堀江さんがシェアした記事
君の「10億ドルを生むアイデア」には1円の価値もない
内容はどんな新しいアイデアでも実現するには大変な努力と
時間を要する。市場を賑わせるアイデアは本質的には古いものを
上手く形にしたものなのである・・・こんな感じです。
私達ですら「何か新しいことを!」と常々思っているわけですが、そうそう
アイデアなんて浮かんできません。
この和装スニーカーだって、結局はアレンジです。でも自分たちでは
「新しいものが出来た!」と喜んでいたんですけどね。
こちらにしてもそう。
バスケットに花を詰めるなんてアイデアは年配の方から見たら「斬新」
なのでしょうけど、こういったものってたくさんありますよね。
フォトブースも同様です。黒板に雰囲気を盛り上げる絵や文字を入れて
撮影するってアイデアは新しいですが、あくまでも使い方ですものね。
このディスプレイもオマージュから作りました。
こんなことばかり言っていると「ネガティブね」って思われそうですが、言い
たいことはこれではないんです。
『今あるもの、今までやってきたことをもう一度見つめ直す必要がある』
ということです。
もしかしたら・・・
ひょっとして・・・
角度を変えてみると、同じものでも別物に見えることがあります。果たして
角度を変えてみているのか?
何か見落としてはいないか?
今年はまだ始まったばかり。
今年一年はこんなことも考えながら、お客様にとって素晴らしいものを発見し
作っていこうと思っています。
先程、たまたまこんな姿のトルソーが目に入りました。
これはピンクの掛下姿なのですが、本来はこの上に打掛を着せて展示
していますが、入れ替えの為このような姿に。
でも目に入った瞬間「あっ!結構素敵」と思ってしまいました。
常識で行けばこの姿ってちょっと下着っぽくて、見せるものではないの
ですがキレイと感じる方が多ければこれだっていずれ常識になるのか
も知れません。
私達の仕事はお客様に衣裳を通して笑顔になっていただくこと。そして
非日常の節目を楽しんで頂き、素敵な思い出としていただくことです。
この目的の為には「常識」に捉われずに、今あるもの、そして今までやって
きたことをリノベートしていくだけです。
やはり堀江さんのシェアする記事は重みがあります。
色々勉強になり、ためになるので目が離せない人物です。