ウェディング

結婚式準備~1ヶ月で出来るのか?~①

先日のブログで「40代の花嫁を応援しています」という記事を書きましたが、
早速お客様から依頼を頂きました。

40代同志のカップル様で、「友人達に結婚の報告がしたい!」というご希望です。
5月以降は仕事が忙しくなるということで、急遽4月中に行いたいとのこと。準備期間
は1ヶ月ほどしかありませんが、何とかしちゃいます 

というのも、新郎・新婦のご友人達もお手伝いくださるということで、あらゆる準備も 
手分けすることで効率的に進めていけそうです。

まずは会場ですが、気軽な・大人のウェディングということでレストランをおすすめし
、OKを頂いたので即仮押さえ(幸運にもちょうど空いてました)。次にご祝儀制にする
か、それとも会費制にするかをご検討頂きました。
「ゲストの友人達にあまり負担をかけたくない」ということで、会費制になりそうです。

実際、ドレスやタキシードも着るかどうかでお悩み中なのですが、ご友人の方々は
「後で着ればよかった・・・なんてならないように、迷ってるなら着るべきだよ」という
ご意見が多数。やっぱり結婚式をされた方々が仰る意見は説得力がありますね!
当店はドレスのレンタルがメイン業務ですからね、こういったご意見は大変ありが
たいです。

本日はまずは大まかに外形だけを何とか形作りました。
あと1ヶ月しかありませんが、お二人のかけがえのない思い出となるウェディング
となるようにサポートしていきたいと思います。
 

レンタル留袖の賢い選び方

結婚式にはお母様が着る留袖は必要不可欠!

昔と違って花嫁のお母様も着物離れの世代が多く、「自分にはどんな留袖が
似合うか分からない」・・・なんて思う方もいらっしゃいます。

そこで今日は賢い留袖の選び方を伝授!
少しでも参考にして頂ければ嬉しい限りです。

まず留袖のサイズは2つあるいは3つと考えていいでしょう。この留袖という衣装
のフォルムは全て同じです。違いは「幅」と「柄」だけなんですよ。

お着物は基本的に体に合わせて「着付ける」衣装ですから、大まかなサイズに
分かれているだけです。簡単に言えば、「細身の方」「ふくよかな方」でサイズが
決まることになります。
しかし人間には身長という高低の差もあります。
この身長の高さ低さで選ぶ留袖に違いがでてくるのです。 

例えばこの留袖
留袖新作 002
 とても素敵な留袖ですが、花柄が通常より上まで入っています。
これほど柄が入った衣装を小柄な方が着ると、せっかくの花柄が帯の下まで
来てしまいます。そうなると小柄な体型が一層強調されてしまいます。
逆も然りで、柄に高さがない留袖を長身の方が着ると、柄のないスペースが多く
なってちょっと寂しく見えてしまう場合もあります。

ですので留袖を選ぶ際は「ご自分の身長」と「留袖の柄の出具合」を合わせる
ことが大切なんです。

次に柄の選び方です。
柄と言っても「何が描かれているか?」だけでなく、全体的な色も考えなくては
なりません。
当店ではこの柄について「派手」「渋め」「粋」「上品」「豪華」という形容詞で表現
することが多いです。柄そのものを表現する場合もありますが、お召しになるお客
様の年代に対してのものだったりもします。

例えば先程の留袖。
40代の方が着れば「上品」と表現しますが、これが70代の方の場合は「派手」と
なります。つまり年代に合った柄選びが必要になる訳です。

また留袖は多くの場合、結婚式で「お母様」という立場の方がお召しになります。
しかし結婚式ではお母様はお一人ではありません。
新郎のお母様、新婦のお母様のお二人です。もちろん年代が違うこともあります
が、出来れば同じような柄は避け、それでいて「格式」は同レベルに近いもので
合わせるほうが宜しいかと思います。
というのは披露宴のエンディングでご両家がお並びになりますからね。

留袖選びにはもちろんプロの方が対応するわけですが、全てお任せするのでは
なく(金額高いほうをすすめられますよ!)、多少でも自分のお考えが有れば「自分
らしい」留袖選びが出来るのではないでしょうか?
新郎新婦と一緒に選ぶのもいいかもしれませんね!

結婚式ではお母様もメインキャストの一人です。
人生で留袖を着る機会はそう多くはありません。だからこそ後悔のない留袖選び
をしたいものですね。

どうでしたか?少しは参考になったでしょうか?
 

衣裳ではなく「時間」を提供することかなと。

「ナシ婚」という結婚という節目において、結婚式・披露宴を行わないという
選択をされる方々が少しずつ増えつつあります。

それこそ20数年前は「結婚式をしない」という選択をされる方々は極僅かで、
バブルという時代背景を象徴するような「ハデ婚」が全国に広がっていました。
そして「ジミ婚」という時代を経て、「ナシ婚」時代の幕が開きました。

結婚式も時代に合わせて変わるものです。
今では「海外挙式」「リゾート挙式」「家族婚」などのこれまでと一線を画した
形式が増え、「フォトウェディング」という婚礼衣裳で写真を撮るだけのプランも
人気です(当店でもね)。

こう考えると、【多くのゲストを招く結婚式】⇒【少数ゲストでの結婚式】⇒【親族
だけでの結婚式】⇒【二人だけで結婚式】※フォトウェディングを含む
このように段々とお二人の結婚式に関わる人数が少なくなってきています。
でもこの変わりゆく結婚式の形で存在し続けているものは何かと考えると、
「衣裳」なんですね。

ドレスも打掛も「結婚」を象徴するものであり、そして花嫁にとってはやはり憧れ
でもあるんですね。写真だけ残すという選択をする理由もここにあるのでしょう。

ここまでご説明したように、以前の結婚式から現在まで一つ、また一つと少しずつ
何かを削ぎ落として「家族婚」や「フォトウェディング」といった時代にマッチした結婚の
形が生まれてきました。

となると最後に残るものはやはり衣裳なのかもしれません。(あるある!)

フォトウェディングには「写真を撮ってもらう」「ヘアメイク・着付けをしてもらう」という
サービスが付属」していますが、究極は「衣裳を着るだけ」と極めてシンプルな需要
になるのかもしれません。
「いやいや、それはないでしょ!」と思われるかもしれません。ですが「海外挙式」や
「家族婚」「フォトウェディング」だって以前では「ありえない」プランだったのですから
意外と現実的な話かもしれませんよ。
写真だってプロのカメラマンに頼まなくてもスマホやデジカメで気軽に撮影出来る
時代ですし、様々なアプリで自分好みに加工が出来ます。ヘアメイクだってご自分で
やっちゃえばいいこと。
何が起こっても不思議ではないのです。

またこの業界では、よく「こだわり」という言葉を使います。
「こだわりのウェディング」
「こだわりのドレス」
「こだわりのヘアメイク」

良く目にしますね。でも「こだわり」って一体なんなんでしょう?
費用をかけることがこだわりなんでしょうか。
人と違うものを選ぶことがこだわりなんでしょうか。
誰かに羨んでもらうことがこだわりなんでしょうか。

こだわりって人それぞれで違うはずなんです。
サービスを提供する側が「こだわり」という言葉を使うのってちょっと違うのかなと
思い始めています。たくさんの企業が「こだわり」という言葉を使っているので
最近ではあまり価値も感じないのでは?
だって「こだわりのウェディングをあなたに・・・」というキャッチコピーは貴女だけに
贈った言葉ではないのですから。
つまり「こだわる」のは貴女自身なんですね。

費用を抑える
結婚式をしない
出来るだけ自分たちで作り上げる

これらだって立派なこだわりですもんね。

だから我々サービス提供企業は今までも「専門店」でしたが、これからは
「専門店の中の専門店」
に変身しなくてはならない時代です。これになってこそ初めて「こだわり」という言葉
が生きてくるんだと思います。

当店は衣裳を扱う仕事をしていますから、それこそ前述の「衣裳を着るだけ」のような
プランを始めてこそ「専門店の中の専門店」になれるのかもしれません。
そして衣裳を提供するのではなく、その衣裳を着た「時間」こそが提供すべきものでは
ないかと考えています。


 

結婚衣装を着ないと決めた方へ

結婚衣装(婚礼衣裳)、ドレスや打掛を着ないと決めると言うことは
「結婚式をしない」「結婚写真も撮らない」ということになりますね。

今の時代、いろんな選択肢がありお金の使い方も価値観も人によって
違います。良い悪いで判断することではありません。

でもそう決めた方ってもしかしてこう考えて導き出した結果ですか?
「自分は結婚式に興味がないし、無駄なお金も使いたくない。ドレスだって
別に着たいとも思わない」
・・・・こんな感じですかね。

もちろん結婚にまつわることって、当のお二人が主役ですから「自分たち
のしたいようにする」
ということが根本です、間違いないです。
でも昔から言われているように、結婚はお二人のものであると同時にお二人
だけのものでもないんです。

ご家族はこう思うかもしれません
大事に育てた子供の晴の姿は是非とも見てみたい。そして人生の節目を親として
祝いたい。 ・・・親として、自分の子の結婚に対しては思うことがいろいろとあると
思います。

お友達はこう思うかもしれません
私の結婚式を祝ってくれたんだから、私だって祝ってあげたい。いつもとは違う
きれいな衣装を着た姿をこの目で見てみたい。

お二人の未来のお子様はこう思うかもしれません
パパとママの結婚した時の写真って見てみたいな。だって二人が結婚したから
自分が生まれたんだもん。その始まりを知りたいな!

そして未来のお二人はこう思うかもしれません
あの時は「何もしない!」ことが自分たちらしさだと思ったけど、20年経った今は
やっぱり写真だけでも撮っておけば良かった。夫婦二人で懐かしめるものって
やっぱり大切だよな。

今はゲストハウスやホテル、専門結婚式場で結婚披露宴を挙げることだけが
「結婚式」ではありません。お金や時間をかけなくても「お二人らしい」結婚の形
って色々あるんです。
・家族だけで挙げる家族婚
・シンプルに神社で結婚式
・お友達だけでウェディングパーティー
・写真だけ残すフォトウェディング


結婚するに当たって「何もしない」というスタイルももちろんアリですが、そういう時
だからこそこれから始まるお二人らしさを自分たちで表現できるのがウェディング。

でもやっぱりネックはお金・・・まぁこんな時代ですから分かります。
皆さんもこれまでの人生で様々な困難があったと思います。
辛いこと、悲しいこと、我慢できないこと、もしかしたら「死にたい」と思ったことが
ある方もいらっしゃることでしょう。
でも今現在はどうですか?
その当時は「困難」と思われたことも、現在があるということは何とかなったから
じゃないですかね?何とかならないことももちろんありますが、結構大抵のことは
クリアできたり、無視したりでいつの間にか忘れてしまうものです。

お二人にはこれから新しく楽しい人生が待ち受けています
お金をかけないで自分たちを表現し、ご家族、お友達に喜んでもらえるウェディ
ングの形は必ずあります。「しない」という決定はいつでも出来ます。
まずはどんなものがあるか探してみて、無ければご提案下さい。
実現可能か不可能かはワカリマセンが、ご相談には誠意を持ってお答え致します。 

成人・就職・結婚のタイミングで増える需要とは?

当社は貸衣裳店ですから、成人・就職・結婚のタイミングで衣裳をご利用
頂いています。ちなみに就職に関しては一歩手前の卒業式での袴のご利
用ですね。

やはりこの三つの人生の節目は生活環境に大きな変化をもたらします。
そしてその変化の為、必要になるものがあります。つまり私達の仕事と
タイミングが同じ異業種ってあるんです。

一つが印鑑です。
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印鑑と一言で括ってしまっていますが、正確に言えば実印ですね。
 成人のタイミングで親が贈ってくれる
 就職のタイミングで自分で作る
 結婚のタイミングでは特に女性は姓が変わるので新たに作ったり
※宇都宮で印鑑を作るなら鈴印さんをおすすめ致します
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    これまでに無い新しい印鑑などもプロデュースしています
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鈴印の鈴木社長さんです。

そして保険です。
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 成人のタイミングで加入する方多いのでは?
 就職のタイミングも一つのきっかけですね。
 結婚のタイミングでは新規契約はもちろん、プラン見直しもされますね

車の購入もある意味同じタイミングです。
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  成人のお祝いで買ってもらう
  就職のタイミングで必要に迫られ購入
  結婚のタイミングでは家族が増えることを想定し、ファミリーカーへの買い替え

ね、言われて見ると全く違う業種でも商機のタイミングって被るんですよね。
他にもいろいろとあるのでしょうが、挙げたらキリがないので・・・・。

まとめると、人生の大きな節目にはいろんなことが待ち受けているわけです。
・必要不可欠なもの
・無くてもイイけどあったらいいもの
・持っていたら安心するもの
・無くても別に困らないもの
何を手にして、何を必要としないかはご本人次第です。廉価な実印もあれば、
簡易的な保険もあるし、自動車だって安い中古車があります。結婚式も絶対
しなくてはならないものではありません。

でも実印は一生モノと言いますし、保険はやはり保障が大きければ大きいほど
安心ですよね。車は何と言っても壊れないこと、もしもの時の安全が第一です。
結婚式はすることで思い出が出来、しなければ思うことの無かった周りへの感謝
の気持ちとありがたさが分かるのかもしれません。

出来る事ならその節目になってからではなく、前もって「自分はどうするか?」を
考えておく余裕を持ちたいものです。その方が選択肢もいろいろと見えてくると
思います。
 

打掛美女

今の時代、「和服」を着る機会は滅多にありません。
それでも人生で数回はあるものです。

まず生まれてすぐに「お宮参り」で産着を着ます・・・というより、正確には羽織ら
せられるといったほうが正解かもしれません。次は七五三、そして成人式、人に
よっては卒業式で二尺袖に袴。
この後は結婚式(着ない方も少なくないですけどね)。

この段階で袖の長い着物の時代は終わります。
既婚された女性は袖の振りが短いものを着るようになります。そして今度はお母
様の立場で留袖。
そしてお立場にもよりますが、喪服を着ることもあるでしょう。

おおよその節目節目で和服を着る機会は意外とあるものです。
もちろん前述の間でも「訪問着」「付下げ」「色無地」などを着る機会もあるとは思い
ますが、そうそうあるものでもないですね。

さて独身の最後を飾る和服と言えば「白無垢」や「色打掛」です。

『滅多に着る機会の無い和服』
といっても一生に一度だけの和服と言えば、やっぱり打掛なんですよね。
だって振袖は成人式のほか、お呼ばれやご結納、はたまたお見合いなどで着るって
こともありますが、打掛は「結婚」という節目だけに着用するものですから。

「打掛もイイけど似合うかな?」
なんて考える方もいるでしょう。
でもですね、和服ってそもそも日本特有の衣服ですから日本人で似合わない人って
いないんです。
要は「似合う似合わない」ではなく、「好きか嫌いか」だと思うんです。

「好き」と答える方はそもそも興味があり、ある意味憧れていると思います。
「嫌い」と答える方はそもそも自分には似合わないと思っている方が殆んど
ではないでしょうか?
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この打掛美女は和服専門のモデルだと思うくらい美しいですよね。でも不正解!!!
こちらの方は当店のスタッフのお友達で、モデルでもありません。
実際、身長も高くありませんがとっても赤の打掛がお似合いですよね。
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こちらは当店のお客様です。もちろんモデルではなく、看護師さんをされている
一般の方です。でもやっぱりお似合いですよね。

お二方ともタイプは全く別ですが、共通して言えることは「打掛がとてもお似合い」
だということ。もちろん元々美しいのですが、打掛ならではの美しさが光っています。
これはあなたにも当てはまることなんです。絶対似合うに決まってます!

つまり普段着、またはウェディングドレスでは醸し出せない打掛ならではの美しさ
があるわけです。
少々強い言い方になりますが「結婚という節目を逃すと、二度と打掛を着る機会は訪れません」
もちろん結婚式の後撮りで撮影だけされる方もいらっしゃいますが
極少数派です。
殆んどの方が結婚式で燃え尽き、「後で写真だけ」とその時思っていても、時が過ぎ
るとともに面倒くさくなるか、忘れてしまいます。

結婚式をされたカップル様を対象にした調査で、「一番の後悔はなんですか?」という
質問で常に上位にランクしているのが「和装を着なかったこと」だそうです。

着なくては分からない美しさ
着て初めて分かる魅力
着た事自体が素敵な思い出になる
ドレスとはまた違った周りの反応

・・・他にもいろいろとありますが、着ないと分からないことばかりです。

ビジネス的には「せめて写真だけでも残しましょう」ですが、本音では一度きりの
「婚礼打掛姿をぜひご家族、お友達、そして何より彼にお見せしましょう!」と思っています。
ドレス2着もいいですが、「お色直し」には色を変えるだけでなく、ガラッとスタイルも
変えるとよりメリハリのあるお色直しになりますよ!是非ご検討を!!!
そして世界で一番美しい打掛美女になって下さい!!!
 

春にピッタリの白打掛

卒業式・入学式・転勤・就職などの準備が始まりつつありますね。
あとひと月もすれば春になります。

結婚式を前に、「和装前撮り」をお考えの方もしらっしゃることでしょう!
そんな花嫁にオススメの打掛をご紹介します。それがこちらです。
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 春を凝縮したかのような白地の打掛です。パステル調のピンク・ブルーそして
画像では分かりづらいですが、イエローも入っています。ちなみに打掛の下に
きる「掛下」はより春らしくなるよう敢えてピンクで合わせてみました。もちろん
通常の白掛下でもOKです。
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桜柄の刺繍も施されており、まさに春にピッタリの打掛です。
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打掛のメインとも言われる背中には、邪気を払ってくれるといわれる
孔雀の刺繍が・・・・。しかもジルコンが施されているという贅沢も。
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 裾の「ふき」といわれる箇所にはおめでたい赤の線が入っているので、これが
全体の雰囲気を引き締めてくれています。

こちらの打掛は「白」ですが白無垢ではなく、カテゴリー的に言えば色打掛に
分類されます。
「白無垢も着たいけど、色打掛も捨てがたいなぁ~」とお考えの方には最適です
ね。全体的な雰囲気は「カワイイ」ですが、随所に伝統が配置されて、古今を一体
にした打掛です。

結婚披露宴はもちろん、神前挙式和装前撮り桜ロケーションフォトにもオススメ
いたします。 なかなか無い色合いの打掛ですので「人と違う打掛姿」を熱望される
花嫁は是非一度ご見学・ご試着くださいませ~。 

和装に求めるもの

婚礼和装、いわゆる打掛や引き振袖で結婚式をされる方、写真だけ残す
方、神社挙式をされる方などが増えています。

一時期は和装の着用率がかなり低い冬の時代もありましたが、何故ここまで
人気が上がってきたのか?一番の要因は鬘(カツラ)ではくても洋髪でOKとい
う認識だと思います。
またメディアなどの影響も少なからずあるかと思います。

でも和装に花嫁は何を求めるのか?
 可愛らしさ?
 美しさ?
 伝統文化への興味?
 
憶測するとキリがありません。でも具体的には応えられなくても、単純に「和装は
素敵」と感じられているからでしょう。

私も和装が好きで、とても魅力的な衣裳だと感じています。
そんな私が和装に求めるものは「凛」とした空気感です。 
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 現代を忘れ、ちょっとノスタルジーを感じることが出来ます。
2016-01-25 (3)
どこか懐かしく、そして優しい時間。
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日本を感じ、日本人であることを誇りに思えます。
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 四季折々で楽しめるのもまた嬉しいですよね。
2016-01-25 (13)
でも結局はとても不思議な魅力があるからだと思います。

もう婚礼和装は「ドレスと違う衣裳」という概念を捨てて、「自分が素敵になる、
そしてかけがいのない時間を感じる衣裳」でいいのではないでしょうか?

「結婚をする」というのは人生最大の出来事です。そんな時こそ人生最高の
おめかしを!!! いつもと違う自分になれる最大のチャンスかもしれません!!!
 

ちょっと2次会ドレスについて

結婚式の日の夜と言えば・・・2次会パーティーですよね。

2次会で一番頭を悩ませるのは「何を着たらいいのか?」ということ。
結婚式ではないので、普段着でもいいですし、ちょっとドレスアップした
服でもOKなんですよね。
でもせっかくの機会だからいわゆる「2次会ドレス」をご希望される方も
少なくありません。またもうひとつのチョイスとして、披露宴で着たドレスの
ままという花嫁様もいらっしゃいます。

さてその2次会ドレスにいくら位までならOKなのでしょうか?
いろいろとリサーチした結果、上限は5万円くらいのようです。結婚式で
結構な出費となるので、できるだけ出費は抑えたいのは当然のことです
ね。

ただビックリするのは結婚式場でレンタルしたドレスをそのまま2次会で
着る使用料です。
2次会会場は同じ結婚式場で移動なしにもかかわらず、先日あるお客様に
お伺いしたところ2次会での使用料は「5万円」だったそう。
ちなみに披露宴での使用料とはまた別にですww

基本、私達のようないわゆる貸衣裳の料金は「2泊3日」となっており、その
間ならば何回着てもOKという考えですので、同じ日に同じ会場で同じ人が
使用するにもかかわらずにさらに「5万円」という追加料金になるとは・・・。
また別の結婚式場では2次会で使用する場合は通常料金の1.5倍という
お話を聞いたことがあります。
他社さんのことなので、当店がとやかく言うことではありませんがただただ
驚くばかりです。

いまやネットで2次会ドレスもレンタル(購入)できる時代です。
選択肢はたくさんありますし、もちろん選択権は花嫁様にあるわけですから
ちょっと早めに動き出して、いろいろと情報を集めてみてはいかがでしょうか? 

ノーマン・ロックウェルの「The marriage license」

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今は保管している状態ですが、当店にはこちらの絵があります。もちろん
本物ではなくレプリカですけどね。
Norman Rockwell作 「The Marriage License」という作品です。
題名と絵からもわかるように、入籍シーンが描かれています。

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懸命に記入している新婦、そして包むようにして見守る新郎・・・人生の最高の
一瞬を優しいタッチで描いていますね。
婚姻届に書き込む時、誰しも緊張と喜びとこれからの期待と、そしてちょっぴり
の不安などが複雑に交じり合ったこの時にしか味わうことの出来ない感情を味
わいます。

今年も多くのご夫婦が誕生し、この何ともいえない気持ちを感じることでしょう。
私達はこの入籍の時とはまた別の、婚礼衣裳を身にまとう時にしか味わえない
何ともいえない気持ちをご提供していきたいと思います。
こう考えると、「結婚」にまつわる事象では普段では得ることの出来ない気持ちを
感じられるわけですね。まさに非日常です。

ちなみにこちらをご覧下さい。
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作品では入籍日が6月11日に設定しています。つまりジューンブライドですね~。
とは言え、日本では6月の結婚式や披露宴はみなさんが思っているほど多くは
無いんです。なんていっても梅雨時期ですからね。
入籍は6月、式や披露宴は別の月・・・というのもいいですね!!!