昨日「振袖の前撮りのご相談をしたいです」とのご依頼のお電話をいただき、本日ご来店くださいました。
・お振袖は現在お仕立て中
・ロケーション撮影をご希望
・出来れば紅葉時期に撮影
お振袖をご購入された呉服店さんでもロケーション撮影プランがあり、ご案内もされたそうです。しかし過去の撮影画象を確認したところ「ちょっと違う・・・」とお母様が感じ、その後ネットで振袖ロケーション撮影が出来る店舗をお探しになったそうです。そんな中、当店を見つけてくださり、様々な(婚礼や振袖)過去実績をみて「abitoさんしか考えられない」とのことでした。
本当に嬉しい限りですし、光栄の極みです。
これまでの当店の積み重ねをお認め下さったわけですし、初めてのご利用にも関らず全幅の信頼をお寄せくださいました。
こうなると当店としましても、その信頼以上のものをご提供したいと思いますし、お選び頂いたことが大正解だったと思ってくださるよう頑張るだけです。
お母様が繰り返しお使いになった言葉、それは「一生に一度のことだから」。
我々の業界においてもよく使われる言葉ですが、お客様がお使いになる方が重みを感じますね。こんな時代ですから、簡単に済まそうとすることだっていくらでも可能です。
「一生に一度のこと」
口に出すのは簡単ですが、実際は果てしない重みがあることを改めて感じました。
お嬢様はもちろんのこと、お母様の振袖前撮りにかける思いを真正面から受け取り、ご期待以上の思い出をお返しすることでこの喜びのお礼にしていきます。
今回のお客様とのお話しの中で、様々な学びがありました。
我々は専門のプロではありますが、完璧ではありません。そしていつも新しい発見やアイデア、我々のあり方や存在意義を教えてくださるのはお客様方です。そんなお客様方にお越し頂けるabitoは手前味噌ではありますが、「強運」があるのではないかといつも感じます。本当にお客様に恵まれており、感謝の気持ちでいっぱいです。
成人式(おそらく次回からは二十歳のお祝い)では女性の殆どが和装(お振袖)で出席されますが、男性の場合は和装は少数派で、ほぼほぼスーツでの出席となります。
スーツ姿も素敵ですが、和装姿もかっこいいんですよね。
しかし「ちょっと恥ずかしい」とか、「あまり目立ちたくない」とか、本音では記念に紋付袴を着たいと思っている方は意外と多いのですが最終的にはスーツを選択されるようです。
でもちょっと待って下さい!
なにも式典当日に着用するという選択しかないわけではありません。「写真として残す」という選択肢もあるんですよ。実際に昨年も多くの方が「紋付袴撮影プラン」をご利用になっています。
二十歳の時にしか残せない「爽やかな紋付袴姿」というものがあります。
こちらのお客様も「写真撮影だけ」という選択をされました。
とても爽やかでかっこいいですよね!
こんな写真もご覧下さい。
凛々しく、とっても素敵です。
ちなみにこのポーズはお客さまからのリクエストでしたが、かなりいい感じですので今後取り入れていきたいと思っています。
色白で髪の色も明るく、どことなくハーフ系の雰囲気をお持ちのイケメン男子。
イマドキのビジュアルでもやはり日本人ですから、和装姿がとてもお似合いです。
今回ご紹介したのはスタジオ内で撮影されたものですが、abitoでは紋付袴でのロケーション撮影はもちろんのこと、二十歳の記念のスーツでの撮影も行っております(スタジオ&ロケーション)。
女性に比べ男性は七五三、成人式ともに簡略されがちなこともありますが、親御さまにとっても大切な記念日です。女性が華やかにお振袖のお写真を残されるように、男性だってカッコ良く素敵な写真を残すべきではないでしょうか?費用もお振袖に比べて1/3ほどですから、安心ですしね。
数年後、数十年後に二十歳の時の記念写真を見返すことで、忘れかけていた何かを思いですこともあるでしょうし、この時期の出来事が瞬間的にフラッシュバックすることでしょう。そして何よりご両親への感謝の気持ちを感じるのではないでしょうか?
こういった記念写真はご本人のためであることはもちろんですが、ご両親のためにも無いより有った方が良いと考えます。私も息子、娘の二十歳の輝いた姿をいつまでも大切にしていますからね。
ちょっと前まで「今年の卒業袴のお客様は例年に比べ少なめ(泣)」と思っていました。
先週、いや先々週あたりからでしょうか、そんな思いを払拭させるほど大変多くの方にご来店頂いております。ご存知の通り、現時点で栃木県内は「まん延防止等重点措置」の地域に指定されております。
ご来店が少なかったのは、おそらくこのため・・・というかこれ以外考えられません。
とはいえ、期間の延長が決まったにも関らず次々とご来店頂けているのは、「どんな形にしろ卒業式は行う」と学校側が決断されたからだと思います。これなら合点がいきますからね。
卒業される学生さん達だけでなく、見送る側の先生方もこの2年は大変な思いをされていることでしょう。
学校の種類を問わず、「卒業式」は最後の節目です。見送る側も見送られる側もそれぞれの思いを胸に秘め、その日を迎えたいはずです。以前では考えることなど出来なかった「卒業式の中止」、このコロナ渦ではその可能性は少なからずあります。
しかし卒業式は新しい人生の出発点であり、生涯の思い出となる大切な節目です。
式典を運営する側の感染対策等々のご苦労は計り知れないことだとは十分理解してはおりますが、可能な限り式典を開催し、それぞれの想いが宿る時間をお作り頂きたいと願うばかりです。
「卒業衣裳は着用不可」でもいいんです。
肝心なのは同じ時間を共有された方々が最後に集う場を設けることだと思います。どんな形でもいいんです、「卒業式」という思い出が残るようご配慮いただけますようお願い致します。
今年(令和4年)は年明けすぐに七五三の撮影が立て続けにありました。
他のフォトスタジオさんではもしかしたら当たり前のことなのかもしれませんが、当店にとってはこれまでにないことで、とても驚いています。宣伝もしていないにもかかわらず、当店をお選びくださったお客様方には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回ご紹介する七五三のお客様は七歳の女の子。
さっそく撮影させて頂いたお写真をご覧下さい!
ご着用された七歳のお振袖はおばあ様が七五三の時に仕立てられたお着物です。
おばあ様、お母様、そしてこちらのお嬢様と三世代でご着用されるなんて本当に素敵なことだと思います。しっかりと長期間保管するのは本当に難しいことですから、さぞ大切にされていたんだと感動しました。
柄は古典柄ですが、半世紀を経た現在では返って新鮮さがありますし、そもそもこの手の柄のお着物は今では手に入れることなど出来ません。三世代に渡り思い出を紡ぎ、現代では希少価値さえ感じるその柄合いのお着物はまさにプライスレスであり、プレミアムです。
お嬢様にも本当にお似合いで、はなやかさと重厚感の両方を感じますね。
OLD & NEWのギャップのある組合せもまた素敵!!!
美人さんだから何着てもお似合いだと思いますが、やはりこちらのお振袖が最高にお似合いです。
当店ではご購入、またはご家族のお衣裳での撮影もご対応しております(他店、またはネットでのレンタル衣裳は要相談)。もちろん七歳、五歳、三歳の七五三衣裳も豊富に取り揃えておりますので、今年七五三をお迎えになられるご家族さまはお気軽にご相談下さい。スタジオでの前撮り、ロケーション撮影での前撮りと撮影スタイルもお選び頂けます。
Wedding Dress abitoの七五三ページ
※上記のページは2021年版となり、2022年は改めて更新予定です
コロナ渦ももうすぐ二年の月日が経とうとしています。
令和4年2月においては第六波の最中で、2月・3月に予定されていた結婚式の延期も増えてまいりました。当店でも多くのお客様に留袖やモーニングをご契約頂いておりましたが、式の延期のご連絡があります。
当店としましては、これまで通り日程の延期につきましては追加費用をいただくことなくご対応させて頂いております。
流れとしましては日程の延期がお決まり次第、早急にその旨をお伝えして頂き、新たな日程が決まりましたら改めてご連絡くだされば日程変更処理を行います。これに伴う費用(延期料等)は一切不要ですのでご安心下さい。
通常であれば、この2月の時期は春から初夏にかけての結婚式にまつわる「留袖」「モーニング」のお客様が多くご来店されますが、やはり日程延期という可能性があることもあり、例年に比べるとご来店は少なめです。当然のことですが、延期に伴う追加費用を懸念してのことだと思われます。
前述の通り当店ではそういった心配は一切不要ですので、延期の可能性を心配することなくご来店頂きたいと思います。
本日も3月下旬にご着用予定であったお客様からお電話をいただき、「当初の予定日が延期となり、今後の日程はまだ確定していません」とのことでした。こちらからは「新たな日程が決まり次第、ご連絡下さい」とだけお伝えしました。本当にさらっと延期対応いたします。
おそらく今回の第六波が収束し始めると同時に、一気に留袖やモーニングのお客様からのお電話やご来店が急増すると予想されます。当店は完全予約制ですので、あまりに混み合ってもご要望通りにご対応できない場合もございます。
そう言った意味では今時期はご予約が取り易いといえますので、延期を気にすることなくご来店いただけたらと思います。
当店にはウェディングドレスをはじめ、七五三衣裳、振袖、留袖・・・数え上げたらキリがないほど多岐に渡る衣裳を取り揃えおり、総着数はぶっちゃけて言うと把握しきれてなく、膨大な数となります。
そのため全ての衣裳を店舗に置いておくことも出来ず、時折入れ替えをしています。
そのせいかごく稀ではありますが、忘れ去られてしまう衣裳があり、ふとした時に「あれ?あの衣裳はどこにあるんだろう・・・」と思い出したりなんかしちゃいます。
こちらのドレスがまさにそれです。
大人用ドレスの雰囲気がたっぷりですが、実は七歳の七五三ドレスなんです。
ベルベットがふんだんに使われており、レースやその色味からも豪華さを感じられます。確か仕入れ値も破格に高かったはずです。
何故かここ2~3年は陽の目を見ずにいた幻のドレスです。
先日、七五三の撮影があり、久しぶりにお客様にお見せしたところ、お母様の目がハートの形に・・・。ご本人というより、お母様の一目惚れでご着用いただきました。
ゴージャスなドレスなので、敢えて髪飾り等はシンプルに。
その方がご本人はもちろん、ドレスも引き立つというものです。当店としても久しぶりにこのドレス姿を見て、「やっぱり素敵なドレスだ」と再確認することとなりました。
最近のドレスはかわいい雰囲気の物ばかりなので、一周回って・・・じゃなあいですけど逆に新鮮な感じがします。
今年の七五三では忘れずにお客様にご案内しようと思っていますので、宜しければお気軽にご試着下さい。きっと違った雰囲気のお嬢様を発見できると思いますよ!