題名を見ると「何のこと?」と思われますが、これは本日のフォトウェディングでの出来事です。
朝9:00からフォトウェディングが有ったのですが、新郎新婦、そして新郎のお母様の3名でのご来店でした。
早速ヘアメイクを施し、まずは白のウェディングドレスで撮影です。撮影も順調に進み、次はカラードレスへのお召し変えだったのですが、当初9:30には起こしになる予定の新婦のご両親がその時点ではまだお見えではありませんでした。
新婦様が電話をかけるとあと30分以上かかるとのことでした。
新婦様はこちらを気にしてくださり、「まだ来ないようなので着替えちゃって大丈夫です」とのこと。
あと30分でスタジオに着くとのことなので、カラードレス姿には間に合うことは間違いないのですが、どちらかといえば白のドレス姿を見たいのではないかと思いました。そこで当店としてはこんなご提案を致しました。
「30分待ちましょう!こちらは全然大丈夫ですので、その間お二人でスマホで撮影しながら待てば、すぐに30分くらい経っちゃいますからね」
そして30分後、新婦様のご両親がお見えになりました。
この30分はただの30分ではないと思います。
ウェディングドレス姿も撮影したので写真で後日見ることは出来ますが、やはり実物を見るのとでは全く違います。その目で見る事により、脳裏に焼き付き、そしてそれが思い出となるわけですからね。
新婦のご両親は早速ご自分の携帯でお二人をパシャパシャ撮影。
そんな新婦とご両親との姿をご覧になられた新郎のお母様の目が潤んでいました。そんな情景を見ると「やっぱり待って正解だった」と感じました。
フォトウェディングはその名の通り花嫁・花婿姿を写真に残すことですが、でもそれだけじゃないんです。形は違えど「一つの結婚式」なので、記録だけでなく記憶も残せるものなのです。ですから一緒に撮影しなくとも、出来ればご家族もお越しいただいて「その目で見る」「その場を感じる」「一緒に笑顔」をお願いしたいと思います。
これがご家族での思い出の共有になるのですから。
賑やかなほうが楽しいですし、新郎新婦のお二人も緊張がほぐれますからね!