2017年 5月 の投稿一覧

今だけ二着目無料!キャンペーン実施中

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毎年この時期に開催し、多くのカップル様より大変ご好評いただくキャンペーンが今年も明日6月1日より始まります。






そのキャンペーンは・・・


「和装前撮り&フォトウェディングキャンペーン」


例年通りに「衣装2着目無料」という特典と共に、今回は2つのロケーションプランにそれぞれ魅力的な特典をお付けしました。



■スタジオプラン

和装スタジオプランには「打掛2着目無料」特典   
                                                
 32,400円のオトク♪

洋装スタジオプランには「ドレス2着目無料」特典      
                                              
  32,400円のオトク♪





■和装(洋装)ロケーションプラン

ライトプランでは「打掛2着目無料」+「A1ポスタープレゼント」    
                                            
合わせて48,600円のオトク♪

ベーシックプランでは「打掛2着目無料」+「アルバムページ数が10から20ページに倍増!」 
                                            合わせて64,800円のオトク♪



このように大変お得で見逃せないキャンペーンになっています。


色打掛か白無垢で迷われている方・・・・
ウェディングドレスとカラードレスのどちらにするか悩んでいた方・・・
ウェルカムボードの手配を考えていた方・・・
ボリュームのあるアルバムを希望されている方・・・・



そんな方々に大変おすすめのキャンペーンですので、是非お気軽にご相談下さい!


 

県外からのご希望者急増!日光での和装前撮り

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新緑が美しい5月。


本日は9月に挙式予定のカップル様と日光へ和装前撮りの旅へ行ってまいりました!本来ならば、昨日が予定日でしたが天候が悪く、急遽順延して本日の撮影となりました。


本日のロケ地は日光市にある田母沢御用邸公園。
    abitoの日光ロケプラン


こちらの庭園の美しさは折り紙つきですが、新緑の5月ということで木々の緑がまぶしいくらいに美しく、最高の撮影日和となりました。

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今日の花嫁様は色打掛と白無垢の二着をお召しになりました。白無垢では綿帽子も使用し、まさに「日本の花嫁」ですね。


現在、田母沢御用邸では通常非公開の「皇后御学問所」が特別開放されています。これを見逃す手はない!ということで、こちらでもとびっきりの写真を撮影しました♪

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御学問所から見下ろす日本庭園は「見事!」の一言。こちらの特別開放は5月31日までなので、ギリギリセ~フでした。特別な運をお持ちのお二人なんですよ~。詳しい情報はこちらから


さて本日のお客様は千葉県からお越しのカップル様です。
定期的に日光へ足を運ばれているほどの日光フリーク。ここ田母沢御用邸も何度も訪れていて、「和装前撮りをするならここ」と思われていたようです。



そしてそんな想いの実現を本日、当店がお手伝いさせて頂きました。


2年前より日光での和装前撮りを始めましたが、お客様の多くが「栃木県外」のお客様です。やはり栃木県民から見る「日光」と、県外の方から見る「日光」には思っている以上に違いがあり、価値観の差もあるように思えます。

「灯台下暗し」ではないですが、身近なものほど勝ちを見落としてしまうことってあると思うんです。京都の方が寺社仏閣にあまり行かれないのと同じですね。近ければ近いほど、「いつでも行ける」とか「見飽きた」となりがちですものね。


ここ田母沢御用邸は「日光」というブランドと共に、「天皇家縁の地」というプレミアムがつく日本屈指の重要文化財の一つ。そして日本の歴史公園100選にも選ばれています。


一生に一度の和装前撮りは思い出深いものにしたいもの。

間違いなく素敵な前撮りとなることは間違いありませんし、「どこで前撮りしたの?」との質問にも「世界のNIKKO」とカッコ良く答えることができます。さらには「天皇家縁の場所なのよね~♡」というトドメの一言も付け加えるのもイイですね~。

5月~10月は緑が美しく、11月は紅葉が大変見事な田母沢御用邸。
    ※abitoの紅葉ロケプラン


前撮りのロケ地として、ご検討して見てはいかがでしょう?ご相談はもちろん、お見積もりも気軽にお申し付けくださいね。

ドレス試着をホーム的雰囲気で!本当は教えたくない一つのこと

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結婚準備中の花嫁の楽しみのひとつが衣装選び。特にドレスの試着は力が入りますよね?


でもどなたにとってもドレスの試着は初のことですから、できればアウェイ的な雰囲気の中でするよりホーム的雰囲気の中で楽しくしたいもの。

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とは言え、初めて行くお店で初めて会うドレスコーディネータに囲まれての試着は緊張もするし、落ち着かないもの・・・・。楽しみにしていたドレスの試着も「義務的な作業に」になったり、聞きたい事が聞けなかったり、どこか遠慮がちになってしまっては残念ですよね。



そこで出来れば教えたくないのですが、アウェイをホームに変えるたった一つのことを教えたいと思います。


それは・・・

「一回目の来店ではなく、二回目で試着すること」

これだけです。



よーーーーーーく考えてみてください。ドレスショップだけじゃなく、初めて行くお店って結構緊張しちゃいますよね?ましてやこれまで経験のない業種のお店なら余計にそう思うはず。しかし逆に一度だけでも足を踏み入れたことのあるお店って、緊張するどころか何となく常連のように感じるものです。

美容室も病院なんかも同じだと思いますが、ドレスショップとの大きな違いはリピートすること。ほぼリピートをすることのないドレスショップはある意味では究極にアウェイを感じるお店かもしれません。



それでは一回目の来店は何を目的にすれば良いのか?

まずは予約する際に「ちょっと相談したいんですが・・」とか、「試着する時間がないので、見るだけ見せて欲しい」「プランなどを教えて欲しい」と言えばいいでしょう。そして一回目の来店ではお店やスタッフの雰囲気などを観察し、ドレスなども簡単にチェック。

この時に「?」と思ったり、「ないな~」と感じたら二回目はなしで良いんじゃないですかね?でもちょっとでも気になったり、良い感触がつかめたら二回目の予約を入れて試着すれば、ある程度ホーム的な雰囲気の中で緊張することなく試着ができると思います。

ここで肝心なのは、できれば一回目の来店で担当してくれたスタッフに二回目もお願いすること。なのでスタッフの名前を覚えておき、二回目の来店の際に居るかどうかを確認しておきましょう!やっぱり一度お会いしたり、お話した人とは少なからず親近感が湧きますからね。これ重要です。


何故「本当は教えたくないけど・・」と言う表現を使ったかというと、お店側としてはできれば一回目の来店から試着をしてもらい、感触というか反応を得たいのが本当のところです。だってお店からすれば「初来店で試着しないのは気に入った商品がないからだ」と思ってしまうからです。


でも逆に、二回目来店して頂けたら「それなりの反応があったから」とテンションが上がります。なので試着する際も懇切丁寧に対応してくれること間違いなしです!!! 



だからドレスの試着は二回目の来店でされるのがおすすめなんです。


「二回に分けてなんて面倒くさい」「私は緊張なんか殆どしない」と思う方。
また「他のドレスショップで試着は体験済み」という方には当てはまらないことですが、初試着の方にはかなり有効だと思います。


また違った方法としてはお母様やお友達に付き添って頂くだけでもかなり違うと思います。



一生に一度の晴れ舞台である結婚式で着用される衣装、そして決して安くはない出費が伴うものですから冷静に、だけど楽しくドレス選びをしたいはず。そのためにも事前の下準備がかなり重要であり、試着環境を整えることが大切なのです。


ちょっとは参考になりましたでしょうか?

読めると自慢できる打掛に関する3つの漢字

伝統・文化として長きに渡って受け継がれているものの名称には読むことはもちろん、何を指すのかさえ分からない漢字があります。


日本の衣装の文化である打掛にも難しい漢字が有ります。日常ではお目にかかることすらない漢字で、読めなくても差し障りは殆どゼロですが、読めたら自慢できるかもしれません。書けたらもっと凄い!


そんな打掛に関する難しい漢字を3つ教えちゃいます。もちろん何を指す名称なのかも伝授します。では早速いきましょー




何となく形から髪に関係するものだと想像できますね。この漢字は「かつら」と読みます。そうです、皆さんがご存知のカツラを漢字にした物なんですね。でも和装の世界ではこちらを指します。
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白無垢や色打掛などを着る時に使うものです。ちょっと前まではこの鬘への抵抗が和装離れを加速させましたが、最近では逆に人気上昇中なんですよね~。結婚式でしか経験できないですし、昔の物と違って軽くてボリュームも少なく、色もほんのり茶色になっているからかもしれません。

ただ鬘はただ被れば良いという物ではなく、事前の「鬘合わせ」が必要となり、装着は専門家にしか出来ません。現在は洋髪が人気ですが、こちらのスタイルを検討してみても良いかもしれませんね。それでは次!




まるで地図記号のようなこの漢字、文字を見ても想像すらつきませんよね。笄は「こうがい」と読み、こういう物なんです。
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前出の鬘の髪ををまとめてるように見せる演出するものとなります。よくかんざしと同じと思われることもありますが、似て異なる物となります。

かんざし(漢字で書くと「簪」)⇒髪に飾るもの
笄⇒髪をまとめるもの

・・・とこのような違いがあります。って言うか簪の方が難しい漢字ですねw


そしてもう一つ

筥迫

一瞬「宮迫」と思ったでしょう?でも良く見るとウ冠ではなく、草冠ですね。この二文字で「はこせこ」と読みます。

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こちらが筥迫です。

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上の画像のように、打掛のふところに入れて持つ装身具のことを筥迫と言います。


筥迫は江戸時代に大奥や武家女性が懐中に入れた紙入れのこと。他にもお守りやらお金やらといろんな物を入れていたようなので、現代の物よりはサイズ的に大きかったと思いますが、時代が進むと共に簡略化され、現在では和装のアクセサリー(装飾品)としての機能しか持ち合わせていません。要するに昔はエチケット用品を入れる小さな箱だったんですね。



まとめ


打掛は打掛そのものはもとより、関連する様々な品々までも奥深いものです。全てに意味が有り、想いが込められているのもです。それを一つ一つ紐解いていくと結構楽しいですし、知識も身につきます。


みんなが知っていることを知っていても自慢にはなりませんが、知らないことを知っていると自慢できるものですよね?ま、問題はどこでこんな打掛に関する漢字が話題に上がるかですが、もしそんな時が来たら絶対に「博学ですね♡」と言われること間違いなしです!


それぞれの読み方、そして指すものはご理解頂けたでしょうから、次は漢字の書き取り練習しましょ~!でも私も読めはしますが、書けませんけどねw

abitoブログで一番読まれている記事はこれ

他の人がどんなブログ記事に興味を持つのか?


誰しも気になるところだと思います。当店のようなレンタル衣装を扱うショップのブログをご覧下さる方は、少なからず衣装というものを意識している状況に身を置かれていると思います。多分、色々とわからない「何か」を探し、当ブログにたどり着いたのだと思います。


そんな「何か」を探している方々に一番読まれている当ブログの記事がこちら。


『打掛を着付けるためには下準備が不可欠。手間をかけてこその衣裳です。』


当店としても和装、特に打掛に関しては力を入れて情報を発信しているので大変嬉しく感じています。やっぱり日本人といえども、打掛は未知なる衣装でわからないことばかりだと思います。だけど興味がある・・・だから様々な打掛に関する情報を入手することで身近に感じ、一歩前へ足を踏み出したいのかもしれません。


一番お伝えしたかった部分は「世の中なんでもそうですが、手間がかかる物ほど魅力的な物が多く、そして文化として根付くもの。代々受け継がれていくものでもあります。」ということ。

そしてもう一つが「伝統と文化が息づいた衣裳、それが打掛です。いつでもどこでも着れるものではなく、結婚という節目に専門の人間がいてこそ初めて着れるものです。結婚という機会を逃したら、ほぼ一生縁のない衣裳となります。」ということ。



何故2017年まで打掛という衣装が受け継がれてきたのか、そして打掛を着ることのできる機会はたった一度であるということ。このことを知るか知らないかでは打掛に対する考えや向き合い方が違ってきます。


「絶対に打掛を切るべき」、「伝統を重んじてこそ結婚式」なんて言っているわけではありません。ただ打掛を最初から選択肢から外すのではなく、ドレスと同様に一度は検討して頂きたいだけです。だって結婚式が終わってから後悔してもどうしようもありませんからね!



ドレスにはドレスの魅力、和装には和装の魅力があります。


食わず嫌いにならずに、まずは一口ご賞味してみてはいかがでしょう? もしかしたらとんでもなく美味しいかもしれませんよ!

貸衣装業の「嬉しいこと」と「残念なこと」

小学生から大学生までの幅広い層で「将来就きたい職業ランキング」でランクインすることのない貸衣装業。


一般的にもニッチなビジネスであり、消費者としても人生で関わることが数回という業界ですから当然のことです。それでも各県あたり数社の貸衣裳店がありますし、従事している方もそれなりにいます。そして私もそそのうちの一人。



この業界に入って既に20年の月日が流れましたが、この間に感じた「嬉しいこと」と「残念なこと」の上位3つを発表しちゃいます。


「嬉しいこと」


1.多くの方々の人生に関われる

「またまたそんな体裁の良いこと言っちゃって~」と思われるでしょうが、本音です。人間は誰しも、多くの方と関わりながら生きていくわけですが、「お客様」というある意味一期一会的でしかお会いすることのない方の結婚式をはじめとした、人生の大きな節目に「衣装」を通して携われる喜びがあります。
多分ドレスや振袖を借りたお店って忘れないと思うんですよね~。

そういった意味でもお客様の脳裏に記憶されているはずなので、大変光栄に感じます。




2.お礼やお土産を頂くことが多い

利用してくださったお客様から頂き物をする事が結構多いんですよね。もちろん頂いた「もの」もありがたいのですが、それ以上にその気持ちが嬉しいんです。だって衣装の代金はすでに頂いているのに、さらにですからね。
結婚式でご利用頂いたお客様からは新婚旅行のお土産、七五三のお客様からはお赤飯をいただくことが多く、それ以外にもお菓子や果物、野菜なども頂いております。




3.「綺麗なご商売ね」と褒められる

結婚式や成人式、七五三とおめでたく、華やかな出来事に関わる商売なので「綺麗なご商売ね、華やかな衣装に囲まれて仕事できるなんていいわね」といったことを良く言われます。現実はそうでもないんですが、一般的に見ればそう見えるんですよね。

そう見えるからこそ「やっぱりオシャレですね」とか、「お話がお上手ね」とかハードルをぐんと上げるようなお言葉を頂くことも。

嬉しいのは嬉しいのですが、自分たちではそう思っていないのでギャップを感じることも多々あります。

それでも一般的に見て「夢のある商売」と思って頂けるのは大変ありがたいこと。これが貸衣装業の存在価値の一つであると考えています。



一方「残念に感じること」



1.結婚式・お葬式をする場所を選びづらい

以前、当店がまだ数社の結婚式場と提携していた時期、自分をはじめスタッフが結婚式をやることになると「どこでやるか?」が問題になったものです。もちろん提携式場の中から選ばなければならない訳ですが、「あっちを立てればこっちが立たず」と言ったことになるので厄介です。式場側としても「いつも世話しているんだからうちでお願い」となるのは当然のこと。
お葬式も同じです。
当店は喪服を扱っているので数社の葬儀社と提携しています。先代社長の葬式は「通夜・告別式はA社」「仏壇の購入はB社」「四十九日法要はC社」と分散させて納得して頂きました。しかしもう一つD社もあったのですが、結局は利用せずじまい・・・半年後にはこのD社に提携を切られましたw

結婚式もお葬式も二度三度するものではないので、提携先への配慮が大変です。




2.子供のイベントに参加できない

この業界はサービス業ですから、基本的に土日祝祭日は仕事です。
平日休みに慣れてしまうと、土日って逆に休みたくなくなるものなんです。しかし子供が幼稚園や小学生の時に運動会や文化際などのイベントに参加できないつらさがあります。

大体、そういうイベントがある時期は業界の繁忙期と重なるんですよね。そう言う業界なので仕方ないのですが、子供の頑張っている姿をこの目で見れないのはとても残念に感じました。でも親以上に子供の方が寂しく感じたことでしょう。



3.横のつながりが希薄

冒頭でも書いたように、貸衣装業は地方の各県では数社のみ。その数社もいわゆる「競合」としての意識が強くてお互いに関わることは殆どありません。一般的にどんな業界でも組合的な団体があり、そこで交流し、悩みや問題を共有しながら切磋琢磨してますよね。そういうのが本当にうらやましく思います。

つまり一匹狼的なスタイルでライバル心を燃やしながら営業しているのですが、ここが昭和的で古臭く、残念に感じます。

ただ当店は関西や九州の同業者を中心とした勉強会グループに参加し、こちらで切磋琢磨を重ねているので問題なしですけどね。



ランキング圏外の業界でも、常に上位にランクインする業界でもその仕事に従事していると良いことも残念なことも同じくあるはずです。私も残念に思うことも書きましたが、「嬉しいこと」が消し去ってくれるからこそこの仕事を続けてこれました。今後は残根に思うことを少なくしていくのではなく、嬉しく思うことを一つでも多く作っていきたいと思っています。


人生に関われて、お金をいただけて、その上感謝されて、頂き物をし、褒めていただける貸衣装業。他の業界のことは殆ど知りませんが、この業界は本当に魅力があると思います。いつかギリギリでもいいのでランキングに入ることを夢見ますが・・・・99.9%無いでしょうね(笑)

悪い日とされる仏滅の捉え方

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日頃仲良くさせていただいている宇都宮の手彫り高級印鑑を扱われている鈴印さんのあるブログを読み、ちょっとそれに乗っかった内容を綴りたいと思います。


その気になるブログはこちら


「仏滅」は悪い日なのでしょうか?

 

世間一般的には仏滅は「良くない日」という認識だと思います。鈴印さんが扱う印鑑もある意味「縁起物」と捉われることもありますから、仕上がった印鑑は仏滅に受け取りたくないと思う方が殆どだと思います。


当店が関わる婚礼や七五三でもその傾向は顕著ですね。

ちなみに六曜を良い日から並べるとこうなります。

大安>友引>先勝>先負>赤口>仏滅


人生の大切な節目である結婚式や七五三の日は良いとされる大安や友引を選びたいもの。その理由としてはもちろん「良い日だから」ということもあるんですが、その後の運命を左右されてしまうという強迫観念が強いのかもしれません。


例えば結婚式の日が仏滅だった場合、後々に離婚ということになったら「あ~やっぱり仏滅の日に結婚式をしたからだ」と思ってしまうし、周りからもそのようなことを言われてしまいますよね。でも実際、仏滅という日にそんな魔力があるとは思えませんし、科学的にありえません。



そもそも人生は「出産」から始まります。

この世に生まれたからには誰にでも誕生日がありますよね。でもそんな人生で最も大切な日の六曜を気にされている方ってほぼほぼいないですよね?

ちなみに先ほど調べましたら、私の誕生日は「大安」でした♪

生まれて来る日って選べませんし、現在でもお子さんが生まれた日の六曜を気にされるご両親ってあまり聞いたことがありません。そんなことより、無事生まれてくれたこと何よりありがたく感じることでしょう。





こう考えると、六曜を気にしすぎるのもどうなのかな?とも感じます。それを裏付けるものとして、浄土真宗の開祖である親鸞聖人は「日の吉凶を選ぶことはよくない」と完全否定していますからね。


とはいえ、一つの文化として現代まで伝わっているものなので考慮されるべきものであることは間違いありません。結婚や七五三に携わる仕事をしている当店としても「気にしなくて大丈夫ですよ~」とはお客様に言えるはずもありません。やはり気にする気にしないを決めるのはご本人です。



過去にはこんな結婚式の事例もあったようです。

詳細な時期はわかりませんが、多分昭和40~50年代のことだと思います。
この業界の先輩に聞いたことがあるのですが、この頃、敢えて仏滅に結婚式をされる方は少なく無かったそうです。この時代は現在に比べても、礼儀や格式を重んじることが良しとされていたのに不思議ですよね?

でも仏滅に結婚式をする理由を聞けば納得します。

「何故仏滅に結婚式をしたかというと、仏滅の次の日は必ず大安。つまり結婚式より、新婚生活の始まりの日が大安であることを選ぶ方がいたってことだね」


物事に捉え方は人それぞれ、そして価値観も人それぞれですね。


今や結婚式場でさえ、仏滅の結婚式を否定はしていません。いわゆる「訳あり」的な扱いで、費用はもちろん様々なサービスを付けて売り出しています。仏滅の日を選ばれる方はそれでも少数派だとは思いますが、そのメリットとしては「費用削減」はもちろんですが、大安や友引の日と違って競争率が殆どないので結婚式の日を選ぶのにもかなりの自由度があります。

七五三も同じです。
10月下旬から11月中旬にかけての土日の良い日はやはり集中し、着付けはもちろん、お宮参りの神社ですらごった返します。でも任意となりますが、敢えてそんな日を外せば全てがスムーズ。でもお子様に関わることですから、出来れば良い日を選びたいものですね。


一説では、この「六曜」というものはウェディング業界が敢えて仕掛けたものと言われています。大安や友引に結婚式を集中させると共に、「良い日」と「悪い日」を明確にすることでメリハリを付けたかったのかもしれません。お菓子業界が「バレンタインデーはチョコレート」と啓蒙してきたことと同じですね。


そもそも一定の間隔で良い日と悪い日が繰り返されるというのは科学的にも考えられませんね。いずれにしろ、気にする人は気にしますし、気にしない人は全く気にしません。あなたはどちら派でしょう?


 

綿帽子で白無垢姿を極めちゃおう!

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結婚式はもちろん、和装前撮りでも最近は白無垢の人気ぶりを感じます。


色とりどりの華やかな色打掛に対して、白無垢はその名称どおり白一色の打掛です。しかしそのシンプルさ、そして可憐さをお求めになる花嫁が急増しています。何となく白無垢は「神前挙式の式服」、そして色打掛は「披露宴の衣装」とイメージされてることと思いますが実は特に決まりはありません。


お色直しとして白無垢を着用されることもあれば、色打掛で神前挙式をされることも!


和装って「決まりごとが多そう・・・」とか「自由度がなさそう・・・」とか思われがちなんですが、実はそんなことはありません。もしそうだとしたら、平成29年の現在まで継承されてはいないと思うんですよねー。




ちょっと話がずれましたが、とにかく当店においても白無垢をご覧になる方が多くなっているのです。前述の通り、白無垢にも自由度があるので文金高島田のようなかつらスタイルにはせずに洋髪で合わせる方が圧倒的に多いのですが、これまた最近ですが「綿帽子」をご希望される方が増えています。

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白無垢+洋髪スタイル

009白無垢+綿帽子スタイル   M様!また写真使わせて頂きました(笑)


本来、綿帽子を使用するにあたっては「おかつら」を使ってこそでした。しかし最近で「おかつら」なしでも綿帽子スタイルが実現できるんです。実際、上の画像の花嫁様もおかつらは使用しておりません。便利な時代になったんですね~。


白無垢+洋髪スタイルも素敵で人気ですが、「白無垢姿を極める!」といった意味ではやはり綿帽子スタイルがおすすめです。頭の先(綿帽子)からつめの先(足袋)まで真っ白になりますから、白無垢の特徴である「清廉性」が際立ちます。


もし結婚式や和装前撮りで白無垢をお考えの方は、綿帽子スタイルもご検討してみてはいかがでしょう。真っ白な衣装に染まることは結婚の時しか出来ないことですよ!


日本の美しい花嫁を象徴する白無垢と綿帽子のスタイルが、今後もっともっと増えたら良いなと思うこの頃です。

ドレスメーカーからドレスをレンタル!サイズの悩みも解消

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ウェディングドレスやカラードレスも洋服ほどではないにしても、流行りの移り変わりがあって次から次へと新しい物が出てきます。


レンタルドレス専門店としては、お客様にご満足いただけるような品揃えをしていますが、やはり限界があります。年間予算もあれば、展示するスペースの問題もありますからね。このことはいつになっても解消することなど出来ません。



しかし解消するには至りませんが、お客様にご提案できることもあります。



それが「リース&リース」というシステムです。

ドレスメーカーさんから我々のようなレンタルショップがドレスをリースし、お客様にご利用頂けるというものです。お客様のメリットとしては最新のドレスを探し、試着することができます。そして我々にとっては仕入れせず、在庫も持たずにお客様に様々なドレスをご提案できるメリットがあります。
当店には様々なドレスメーカさんのリーズドレスのカタログがあります。ちなみにこちらはMARIAROSAさんというメーカさんのカタログです。

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最近人気のシンプルなシンメトリーのドレスだったり・・・・


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袖付きのインナーブラウスが取り外しできるウェディングドレスだったりと、現在のウェディングシーンを賑やかせているドレスをカタログから選ぶことができるんです。


清潔で綺麗な状態で着用できるのは当たり前のことなのですが、何と言ってもお客様にとって魅力的なのはサイズがサイズ展開が豊富であることです。どんなに気に入ったドレスでもサイズが合わないと諦めなければなりませんよね?でもこのシステムならお客様のサイズに合わせて、ドレスを選ぶことが可能なんです。



もちろんデメリットもあります。


通常、店舗でドレスを試着する場合は試着料は発生しないものです。しかしこのシステムの場合、一着ごとに試着料を負担しなければなりません。金額的にはお手がるなものですが、無料に越したことはありませんからね。でもパンフレットをご覧になって、本当に気に入ったドレスがあれば試着料を払う価値は間違いなくあります。サイズのこともありますしね。


当店では「借り放題プラン」 「安心22プラン」といった、とてもリーズナブルなレンタルプランがあります。このリーズ&リースのシステムをご利用の場合は、多少の追加料金をいただくようにはなりますが、それでも式場さんや他のドレスショップでレンタルするよりかなりお得です。


今回ご紹介したドレスメーカーさん以外のリースドレスカタログもございますので、ドレスのサイズやカラー、デザイン、そして費用等で迷われている方はぜひご相談下さい。納得の衣装選びのお手伝いを喜んでさせて頂きます!!!
 

留袖をレンタルする前に把握しておきたい3つのこと

お嬢様や息子様が結婚式をするにあたって、お母様の殆どは当日に留袖を着用されます。

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ご自分の留袖をお持ちの方もいらっしゃいますが、「もう何回も着てる」「ちょっと柄が古臭い」「サイズが合わない」という理由からレンタルされる方も少なくありません。またレンタルするメリットとしては「たくさんの中から選べる」「サイズが豊富」「使用後は返すだけ」と言ったものがありますからね。



では留袖をレンタルする前に考えておくべきこととは一体何なのでしょう?


1.予算を決めておく

留袖のレンタル代は店舗によっても様々なのですが、結構幅があります。当店の場合だと1.5万円~7万円とその差が5.5万円もあります。予算を決めていないと「どれくらいの留袖にして良いか分からない・・・」と考え込んでしまい、あれやこれや見ていると余計に分からなくなるもの。

ある程度の予算に絞っておけば、時間も手間も半減します。ちなみに当店の場合、3万円前後の商品が主流です。

予め、ご友人や最近お子様の結婚式があった方などにリサーチして見るのもおすすめです。


2.相手方のお母様の状況を把握しておく

ご自分の予算もさることながら、相手側のお母様がどの程度の留袖を用意されるのかも気になるところです。
結婚式では殆どの場合、最後の最後でご両家で一列に並び、最後のご挨拶をされます。このことから「比較されてしまう」と思われるお母様も少なからずおいでです。しかし実際はそうそう比較して見てはいないとは思いますが、そこは女性ならではの心理ですね。

そもそも相手側は留袖は着ないでドレスにするという選択をされるかもしれませんので、お子様を通して、ある程度の状況を把握しておくと予算なども決めやすくなるのではないでしょうか。


3.ご家族の家紋にこだわるかを考えておく
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お母様がご着用になる留袖は既婚女性にとって、喪服と並んで最上位に位置する和服です。そしてそんな和服には両肩口の前後ろに、そして後ろ衿下の合計5ヶ所に紋が入っています。もちろんレンタルなので任意の家紋ですから、ほぼご家族の家紋とは違ったものになります。

「家紋にはこだわらない」・・・こういった方が殆どですが、中には「家族の家紋で結婚式を迎えたい」という方もいらっしゃいます。そんな方には「貼り紋」といって、元々ある家紋の上に貼ることのできる物があります。こちらを利用されてみてはいかがでしょうか?

ここで大切なことは正式な家紋の名称を把握しておくこと。

同じ藤柄の紋でも「下がり藤」もあれば、「上がり藤」もあります。また丸があったりなかったりと、結構複雑です。もし名称が分からない場合はご先祖のお墓や仏壇等に刻まれている家紋を写真に収めて、お店の方にお見せすると良いでしょう。

当店にもございますが、殆どの貸衣裳店には「紋帖」という家紋が羅列されている本がありますので、それで調べることができます。


また貼り紋はある意味特注品で、外部に発注することになるのである程度の時間が必要です。結婚式ギリギリに申し込んでも対応していただけない場合がありますし、二度手間とならないように前もって考えておくと良いと思います。


結婚式は新郎新婦が主役であるのはもちろんですが、ご両親やご兄弟もメインキャストです。新郎新婦がお世話になり、今後もご支援してくださる大切なゲストをお迎えするお立場です。こんなことも鑑みて、留袖の予算や家紋のあるなしを考慮してみてはいかがでしょうか?