察していきますね。
 

スケジュール的時期

こちらに関しては「結婚式の予定あり」のカップル様が気にされるのではないでしょうか?
つまり「結婚式のどれくらい前に撮影するのが良いか?」ということになります。撮影したデータをウェルカムムービーに使用したり、写真を会場に飾ったりされる方が多いですからね。

まずはざっくりと答えから先に申し上げると、余裕を持つなら二ヶ月前までに撮影されるのが賢明です。
その理由としては撮影データの仕上がりはおよそ2~3週間後となり、そこから結婚式の準備として1ヶ月ほど時間が取れるからです。またアルバムの仕上がりはおよそ1ヶ月ちょっととなりますので、やはり余裕を持つのであれば二ヶ月前が宜しいと思います。

但し、例えば結婚式が九月だった場合はこの限りではありません。
二ヶ月前は「七月」となり、近年はこの時期は大変暑く、和装の撮影に向いていません。この場合は通常より早めのスケジュールで撮影を行った方が賢明ではないでしょうか?
これは当店の場合ですが、夏は比較的気温の低い日光をご案内し、そちらはエアコン完備ですので問題なく撮影が可能です。他のエリアでも日光のような割と涼しい場所でなら検討する価値はあると思います。
 

季節的時期

野外で撮影するロケーション撮影は同じ場所でも時期によって表情が違います。
また「この季節に撮影したい」というこだわりをお持ちの方も少なくないでしょう。まずは季節的な違いを実際の写真でご確認ください。

032やはり春と言えば「桜」です。
ただ見頃の時期は大変短く、またその年によって開花も満開も前後するので見極めが難しいのも事実。令和2年の今年は例年より10日ほど早かったですしね。しかし最高の和装写真となりますし、大変人気もあります。

 

新緑時期(5月~10月上旬)

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美しい緑に包まれる新緑の時期はロケーション撮影の最も定番な時期とも言えます。
その期間も長い為、ある程度お二人のご都合に合わせて撮影も行えるのが嬉しいですよね。その中でも5月~6月上旬、9月下旬~10月上旬は気温も程よく、湿度も抑え目なのでおすすめです。

 

 

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こちらは昨年の八月末、日光で撮影した画像です。

前述の通り、基本的に夏は和装ロケーション撮影には適さない季節です。その理由はおわかりの通り、「暑い」からです。
しかし当店はこれまで七月、八月という真夏での和装ロケを数多く行ってきたことも事実です。どうしてもこの時期でないと撮影ができないというお客様も少なくありませんしね。
どうしても夏にしか時間が取れない場合は、お願いする店舗に夏の撮影実績を確認したほうが良いでしょう。
当店ではこれまで積み重ねてきた経験により、真夏のロケ撮影にもご対応しています。

また上の画象をご覧いただくと、「夏だからこそ」の雰囲気も素敵なんです。
陽射しの角度、木洩れ日の具合、ハッキリとした明暗などは写真が映える要素でもありますからね。

 

 

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もう秋と言えば「紅葉」ですよね。
春の桜と並ぶ人気の季節ですが、紅葉のほうがより人気が高いと言えます。
ちょっと肌寒い気温、湿度の低い空気、晴天の多い時期とロケーション撮影にはまさに最高の季節でしょう!

この時期に撮影される方は殆どが翌年に結婚式を予定されている方々。
春に行われる結婚式に秋に撮影した和装姿の写真をお披露目する・・・・最高ですね。また紅葉時期は桜に比べて割と長いので、ちょっと安心ですね。ただ本当に大人気の季節なので、ご相談、お申し込み共に早めに進めないと前撮り迷子になってしまうのでお気をつけください。

 

 

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冬はどちらかと言えばオフシーズンとなります。
やっぱり寒いですし、広葉樹は落葉してしまいますからね。それでも冬の良いところもあります。
それは気候が安定していて晴天が多いこと。そして空気が乾燥しているので、とっても仕上がりが良くなることです。上の画象は昨年の年末に撮影したものですが、青空が美しく、白い雲とのコントラストが本当に素晴らしかったです。
陽射しも柔らかいので、とても優しい写真となります。

この季節は既述のとおりオフシーズンですので、どちらでも特別なプランを打ち出すことが多く、コスパの良い前撮りにすることができるのも特徴です。特別価格だったり、特典があったりするので狙い目の時期かもしれませんね。

この時期に撮影される方は殆どが二月~四月上旬に結婚式を予定されている方。
お仕事柄、秋~年末年始にかけてお忙しい方がこの時期をお選びになることが多いかもしれません。

 

 

まとめ

このように和装ロケーション撮影を「いつ撮影するか?」という問題は【スケジュール的時期】と【季節的時期】に分けて検討することが大切です。
結婚式をされる方は式の日取りを考慮しなくてはなりませんし、ある程度の余裕を持つことも大切です。また結婚式をされない方は結婚式以上の思い出づくりとするためには「季節的時期」にこだわることで、より思い出深い撮影となることでしょう。

でも結局は和装ロケーションはどの季節でも撮影可能なんです。
どの季節をお選びになるかはお好みによって、またはご都合によって様々だと思いますが、それぞれの季節にそれぞれの魅力がありますからね!

 

 

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