代表から

相談したいこと山積なんだけど・・・

時折、ふとした瞬間に思い出す大切な友人。

京都へ行けばまた会えるような気がするけど、もういなくなって4年経ったんだね、堀切さん。

ということで、私の大好きな友人を多くの方に知って頂きたく、2016年2月の記事を転記しました。



男衆 堀切修嗣
images (1)
 男衆とは花街(かがい)で芸妓や舞妓の世話をする職人の男性のことです。
堀切さんは今の時代ではある意味特殊となる芸妓・舞妓を、卓越した技術で「美しさ」
と「着心地」両方を兼ね備える着付けをされていた方です。

昨年末、もうお会いすることの出来ない世界へ旅立ちました。

彼を初めて知ったのはドキュメンタリー番組の『情熱大陸』

私も和装や着物という日本の文化を商売としているので、何となく興味をもち
番組を見ました。
いかつい体つきに顔、耳にはピアス。そして移動は自転車で趣味はバイク。
一件、京都の花街とは無縁そうに見える男性こそ堀切さんでした。その時感じた
衝撃は今でもはっきりと覚えています。

なんならミュージシャン?と思わせる風貌ながら、江戸時代から続く花街の伝統文化
を「着付け」というジャンルで守り続けてきました。この見た目とされていることのギャ
ップに一人の男として「憧れ」を感じました。

当時、私もTwitterをしており、番組を見終わると即堀切さんをフォロー。しばらくして、
Facebookが認知されてきて、ここで友達となりました。
と、ここまではいわゆる「有名人」と「一ファン」の関係でした。

仕事柄、京都へ出張することが多々あり、たまたま「今日から今日と出張です」と
新幹線の車中でFacebookに投稿したところ、堀切さんから連絡を頂きました。

「堀さん、もしお時間があるのでしたら会いましょうよ!」
人生の中で男が憧れる男ってほんの数人だと思います。そもそもいたとしても直に会って
話せることってそうそう無いことです。
憧れていた堀切さんから直接お誘いを受けて、本当に嬉しく、柄にも無くドキドキした
のがつい先日のように思われます。
その日の午後、堀切さんのお店「花風(かふう)」にお伺いし、そして遂に対面すること
が出来ました。舞い上がっていたので、汗が止まらず、そして何を話したのかはあまり
覚えていません。
ただ堀切さんのこの言葉だけははっきりと覚えています。
「堀さん、人って会える人と会えない人がいるんですよね。どんなに会いたくてもタイミ
ングがマッチしなかったり、理由はないけど避けられたり・・・・。堀さんとも昨日、そして
明日だったら会うことは出来なかったんですよ。でも今日だった。つまり出会う運命だ
たんですね」
こういう考え方も私の人生に影響を与えました。
そしてこの日から私は堀切さんの本当の意味での友人となりました。

でも実際に堀切さんとお会いしたのは計三回。
二回目は堀切さんの馴染みの店でお酒を一緒に楽しみました。
526522_404120642979073_1594359402_n
三回目はカフェのテラスで二人してタバコを燻らせながら他愛も無い話を延々とし、いずれは一緒に何かしよう!・・・そんな楽しい夢を語らったのが最後。
その後は電話やメールでも様々なお話をしました。

堀切さんは「男衆」という一面だけでなく、「デザイナー」「フォトグラファー」という顔もあり
ました。つまりは何も無いところからクリエイトし、ものを創り出すことに長けていた方
です。そしてその創り出したものは全てに「美しさ」がありました。
最後の電話で話したのは堀切さんのこれからの展望でした。
江戸時代の画家 伊藤若冲のこの絵をドレス姿の女性をモデルに、写真で表現した
いので相談にのって欲しいとのことでした。
img_0
もちろん私の答えはOK。ドレスも決まり、「スケジュールが決まったら連絡しますね」
とのことでしたが数ヶ月経っても連絡はありませんでした。
そして入院したというFBでの投稿を見て、一度メールのやりとりもしました。
必ず復活してくれる!・・・そう信じていましたし願っていましたが、神様も堀切さんと
どうしても会いたかったようです。

そして昨年末・・・・。

それから約二ヶ月、情熱大陸を見返したり、メールのやりとりを見直してみたりと
堀切さんとの5年の月日を振り返りました。そしてようやく現実を受け入れ、今でも
私が憧れ続けている『堀切修嗣』という人間がいたことを少しでも多くの方に知って
もらいたいという想いで、本日自分のお店のブログに書かせていただきました。

三回しか会っていないくせに・・・確かにたった三度です。でも栃木と京都で全く交じり
あうはずのない二人が出会い、酒を飲み、未来を語り、かけがえのない時間を共に
過ごしました。
堀切さんも情熱大陸の中でこういっています。
「着付って難しいと想われることが多いんですが、結構シンプルなんです。でもその
分深いんです」と。
人との関わりも時間だけでは計れないものです。

京都は大好きな街のひとつです。いろんな魅力がありますからね。
でも自分にとって一つだけ魅力が減ってしまいました・・・・

伝統・文化・美・創造・破壊・混合・・・自分から見た堀切さんを端的に表した言葉です。
そして私がこれからしていかなくてはならないことでもあります。

本当にたくさんのことを教えてくれてありがとうございました。またあっちの世界で
一緒に楽しく酒を飲めるように、話のネタを持って行きます!
でもまだ呼ばないでくださいね、タイミングはまだまだ先ですよ!

栃木の友人 堀 正典

堀切さんのお店「花風」は本格的な舞妓・芸妓体験が出来るお店です。
logo

本物の衣裳・着付けにこだわっているので、どうせ体験するなら花風が
オススメです。

※花風は現在は閉店されたようです。

 

デニムのヒザの穴開きを簡単修理

IMG_9464

本業とは全く関係性はありませんが、本日は個人のデニム修理の仕方について書きます。

私、学生時代から大のデニム好き。
数十年経ち、いいおっさんになった今でもそれは変わりません。

前置きが長くなりますが続けちゃいます。

デニム(当時はジーパン)を意識し始めたのは高校の頃。
小中の頃はEDWINやBIGJOHNなど、国産のデニムばかりでただの履き物でした。LEVIS501に出会って、私のデニムライフが始まったんです。その後大学に進学し、下北沢でアパレルショップでバイトを始めて「好き」が加速しました。
その頃のデニムは空前のヴィンテージブーム。

私も完全にどはまりして、「501XX」「503BXX」「大戦モデル」などを必死にバイトでお金をためて購入したものです。
【BIG E】【セルビッジ】【革パッチ】【ダブルステッチ】【ドーナツボタン】など、興味のない方は全く響くことのないワードに興奮していました。今考えるとかなりの高額出費をしたわけですが、良い思い出です。

時は流れ、ヴィンテージから次は国産の新ブランドデニムに目が移りました。
そのブランドは「DENIM(ドゥニーム)」。決まって千駄ヶ谷店で購入していました。味わいが完成されているヴィンテージデニムとは真逆で、まっさらなデニムを一から育て上げ、味をだしていくという、ゲームで言えばロープレですかね。

極力洗濯は避け、色落ちは摩擦至上主義。
それでも臭くなって、いよいよ洗濯が余儀なくされる時でも守らなくてはならないルールがありました。
・できる限りぬるま湯で押し洗い
・もちろん裏返しての洗濯
・洗剤を使用するなら蛍光料を含まないもので
・完全日陰干し

本当に面倒でしかありませんでしたが、当時はこれが楽しかったんです。

そしてDENIMから次はフランスのデニムへ目が移ります。
それがDIESEL(ディーゼル)のデニムです。
DIESELのデニムは5万円するものがざらにあり、そうそう買えるものではありませんでしたが、それでも計3本を購入。今だったら全く手が出ませんが、無理して買っておいて良かったと思っています。

ここから本番です。

高いお金を出して買ったデニムはもちろんお気に入りです。
でもお気に入りだからこそ、ヘビーローテーションで着用しがちです。そうなると経年劣化が早まり、まずヒザが破れてきます。最初のうちは「まだいける!」と気にせず履きつづけますが、次第に破れは拡大。
若いうちであれば破れようが、見た目が汚らしくても気にしませんでしたが、年齢を重ねると「自分、これで良いのか?」と周りの目が気になってきます。いい歳こいて破れの大きいままのデニムを履くことは、やはり抵抗があるんですね。

かといって、新しいデニムを購入するあてはありませんし、修理に出すのも面倒(費用もそれなりにかかる)。
そもそも大のお気に入りだから、捨てるという選択はありません。

そこで私は「自分で直す」と言う選択をしています。
そんな私のデニムのヒザの破れの修理方法を書きとめていきたいと思います。

まず用意するもの。
IMG_9464
膝の破れたデニム・アイロン・不要になったデニムの切れ端・アイロン用当て布

そして欠かせないのがこちら
IMG_9465
こちらは布用の接着剤で、ホームセンターなどで購入できます(700円くらい)。

まずはデニムを裏返しし、破けている部分に当てる布の大きさを決めます。
IMG_9466

ここでの注意点は破けた部分ギリギリではなく、広範囲にすることです。
破けたヒザの部分の周辺は間違いなく生地が弱っているので、そちらもカバーできるようにすることです。

次に布用接着剤を塗布します。
IMG_9467
見た目は接着剤そのものです。

この接着剤を付属のへらでまんべんなく延ばします。
IMG_9468

そしてデニムの切れ端をのせ、アイロンで熱を加えます。
IMG_9469

私は面倒くさがりなので「直」でいつもやってしまいますが、当て布をあててアイロンをかけた方が良いと思います。

約20秒ほど熱を加えるのですが、直後は完全に貼りついてはいません。
熱が冷めるとともにしっかりと貼りついてきますので、しばらく放置してください。

そして修繕後はこのようになります。
IMG_9470
ちなみにこちはDIESELのデニムです。もともとダメージ加工されていましたが、ヒザは経年劣化でした。

裏に貼ったデニム生地により、穴が塞がり、さらには補強されているので安心してスクワットできちゃいます。
もちろん洗濯しても剥がれることはありません。

これでお気に入りのデニムとの付き合いもしばらくは続ける事が出来そうです。

「ちょっと面倒」「自分には無理!」と思う方もいるかもしれません。
でも男って好きなものごとに対しては面倒を感じませんし、不器用で面倒くさがりの私が簡単に出来てしまうので、ハードルはかなり低いと思います。また自分で修繕することで愛着がさらに強まりますし、より大切にする気持ちがでてきますので決して奥様や彼女さんにお願いしてはいけませんよ。

デニムの汚れ、破れはある意味「味」であり、愛着を感じるものです。
しかし履き辛さを感じたり、周りの方々に不快感を与えたりすることもあり、表裏一体です。ですから味を残しつつ、履きやすさを追求するためにも修繕は必要不可欠ですね。

ホント、簡単ですから眠ったままのお気に入りのデニムを修繕してみてはいかがでしょう?
仕上がり後に履いた瞬間、達成感だけでなく、喜びすら感じるはずです。次のお休みの日が待ち遠しくなりますよ!!!

営業時間変更のお知らせ

本日平成30年11月19日より(正確には11月24日より)Wedding Dress abitoの営業時間が変わります。


これまで月曜~金曜(火曜は定休日)のウィークデイはAM10:00~PM18:00、土日祝祭日はAM10:00~PM19:00で営業して参りましたが、今週末(11月24日)より土日祝祭日もPM18:00までの営業とさせていただくことになりました。


つまり変更後の営業時間は以下のようになります。

Wedding Dress abito営業時間
全日 AM10:00~PM18:00(火曜は定休)


誠に勝手ではございますが何卒ご理解くださいますようお願い致します。

またこれまで当店へのご来店は「ご予約者様優先」とし、ご来店のご予約を頂いているお客様を優先にご対応していたのと同時に、可能な限りご予約なしのフリーでお越しの方々にもご対応して参りました。
しかしご来店予約が多い時ほどフリーでお越しになることが多く、このような場合、ご予約頂いていたお客様にはもちろんですがフリーでご来店くださったお客様にもご迷惑をお掛けしてしまいます。


当店としましては、貴重なお時間を割いてわざわざご来店くだる全てのお客様にご納得して頂けるようなご対応をしていくためにもこれまでの「ご予約者様優先」というスタイルを止め、今後は「完全予約制」へと移行いたします。つきましては当店へのご来店の場合はぜひご予約をしてくださいますようお願い申し上げます。


営業時間の変更、そしてご来店の完全予約制への変更はabitoをご利用下さる全てのお客様のことを考えてのことです。
スタッフの労働時間の短縮、余裕を持って仕事へ向き合えることは総じてお客様へのご対応に還元され、これまで以上に仕事の質を高める事にも繋がります。

当店としましてはこの変化がより良い結果となるように、様々なことを付き詰めて良く所存です。


何卒ご理解くださいますようお願い致します。


Wedding Dress abito
   代表 堀

 

新しい生活の始まりは人生を変えるチャンス

私事ではありますが、この春息子が大学に進学しました。

jh

一応公立大学ということで親の負担も少なく、大変助かりました

お隣の群馬県前橋市にある大学なので、さすがに宇都宮から通学というわけにも行かず、現在は悠々自適な一人暮らしを楽しんでいるようです。

IMG_8188
学生専門のアパートなので家賃も安く、こちらでも助かりまくりです。


実はうちの息子は高校まで休日もずっと自分の部屋にいるような、かなりの出不精な人間でした。当初は自宅からは通える大学への進学を目指していましたが、その最大の理由は「宇都宮から離れたくない」「自宅が一番」という考えからです。


でも結局は一人暮らしになった訳ですが、そんな生活が始まってから人間が変わったかのようにいろんなことに興味を持つようになりました。

「カメラを勉強したい」
「留学したい」
「ボランティアにも興味がある」
「日本全国を一人旅してみたい」

つい数ヶ月前では考えられないような願望や目標が湧いてきたようです。大学生活なのか、はたまた一人暮らしの影響なのかはわかりませんが、間違いなく高校までの息子ではなくなってきています。


自分自身でも経験がありますが、環境の変化がもたらす影響は絶大ですよね。
「この節目をキッカケに変わりたい」という思いを持ってなのか、それとも強制的に変わらざるをえないのかは人それぞれだと思いますが、いずれにしても人生には変化は付きものです。


どうせ変化しなければならないのであれば、それを恐れずに楽しむべきではないでしょうか?

多分、息子は人生の変化を受け入れ、楽しもうとしています。父親にとってこれほど息子の成長をハッキリと感じたことはありません。もちろん頼もしく感じています。親の手から離れていく寂しさを感じてはいますけどね。


これからご結婚される方々はどうぞ人生の変化を楽しんで下さい。

一人から二人になることで不安や責任も感じるとは思いますし、良いことばかりが続くわけではありません。それでもこれまでには出来なかった経験や楽しみが待っているはずです。

間違いなくこれまでと違った人生が待っているはずですから楽しまなきゃもったいないですよ!

abitoの和装ロケーションのノウハウ伝授 記念すべき一社目

当店が和装ロケーションを始めてからすでに7年近くの月日が流れました。


紆余曲折を繰り返しながら形にしていき、現在では当店の主力プランと言えるほどです。年々組数も増え、この4月に至ってはすでに20組以上の撮影を手掛けています。和装ロケを始めた当初は何のノウハウもなく、スタッフ一同手探り状態でしたが組数を重ねるごとに当店独自のノウハウが構築されてきました。

このノウハウは完全にオリジナルなので他店さんでは絶対真似をすることができません。ビジネスの世界では模倣が多く見られますが、このノウハウに限っては模倣すら不可能です。だからこそabitoの財産ともいえます。なんたって7年の年月をかけてきたものですからね。


これまで当店の売り物と言えば「レンタル衣裳」、そして和装前撮りをはじめとした撮影プランです。でも独自で築き上げた和装ロケーションのノウハウも売り物になると考えるようになり、いつか他のお店をプロディ―スできたらと考えてきました。


そしてその時がついにやってきました!


近々、あるお店(当店と同業の貸衣装店)の和装ロケーションフォトをプロデュースすることになりました。

このお店の店名や所在地などはまだお知らせすることは出来ませんが、社長さんが大変乗り気で当方としましてもやりがいを感じます。プロデュースと一言で言ってもやるべきことはたくさんあります。

・ウェブサイトの構築
・エリアを考慮したプラン作り
・撮影スケジュールの構築
・ヘアメイクの提案
・おすすめツールの提案
・ロケ地開発の極意
・実際の撮影現場の見学会
・カメラマンの紹介&手配

これらはごく一部であり、まだまだあります。


なぜ会社の財産である和装ロケーションのノウハウを商品として売り出してしまうのか?

「もったいなくない?」「自分の首を絞めることにならない?」などとご心配の声を聞くこともありますが、もちろん色々想定した上でのことです。


まず大前提として当店と商圏が被らないお店に限定しています。第二に大規模の会社さんは除外するつもりで、小さい会社であればあるほど応援したいと思っています。第三にスタッフさんはもちろん、代表者である社長さんにやる気を感じることも前提となります。

簡単にまとめれば、共に手を取り合って明るい未来を一緒に創造していける会社さんが対象となります。


当店のノウハウで和装ロケのお客様が増えると、次第にそのお店独自のノウハウが構築されます。それはもしかしたら当店にとって大きな影響を及ぼすかもしれませんので、逆輸入させていただくことにもなるでしょう。それはつまり当店のお客様への還元にもなるので、三方良しのWIN-WIN‐WINという最高の形の結果となるはずです。


そしてまだまだ大きな夢と言わざるを得ませんが、このお店を手始めとして、順次プロデュースするお店を増やしていくことで「その先」の大きな仕掛けをしたいと考えています。やはり同業者同士、手を取り合って切磋琢磨することが今後のこの業界で生き残る確実な手段ではないかと思っています。


そのためにもまずは最初の一社目を細部にわたるまでお手伝いし、確実な結果を残せるようにプロデュースさせて頂きたいと考えています。「千里の道も一歩から」ですからね。

この第一回のプロデュースの進捗状況は逐一こちらのブログにて報告する予定です。

絶品!野菜炒め

今日は私ホリがブログを担当致します。


さて、ワタクシは幼少の頃はホント野菜が嫌いで、給食のカレーもルーだけをスプーンで巧みにすくって食べてたものです。もちろん今は野菜嫌いは治り、逆に大好きなくらいです。


しかし「野菜炒め」はほぼ口にすることない人生を過ごしてきました。


「野菜っておかずにならない」
「同じ金額だすなら揚げ物や肉の方がお得な気がする」

ま、こんな理由ですかね。



でも最近お昼を食べたお店で、隣のお客さんが野菜炒め定食を食べていました。いつもなら全くと言っていいほど気にならないんですが、何故かその日は妙に気になってしまい、次は絶対頼んでみようと心に誓いました。そして数日後、初志貫徹で意気揚々と「野菜炒め定食で♡」と注文。

そして遂に憧れの野菜炒めと対面した訳ですが、一口食べた瞬間に「美味い!美味すぎる!」と思いました。間違いなくこれまで食べた野菜炒めの中で最高に美味しかったんですね。

野菜炒めってこんなにも白いご飯と合うなんて・・・・
おかずにならないどころか、ご飯が進む進む・・・・
これまでの人生返して♡

そんなことを思いながら一気に完食。


野菜は低カロリーで繊維たっぷりで身体にも野菜しいですよね。これをキッカケに私の中では野菜炒めは好きな食べ物の中でも結構な上位に入りこんできました。


ちなみにこのお店は氏家にある登竜さんというお店。※食べログにも掲載されています⇒こちら 

多分これから先ずっとこの店では野菜炒めしか食べないかもしれません。


世の中にはたくさんの料理人がおり、世界的に有名な方、テレビでも活躍している方、三ツ星レストランのシェフなど言わば「最高の技術と評価」を得ている方々もいます。しかしそんな方々が作った野菜炒めも登竜さんの物には敵いません・・・少なくとも私の中では。


そこで思ったのは「abitoも誰かのNO1でありたい」という欲求です。

当店abitoよりも大きなお店はたくさんありますし、有名なお店もいっぱいあります。言わばこの業界の三ツ星レストランのようなお店があり、ドレスの品揃えや店舗の大きさやデザインではとてもとても敵いません。しかし登竜さんの野菜炒めのように、当店でしか出せない味が必ずあると思いますし、もう既に手にしていると確信しています。


チェーン店や有名店の野菜炒めはどなたが食べても「美味しい」と感じるでしょうし、実際に美味しいと思います。しかし満足するかもしれませんが大満足には至らないことも少なくないのでは!? でもやはり商売をするからにはお客様全てに「大満足」をして欲しいのは経営者なら誰もが思うこと。元々そこまで野菜炒めが好きではなかったワタクシが虜になってしまう商売を目指すべきだと感じました。

万人に好かれるより、百人に愛される商売こそカッコイイ・・・自分的にはですけどね。


実は今日も登竜さんで野菜炒めをお昼に頂いたのですが、やっぱり最高の美味しさで今夜も食べたいくらい。もはや「登竜教」の信者のようですが、この味を生み出した方へのリスペクトが止まりません。こんな経験は人生初!

次は嫁さんや子供たちと一緒に行きます。自分と同じ思いを家族に感じて欲しいと思っています。

高校卒業30周年

いつもabitoのブログをお読みくださり誠にありがとうございます。


本日はabito代表の私、堀が担当致します。だからと言って「お役立ちブログ」ではなく、つい最近あった出来事を書こうと思っています。


さて私はただ今48歳。高校(國學院栃木高校)を卒業して今年で30年になります。

つい最近当時のクラスメイトから連絡があり、「卒業30周年で学年全体の同窓会があるらしい」との情報をゲット。どうやら「らしい」ではなく、事実とのこと。同校OB・OGの方には母校に対して様々な見解があると思いますが、私個人としてはまったく愛着がないどころか「暗黒の3年間を返せ!」と今でも思っているくらい消し去りたい過去です。

・校則が異常に厳しかった
・学園祭は驚くほどつまらなく、規制が多すぎた
・とにかく教師のパワハラが強力

などなど愛着が湧かない理由はたくさんあります。それに付け加え、私の場合、毎日のように持ち物検査をされ、制服を没収され、茶髪(地毛です)を窘められ、パーマ(天然です)を咎められと散々でした。事実、1年の1学期は殆んど学校へも行かず遊んでいました。ま、学校はもちろん担任の教師との相性が悪すぎたんですね~。それでも何とか落第することなく卒業することが出来ましたが、卒業式が終わったときの喜びは今でも忘れることが出来ません。


クラスメイトとは特に問題はありませんでしたが、みんな本当に両家の子女ばかりでマジメだったこともあり、深く付き合うことはなく、卒業後も連絡を取り合う人はほんの2~3人。クラス会もありませんでしたしね。


でも今回のことがあり、同窓会担当のクラスメイトと連絡を取ることになりました。

こいつは大学時代、杉並区永福で近所に住んでいたので比較的仲良くしていました。ただ本当にアホなやつで、人が貸した物は勝手に処分してしまうし、金を貸せば返さないし(未だにw)、人の食事は勝手に全部食べてしまう男でした。久しぶりに電話で話すと、何とそんな奴にもかかわらず銀行員をやっているとのこと。経営者としては絶対担当になって欲しくないなと思ってしまいました(笑)。


卒業してから高校時代のことを思い出すこともなく30年過ごしてきました。時を重ねるごとに「何の思い出もかなったな」と感じていましたが、このアホな男と電話で話していると脳裏の奥底に隠れていた様々な出来事がフラッシュバックしてきました。そりゃ3年間過ごした訳ですから、何かしら思い出があって当然ですよね。話しているうちに段々と楽しくなって、このまま飲みに行きたいと思ったくらいです。


如何に暗黒の3年間と言っても、現在の自分はそれを含めて構成されており、気づいていないだけで重要な位置を占めているのかもしれません。

「あいつはどうなっているのかな?」「あの子は元気かな?」

そんなことを思う日々が続いています。30年という長い年月を経て再び一堂に会した時、もしかしたら想像もしていなかったことが起きるのかもしれません。同窓会の開催は今年の10月頃とのことですが、多分土日だと思うのでほぼ参加することは出来ません。何と言っても弊社にとって最も忙しい繁忙期ですからね。


でも出来うることなら同窓会の2次会をクラスで開催してもらい、そこには参加したいと思っています。

ウチのクラス、そしてクラスメイトにとっては全てが18歳のままで止まっています。恐らく、みんなと再会した途端に18歳の頃に戻ったかのような感覚になることでしょう。出来れば身体もお肌もあの頃に戻りたい♡


偶然ですが、長男が今年高校を卒業します。

そんなこともあり、タイミング的にはピッタリの頃合です。ハゲちゃった奴もいれば太った奴もいるでしょう。あんなに可愛かった娘も見る影もなくなってしまっているかもしれません。でもそんなことを含めて楽しんで、今後の活力となる時間が過ごせたら最高だなと思っています。

しかし全く集まらないことも予想できるので、楽しみ半分にしておかないと・・・・。

WindowsからMacへ

IMG_7197

これまでブログをはじめ、SNS等への投稿、及び書類作成など全てWindowsで作業していました。


PCを触り始めた頃からずっとWindows派で、極力Macは避けていたんですね。何故かというと「難しそう♡」と思っていたからです。実際、今でも思っていますが世の中Appleだらけですよね。

iPhoneはもちろん、iPadなど手軽なデバイスはプライベートでもビジネスでも活躍しています。もちろんWindows派だった私ですらスマホはiPhoneですし、家族全員同じ。しかも使用歴5年以上にもなります。


それにもかかわらずPCは頑なにWindowsのままでしたが、遂にMacへ切り替えました。


IMG_7196

MacBook Proです。


何故コレにしかというと理由は簡単です。

ショップの方にすすめられたから。


だって何が良くて何が悪いのか全くわかりませんし、「一番高いのを買っておけば間違いないでしょ」という安易な考えしかありませんでした。ちなみに当店にはiMacが一台、そしてMacBookが一台と合計二台のMacがありますが、私はコレまで殆ど触ったことがありません。


なんせ二つのMacは撮影用なので、下手に触ってデータが飛んだりしてしまっては大問題ですからね。こんなこともあり、ある意味Mac恐怖症?になってしまったのかもしれません。



何でもそうですが、やっぱり新しい物ってワクワクしますよね。もちろん私もMacを購入するまではワクワクしていたのですが、何故か購入直後にはそのワクワク感も消え、何と数日間梱包されたままで放置していました(笑)



何て言うんですかね、購入することで満足してしまったような感じでした。でもPCは使って何ぼの物ですから、勇気を振り絞って開封し、わずかではありますが使ってみました。長いことWindowsだったので、やはり何となく違和感は否めません。正直使いづらいと感じていますが、そのうちなれてくる事でしょう。

そんな状態なので、結局はいつもどおりWindowsで作業するという訳のわからないことになっています。

Mac使いづらい⇒Windowsを使う⇒いつまで経ってもMacになれない⇒結局Windows

まさに負のスパイラルに陥りそうです。でもこんな状態に終止符を打つべく、我がMac師匠に何とかしてもらおうと連絡しましたが、現在台湾に旅行中とのことwww このスパイラルからはまだ暫く抜け出せそうにありません。



じゃあ何故Macにしたのかですよね。答えは簡単です。

IMG_7197

カッコ良いから。



 

いち企業として整備しなければならない大切なこと

fullsizerender

小さいながらも宇都宮で創業してから弊社は30年を超えます。


お客様の不便を解消し、喜んで頂くことが商売です。その為には価格、商品、サービス等々を充実させることが大切であるわけですが、それ以上に大切なこともあるわけです。


■ 個人情報を保護し、ルールを遵守する

今や個人情報保護法はどなたでも知っている法律です。でもこの法律の詳細な内容を把握すること、そして遵守することはいち企業として当然のこと。

そもそもこの法律は個人情報を保護することで、不利益を及ぼさないことが最大の目的です。大企業であろうが、零細企業であろうが法律は法律ですから遵守しなくてはなりません。その為にはまずは知ることこそが大切です。

つまりはお客様を守るためですからね。

せっかく気持ちよく利用して頂いても、個人情報の漏洩などでご迷惑をお掛けしたら本末転倒です。またこう言うことを起こしてしまうと、これまでの30年で築き上げた信用、信頼が一瞬で崩れてしまいます。

弊社では年に一回、個人情報の取り扱い・秘密保持・安全管理等についてのスタッフ教育を行っています。また教育だけでなく、定期的な監査もしております。

「これくらいなら」「これは大丈夫」という安易な判断を行わせない教育を今後も続けてまいります。


■ 異常事態への対応マニュアル

自分も含め、「お客様」という立場は意外に無防備です。

ましてや初めての場所だったりすると異常事態が発生した場合、どのように行動すべきかを即座に判断出来ない事が多いもの。だからこそお客様を迎える立場である我々が、起きては欲しくないですが地震や火災などが発生した場合に冷静な判断をし、速やかにお客様の安全を担保出来なければなりません。

・異常事態が発生した場合の行動のフローチャート
・非難口への誘導
・避難場所の確認
・緊急連絡先リストの作成


こういう情報をスタッフ一同で共有し、有事に備えることはお客様にお越し頂く店舗としては必ずしなければならないことです。

お客様の安全はもちろん、スタッフの安全も確保するためには、このような講習やミーティングが危機管理を常に意識させなければなりません。災害はいつやってくるかわかりませんし、被害を最小限にするためにも初期の対応と行動が最も大切ですから。


この「個人情報保護をし、ルールを遵守する」「異常事態への対応マニュアル」という2つの事に関して、平成28年12月14日に社内において、講習とミーティングを行いました。

fullsizerender

もちろん講習やミーティングをしただけでは十分とはいえません。常に起こることを想定し、速やかに行動できるスタッフ教育を定期的に行うことによって、そのスキルを少しでも底上げしていかねばなりません。

素敵な衣裳、魅力ある価格、惹きつけられるサービス。これに「安全」と「安心」を提供できてこそ、やっと社会に認められる企業です。


とても大変で、正直面倒なことではありますがとてもとても重要で大切なことです。

想いを募らせているといろんな道が開けてくる

当店はある方向性を見出すと、わき目も振らずにただ前を見て猛進してしまうことが多いんです。


もちろん全てが上手く行くことはなく、失敗に終わることのほうが多いくらいです。でも何でもやってみて初めてわかることって、世の中には無数にありますよね。


そして今、猪突猛進していることが「神社挙式」です。ブログを見て頂けている方ならお分かり頂けると思いますが、「これ!」と思ったことをブログに連投しますからあからさまですよね。


なぜ今神社挙式なのか?

和装ブーム、日本文化の再評価などの高まりはもちろんですが、ことウェディング業界においては「結婚式をしない」というカップル様が年々増え続けています。これにはいろんな理由があると思いますが、それらをまとめると莫大な費用をかけるだけの価値を感じていないのだと思います。

つまり無駄なお金は使いたくない訳です。当然ですよね。


もしかしたらホテルやゲストハウスなどの式場での結婚式はこのまま衰退の一途を辿って行くのかもしれません。でも結婚式というもの自体は永久に無くならないものです。


そこで神社挙式ですよ!


先日プロデュースさせて頂いたお客様の神社挙式に携わって、その魅力にとりつかれました。その日以来、寝ても覚めても神社挙式の事ばかり考えています。

「どうしたら神社挙式の素晴らしさを伝えられるだろう?」

「当店だけにしか出来ない神社挙式プランはないものか?」

「少しでも多くのカップル様に神社挙式をして頂きたい!」

いろんな想いがありすぎて、恋に恋する乙女のような感じです。



でもそういう想いを持っていると道が開けてきますね。そして誰かが助けてくれます。


これまでも当店には神社挙式のプランがありましたが、あくまでも神社さんとタッグを組んではいませんでした。やはり一緒になって盛り上げてくださる神社さんとの協力関係はあってしかるべき。

そんな中、宇都宮では栃木県護国神社さん、真岡では大前神社さんと協力していくことが実現しました。

護国神社さんの宮司様は弊社の先代社長と古くからのお付き合いがあり、快諾してくださいました。大前神社さんは権禰宜のHさんとSNSで繋がっていることを頼りに申し込んだところ、こちらもご快諾くださいました。


どんなに想いがあっても、待っているだけでは何も始まりませんが、迅速な行動を道を開く一番の手段ですね。


ただ神社挙式プランを再構築しただけではなく、既存のドレスやフォトのプランと上手く組み合わせることでいろんな可能性を感じることができました。でもどんな素晴らしいコンテンツでも知って欲しい方に届かなければ意味がありません。


まずはウェブサイトのSEO対策、そして地道なSNSやブログでの広報活動。そして実際のお客様を誠心誠意でご対応し、実績と経験と喜びを積み重ねていくことが一番大切だと思っています。


シンプルだけど荘厳、そして由緒正しい日本ならではの結婚式のスタイルが神社挙式です。

時代や流行に左右されることはなく、いつでも正しく、そして新しい結婚式です。敢えていいますが、チャペル挙式よりも絶対おすすめです!