先日、久しぶりにドレスメーカーの担当の方が来店し、1時間ほどお話ししました。
かいつまんだ会話の内容はこうです。
・ドレスが売れない、お店側も買ってくれない
・結婚式が減っている
・貸衣装店(ドレスショップ)が減っている
・花嫁のウェディングに関する情報源はほぼインスタグラム
このようにどちらかと言えばネガティブな内容でした。
まぁ思い当たる節もありましたし、実際にそういう傾向ですから今更驚きもしませんが個人的に注目をしたのが「情報収集はインスタグラム」という部分。
これまで某有名結婚情報誌が担ってきた部分をインスタグラムが取って代わったわけですね。
つまり先輩花嫁さん達の実体験や経験から様々なことを学び、活かしていくようになっているんです。ここには情報操作もありませんし、宣伝でもないですし、いわば全てが「リアル」。
実際のリアルな声ほど参考になる物はありませんからね。
さて当店もインスタグラムアカウントを運用しています。
ちなみに【ウェディング】【結婚式前撮り】【成人式】【七五三】と4つのアカウントがあるのですが、実際に更新しているのは現在【結婚式前撮り】と【七五三】のみとなっておりますが、反響があるのは結婚式前撮りのアカウントです。
こちらにアップしている前撮り画像は全て実際のお客様。
また一切編集せず、お客様にお渡ししたままの画像の掲載にこだわっています。なぜかと言うと「リアル」をお伝えしたいからです。
フォロワー数は寂しいですが、反応や反響はその数に比例してはいないんですよね。実際にそう感じています。
さてそんな当店の結婚式前撮りのインスタグラムアカウントですが、時折、お客様のアカウントで紹介されることもあるんです。本当にありがたいことでお礼のコメントを残したい気持ちもありますが、我慢しています。なぜかと言うと、当店のコメントが入ることによりご迷惑をお掛けしてしまう事もあるでしょうし、お客様のアカウントでの宣伝になってしまいますからね。
それでもしっかりと拝見させて頂いております。
先日、やはりお客様がご自分のアカウントで当店についてお書きくださっていました。
そこには前撮りを検討していた段階で当店を候補の一つにお選びくださったことや、他社と比較されたことなどが書かれていました。
当店としても文面を読み続けていくにつれ、ドキドキが加速・・・ですが最後まで読み終わるととても嬉しい内容でした。
2社を比較⇒当店にご来店してのご相談(結果は一旦持ち帰り)⇒お二人で検討会⇒2社目に行く前に当店をお選びくださる
こんな流れを文面で書かれていましたが、「お二人で検討会」では2社のインスタグラムの画像で比較されたそうです。そして「写真の雰囲気がいい」と言うことで、当店をお選びくださったようです。本当にありがたいですし、ご自分のアカウントで書かれていたということは『本音』に違いありませんから余計に嬉しいです
※予算を少しオーバーしてしまったということにも触れられていました。すみません!
当店はインスタグラムに画像をアップする際はみなさんのご想像以上に悩み、迷っているのが実際です。
インスタグラムは少しでも多くの方にabitoを知って頂き、ご利用して頂きたいからこそ活用している訳ですが、この他に「ぜひabitoの画像を前撮りの参考にして頂きたい」という想いがあるからです。
そのためにはやみくもに画像を選ぶことはできませんし、ある意味オリジナリティーがあるものをアップすべきだとも考えています。
これが迷いと悩みを作り出す理由なんです。
調子が出てきたので、今日はもうちょっと書きますね。
abitoで前撮りしてくださる方の殆どが「こんな前撮りがしたいです」と、参考画像をまとめたものを用意くださいます。
その中には必ずといっていい程abitoのウェブサイトやインスタに掲載されている画像が含まれており、見た瞬間、本当に嬉しいんですよね。実際に当店で撮影したものですから、当然問題なく撮影できます。また他店の画像であったとしても、できる限りご満足頂けるように撮影いたしますのでご遠慮なく!
また他店で前撮りされるにしても、abitoの画像が参考画像としてご利用頂いていたら、それはそれで嬉しいですし、本望ですし、インスタグラムを続けている意義があるというものです。
これまでウェディング関連の知りたい情報はある意味フィルターに掛けられ、ぼやけてわかりづらいものでした。
しかし現在ではインスタグラムをはじめとしたSNS等で、実際に体験・経験したからこその情報が簡単に入手することが出来ます。
ぷれ花嫁が本当に欲しいのは「得する情報」「上手な方法」はもちろんですが、同じくらい「損しないための情報」「失敗しないための情報」も求めているはずです。上辺だけの情報ではなく、リアルな情報を発信することがショップにも求められているのだと思います。
インスタグラムはそれを具現化できるツールであり、活かすも殺すもお店次第。
「正しいものは常に新しい」、こんな言葉もあります。
abitoは今後も業界に左右されることなく、常に正しく、リアルな情報を発信して行きます。