当店は栃木県内でもっとも多くロケ地をご用意しています。
その中でも人気なのが栃木市にある岡田記念館。
そして日光市にある田母沢御用邸です。
本来、同じロケ地であればマニュアル化し、いつでも同じ撮影としているときっと楽なんだと思います。
「この場所で正座フォト、あそこではソロショットね」
カメラマンはもちろん、スタッフも楽ですし、時間短縮だってできるので効率良く仕事ができると言うものです。しかしながら効率を上げたいというのはこちら側の勝手でしかありません。お客様にとって和装前撮りは最初で最後のモノであり、お二人にとってはオンリーワンのものですから「効率化」を求めるわけありません。
だから当店では同じロケ地でも毎回撮影は変化しています・・・というか、事前に決めることはありません。
お客様の雰囲気やご要望、季節や天候に合わせて。
とっさの思い付きで。
衣裳やヘアメイクに合わせて。
ご一緒されるご家族の人数によって。
意外と思われるかもしれませんが、毎回手探りなんです。
あ、予めいっておきますが「手探り」と言っても【行き当たりばったり】とか【ぶっつけ本番】ではないんです。我々ながらの基本がありつつ、毎回臨機応変に対応しているということです。
他店から見たら「面倒くさいことしているね」と思われるかもしれません。
前述の通り、同じロケ地での撮影でも毎回お客様も違えば、季節や天候も衣装も違います。これも撮影を変える理由ですが、その他にもあるんですね。
理由その1 「感性を活かしてこそ芸術性が高まる」
当店のロケーション撮影は、いわば「オーダーメイド」的な要素を備えています。
もちろん我々の「作品」ではなく、お客様の一生の思い出づくりですからお二人のご要望を反映しなければなりません。そのご要望に我々の感性を入れ込まねば、当店をご利用して頂く意味がないですよね。
簡単に言えばお二人と我々が作り上げるということです。つまりabitoにしか出来ないオリジナルなオーダメイドフォトと言えるかもしれません。
理由その2 「撮影は楽しいものでなくてはならない」
毎回同じ撮影するというパターン化は間違いなく呆れてきます。これはもはや「仕事」ではなく、「作業」になってしまうんですよね。
作業であれば、abitoでなくとも我々でなくともいい訳です。何よりお客様は作業に対価を支払ってくださっているわけではないんですから、我々にしか出来ない仕事で喜んでいただかねばなりません。
お二人の記念となる撮影、我々だって楽しみたいですし、ワクワクしたいんですよ毎回。
だから同じことの繰り返しはしたくないですし、「今日はここでこういう撮影をしたら喜んでもらえるかも」「ちょうどいい日差しが来ているから、今回は番傘を使って・・・」と想像と創造を楽しみたいんです。
我々が楽しむことが、間違いなくお客さまの楽しみに繋がると信じているんです。
写真の仕上がりもお客様と同じくらいに楽しみにしていますし、道中のお客様とのコミュニケーションも楽しみにしています。本当にロケーション撮影は楽しく、我ながら本当にいい仕事を築きあげたと思っています。携わってくださる全ての方に感謝ですね。
最後に
abitoのロケーション撮影プランは価格という数字だけ手店を比べたら、決して安くはありません。むしろ高いほうでしょう。
でも対価以上の価値を感じていただける充実した内容と対応と楽しさを提供していると断言できます。
県内には5万円ほどでできるロケーションプランもありますし、岡田記念館や田母沢御用邸で撮影をされているお店は他にもあります。それぞれに特徴があるので、どちらを選ぶかはお客様次第です。
ただ当店をお選びくださったお客様にはトコトンご満足していただくことを目指しています。
「他でなくて良かった」ではなく、「abitoで良かった」と思ってもらえるように・・・。