現在の日本における一般的とされるウェディングは「結婚式」+「披露宴」がセットになっているもので、皆さんが思い描くのもこの形ではないでしょうか?
そもそもこういったウェディングは先の東京オリンピック開催にあたり、東京にいわゆる『シティーホテル』が続々と作られてからが始まりと言われています。各国のオリンピック選手団が滞在をきかっけに作られたホテルですが、オリンピックが終われば需要は激減します。そこで「結婚式」というコンテンツを取り入れたからなんですね。
ホテルウェディングが隆盛を極めた時代が終わり、やがてゲストハウス型ウェディングとなり今に至ります。
ゲストハウスはいわばウェディング専用施設の為、ホテルのように「宿泊」や「宴会」、その他「スペースレンタル」で売り上げを作る事は出来ません。そう、結婚式があってこその物なのです。
だからこそ誰もが憧れるようなハードに仕上げ、ホテルよりも「非日常」を感じる空間を花嫁花婿に提供してきました。しかしその反面、結婚式の総費用は増加の一途を辿り続け、日本経済が停滞している現在においても年々増え続けています。
そしてここに来て、これまで受け継がれてきた一般的なウェディングに対しての「価値」を疑問視する若い方々が増えています。
確かに結婚というものをそもそもから考えると、「結婚式」は始まりに過ぎず、その後も結婚生活は続きます。その始まりに何百万という出費をするより、長く続く日常生活のために備えてたいという考えが出てきても当然と言えば当然のことです。もちろん結婚式に対してそれを凌駕する価値を感じる方も多くいらっしゃいますが、今や昔と違い「価値観」の細分化は大きくなっています。
以前は日本人の価値観は「右にならえ!」的でしたが、現在はある意味「人は人、自分は自分」と考える方向性が強いのかもしれません。
ここ十年近く、結婚式には「見た目」「華やかさ」「非日常的空間」が求められ、その需要に応えるべく結婚式場専門施設が日本各地で数多く作られてきました。良く言われることですが、ここ宇都宮においても数多くのゲストハウス型専門式場がありますが「人口にくらべてかなり多すぎる」らしいです。
人口の減少、経済の停滞、結婚率の低下、そして価値観の変化とウェディング業界(他業界もですけどね)にとってマイナスの要因ばかりです。これからはあまりにも現実とかけ離れたウェディングよりも、より日常に近いウェディングが求められるのかなと考えています。
より日常に近いとは「いつでも行ける」「半永久的に存続している」「無理のない出費」「演出より儀式」といったものです。このことを踏まえると施設ありきの「箱型ビジネス」の将来はあまり明るくないかもしれません。家族婚・神前挙式・フォトウェディングの需要が年々高まっていると言うことを踏まえると、現実味を感じざるを得ません。
ウェディング業界は今後、減少し続ける【結婚式したい派】の単価を吊り上げるのではなく、【結婚式しない派】の方々に対してこれまでとは違う価値観の結婚式を提案し、「結婚式してみようかな?」と思っていただけるようなビジネスをしていかねばなりません。
どんな形であろうと結婚式はとても素敵なものです。縁あって出会ったお二人が将来を共にすることを誓いあい、結ばれる。そしてその門出としての結婚式はご家族をはじめ、ご友人などと一生に一度しかない時間を共に過ごせるものなのですから。
その昔、日本には結婚式というものは存在せず「祝言」というものがありました。多少は背伸びはしたとは思いますが、過度な出費、過度な演出はせずに本当に身内だけのひっそりとしたお祝いでした。
時代は繰り返します。
ファッションも経済も、そして価値観も。
また祝言のような時代が来るかもしれません。というか来させなければいけないと感じています。
2017年 3月 の投稿一覧
家族3名での和装前撮りは思い出3倍
【和装前撮り】といえば花嫁と花婿のお二人だけで撮影するもの・・・というのはもう昔のこと。
最近ではご家族と一緒に楽しむ撮影になっているんですよ!
例えばご両親やご兄弟と一緒に。
例えばおばあちゃまと。
そして愛するお子様と一緒に。
もちろんお二人だけで・・・という選択肢も全然アリですけどね。
当店がロケーション撮影を始めた頃は「お二人だけ」が断然多かったのですが、最近はご家族も参加されることが多くなっています。スタジオ撮影と違い、外での撮影は場所の広さが限定されません。なのでどんなに大勢でも撮影OKなんです。
お子様と一緒に思い出の写真・・・本当に最高ですよね?
まだ小さいのでこの撮影のことを記憶はできませんが、こうやって写真として切り取ったものがあれば、お子様が成長した時に「あの時はね~」なんて思い出話ができるというものです。パパママのとっても大切な記念日に幼い自分もしっかり参加できたことを後々喜んでくれるのではないでしょうか?
自分の誕生をどれだけ家族が喜んでくれたのか、そしてどれだけ愛してくれているのか。
言葉にすることは出来なくとも、こう言った写真があれば説明は要らないはずです。間違いなくパパママ、そしてじいじとばあばの気持ちが伝わるはずです。
とってもとってもかわいいお嬢様だったので、こんな写真も撮影しちゃいました。
元気イッパイ!可愛らしさ爆発です♪
そしてこんな日常を切り取った写真もいいですね。
日常的なショットもプロが撮影すると味わいが違います。成長するにつれ、お子様が主役の七五三・成人式などの撮影をされると思いますが、パパママが主役の記念写真に参加できるのはこの時しか有りません。
とってもお利口で、とっても可愛らしいHちゃん。
かっこいいパパ、かわいいママの愛情を感じながら健やかに成長して下さいね。当店としましても終始微笑みながらのお仕事をさせて頂き、とても幸せな時間を過ごせました。
またいつかお会いしたいご家族でした。末永く、末永くお幸せになってください!
モデル撮影の準備であたふた・・・その2
4月1日という年度初めに行う卒業袴と振袖のモデル撮影。
モデル撮影といっても衣裳を着たモデルさんたちをただ撮影する「カタログ的」なものだけでなく、イメージ的な写真、そして当店のそれぞれのプランをひと目でわかりやすくするための撮影も行います。
撮影場所も当店のスタジオだけでなく、やはり当店の得意とするロケーションでも撮影する予定です。
さて昨日に引き続き、本日もモデル撮影の準備でテンヤワンヤしております。何と言ってもモデルさんが5名で、それぞれに数着ずつ卒業袴や振袖を着てもらうわけですから、準備する衣裳も約30着くらいになり、それに伴い小物も用意しなければなりませんからね。
そうそう、今回の撮影にご協力してくださるモデルさんたちは一体どんな方たちなのか?・・・気になりますよね。
昨日のブログでも書きましたが、プロモデルではなく一般の方ばかりです。学生さんたちばかりなのですが、送られてきた写真を拝見するとみなさん本当にかわいい子ばかりでした。
ではどうやって見つけたのか?
さすがに5人の学生さんともなると自力では到底無理です。なので現在宇都宮の専門学校で講師をされているヘアメイクの先生に依頼し、探して頂いたんですね。昔からお世話になっている方なのですが、無理なお願いにもかかわらず嫌な顔一つせずに見つけてくださいました。
こんな時本当に思うんです。
お金も大切、モノも大切だけど本当に大切なのは「人との繋がり」なんだなと。当店のような小さな小さな会社が単独で実現できることなんて殆どありません。撮影にしてもそうですし、ロケ地に関してもそう。ご協力くださる方々がいるからこそ未来を描ける訳です。
もちろんスタッフのみんなも準備を頑張っていますし、こういう時こそ同じ方向を向き、進んでいかなくてはなりません。
現在は準備に追われ、ある意味「学園祭の準備」的な感じもしなくないのですが、あくまでも「仕事の一環」なのでこの撮影で多くのお客様に振り向いてもらえるように結果を出さなければなりません。ということで日ごとにプレッシャーが増幅され・・・
震えが止まりません!
夜も眠れません!
食事ものどを通りません!
ま、嘘ですけどね(笑)
でもプレッシャーを感じている事は確か。終わった後に「あーすればよかった、こうすべきだった」と思わないような撮影をしたいと思っています。
準備8割、後悔先立たず・・・ですもんね。
モデル撮影の準備であたふた・・・
当店のようなレンタルショップのメインの業務はもちろんご来店されるお客様へのご対応であり、そしてご成約して頂くこと。
しかしそういったこともまずはお客様に当店を知ってもらい、興味を抱いてもらい、ご来店頂くことが大切です。そのためには定期的なモデル撮影は外せません。
今回のモデル撮影は「卒業袴」と「振袖」がメインとなります。
大手のお店ともなるとモデル事務所に所属されている方で撮影したりもしますが、当店のような地方の小さなショップではそこまでは出来ませんw
それに当店としましてはウェブ用写真とはいえ、現実とかけ離れた写真ではなく、よりリアリティーを感じる写真のほうが価値があると考えてきました。そして今回もお願いしたモデルさんは卒業式・成人式を控えた学生さんたちです。
今の学生さんは学校行事もさることながら、アルバイトなどもされているのでなかなかお忙しそうです。当店のスケジュールと照らし合わせて撮影日をひねり出したら、何と一週間後に決行と言うことになってしまいました。
衣裳の選び出し、撮影場所、撮影イメージ、タイムスケジュール、モデルさんと衣裳の組合せ等をこの一週間で考えなければなりません。こういった準備にこそ時間をかけることが大切なのですが、そうも言っていられなくなりました。
与えられた情況の中で最高の結果を出す為に現在あたふたしながらも、着々と準備をしています。
まずは当店が考えるイメージを描き出し、それを一つ一つ衣裳とモデルさんを組合せながら具現化しています。とは言えですね、「0」から「1」にする事ってまず不可能ですので、片っ端から同業さんのウェブサイトを拝見し、「1」を「2」または「3」になるよう思考中です。
人はそれを「模倣」とか、ひどい言い方ですと「パクリ」何て言います。でもですね、もちろん完コピなんて卑怯な真似はするつもりは全くありません。ありませんが、参考にすべきものは参考にして、そこに当店ならではのスパイスを配合してオリジナルなものをつくり上げていく訳です。
これまで「卒業袴」も「振袖」も他社様に比べると、殆ど宣伝していないにもかかわらず、それなりにお客様にご利用頂いてきました。そして今年からは本気を出して宣伝することで、さらならるお客様獲得へ向けてリスタートしていきます。
新プラン構想も固まったので、後はお客様にお知らせする事。そのためにも今回のモデル撮影は絶対に欠かせない業務です。
Wedding Dress abitoが思い描く「卒業袴」、そして「振袖」の世界を余すことなく表現できるように一週間という短時間で準備をしていきます。
『Wedding Dress abito』という店名からは程遠くなってきています
Wedding Dress abito
ご存知のように当店の店名であり、使用してから20年以上の月日が経ちます。
abito・・・これはイタリア語で「衣裳」とか「ドレス」を意味します。そのまえにWedding Dress という冠を付けているので、日本語にすれば『結婚衣装衣裳』という訳のわからない名称なんです。
何故Wedding Dressという冠にしたかといいますと、SEOにとっても有効だから♪・・・そんな安易な考えでした。
これまでずっとウェディングドレス、そしてカラードレスをメインの商品してレンタルして頂いた訳ですが、何故か最近は違った様相を呈してきています。
ここ一週間のお客様のお求めになったものをざっくりと書き上げるとこうなります。
神社挙式プラン・・・二組
和装ロケーション・・・四組
打掛レンタル・・・三組
振袖・・・二組
ドレスレンタル・・・二組
モーニング・・・二組
留袖・・・一組
礼服・・・二組
ドレスレンタルの小物合わせ・・・一組
19組中、ドレス関係のお客様は3組だけなのに対して和装関係は13組と約70%となっています。この割合はここ一週間だけに限ったことではなく、昨年よりずっとこんな感じです。
もはや冠である『Wedding Dress』の必要性すら疑わざるを得ない状況です。
・・・とこんな書き方だとまるで不満を持ったように感じられるかもしれませんが、イヤイヤ・・・「狙い通り」なんですね。
和装ブームと言うこともあり、和装のお客様が増えるということは必然なんです。そして当店としてネックに思っていたことがこの「Wedding Dress」という言葉だったんです。
だって普通に考えれば「ドレスしかないお店」と思われて当然ですし、「和装は扱っていないだろう」と思われても当然ですよね。
でも結果的に見れば、あまり店名って関係ないようです。とはいえ、これまで当店は「和装ロケーション殺意」「和装前撮り」を精力的に発信してきましたので、こう言ったことも少なからず影響しているのかなとも感じています。
イタリア語の店名だけど、売れ筋は和装
こう言うギャップは自分的にはかなり嬉しいですし、誇らしくもあります。
でもそれにしても和装のお客様は年々確実に増えていますね。和装を扱う店としてはこの傾向を本当に有難く思っています。この現象が一過性のブームにならぬようにこれからも和装の魅力を発信し、新しいエッセンスを加えていけるよう日々精進していきたいですね。
和装ロケーション撮影は新しい結婚式の形です。
結婚式。
この言葉を見たり、聞いたりすると誰もが想像するのが結婚式場で行われるセレモニー&レセプションではないでしょうか。もちろん正解ではありますが、この平成29年においては「不正解」ともいえます。
何故なら結婚式の形は既に多様化しているからです。
リゾートウェディング、海外ウェディング、レストランウェディング、家族婚などいろんな形がありますが、フォトウェディングもその新しい形の一つです。
結婚式というものに決まった定義はありませんが、敢えていうならば「結婚という人生の節目において、ご家族やご友人などにご報告を兼ねたお披露目をすること」。こんな感じではないでしょうか?
「花嫁・花婿と一緒に時間を過ごし、思い出を作ること」といいい換えることも出来ます。そう、思い出を作ることが全てなのかもしれません。
フォトウェディングはよく「写真だけの結婚式」とも言われます。
スタジオでの撮影では限りがあることも、ロケーションでの撮影ならば可能になることもあるんですね。
例えばこんな写真。
スタジオでの撮影の場合、まずこんな全員でのピース写真は撮りませんし、全員のカメラ目線は必須なんです。でもこちらはカメラ目線でない方も数人いらっしゃいますが、絵になっていると感じます。しかも皆さん自然な笑顔。
時間というものは誰にも止められるものではありませんが、写真なら留めることができます。こちらの写真はまさに「その時」を切り取ったような物となりました。
こんな何気ないカットも時間が経過すると共に、少しずつ少しずつ大切な物となっていきます。
そしてこちらの写真は私も大好きな一枚である『ファミリートレインフォト』。
人生のうちでご家族とこのような写真を撮影することってほぼほぼないに等しいと言っても過言ではありませんよね。日常ではまずありえないことですが、フォトウェディングという特別な時だからこそ全員がのって頂ける訳です。
何も「儀式」「食事」を共有することだけが結婚式ではありません。
どんな忘れられない思い出を一緒に作るか?
その時のことをどれだけ脳裏に焼き付けることができるか?
そしてそれらがいつまでも語り草になるようになる事こそが何よりも求められているものだと思います。
結婚式ではご家族はどちらかと言えば控えめにならざるを得ないお立場であり、新郎新婦と交わる時間は想像以上に少ないものです。ましてやこのような写真を撮影する時間などありません。
でも一番お祝いしてもらいたいのは家族であり、お祝いしたいのも家族です・・・でも当日はそうも行きません。
だからこそ家族だけでのもう一つの結婚式として、「和装前撮り」「フォトウェディング」をおすすめします。こういった時間があったのであれば、結婚式への向き合い方も変わりますし、何より大切な思い出が作ることができますからね。
家族だけで過ごす時間はいつでも作れそうですが、現実はなかなかありません。「そのうち・・・」と思っているだけではダメです。
「作る!」という気持ちがあってこそ作れるものです。そしてそのキッカケこそ和装前撮りであり、フォトウェディングなんです。
平日ならいつでも撮影可能です
当店が各種撮影事業に取り組みはじめて既に15年以上の月日が流れました。
15年来、一貫してしてこだわってきたことは「プロフォトグラファー」による撮影です。
「商売なんだから当然でしょ?」
もちろんそうなんですが、スタッフによる撮影ではないということです。つまり当店以外での撮影も行っているフォトグラファーさんにお願いしているということです。
当店にご協力してくださるフォトグラファーさんは全て第一線で活躍している方ばかり。
・リゾートウェディングの撮影
・結婚式場でのスナップ撮影
・都内でのウェディング撮影
こんな撮影を常にされている方ばかりなんです。
ということはいろんな撮影をされているし、たくさんの情報をお持ちです。いろんなお仕事をされているからこそ生み出されるものもありますし、それに状況判断に長けていること間違い無しです。
しかもフォトグラファーさん達はとても仲が良いので、情報を共有されているのでミックスされたものが当店の撮影に活かされています。
去年まではフォトグラファーさんの予定ありきの撮影でしたが、今年からは平日であればいつでも撮影可能なのですんなりとご案内することができるようになりました。当店としましても以前のような態勢にジレンマを感じていましたが、これでようやく本当の意味でのスタートラインに立てた様な気がします。
フォトグラファーさん達は全員素敵な方ばかりです。
撮影時はいつもニコニコ顔、軽快なトーク、ホスピタリティ、サービス精神、そしてもちろん撮影の技術やセンスもばっちりです。
お客様にとって大切な節目の撮影はただシャッターを押せば素敵な写真が撮れるわけではありません。カメラ云々の前に、人間として素晴らしいかどうかが何より大切です。だってコミュニケーションは欠かせないわけですからね。それに何より当店としては「安心してお任せできる」ということが嬉しい訳です。
これもある方との出会いに尽きます。やっぱり出会いは未来を変えてくれる素晴らしいものだと感じています。
このフォトグラファーさん達による『和装前撮り/フォトウェディング』『七五三撮影』『振袖撮影』は間違いなく素敵なものとなります。当店としましてはこのことをより多くの方に知って頂き、最高の撮影をご提供して行きたいです。そしてお客様とこの素晴らしいフォトグラファーさんを「衣裳」というアイテムでつなぎ合わせるハブとなり、皆さんが幸せになれるような存在になっていきたいです。
なので是非撮影をお考えの方は当店にご相談下さいね。最高のフォトグラファーをご用意していますからね♪
記念写真はアルバムでも残すべきか?それともデータだけで残すか?
ウェディング、七五三、成人式と現在では前もって撮影する「前撮り」が主流となっています。
そんな前撮りにも『アルバム』を作るか、それともデータだけで良しとするのか悩む事もあるのでは!?
そんなお悩み中の方々にアドバイスいたします。
例えばこんな画像データがあります。
どの画像データも大変美しく、お二人の喜びが伝わってきますね。しかしあくまでも『データ』であるので、PCなどのデバイスがなければ見ることができません。そう、この画像を見る為にはデバイスを立ち上げる作業が伴うわけです。
そして一方、この3つの画像をアルバムにした物がこちら。
同じ画像ですが、『組合せ方』『画像の大きさの選択』『トリミング』『色の再調節』が施されるので、また違った雰囲気に変わります。そして何より画像データと違い、アルバムという「モノ」になるのでいつでもどこでも見ることができます。
ちなみにこのアルバムは当店のデザイナーが作成いたしました。桜ロケにあわせて、桜のモチーフを使ったりと決め細やかなデザインがされています。
確かに「データだけ」は費用の抑制にもなりますが、あくまでも「モノ」ではありません。もちろんデータさえあればご自分でアルバムを作る事も出来ますが、殆どの方が「後でつくろう」と思いながらも作らずじまいではないでしょうか?
それにこう言ったアルバムは前述の通り、紙に合わせて色の再調節やトリミングなどのデザイン能力が不可欠です。ハッキリ言えば、素人さんではプロの様には作ることができません。どうせアルバムを作るならハイクオリティを求めたいものです。
そして画像データは作業中に簡単に消えてしまうこともあります。もちろん殆どの方がバックアップを取られているとは思いますが、プロでもデータを消失してしまうこともありますから、とても怖いです。
でもアルバムという「モノ」にしておけば(紛失・消失・破損はもちろんありますが・・・)安心です。やはりPCなどのデバイスの画面で見るより、紙にプリントされた画像のほうが綺麗で見やすいですしね。
【まとめ】
時代の流れ・低迷する経済のためでしょうか、全てにおいて「費用抑制」や「低価格」が求められています。確かにそれらは今や「企業努力の結晶」として、消費者に求められるものでありますが、消費する瞬間においてのみなのかもしれません。
長期的に考えれば、購入時に多少費用がかかったとしても「長持ち」「丈夫」「安心」がセットになっているわけですから、もしかしたらちょっと贅沢な物の方がお得なのかもしれません。
アルバムも同じだと思います。
数年後、数十年後も簡単に見ることができますし、代々受けがせることも出来ますしね。例を出せば曽祖父・曾祖母の時代はデータなんてありませんでしたが、仏間には遺影がありますよね?だから会ったことはなくても顔はわかりますよね。
「なんとなく私に似ているかも!?」
こんなことを思えるのも写真にしているからです。もしこの時代にデータがあったとしても、多分写真と同じようには受け継がれることなく紛失してしまっていると思います(笑)
ご自分の思い出の写真はご自分の物であると同時にご家族のものであり、ご子孫のものでもあるわけです。こう考えれば多少の出費にも納得がいくのではないでしょうか?
ある意味あなたが生きた証ですから、あなたの代だけではなく次の時代にも継承してもらいましょう!
というわけで、「行動力」(即実行できる方)、「デザイン力」、「整理整頓能力」(データ保管の安全、管理が担保できる方)に不安を感じる方にはアルバムをお作りになることをおすすめします。
※現在のCD-R、ハードディスクはいつかはなくなりますよ。
価格・プランの見直し中
ただいまレンタル価格やプラン内容の見直しの真っ最中です。
ふと気がついたんです。創業して30年以上も一切価格を変えていない商品があること、そしてもっと「わかりやすく」「コスパを感じる」プランにアップグレードしなければならないと。
ハッキリ言って値上げをする商品もあります。
だって30年も変えていないんですよ。当時と今では経済状況も商品価値も違いますし、様々な費用もこの30年の間に高騰していますしね。
そんな変更の中で、もっとも重要と位置づけているのが「七五三」と「成人式」です。
七五三、成人式ともに大切な節目です。そして節目とは「次なるステージへの入り口」ではないでしょうか。そんな人生において大切な節目だからこそ、たくさんの思い出を作るべきだと考えます。
より高い満足度を感じて頂き、そしてコスパの良いプランをただいま作成中です。
「ネーミング」「価格」「打ち出し方」など問題は山積していますが、少しでも早くお客様にお知らせできるようにしますのでもう少しお待ち下さいね。
二十歳の振袖姿の前撮りはスタジオ?それともロケーション?
二十歳の成人式は万人平等に「一回だけ」のことです。
それだけに女性にとって『二十歳の振袖姿を残す』ということはとても大切なこと。
その昔、成人式の振袖写真と言えば式典当日に撮影するものでしたが、今では「前撮り」が主流になっています。その理由としては成人式当日だと忙しくて、ゆっくり撮影ができない⇒欲しい写真を撮ることができない・・・これに尽きます。
さぁそんな振袖の前撮りには二つの選択肢があります。
一つはスタジオ撮影。
屋内での撮影なので季節や天候を気にせず、好きな時に撮影できますね。
当店にも当然フォトスタジオがありますが、先日新たに新しいバックペーパーを取り入れましたが、ある写真を見て「これいいね~」と思ったからです。
その写真とはこちら。
和装にオレンジって素敵!・・・ですよね?
これまではこんな感じの色のバックだったんですが・・・・
オレンジに変更しました!
鮮やか♡
二十歳の振袖撮影に最高ですよ!
現在ナチュラル系のスタジオさんが多いですが、それは今の流行りだから。数年後にはまた違った系のスタジオが流行り、ナチュラル系は「時代遅れ」になることでしょう。しかしこういったシンプルなスタジオは時代の変化に流されることはありません。
つまり10年後、20年後に若かりし時の振袖写真を振り返ってみても価値は変わらないんですね。
そしてスタジオとは違う前撮りとしてはロケーション撮影があります。
スタジオと違って開放感があるので、緊張することなく自然な笑顔がこぼれること間違い無し!普段着姿のご家族が一緒に写っても違和感はありませんし、とっても自然です。
また撮影場所は無限ですので、「あなただけのオリジナルな振袖前撮り」を叶えることができます。和風な場所で、ご自宅で、公園で、桜の木の下でと選択肢はいっぱいあります。場所だけでなく、季節にこだわれるのもロケーション撮影の醍醐味です。
当店では今年よりウェディング撮影の経験や実績を振袖前撮りにも活かして行きます。これまでは特に振袖のロケーション撮影プランはご用意していませんでしたが、今年から始めてますからね。
すでに5件の撮影をいただいていますが、それぞれ「桜の季節」「新緑の季節」「紅葉の季節」とお客様のご要望に沿ったロケーション撮影をご提案させて頂きました。
何故ロケーションを選ばれたかお伺いして見ると・・・
「スタジオでは緊張しちゃうので外で撮影したい!」
「みんなと同じような撮影は考えられない」
「家族で賑やかに撮影したい!」
こんなお言葉を頂きました。それぞれの理由はごもっともであり、当店の意図するところと合致しています。
スタジオか、それともロケーションか?
どちらを選ぶにしても最高の思い出となるような素敵な前撮りをしたいものですね。当店ではどちらでもお選び頂けますし、先日のブログでも書きましたがパックプランご利用の方には「袴サービス」、そして「ウェディングドレス体験」がもれなくついていますので、思い出も3倍になりますよ!
是非気軽にご相談下さいませ!