こぼれ話

ウェディングとブライダルの違いって・・・

世の中には時と場合によって使い分けられる言葉がいろいろあります。
ウェディングとブライダルも同じですね!

ちなみにウェディングは名詞で、ブライダルは形容詞ですが日本で使われる場合はあまり気にされてはいません。
二つともほぼ同じ意味で使われ、皆さんが思われるように「結婚」とか「結婚式」という意味合いで使われています。
でも両者はほぼ使い分けられていますね。

例えば!
「ブライダルフェア」とはよく聞きますが、「ウェディングフェア」はそうでもない
「ウェディングドレス」はよく聞きますが、「ブライダルドレス」はそうでもない
この他にも・・・
「ウェディングパーティー」>「ブライダルパーティー」
「ウェディングケーキ」>「ブライダルケーキ」
「ブライダルエステ」>「ウェディングエステ」

探せばもっと出て来るでしょう。

どちらを使うかは特に決まっているわけではありませんが、ある程度これにはウェディング、これにはブライダルを使うという慣例が出来ているようです。

ただ自分の感覚から言うと、「ブライダル」という言葉はどちらかと言えば業界でよく使われていると感じています。特にドレスショップでは顕著かもしれません。
「ブライダルコスチューム●●●」
「ブライダルサロン▲▲▲」
「ブライダル×××」
「ブライダルファッション楓」←弊社の屋号です。※今は殆んど使ってません。
・・・というように、お店の名前にブライダルを使われている会社さんて意外に多いんですよ。

元々当店も「Bridal Dress abito」でしたが、3年ほど前に「Wedding Dress abito 」へ変更しました。なんかしっくりこなかったんですよね~Bridal Dressっていう言葉に。
と言いながらも10年近く使ってましたけどね。

ウェディングとブライダルのどちらが良いとか悪いとかはないのですが、自分的にはウェディングという響きの方が好きです。

一般の方は全く気にされていないとは思いますが、このように例を挙げると「なるほど~、言われて見れば・・・」ってなりますよね。
でも業界の人間にしてみれば結構難しいんです。

今「フォトウェディング」ってありますよね。
いわゆる婚礼衣裳を着て撮影するプランのことですが、これにしても「ウェディングフォト」と表記するお店もあれば、「ブライダルフォト」にするお店もあります。
この他にも「写真だけの結婚式」だったり、「小さい結婚式」だったり・・・・。

業界で統一してください

お客様にとっても迷惑な話ですよね。だってどれも同じことなのに、表現が違うわけですから迷ってしまいますものね。ま、私としてもどれがベストなのかは全くわかっておりません

でもあれを使ったりこれを使ったりすることなく、当店では「フォトウェディング」で統一しています。ウェブサイトのSEO的にもこのほうがいいらしいですし


どの業界にもこういうことってあると思うんです。
でも業界側が気にするほど、一般の方は気にされてはいないんでしょうね~。

ちなみに「留袖」ってご存知ですよね?
この留袖には違う表現があって、「黒留袖」とか「江戸褄(えどづま)」と呼ばれることもあります。
言葉って難しいですね。


 

アビートの隠語を大公開

【隠語】いんご
隠語とはある特定の団体や仲間内だけで通じる言葉や言い回しの専門用語で、外部に秘密が漏れないようにするためのもの(ウィキペディアより)


会社だったり業界だったり、または友達同士でしか通じない言葉ってありますよね。
私がショップで働いていたときも時にも ありました。
 「L行ってきま~す」・・・「お昼に行ってきます」
 「CM入りま~す」・・・・・「トイレに行ってきます」


ショップだと周りはお客様ばかりですから、「お昼」だの「トイレ」だの口には出せません。つまりはお客様にわからないように配慮しているわけでもあるんですね。



学校でもありますよね。
なかでも多いのは先生のあだ名じゃないでしょうか。こういう場合、決まって悪口に限りなく近いあだ名となります。過去を振り返ると思い出す方もいらっしゃることでしょう!




そして弊社アビートにも隠語があります・・・というか、ありました。過去形です。
もう今では殆んど使っていませんが、時折出てしまうこともあります。でも全くわからないスタッフもいるんですよね。


言葉通り、隠すからこそ隠語なのですが、教えちゃいます。



アビートの隠語とは・・・




『よめむこみなしあわせ』です。


漢字で書けば「嫁婿皆幸せ」になりますが、この一文字一文字に意味があるんです。

「よ」=1 「め」=2 「む」=3 「こ」=4 「み」=5 
「な」=6 「し」=7 「あ」=8   「わ」=9 「せ」=0

こういうことになっています。



私達はお祝いの衣裳を取り扱っていますが、商品数が多くスタッフ同士で伝える時には通常の金額では聞き間違いしたりしやすいんですよね。その防御策でもあるんです。


つまり弊社では「その3万5千円の留袖出して!」と言うのではなく、「そのむこの留袖出して!」と言っていたんです。



じゃあ桁はどうしているのか?



そんな疑問も出て来ますが、衣裳によってレンタル金額のけたが違うので、状況で判断していました。※衣裳を見ればだいたいの金額もわかりますからね
同じ「むこ」でも留袖は3万5千円、でもこれがドレスや打掛になると「35万円」となるわけです。



その昔、この業界では金額をおおっぴらに出すことが憚れていました。そんな背景もあったとのことで作られたとのことです。ちなみに自社オリジナルの隠語です。業界用語ではございませんよ。

探してみると結構身近に隠語はあるものです。
これから作り出すのも面白いかもしれませんね!
 

shake it off

何においても「流行」というものがいつの時代にもあります。

テレビコマーシャルでも流行ってありますよね。
最近多いのが、大人数で踊っているコマーシャル。そして今一番話題なのがこちらですよね。
 
あまりにも踊りに目が行ってしまい、どこのCMかなんて最近やっとわかったくらいです。

使用されている曲はご存知だと思いますが、Taylor Swift 『shake it off』
何故この曲が使われのでしょう?

ノリノリのいい曲ですし、耳障りも良く、一度聞いたら忘れない楽曲ですが、もっと深い意味があるんだと思うんです。
それは曲名の『shake it off』の意味だと思うんです。

sheke it off・・・スラングの英語で「気にしない!」という意味があるそうです。
・嫌なことは気にしない
・失敗しても気にしない
・落ち込んでいる人を励ます

このCMには思春期を迎えた世代に向けたメッセージでもあるんだと思います。とはいえ、家庭教師の会社のCMですから、もちろんそれだけではないんですけどね。

裏に隠されているであろう意味を知ると、また違った目でCMを見ることができますね。
「買って!」「うちの商品は最高だよ!」と宣伝はなりがちですが、消費者が求めているのはそこではないんですよね。やっぱり共感してもらってこそです。

よそ様の会社のCMを勝手に解釈し、勝手に納得し、そして参考にしていきたいと思います。

 

子供の部活はお金がかかりますね

今日は仕事のことでなく、プライベートの愚痴を聞いてください(笑)

代表を務めている堀正典の完全なる愚痴でございます。



私には二人の子供がおります。
二人ともそれぞれ高校と中学にこの春進学し、長男はアーチェリー部、そして長女は剣道部へ入部しました。

私達夫婦にアーチェリーと剣道の経験、知識ともになく、子供たちが「入部したい!」との言葉に「そうせい!」と気軽に許可しました。
だってやりたいことはやらせたいですからね。

しかし!

しかしですよ、アーチェリーも剣道も「道具」が必要ですよね。
アーチェリーは「弓?」と「矢?」(名称がわかりません)、剣道は「防具」「道着」「竹刀」などを揃えなければなりません。
そして当然、「購入」となるわけです。

知識がないものですから、もちろん道具にどれくらいの費用がかかるかも全くわからなかったのですが、それぞれの見積もりをみてビックリwww

アーチェリーは「弓?」の一式が約17万円、「矢?」のセットが約3万円。
剣道は入門セット(竹刀を除く)が約10万円、竹刀は約3,000円と手ごろですがすぐに壊れるそうですから、3年間で何本買うことになるか・・・。

私の仕事はドレスや振袖の『レンタル』なので、道具にもレンタルってないのかな?なんて思ってしまいました。

つまり二人分の道具で初期費用が約30万円・・・勘弁してください
二人とも思春期ということで、昔のように「パパ~」なんて近寄ってきませんし、話しかけても軽くあしらわれますがそれでもやっぱり可愛いわが子たちですからね。
何でもやりたいことはやらせてあげたいですし、振り返ってみれば、私も同じように両親にしてもらったわけですからね。

アーチェリーにしろ、剣道にしろ年代を問わずに出来るスポーツですので、社会人になっても老後でも趣味で楽しめますよね。そういった意味ではこの投資(笑)は無駄にはならないはず・・・と思い込んでいます。

もちろん購入前にはしっかりと二人の子供に「途中で辞めたらわかってるよな?」という圧力を掛けましたけどね

今の所、二人とも楽しんでいるようです。

しかし何で二人とも子供の頃からは想像できないような部活に入部したのか????
私はもちろん、妻も理解できていません。

とにかくもう購入し、支払ってしまったわけですから二人を応援したいと思っています。そして出来れば大会などで活躍してもらいたいものです。
 

お客になった時に心がけていること

仕事ではお客様をお迎えして、様々なご提案をさせていただいている私ですが、客となる事も当然ある訳です。

そんなお客となった時に心がけていることがいくつかあります。

◆横柄な態度、言葉遣いはしない
サービスや商品の対価として代金を支払うわけですが、仮にバッグが1万円だとしたら「1万円で買ってあげた」と思うのか、それとも「1万円で売ってもらった」と考えるかで全く違いますよね。
私はもちろん後者の考えです。
バッグ料金の1万円には商品の対価だけでなく、輸送費・広告費・人件費・光熱費・包装代など様々な費用も含まれています。
個人では出来ないことをショップさんが代行し、欲しいと思ったバックを手軽に手に入れることを実現してくれているんですよね。
ですから代金を支払う側と受け取る側は対等です。遜ることもしませんが、偉ぶることも出来ません。

◆「褒める」ようにする
食事をしたら「ご馳走様!」、商品を受け取ったら「お世話になりました」「ありがとうございます」という言葉を掛けます。
私も仕事でお客様からお褒めの言葉をいただくと嬉しいですし、感情のある生き物ですから褒めてもらうと、「もっといろいろして上げたい!」と思うのは誰しも当然のことだと思います。
特段何かを求めて褒めるわけではなく、自分がしてもらって嬉しいことをしているだけなんですけどね。

◆不手際にはハッキリと物申す
人間のすることに間違いは付きものです。
しかしその間違いに必ずしも気付けるものではなく、また同じことを繰り返してしまうこともあります。
他の方が同じ目に会わない為にも、計らずも受けた不手際にはしっかりと対処しています。その時スタッフの方がどのような対応を取るかで、その会社の基本姿勢が垣間見れます。もちろん土下座は要求しません(笑)
お互いにスッキリすることで、また長くお付き合いしたいですからね。
逆の場合も、また然りです。

多分これら意外にも、自然と行っていることもありますが主だったものだけ書いてみました。


若い頃は「こっちお金払っている立場だしぃ~」と思うことも多々ありましたが、サービス業という仕事に就いて考えが180度変わりました。今では当然のことであり、自然にこういう行動を取っています。
相手も人間ですから言葉や態度ひとつで対応が変化します。

代金を受け取る時も、支払う時も気持ちよくありたいものですよね。

良い客になる事は良い売り手になる基本だと思っています。
やっぱり嫌がられるより、歓迎されたほうが代金の払い甲斐があるってものです!!!




 

一番気を使うお客様とは!?

『一番気を使ってしまうお客様」というと、クレーマーだったり怖そうなお客様を想像されると思いますが・・・・・違います。

もちろん全てのお客様に気は使っておりますが、中でも一番気を使うお客様はスタッフの家族だったり、知り合いだったりと弊社により近い存在のお客さまです。

なぜ一番気を使うのか?

近い存在のお客様は確かに成約率も高いのですが、やはり「知り合い」ということに甘えがちです。
「もし弊社と縁がなかったら、果たしてお客様になってくれただろうか?」
「知り合いだから多少の不満は飲み込まれているのではないか?」
「本当は違うところを利用したかったのではないか?」

・・・・そんなことを考えてしまいます。

もし私が逆の立場で知り合いの会社を利用して、何か不満があったとしてもなかなか文句なんか言えません。本当は言ってあげる方がいいんですけどね。

今まで利用していただいた方の中にもそう思っている方がいるかもしれません。
そう考えると、いろいろと気を回し、使うことになります。

これの解決方法は一つしかありません。
それはひとつひとつのクオリティをアップすることであり、そして「知り合いだから」という甘えを完全排除することです。

「知っていたから利用したけど、でもここにして良かった」と思ってもらえるようにしなければなりません。例え家族だろうが親戚だろうが親友だろうが、それは全く関係ありません。
そういう方たちに選ばれるお店でなければ、一般のお客様に喜んでいただけるはずがありません。

ご紹介されたお客様に喜んでいただき、ご紹介下さった方がドヤ顔して下さるようなクオリティを求めて、これからも日々精進していきたいと思います。 

明日はモデル撮影

明日は振袖と卒業袴のモデル撮影があります。

限られた時間の中で、よりクオリティが高く、尚且つ多くの撮影をするためには何より準備が大切です。
・どの衣裳を着せるか?
・小物はどれを合わせるか?
・撮影の順番は?
・ヘアメイクは?

などなど準備の段階でキッチリしておかないと、いくら時間があっても足りません。そして今日はその準備に追われています。

これまでもモデル撮影は何回もしてきましたが、数名のモデルさんにお願いしてきましたが今回は一人のみ。
同じモデルさんが各テイストの衣裳を着ることで、そのテイストの違いをお客様にご理解していただけると思ってのことです。

既存に捉われることなく、【abitoらしさ】をハッキリと出せる撮影が出来たらと思っています。さてどうなることやら(笑)
モデル撮影は楽しみでもありますが、プレッシャーも感じています。
時間とお金と手間とをかけて、さらには多方面の方々にご協力していただくわけですから満足できる撮影にしなければなりませんw

だからと言って自己満足だけでもいけませんし、そもそも何のために撮影するかと言えば、それはやはりお客様の為ということに尽きます。

まだまだ準備が終わりません、しかも全然・・・・。でも準備万端にして明日を迎えたいと思います。
 

ツバメ家族との1ヶ月半

数年ぶりに我が家の軒先にツバメが巣を作りました。
ツバメが自宅に巣を作ると幸せをもたらす・・・なんて言い伝えもありますが、過去には一切良い事はありませんでしたけどね。

それでも何となく嬉しいものです。

新婚ツバメカップルがやってきたのは6月の上旬です。
ちょっと凹凸のある場所に巣を作ろうとしていたので、なかなか新築工事が進まない感じでしたね。
IMG_6509
6月20頃になってようやく形が出来てきました。
この間、巣の下は落ちた草などで汚れまくりでしたが半ば諦め気味になっていたので、掃除しながら完成を待っていました。
そして6月22日に無事完成です。
IMG_6518

多分、この後奥さんがすぐに産卵したのでしょう。卵を温める為、じっと動かない期間が続きました。旦那さんはちょくちょく見かけましたが、いつもどこかへ行ってみたいでした。
IMG_6524
上の画像は「二人だけの新婚生活」の様子です
IMG_6531
これは奥さんが卵を温めている様子。

我が家では「いつ雛の姿がみれるかな?」なんてずっと楽しみにしていましたが、
一週間が過ぎ・・・
二週間が過ぎ・・・
しかし一向に雛の鳴き声が聞こえず、奥さんもずっと温めモードのまま。もしかしたら何か問題があるのかなと心配になってきました。

そして一ヵ月が過ぎた頃
IMG_6657
ようやくお子様たちの姿が!!!!
この画像には三羽しか写っていませんが、実際には四羽誕生しました。しかし残念なことに一羽は下に落ち、そのまま天国へ旅立ってしまいました。

最初はくちばしの黄色だけが目立つとても小さな雛達でしたが、やはり成長の速さははんぱないですね。
すぐにこんな感じに。
IMG_6690
くちばしの次は目がハッキリとして、そして毛がドンドン増えてきて、羽を広げるようになりました。

ここまで来ると次は「いつ巣立ってしまうのか?」が気になりだします。
ちなみに上の画像は7月29日の撮影です。

そしてこちらは8月4日の画像です。
IMG_6721
育った三羽のうち、二羽はこの日に巣立っていきました。多分末っ子であろうこの雛は翌日に巣立っていきました。

孵化してからというもの、玄関を開けるたび、そして仕事から帰るたびに巣を見上げては
成長を楽しんでいたのでちょっと寂しい想いがしています。
何かの縁で我が家にやってきたのでしょうから、親鳥達はもちろん三羽の子供達も元気に過ごしてほしいと思います。

いや~ホント寂しいですwww

その日からは巣を見上げることもなかったのですが、会社から帰って玄関を開けようとすると後ろから視線が・・・。
巣を見上げてみると
IMG_6766
戻ってるし(笑)

調べたところ、ツバメは巣立ってからも羽を休めに戻ってくることがあるそうです。そして次の年にも作った巣を再利用することもあるとのこと。
とはいえ、近々戻ることなくどこかへ飛び立ってしまうはずです。

家族で話し合った結果、この巣を壊すことなくこのままにして、来年も戻ってきてもらおうということになりました。

巣作り時の草の散らかりや、孵化してからの糞の処理など手間は掛かりますが是非とも来年も戻って来て欲しいです。

仕事でも成長の記録やご結婚のお手伝いをしていますが、プライベートでも相手はツバメですがお手伝い?をさせていただいております。
さて今夜はまた戻っているんでしょうかね? 

3台目のIKEAのMALA

スタッフが休日を利用してIKEAへ行くので、ちょっとお使いをお願いしました。
買ってきてもらったのがこちら
IMG_6737
IKEAのMALA。これで3台目となります。

最初に買ったものは西日の熱でボコボコになってしまいましたが、2台目はまだ現役で活躍しています。
IMG_6739
DIYでペンキを塗って、オリジナルな感じに仕上げました。写真のようにお客様へのメッセージボードとして利用していますが、たまにはこんな使い方もしています。
55 (_MG_8530)
ウェディングや成人式の前撮りでもひとつのアイテムとして利用することもあります。

でもですね、店頭に置いておくと急な突風などで倒れてしまうこともしばしば・・・。軽くて持ち運びもいいのですが、それが仇となるわけです。
そんな訳でよ~く見てみるとこんな風になってしまっていますw
IMG_6745
 錆び・ひび割れ・欠け・塗装剥げ

そんなこともあり、今回再々購入してみました。
ちなみにこのMALAはA型ボードで、片面は黒板、もう片面はホワイトボードとなっている大変便利な仕様になっています。
ちなみにこの「A型」という表現はこのボードの形に由来します。横から見ると・・・
IMG_6741
 Aだからなんですね。

こちらの価格は税込み2999円、2999円でございます 
コスパ半端ないですよね。

3台目は暫らくは店内案内用として使い、2台目ちゃんが天寿を全うしてから外で使おうと思っています。次はどんな色にしようかな? 

明治時代の要人の別邸

「灯台下暗し」なんて言葉がありますね。

意外と身近にあるものに気付かなかったり、知っていたとしても価値を知らなかったりなんてことは良くあることです。生まれも育ちも東京の方が東京タワーに上ったことがない方が多いようなものです。

私は歴史、中でも明治時代が大好きです。
戦国時代やそれ以前の歴史も好きですが、歴史は勝者によって、都合よく書き換えられることもしばしばで、実際のところは今となってはわからないわけです。
しかし明治時代は今から約150年ほど前なので、ほぼリアルな史実が残されているのでより好きになってしまっているのかもしれません。

さて、栃木県には明治時代に活躍された方の別邸が数多くあるのでご紹介したいと思います。

【旧青木家那須別邸】 
414_kyu_aokikenasubettei_YA3_8431
 明治21年建築 子爵青木周蔵の別荘

【山縣有朋記念館】
0201350
 明治の元勲 山縣有朋が小田原に建築されたものを移築

【松方別邸】
ダウンロード
千本松牧場内に建築された 公爵松方正義の別邸。現在でも松方家で使用されています。(敷地内は立ち入り禁止)

【大山別邸】
ダウンロード (1)
元帥であり、陸軍大将であった大山巌が建築したレンガ造りの洋風建築。現在は那須拓陽高校が管理しています。

【乃木別邸】
ダウンロード (2)
陸軍大将であり、日露戦争の旅順攻略でも有名な乃木希典が自ら設計した別邸。
残念ながら平成2年に放火により消失し、現在の建物は復元されたもの。

どれも栃木県の北部、那須塩原市周辺にあるんですよ。
ちょっと歴史に詳しい方なら、どれだけ凄い方たちの別邸かおわかりになると思います。

先日、私は山縣有朋記念館に行って参りました。
矢板市の奥の奥にあるのですが、とても静かでノスタルジックな雰囲気がある場所にありました。
山縣有朋も凄い方ですが、この記念館には「高杉晋作の愛用のお銚子」が展示してりました。高杉晋作と言えば長州藩で騎兵隊を編成したことで有名で、肺病により若くしてなっくなっていまいましたが、現在もなお彼を崇拝する方は少なくありません。

そして二階にはサロンがあり、小田原にあった頃はそこで国の重鎮たちと交流を深めた場所だったそうです。

時間は遡ることは出来ませんが、何となくその頃の息吹を感じることが出来たように思います。そして現在では五代目の方がこちらを管理されているようです。

良かれ悪しかれ今の日本の土台は明治に作られました。
ある意味、近代日本の原点に足を踏み入れたような気分になり、エネルギーを分けてもらえたような気もします。
たまにはそんな気分になるのもいいかもしれませんね。
近くにはリゾート地那須もあるので、帰り道にちょっと足を伸ばして立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

弊社のロケーション撮影のロケ地も明治大正時代に作られた場所が多くあります。
結婚式は現代風、前撮りは明治大正風・・・二つのテイストを感じていたければと思っています。