結婚式に招待され、「出席」と返事をした時点で考えることは二つ。
一つは「何を着ていこうか?」という服装に関する事、そしてもう一つは「いくら包もうか?」というご祝儀の事。服装にしても、そしてご祝儀にしても新郎新婦との関係性によって違ってきます。地域性もあれば、仲間内だけの決まりもあるので一概には言えませんが決めてもらったほうがどれだけ助かることか・・・。
私もこれまで友人として、上司として結婚式に出席した事がありますが「叔父」としては初めての事。仕事はウェディング関係ですが、だからと言って正解を知っているわけでもありません。
さてどうしたものでしょうかね?
私はこう決めました
結局、答えは自分で出すしかありません。「叔父」という立場、そして妻や高校生の息子、中学生の娘の4名での参加をということを考慮して出した答えが果たして正解であるかはわかりませんが、もう迷いません♡
服装は親族らしい服装に
これまで出席した結婚式は全てスーツを着用しました。ネクタイは明るめ、シャツは白のセミワイド、そして胸元にはチーフを指しました。しかし今回は姪の結婚式なので立場的には「親族」です。とは言え、ちょっと前までは「いつもと同じでいいか」とも考えていましたが、出した答えは「ブラックスーツ」。いわゆる「黒礼服」です。
黒礼服に決めたそのワケ
これまでスーツを着て出席した結婚式は「自分も楽しめる結婚式」でした。本当の意味でのゲストであり、新郎新婦はもちろんご両家の方々からも「今日はありがとうございます」と言って頂ける立場でした。見方を変えると「結婚式をより華やかにする存在」とも言えます。なので少々派手目な服装でも許されますし、気軽でもありました。
しかし今回は違います。
確かに招待されたわけですからある意味ゲストではありますが、「本日はありがとうございます」と両家の親族として他のゲストに言う立場になります。そして結婚式を華やかにしてくださる方々の「引き立て役」に徹しなければなりません。
また他のゲストの方々に「親族」としての存在を認知して頂かねばなりません。
華やかな服装を引きたて、親族らしさを出してくれる衣装ははやり「黒礼服」。
新郎新婦の立場、両家の両親の立場で考えるとこれしかないと考えました。本当はスーツの方がいいんですけどね。
祝儀の金額はこのようにして決めました
15万円
もし一人での出席ならば7万円、夫婦だったら10万円にしたと思いますが高校生と中学生もいますから15万円にしました。これが多い・・・ことはないと思いますが、もしかしたら少ないのかな?とも思いました。しかしこの上の金額となると、きりのいい金額が20万円となりますがさすがにそれだと負担が多いかなと。しかも結婚式は浜松なので交通費も馬鹿になりませんからね。
ウェディング業界にいるからこその計算で算出もしてみました
結婚式のゲストにかかる費用いろいろとあります。食事・ドリンク(ウェルカム・乾杯・フリー)・ケーキ・引き出物・引き菓子・ペーパーアイテム・ペーパーバッグ・プチギフト、ざっくりとこんな感じですかね。
食事 15,000円×4名 60,000円
ドリンク 4000円×4名 16,000円
ケーキ 1500円×4名 6,000円
引き出物 5000円×1 5,000円
ペーパーアイテム 2000円×4名 8,000円
ペーパーバッグ 500円×1 500円
プチギフト 1,000円×4名 4,000円
合計で99,500円
※引き出物と引き菓子は一家族分として算出しました。
ご祝儀が10万円では少なすぎますが、15万円なら上々だと計算から導けました。ただあくまでも全国の平均値での算出なので、多少の前後はあるかもしれませんし、もしかしたらこの他にも経費があるかもしれません。いずれにしろご祝儀15万円なら新郎新婦にとって「赤」にはならないと判断します。
まとめ
姪の結婚は大変うれしく思うと同時に、親戚が増えるという喜びもあります。これまでの気軽な立場での出席と違い、新郎新婦や両家に恥ずかしい思いをさせる事だけはしたくありません。服装もご祝儀だけでなく、振る舞い方やゲストの方々に対するおもてなしも率先して行なっていきたいと考えています。しかしあくまでも主催は両家の両親ですから、でしゃばりすぎもダメですよね。結婚式も楽しみですが、この業界に身をおくものとしては結婚式場というハードはもちろん、様々な事に興味があります。「新婦の叔父」としての立場を最大限にしかし、ご迷惑をお掛けしない程度にいろいろと探ってこようと思っています。このブログでも当日の様子をご紹介する予定です。
結婚式のゲストには様々な立場がありますが、その立場立場で考えなくてはいけないことがあります。今回、私は「叔父」という立場に初めてなったので、今後同じ立場で結婚式を迎える方の一つの参考例としてお役に立てたら嬉しい限りです。服装、ご祝儀、立場による振る舞いなどももちろん大切なのですが、最も大事なことは精一杯祝福することであり、結婚式を楽しむことです。もちろん「叔父」としてですけどね。
さてさてどんな結婚式になるのかな?とにかく楽しんできます!