和装ロケをお手伝いしたJKの一言

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先日、訳あって現役JKに紅葉ロケーション撮影のお手伝いをしてもらいました。

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日光田母沢御用邸の紅葉は今週が大変な見頃です。

何をお手伝いしてもらったかというと、撮影小物を持っての同行、後片付けなど簡単なこと。ちなみにお手伝いしてくれたJKはウェディングおろか、衣裳などに関しても当たり前ですが知識も経験もありません。

さてどんな感想を抱いたのでしょう。
 

流行はJkから始まることも多い

90年代から女子高生、今で言うJKが注目を浴びるようになりました。
一番影響があるのは「流行語」ですよね。現在でも次々に生まれているのでしょうが、私は最近のことは全くわかりません(笑)。たまにテレビなどでも紹介されていますが、聞いてもさっぱり・・・。

またファッションやカルチャーもJKから発信されることが多く、それが世界中で注目されることもしばしば。そんなJKの動向に様々な企業が注目しているのが現状でもあります。JKの持つポテンシャル、パワー、発信力は侮れませんね。
 

花嫁の打掛姿を見て意外な一言を・・・

お手伝いしてくれたJKはまさに絵に描いたようなJKです。
人気の韓国グループBTS二はまっていて、もちろんファッションも手抜きなし!そんなJKにとって日本の伝統的衣装である和装がどう映るのかは全く予測できませんでした。

「古臭い!」「私はドレスの方が・・・」という感じかなと思いつつも、「全く何も感じない」「興味すらない」というさらに最悪の感想を持つのかなとすら思っていましたが、意外な感想が聞けました。

「ウェディングドレスよりも打掛の方が断然素敵ですね♡」

これには驚きました。
90年代より女子高生にとって、何より大切なことは「かわいい」といういこと。そのかわいいの中には知る限りでは日本の文化や伝統はほぼ含まれていないことが多かったと思います。ドレスと和装をかわいさで比較すれば、やっぱりドレスが上回りますよね・・・しかしこのJKは打掛に魅力を感じたんです。
 

いつの時代になってもその身体には日本人としての血が・・・

文化や伝統は一朝一夕で作られるものではなく、長い時間をかけ、多くの先人が携わり、積み重ねによって伝承されるもの。現代の日本では西欧文化が多大に取り入れられています。衣食住はもちろん、組織のあり方や思考ですら今や世界とはボーダーレスの時代。
しかし日本人の身体に流れる血には日本の文化伝統を愛でるDNAが含まれているんですね。

この平成が終わろうとする今のJKだって「日本の美しさ」への感受性を持ち合わせています、昭和のJKとそこは何ら変わりません。

今でこそ紅葉を見て「美しい・・・」と思うようになりましたが、高校生の頃は全く興味もありませんでした、しかしアルバイトJKはスマホで写真を撮りまくって、「綺麗ですね~」を連発。現代の高校生の方が感受性が豊かなのかもしれないですね!
 

まとめ

現在の日本のカルチャーを作り、海外にも影響を与え続けているJK。
そんなフレッシュな女子もすんなりと受け入れ、その美しさが評価される日本の花嫁衣裳である打掛。伝統であり、文化ではありますがその時代時代に合わせて適応し続けてきたからこそ今も輝き続けています。
そう、みなさんが思っている以上に自由で、可能性を秘めた婚礼衣裳なんです。

変わらない美しさ、そして変わり続ける美しさ

この二つの美しさを併せ持つ花嫁の衣裳が色打掛であり、白無垢です。
今は前撮りなど、撮影においてのみのご着用が大半を占めていますが、もしかしたらいずれドレスと立場が逆転するかもしれません。もしそうなっても「意外」な事ではなく、ある意味必然ではないでしょうか。

だって我々の体の中には日本人としての血が流れているわけですから。

ジャパンファーストの時代は意外とすぐソコまで来ているのかもしれません。

 

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