Wedding Dress abito
ご存知のように当店の店名であり、使用してから20年以上の月日が経ちます。
abito・・・これはイタリア語で「衣裳」とか「ドレス」を意味します。そのまえにWedding Dress という冠を付けているので、日本語にすれば『結婚衣装衣裳』という訳のわからない名称なんです。
何故Wedding Dressという冠にしたかといいますと、SEOにとっても有効だから♪・・・そんな安易な考えでした。
これまでずっとウェディングドレス、そしてカラードレスをメインの商品してレンタルして頂いた訳ですが、何故か最近は違った様相を呈してきています。
ここ一週間のお客様のお求めになったものをざっくりと書き上げるとこうなります。
神社挙式プラン・・・二組
和装ロケーション・・・四組
打掛レンタル・・・三組
振袖・・・二組
ドレスレンタル・・・二組
モーニング・・・二組
留袖・・・一組
礼服・・・二組
ドレスレンタルの小物合わせ・・・一組
19組中、ドレス関係のお客様は3組だけなのに対して和装関係は13組と約70%となっています。この割合はここ一週間だけに限ったことではなく、昨年よりずっとこんな感じです。
もはや冠である『Wedding Dress』の必要性すら疑わざるを得ない状況です。
・・・とこんな書き方だとまるで不満を持ったように感じられるかもしれませんが、イヤイヤ・・・「狙い通り」なんですね。
和装ブームと言うこともあり、和装のお客様が増えるということは必然なんです。そして当店としてネックに思っていたことがこの「Wedding Dress」という言葉だったんです。
だって普通に考えれば「ドレスしかないお店」と思われて当然ですし、「和装は扱っていないだろう」と思われても当然ですよね。
でも結果的に見れば、あまり店名って関係ないようです。とはいえ、これまで当店は「和装ロケーション殺意」「和装前撮り」を精力的に発信してきましたので、こう言ったことも少なからず影響しているのかなとも感じています。
イタリア語の店名だけど、売れ筋は和装
こう言うギャップは自分的にはかなり嬉しいですし、誇らしくもあります。
でもそれにしても和装のお客様は年々確実に増えていますね。和装を扱う店としてはこの傾向を本当に有難く思っています。この現象が一過性のブームにならぬようにこれからも和装の魅力を発信し、新しいエッセンスを加えていけるよう日々精進していきたいですね。