2週連続で台風の影響が関東地方に及びましたね。
そして昨日は朝から雨・・・・
台風が近づいてきていたので、お天気の回復はほぼ望めない状態でした。しかしロケーションフォトのご予約があり、「多分延期かな?」と思っていましたが、お客様から「やります!」とのご連絡。
基本的に当店の場合、撮影の第一希望日に加え、天候や体調のことを考え「予備日」を設定いたします。昨日のお客様も予備日を11月3日に設定していましたが、急遽お仕事が入ってしまった事、そして千葉県からご両親がいらっしゃる予定になっていることにより第一希望日での決行となりました。
ロケ地は日光の田母沢御用邸、そして紅葉での撮影をご希望でした。
田母沢御用邸はメッチャ広いので、雨が降ろうと写真はいくらでも撮影できます。しかし屋内では紅葉の雰囲気は味わえません。でも外はメッチャ雨が降っており、「さてさてどうしようか?」と頭をかかえてしまいました。
でもですね、こんなときは強行突破に限ります。土砂降りの中での撮影は非常に難しいですが、小雨になれば何とかイケちゃうものです。それに紅葉時期は多少の雨なら「しっとり」「艶やか」になり、雨模様だからこその美しさもあります。
雨に濡れる事で、緑がさらに鮮やかに!
建物だって反射して輝きますからね。
小雨の中での撮影ではギリギリまで雨傘をさし、ポージングを決めてから傘を番傘へ取り替えて撮影します。
紅葉の美しい季節の日曜日でしたが、「雨」ということもあり人でも少なくて返って撮影しやすい一日となりました。写真の撮れ高を心配したので、通常より長めの撮影となり、お二人もお疲れになったようですがご満足して頂けたようでホッとしました。
ロケーションフォトは晴天が好ましいですが、例え曇りでも雨でも思っている以上に素敵な撮影ができるものです。あまり日差しが強いとお顔に陰ができやすくなり、逆に撮影しにくいこともありますからね。
状況に合わせて、最高の写真となるように務め、逆に「雨で良かった」と思ってもらえるようにしていきたいものです。
さぁ、連日になりますが今日もこちらで撮影です。行ってきまーす!
2017年 10月 の投稿一覧
日光中禅寺湖の紅葉は本当に見事です
昨日は今年の紅葉ロケの第一弾の撮影でした。
場所は日光のいろは坂を登った中禅寺湖の湖畔にある「イタリア大使館別荘記念公園」。日光と言えば「東照宮」「世界遺産」として知られていますが、やはり秋の紅葉も外せないもの。特に中禅寺湖周辺は標高が高い為、10月下旬に見ごろを迎え(ちなみに宇都宮は11月後半が見ごろ)、全国から多くの方が紅葉を見にやってきます。
紅葉がピークを迎える週末(今日と明日かな?)は普段なら20分で登れるいろは坂も3時間もかかるとか。でもそれだけ時間を費やしても見る価値がある訳ですね。
ちなみに昨日は金曜日ということもあり、いろは坂も混雑することなくスイスイ登ることが出来ました。ただロープウェイのある途中の明智平の駐車場へ入れようとする車の渋滞が結構ありました。また中禅寺湖周辺、華厳の滝の駐車場も常に満車状態なので、出来れば朝早く行かれることがおすすめです。
さてそんな賑わいのある紅葉の中での撮影をされたお客様は東京にお住まいのお二人です。
紅葉の混雑を考慮して、朝5時からの和装のお支度にしたのでお二人は午前2時起き、3時に宇都宮へ出発というハードスケジュールになってしまいました。そこまでしてイタリア大使館別荘にこだわるのはお二人にとって特別な場所だからこそ。一層責任を感じました。
紅葉時期、紅葉の進み具合も気になりますが、お天気も同じくらい気になります。ましてや中禅寺湖は山の近くということもあり、曇りの日が多いので余計に気になりました。しかーし、昨日は絶好の撮影日和となりました。
晴天も晴天!雲ひとつない美しい秋晴れとなりました。
そうそう、紅葉も大変見事でした。
湖と紅葉の組合せは最高に美しく、ただ見ているだけで贅沢な気持ちになってきます。また中禅寺湖の水は大変綺麗なので、南国の海のようなマリンブルーなんですよ。
この透明度をご覧下さい!!!
窓越しから望める美しく色付いた山々に囲まれた中禅寺湖、そして手前の桟橋の雰囲気は日本の美しい景観でありながらも、どこか北欧を思わせます。
なかなかこんな最高の日に巡りあうことはありません。お二人はもちろん、ご家族様にも大変喜んで頂けました。昨年、お隣のイギリス大使館別荘が公開され、相乗効果で観光のお客様で溢れかえっていましたが、多くの方から「おめでと~!」「お幸せに!」「とっても素敵ね」などと嬉しいお言葉をたくさんいただけました。
お二人とご家族はもちろんですが、偶然一緒になった方々にも喜んで頂けてとっても嬉しいです。
この日の最高ポイントは男体山と紅葉が見事な木々をバックにできる桟橋でした。いろんなポーズをたくさん撮ることができ、私たちスタッフも自分のことのようにテンションがMAXに!やはり美しいものは心を豊かにしてくれますね。
紅葉をバックにした写真だけでなく、今度はお二人に紅葉の中に溶け込んでいただく撮影!
この他にもいろいろと撮影させて頂きました。
本来ならば当店とお二人が交わうことは確率的にほぼゼロです。ですがお二人の特別な思い出の場所であるこの地と当店が目指す「記憶と記録の創造」が何かのご縁で組み重なり、電話やメールでのやり取りを通してこの日を迎えることが出来ました。
和装ロケーションフォトを当店の根幹の事業とすべく継続すること7年。お客様の少なさに半ば諦めかけたこともありましたが、継続する事でそれまでではありえなかった東京・横浜・千葉・福島にお住まいのお客様にたくさんご利用頂けるようにまでなりました。これもお客様方はもちろん、撮影してくれるカメラマンさんたち、ロケ地の方々、そしてスタッフにお陰です。
北関東という田舎でも都心の方々にご利用頂けるコンテンツ作りが可能である
この事は当店の自信にもなり、今後の活力にもなっています。これからは県外のお客様がよりご利用しやすいような「宿泊プラン」「遠方割り」などを充実させ、今後さらに多くの方々の結婚という大きな節目の思い出づくりをお手伝いしてきたいと考えています。
紅葉だけでなく、日本情緒溢れる美しい景観のなかで撮影できる場所が栃木県にはたくさんあります。ぜひ和装前撮りをお考えのお二人は「栃木県で撮影」もご検討下さい。結婚の思い出はたくさんあった方が幸せです。ぜひ栃木県をその一つにして頂ければ嬉しいです。
色打掛も比べてみるとその違いが一目瞭然!自分の直感を信じて選びましょう。
結婚式のお色直し衣装として、和装前撮りの衣装として人気の高い色打掛。
殆んどの方が「結婚」という節目に際して初めて意識し、手に触れるのではないでしょうか?もちろん何となく色打掛がどんなものか抽象的にはご存知だとは思いますが、それまで縁のなかった衣装ですから、知らないことが多くて当然です。
色打掛もそれぞれ違いがあるのですが、実際に触れる機会でもないとその違いはなかなかわからないものです。色打掛のフォルム(形)は殆んど同じですが、色や柄はそれぞれ違いがあります。比べて見ると、その違いは一目瞭然です。
やはり赤が主体の色打掛が一番多いのですが、グリーン系・イエロー系・ブラック・白ベースなど様々な色があります。また同じ赤系でも色の出し方、色の組合せがそれぞれ違うので一着一着に個性があります。そして着用する季節、シチュエーションによって同じ色打掛でも表情が違ってくるのも魅力です。
ご自分の好みに合わせて・・・
季節に合わせて・・・
ドレスとの兼ね合いを考慮して・・・
などなど選び方は人それぞれですが、やはり何と言っても一番大切なのは「直感」だと思います。いわゆる第一印象っていうものです。
初めての色打掛ということで、知らないことわからないことが多いとは思います。でもそんなに深く考え込まずに洋服を買うときのように選んでみていいと思います。
あなたのことは一番あなたが知っているはずです。
自分を信じて選んじゃいましょう。それでも「やっぱり不安!」と思うなら、お母様やお友達と一緒に選んでみては?あなたのことをよく知っている人の意見はとっても貴重ですからね。
フォトウェディングwith社長
先日、当店でドレスのフォトウェディングをされたお客様の話しです。
こちらのお客様は今年のGWに日光の東照宮で神前挙式を行なったのですが、式が終わってから「やっぱりドレス姿も残したい!」とのことで当店をご利用してくださいました。
実はこちらのお客様、弊社の社長がよく行くお蕎麦屋さんのご主人と奥様です。
聞いたところによると、お蕎麦屋さんといっても夜はお酒も呑めるそうで、社長は夜の部でよく利用しているそうです。段々と親しくなって行くうちにフォトウェディングの話しになり、「ウチおいでよ~サービスするからさぁ~」とお酒の勢いもあり、気軽にお声掛けしていたそうです。ま、社長としてもそんな席での話しなので話半分でいたそうですが、実際にご利用いただくことになりました。
それまで客の立場は社長でしたが、今度はお二人がお客様となり立場逆転です。
ホント、いつ誰がお客様になるかわかりません。例え酒の席、そして客だとしても社長が悪態を付いたり、お店に迷惑をかけていたらお二人はお客様としてご来店されることはなかったでしょう。そう言った意味ではお二人にとって、印象は悪くなかったんでしょうね。
まぁ社長も現金なもので、お二人のご利用後は夜だけでなくお昼も週に一回の頻度でランチしに行っているようです。でもこう言う形ってそれこそ大昔から行なわれている「相互扶助」です。こう言う積み重ねがとても大切なんですよね。
こちらのお二人にはアルバムも作って頂き、ついこの間社長がお届けしてきました。もちろんそのついでにお昼も食してきたそうです。このアルバムの最後のページにはこんな写真をお選びなりました。
社長と一緒の3ショット!
新婦様曰く「この写真が一番自然な笑顔だから」だそうです。お二人にとって一生の宝物となるアルバムに弊社社長も入れて頂けるなんて光栄の至りですね。もちろん社長も恐縮していましたが、「これこそ究極のサービス」との事でした。お二人と社長の親密さが伺えますね。
でももうちょっとしっかりとしたというか、ちゃんとしたポーズをすれば良かったのに・・・。
台風と衆院選
今回の台風は関東地方にも上陸するとかしないとか・・・。
さらには衆院選も重なって本日のご来店は結構少なめでした。
栃木県は台風での被害が少ないですが、何が起こるかわからないので気を付けて下さいね。備えあれば憂いなしです。
そして今夜はフジテレビ以外は選挙特番なので、選挙に興味がない方はボクシングの村田選手を応援しましょう!私も応援します。
卒業生と退職者
当店は1986年の創業から30年以上を経過しています。
30年継続する会社はおよそ0.021%と言われ、1,000社あれば21社しか生き残れないと言われます。こう考えるとある意味凄いことだと思ってしまいますが、全てはお客様のお陰です。いえ、訂正します。お客様はもちろん、関係各所、そしてこれまで当店の業務に携ってくれたスタッフさんたちのお陰でもあります。
ウェディングに携るスタッフとして入社してくれた方はその殆んどが20代の女性です。その方々の退社理由の殆んどが「結婚」や「出産」です。おめでたい事であり、心から祝福はしています。それでやっぱりいざ退社となると寂しいものです。
でもですね、昨日はとっても嬉しいことがありました。
一昨年の3月に退職し、今年の6月に出産した元スタッフが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。
ちなみに抱いているのは当店のスタッフ。「怖い!」といって抱くのを嫌がっていましたが、慣れない手付きで何とか抱っこしていました。
元スタッフのMさんは約10年にもわたり、当店のスタッフとして一生懸命に働いてくれました。ドレスのコーディネーターとして、ヘアメイクアップのアーティストとしてどれだけabitoに力になったか分かりません。今当店で人気の「和装ロケーションフォト」もMさんなくして継続は出来ませんでしたからね。本当にabitoへの貢献度は測りしれません。
Mさんから退職の話しを聞いた時のことは今でもハッキリ覚えていて、シンプルに表現すれば「大ショック」でした。結婚もしていて、いずれはそんな日が間違いなく来ることを覚悟はしていましたが、いざその時を迎えるとアタフタしてしまいました。本人だけでなく、お姉さまの結婚式でも衣装を利用してくれたりと、仕事以外でも本当にお世話になりました。
そんなMさんが昨日は「母」としてabitoに遊びに来てくれた事は本当に嬉しかったです。会うのは1年半ぶりですが、まるで昨日もいたかのように自然な再会だったのが不思議に感じました。元気そうで何より!
こうしてわざわざお子さんを見せに来てくれることは感慨深いものです。
退社後、一切繋がりのなくなる人もいればMさんのようにその後も気にかけてくれる人もいます。退職後もabitoを気にかけてくれたり、遊びに来てくれる元スタッフは退職者ではなく、卒業生と言えます。これまで退職した70名の内、卒業生はおよそ20名ほど。辞める理由にもよりますが、今後は退職しても殆んどの人が卒業生となってくれるような魅力ある会社でありたいと感じました。
何かの縁で一緒に働いた仲間です。
会社を辞めても、年をとっても、引越ししても気軽に遊びに来て欲しいですし、時折abitoで働いた日々を思い出してくれたら嬉しいです。Mさんのお子さんの成長を今後も付かず離れずの距離感で見守っていきたいです!
和装でできることがたくさんあります
白無垢、色打掛といった婚礼和装の存在感、そして注目度が高まっている今日この頃。
これから結婚式をお考えの方も「せっかくだから和装を着たい」「写真だけでも残したい」と何となく考えているのではないでしょうか?とは言え、婚礼和装に関しては「良くわからない」という方が殆んどだと思います。
・費用はどれくらいなのか?
・和装ではどんなことができるのか?
・種類はどんなものがあるのか?
知りたいことはいっぱいあるのに、いわば「まとめサイト」的な和装ページを作っている貸衣裳店はそれほど多くありません。どちらかと言えばドレスのような洋装に特化されていることが殆んどです。だからこそ今、当店は和装に特化したページを作ります。
和装でできることをざっとまとめたページをただ今製作中です。
■色打掛・白無垢・引き振袖などの衣装情報とレンタルプラン価格
■前撮りなどの写真撮影プラン詳細(ロケーション/スタジオ)
■神社挙式プラン
■和装小物についてのご紹介
これまでも当店においては殆んどの情報をウェブサイトに掲載していましたが、一ヶ所にまとめていなかったので分かりづらいものでした。これらの情報をひとまとめにし、更なる情報を追加してご覧下さる方に「見やすい」「検討しやすい」ものになります。
まだちょっと時間はかかりますが、もう少しお待ち下さい。
10月11月は結婚式、和装ロケーション撮影、七五三などでお蔭様で忙しく、同時進行には少々難儀を感じていますが11月上旬公開を目指しています。来年に結婚式や和装前撮り、神社挙式をご検討されている方はぜひ一度ご覧下さいね。いろんな面で「安心」をお感じいただけると思います。
結婚式でのスピーチ 苦手な方は「序破急」で構成してみては?
10月11月と一年を通して最も結婚式が多い時期です。
新郎、新郎の父は結婚式で何かしらスピーチをされますが、ゲスト側でも「主賓」「友人代表」としてご挨拶されますよね。お話しが上手だから選ばれるのではなく、新郎または新婦との関係性で選ばれるので断ることって難しいですよね。だってお祝い事ですし、「頼まれごとは試されごと」なんても言いますしね。
でもせっかくお受けするのなら、何とか上手くこなしたいもの。
私も以前、異業種交流会で会長職を一年務めたときはやたらと多くの方の前でお話しする機会がありました。実際、自分としては得意なほうでなく、むしろそれまで避けまくってきました。もちろん緊張もしましたし、「どんな話しをしようか?」「構成はどうしたら良いものか?」と良く悩んだものです。
ちなみに自分としては基本は「上手にしゃべる」ということは念頭に置かず、ただこれだけを考えていました。
「気持ちを込めて一生懸命に話す」
話しの上手な方は腐るほどいますし、逆にあまり上手すぎると何故か聞き流してしまします。だけどちょっと詰まったり、静寂が訪れると「ほら!頑張れ~」って思ってもらえます。手紙も接客も、そしてお話しも気持ちがこもっているかいないかは相手に伝わるものです。上手なことが素晴らしいのではなく、気持ちを込めることが何より大切なんですね。
話し方が下手だとしても、伝える事はしっかりと伝えたいものです。それには文章の構成が不可欠ですが、実際はどのように組み立てたら良いか分かりませんよね。よく「起承転結」なんて言われますが、四段階の構成はちょっと至難の業です。なので一つ減らした三段階がおすすめです。それが・・・・
序破急
です。
この序破急は「能楽」で良く知られていますが、香道・居合道・剣術・茶道などでも伝統的に用いられてきた構成法で、現在では国際的にも用いられているようです。つまり日本の結婚式のスピーチにピッタリの構成法と言えます。
「序」「破」「急」という3つで構成されるので、それぞれに沿った話しの内容を作り上げてみましょう。
「序」
こちらでは話しの目的や結論を伝えてみましょう。自己紹介はもちろんですが、ここではゲストの方々に自分の話しを聞く準備をして貰うことが目的となります。まずは簡単にこれから話す内容を説明しましょう。ここで肝心なのはゆっくりとした口調で話す事です。まだまだ導入段階ですからね。
「破」
ここは話しを展開する段階となり、実際にあった出来事やエピソードを紹介します。聞き手をあおり、話への期待を高めることが大切です。なので「序」の段階よりしゃべりのテンポをアップしちゃいましょう。
「急」
ここはクライマックスです。結論を述べる段階なので、あなたの「一番伝えたかったこと」を話します。「破」よりもテンポをさらに上げ、声もボリュームアップすると更に聞き手に伝わりやすくなります。
でもここまでみて見ると、この構成の仕方ってもはや一般的とも言えます。
例えば友人代表の挨拶の場合、「序」の部分で自己紹介し、新郎新婦にお祝いの言葉を投げかけます。そして「破」では友人として付き合ってきた中での「こんなことがありました」とか「こういう人なんです」といったエピソードを取り入れることが殆んど。最後の「急」では結婚式を迎えた二人に幸せになってもらいたいこと、そして今後も変わらぬお付き合いをして行きたいことを伝えます。
多分、これまでの人生で知らず知らずのうちにこの「序破急」を体験していると思います。なにしろ伝統的に取り入れられてきた構成法ですからね。学校での校長の挨拶、テレビでの偉い方の話し、そして出席した結婚式でも序破急で構成された話しを幾度となく聞いてきたことでしょう。なのでごく自然に受け入れられると思います。
でも構成具合を明瞭にするとわかりやすいですよね。私自身もこのブログを書きながら「なるほどね~」と思ったくらいですから。
この「序破急」という文章の構成と、「しっかりと伝える」という気持ち、そして一生懸命さがあれば間違いなく素晴らしいご挨拶となることでしょう。物事を複雑に考えると、更に深みにはまってしまいがちになりますからシンプルに考えすぎないことも大切ですね。究極ではありますが、例え話が失敗に終わってもなにもこの世の終わりではありませんし、3日もすれば聞いた方も忘れているものです。
まずは新郎新婦のことを想うってことが一番大切なんですよ。
この秋にご挨拶を依頼された方は大変だとは思いますが「序破急」を参考に頑張ってみてはいかがでしょう。
価格をばっちり掲載していきます
以前に比べるとかなり進んできたとは言え、まだまだ当店のようなレンタルドレスショップ、そして貸衣装業のウェブサイトにおいてはレンタル価格を全く掲載していないお店がたくさんあります。
他の業界からすると理解出来ない事なのかもしれません。
だってドレスや打掛のレンタル価格が「高い」と考えられているのは一般的な事ですが、価格が掲載されていないのはもはや恐怖です。自分の想像以上の費用がかかるのか?かからないのか?が分からないなんて怖すぎですよね?商品の豊富さ、取り扱いブランドなど聞こえの良いことはバンバン掲載しているにもかかわらず、肝心なことを省いているのって不思議ですよね。
「まずはご来店してください、価格はそれからね♡」
とまぁ、こういうことなのでしょう。この手法はこの業界の慣例であるといえます。「めでたいことに金銭の表示は宜しくない」という考えがあったことは確かなので、ずっとそのままでいるのかもしれません。
しかし時代は変わっているのです。
例え一生に一度のめでたきことではあっても、お客様に安心してご利用頂くためには料金、価格の表示はこれからの絶対条件だと思います。その上で商品の紹介や情報公開をすべき時代になっているんです。ホリエモンこと、堀江貴文さんも同様のことを仰っていますからね。
ま、当店にとっては他店がどうだろうが関係ありません。これまでも当店では価格を掲載してきましたが、今後はさらに明確にお分かり頂けるようにして行きます。お客様によって、衣装レンタルの着数や種類はそれぞれ違います。できるだけプラン価格を細分化して、「私たちはこのプランがいいかも!?」と同調できるようにします。
またもしかしたら全国初?少なくても栃木県初のセットプランをご用意します。実際は既にあるのですがなかなかお知らせする機会がなく、ご来店されてからのご案内となってしまっていました。
その栃木県初のセットプランとは・・・
結婚式衣装のレンタルプランと和装前撮りを一つのセットにしたプランです。当店はドレスや打掛などの婚礼衣装をはじめとした様々な衣装をお貸ししている貸衣裳店ですが、最近ではロケーションでの和装前撮りが大変人気で、お客様によっては「フォトスタジオさんですよね?」なんて言われることもあります。ある意味嬉しく、ある意味悲しくもあるのですが結果的に考えれば、和装前撮りにおいては僅かながら多くの方に認知されつつあるとも言えます。
『貸衣装がある』
『和装前撮りも人気である』
これを組み合わせない手はありません。だって結婚式をされるお二人は前撮りを検討しますし、前撮りを希望される方は結婚式を控えている事が殆んどですからね。衣装のレンタルと和装前撮りがワンストップで出来ればお客様にとっても便利ですし、我々にとっても嬉しい事です。でも意外や意外、私の知っている限りでは「衣装レンタル+和装前撮り」のセットプランのあるお店はこれまで見たことがありません。
ま、理由は何となく想像できますがここでは割愛させて頂きます(大人の事情ってやつです)。
ちなみに当店が一番おすすめするレンタルと和装前撮りのプランはコチラです。
■ドレス1着+タキシード1着+ご家族4枚様の衣装レンタル+和装前撮りプチプラン(ロケ撮影)■
=300,000円(税別)
結婚式場でドレスを手配すると一着30万円なんて当然のようにありますが、abitoならタキシードも留袖もモーニングも更には和装前撮りもその金額で全て済ませることが出来てしまいます。このボリュームを結婚式場で手配すると、少なくとも倍の60万円はかかりますからね~。とってもお得です。
安さが全てではありませんが、「お得感」つまりコスパは誰しも求めるもの。賢くお得に結婚式の準備をしたいというお二人にとって、やはり費用の圧縮は魅力的ではないでしょうか?
Wedding Dress abitoは今後も婚礼衣装のレンタルはもちろん、和装前撮りでも安心と信頼をお届けできるように心がけて参ります。この中にはもちろん日要の安心も含まれていますからね。
自虐CMが流行っているらしい
つい先日、朝のTV番組で「自虐CM」を特集していてつい見入ってしまいました。
CMとは会社、または商品の宣伝ですから出来るだけ良く見せたりするものですが、敢えて短所を自らカミングアウトするなんて逆効果と思いがちですが、なにやら違うらしい。
「なるほど!」と思った説明がありました。
”日本人は文化として、「控えめ」がよしとされることがあります。例えば訪問先に手土産を渡す際に「つまらないものですが・・・」とか「お口汚しとなりますが・・」なんて一言を添えることが多々ありますが、それは逆に手土産に自信があるこそなんです。またもう一つ、【判官贔屓】なる文化もあります。弱い物こそ応援したくなる感覚です。この二つのバランスを絶妙にすることが出来てこそ自虐CMは上手くいくのです”
妙に納得しました。
人間は誰しも天邪鬼な部分を持ち、「美味しい」「カッコイイ」「綺麗」「親切」といった賛辞を見れば見るほど、どこかに綻びを探したくなるものです。簡単に言えば「ツッこみ」をしたくなっちゃうんですよね。でも逆に「私なんかまだまだ全然ダメです」なんて言われると、「またまた~」とか「ご謙遜を~」とその人を立てる発言をしちゃいますからね。
スポーツなんかでも弱小チームが強豪チームに挑むときに、心の中では「勝つのはほぼ無理」と分かっていても「もしかしたら」「何が起こるかわからない」という思いを抱きつつ、弱小チームを応援したくなることもありますよね。
こういった人間心理をギュッとつかめることが自虐CMにはあるそうです。「まずは興味を持ってもらう」事こそが何より大切な事でもありますから。
時折絶大な効果をもたらす自虐CMですが、安易に手を出すと帰って逆効果になることもあるそうです。私もこの特集を見た時は「abitoもやって見たら面白いかも♡」なんて思いましたが、逆効果の恐怖を思うとやはり手を出すべきではないと思い直しました。全てを完璧に計算しなくてはなりませんし、計算しつくしても想定外の事態に陥ることもありますからね。
でもこんなことも思いました。
「自画自賛したり、長所だけを並べ立てて短所をひた隠しにしては支持は得られないんだな」と。
自虐までは行かなくても、やはりこの日本という国においては「控えめ」であることが良しとされる文化があります。どんなに自らの事を良く見せたり、自画自賛したりしても(例えそれが事実で有ったとしても)反感を得てしまう事もあります。だからこそ宣伝で一番効果があるのはテレビCMでも雑誌広告でもなく、「口コミ」なんですね。
自社の良さ、商品の良さの事実は伝えようとしなければ伝わりませんが、言葉一つで受け取り側の気持ちも変わってしまいます。ホント難しいです。
本末転倒なブログになってしまいましたが、言いたいことは要は「自虐CMは面白いけど難しい」という事です。またこう言った手法は景気が低迷したり、大逆転を狙った場合に多用されるようです。つまりある意味ネガティブな状況に置いての手法なんですね。やっぱり当店ではやるべきではないと判断できました。
最後にこの番組で知った印象に残った自虐CMをお知らせしたいと思います。
【2017年春スペースワールドCM「所信表明篇」30秒バージョンペースワールド】
ここまで開き直られると清々しいですし、応援したくなりますね!