abitoのこと

衣裳レンタル以外のご要望にもご対応しています

当店Wedding Dress abitoは「貸衣裳店」という側面(というか本来の業種ですが)があります。

貸衣装、すなわち「衣裳をお貸しする」ことなのですが、年々イレギュラーなご要望のお客様も増えているのが現状です。そんな多様化するご要望に可能な限りお応えしているつもりです。

それでは「イレギュラーなご要望」とはどんなことがあるのでしょう。

ケースその1 「小物だけレンタル」

前述の通り、衣裳をお貸しすることが主体となっている訳ですが、中には「不足してる小物だけを貸して欲しい」というお客様もいらっしゃいます。
実際は以前から小物だけのお貸し出しもしておりましたが、最近では細かな小物の需要も増えているんです。
例えば七五三の小物
2019-10-13

「着物一式は持っているんですが、小物だけが足りなくて・・・」というお客様が意外に多いんです。
以前はこういったご要望があっても、小物一つ一つのレンタル価格を設定していませんでしたが今では上の画像のように、しっかりとネットでも告知しています。

本日も五歳男の子の羽織袴の小物ご要望のお客様がいらっしゃいましたが、小物不足に気付いたのは何と昨日。
そして本日が七五三本番だったので、かなり慌てていらっしゃいました。ちょっとでも早い方が良いだろうと、営業時間を前倒ししてご対応したところ、大変喜んで頂けました。
台風一過で、多少暑さはあるものの、すっきりとした秋晴れだったので素敵な七五三になったことでしょう。

ケースその2 「半衿交換のご要望」

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お客様ご自身所有の長襦袢の半衿を交換して欲しいとのご要望もあります。
画像は実際にお預かりしたもので、半衿は経年劣化によりシミが目だっています。このままだと「いざ!」と言う時に使用することができず、困ってしまうこと間違いなしです。

当店としましてはお預かりし、シミの付いた半衿を外し、新しい半衿を取り付けることとなりました。

貸衣裳店ではあるものの、衣裳をお貸しするのではなく、衣裳に関する悩みや不安を解消することでお客様のお役に立てる業務も行っているんです。

 

最後に

本音を言えば、創業以来変わることなく続けてきた「衣裳のレンタル」はお手の物で、慣れていることもありスムーズにご対応できます。しかしイレギュラーなご要望は何ひとつ同じことはなく、ご要望の数だけご対応も変わってくるので大変と言えば・・・大変です。
しかし思うのは、以前のように「貸衣装屋は衣裳を貸してナンボ」という考えのままでは、いずれお客様方にご支持いただけなくなることは間違いないということ。
自分達が「したいこと」だけでなく、お客様が「してもらいたいこと」にも耳を傾ける器量を持つべき時代です。

もちろん全てのご要望に沿えるわけではありませんが、可能な限りご対応することをお約束いたします。
できることはやりますが、できないことはハッキリと勇気をもってお断りしますので、まずはお気軽にご相談下さい。

 

 

本日10月12日は午後は臨時休業となります

本日10月12日の午後は台風の影響を考え、臨時休業となりますが何卒ご理解下さいますようお願い致します。

なお、明日13日は通常通りの営業を予定しておりますが、天候次第では午後からの営業となる可能性もあります。

あすの午前中にご予約いただいている方は、お出かけ前に一度当店へお電話下さいますようお願い致します。


大変大型の台風で雨風が激しいと予想されていますので、皆様も十分にお気をつけ下さい。

益子の二大トンカツ屋 「千登勢さん」と「吉川さん」

益子町にはabitoと古くからお付き合いのある美容室さんがたくさんあり、現在でも定期的に衣裳のお届けなどを行っています。

私は営業(衣裳のお届け等)で栃木県内をあちこち行くのですが、昼食は「高根沢ならここ」、「さくら市ならここ」とだいたい決まっているんです。もちろん益子でも決まっているのですが、他のエリアと違っているのはお気に入りが二ヶ所あること。

ただどちらともトンカツ屋さんなので、いざお昼を迎えると「どちらにしようか?」と毎回悩むんです。
ご存知の方も多いと思いますが、益子町のトンカツ屋さんには二大巨頭があり、どちらのお店もかなりの人気店です。一つは「千登勢さん」、そしてもう一つは「吉川さん」。

本当にどちらとも美味しいお店なので、優劣を付けるのは難しいですが、個人的視点でちょっと述べさせて頂きます。

まずは千登勢さん。
wrapper (1)

こちらは益子の中心にほど近く、個人的には吉川さんよりも数多く訪れています。
ただ以前はトンカツではなく、こちらの生姜焼き定食が好きすぎて、そればかり食べていました。しかし最近はトンカツ(ロース)をいただく事が多いのですが、やはりチェーン店とは一線を画す美味しさです。

千登勢さんではすったゴマを出してくれるので、ただでさえ美味しいオリジナルソースがごまの香りでさらに美味しくなります。また昔から変わらず、せんキャベツの横には手作りのマカロニサラダがあり、これも美味。

ただ残念なのはご飯の「お代わり」と「大盛り」は別料金なんですね。仕方ないことではありますが、+100円は結構大きいですからね。

千登勢さんには先ほどの生姜焼き定食をはじめ、豊富なメニューがあり、座席数も多く、宴会などでも使われているようですね。そう言った意味ではトンカツ屋さんではあるものの、お祝いなどでも利用できる便利なお店であると言えるでしょう。


もう一方の吉川さん。
wrapper

ロースカツだけに限定すれば、個人的にはこちらがより好みです。
ゴマもありませんし、マカロニサラダも付きませんが大した問題ではありません。それよりもお代わりが無料であること、これが重要なんですね。写真からもおわかりの通り、基本的にご飯の量は少なめですから男性だと物足りませんが、お代わりできるので大変有難いですね。

こちらの吉川さんはメニューは「ロース」「ヒレ」「ミックスフライ」「エビフライ」「ハンバーグ」と少なめで、完全なるトンカツ専門店と言えますね。テーブル席は少なめなものの、奥の座敷席は結構あるのでかなりの人数が入れます。

ちなみに吉川さんは中心からはちょっと離れた場所にあり、初めての方だと見逃してしまうような街に溶け込んだような佇まいですのでご注意下さい。


千登勢さんと吉川さん、どちらを選んでも間違いなく「当たり」のトンカツ屋さんです。
もちろん個人的嗜好によりわかれるとは思いますが、かなりクオリティーが高いのは確かです。私もロースに限っては吉川さんがより好きではありますが、出来るだけ交互に訪れ、それぞれの味を楽しんでいます。

益子町と言えば、やはり益子焼が有名。
でもおそば屋さんも多いし、カフェも増えていますし、意外なところではアンティークな家具屋さんが多いんです。しかも県外からわざわざ足を運ばれる方がいるほど、アンティークの品ぞろいが良さげとのこと。
そして優劣付け難い美味しいトンカツ屋さんが二軒もある!

つまり益子はかなり面白い町です。
栃木県民だからこそなかなか行くことのない益子町ですが、久しぶりに訪れてみてはいかがでしょう?
陶器を見たり作った後はトンカツ食べて、アンティーク家具屋をのぞいたり、カフェでお茶したりできるので一日過ごせますよ。また紅葉時期(11月下旬)なら濱田庄司記念 益子参考館の紅葉が大変見事です。

ぜひぜひお勧めしますので、益子町へ!!!

「楓」という創業以来の名称で和装専門店へ

当店名はWedding Dress abitoですが、登記している屋号(つまり法人名)はブライダルファッション楓であることはこれまでも繰り返しお伝えしてきました。

創業以来、約10年はこの「ブライダルファッション楓」一本で通してきており、古くからのお客様やお取引先からは今でも「楓さん」とか、「楓衣裳店」なんて呼ばれ続けています。

そして約20数年ほど前、ウェディング専門館を出店するに当たり「abito」と言う名称を使用し始め、紆余曲折を繰り返しながら現在のWedding Dress abitoに辿り着いた訳です。簡潔に言えば店舗名なんですね。


しかし今では殆どのお客様に「abito」「abitoさん」と呼ばれるようになるまで浸透してきました。つまり楓と言う名称がその分埋没している訳なんですがね。


ここ数年、このWedding Dress abitoという名称が浸透しているからこその悩みを抱えてきました。
現在、当店はウェディングドレスやタキシードのレンタル業務ももちろん継続している訳ですが、ここ数年のお客様方にとっては「和装前撮りのお店」と認識されることが多く、その他打掛や振袖、留袖、七五三等々の衣裳のレンタルの比重がドレスやタキシードのレンタルを凌駕している状況です。

シンプルにお伝えすると、もはや当店は和装専門のお店となっていると言えるのです。
それなのに「abito」はともかく、「Wedding Dress」という冠は違和感を感じますし、我々としても今後は和装専門で展開していく意向ですのでお客様に与えるイメージを考えると、そろそろ路線変更を見据えて店舗名も顧慮すべき時期だと考えています。


ただウェブサイトはもとより、abitoという名称が浸透していることを鑑みると完全なる名称変更は不可能ですし、リスクが大きすぎると感じます。なので「楓」という和装専門ブランドを立ち上げ、いわば「インショップ」の体で進めてみようかなと考えています。いずれにせよ、近々【Wedding Dress】という冠は外すことになりそうです。


もしかしたら我々が思うほどお客様は気にされていないかもしれませんが、やはり和をよりイメージして頂けるように名称も和を感じる【楓】を復活させ、創業当時に立ち返り、和装の魅力を発信していきたいです。「かえで」という言葉の響きが気に入っていますし、呼びやすいし、和を感じますからね。


どうぞ楽しみに!

貸衣装も衣替えです

消費税が10%となる10月を迎え、一般的には衣替えの季節です。

しかし今日もそうですが、夏のような気温でまだまだ夏服をしまうわけにはいかないようです。いつになったら10月らしくなるのでしょうか・・・・。


さてそんな例年に比べ、暑い10月ですが「貸衣装」となると普段着のように「まだ暑いから夏物で!」と言うわけにはいかないんですよね。もちろん原則があるわけでもなく、必ずしもダメなわけではないですけど暗黙のルール的なものが存在するんです。わかりやすく言えば、冠婚葬祭の衣裳は「温度」ではなく、「時期」によって変化すると言えるでしょう。

オシャレの基本は東西問わずに「我慢すること」なんて言われていますし、少なからずもうちょっとで涼しくなるはずですから10月過ぎたら夏物はお避けする事をおすすめ致します。


以前からこちらのブログでは当店の扱う貸衣装(レンタル衣裳)の中には「夏物」がある事をお伝えしてきました。
■留袖
■付下げ
■色無地
■喪服
■男性礼服(シングル・ダブルのブラックスーツ)
■モーニング
■紋付羽織り
■産着

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順番に「夏用留袖」、「夏用付下げ」、「夏用色無地」、「夏用産着」です。

これらの衣裳はこの夏、大活躍してくれましたが10月になり、来年の6月頃まで一旦休憩となります。それに伴い、店舗ないの夏物を倉庫へ。倉庫にあった通年ようの衣裳を店舗へと移動しました。着数が半端なく多いので、結構な作業となりますがスタッフ一同で協力し、無事完了です。

上でご紹介した様々な夏もの衣裳ですが、この中で最も利用して頂いたのは・・・以外に喪服です。
県内の葬儀社と提携していることもありますが、やはりここ数年の夏の暑さが猛暑ということもあり、ご自分でお持ちの喪服では気が進まない方が多いんですね。
二番手はモーニング。
男性は女性に比べ暑がりですし、お父様は何かと緊張されるお立場ですから出来るだけ涼しく結婚式に臨みたいんですね。軽く、通気性がよく、涼しい夏ものモーニングは毎年大変喜ばれています。

三番手が男性礼服です。
最近では黒の礼服をご自宅に用意されている方は多いですが、その殆どが通年用で最近の猛暑には適さないんです。下手すれば熱中症になってしまうリスクもあるますので、特に年配のお客様に好評でした。

そして利用されそうで、意外と利用されないのが夏用の留袖です。
見た目に涼しく、軽いので夏の結婚式に大変お勧めなのですが、やはり通年用の留袖をお選びになる方が殆んどです。
その理由としましては透け感のある素材でできた留袖なので、白の長襦袢が透けてます(これこそが醍醐味なのですが・・・)。しかしお母様の殆どが見た目の「重み」をお求めになるので、比べるとどうしても通年用の留袖をお選びになります。

確かに夏ものより通年用の留袖の方が写真映りもハッキリしますし、ゲストをおもてなしするお立場のお母様からすると、より失礼のない衣裳とお感じになるようです。しかしそんなことはないんですが、こればかりはお客様のご判断が最優先ですからね。


さて倉庫へ戻った夏もの衣裳は来年もお客様に気持ち良くご利用していただくように、今後営業の合間を見ながら少しずつお手入れしていくことにになります。着数が半端なく多いので時間はかかりますが、じっくり丁寧に作業していきます。

本当の意味での「良い写真」とは?

お宮参り、七五三、成人式、そして結婚式とお祝いごとには記念撮影(写真)が付きものです。

以前はどちらかといえば「残すべきもの」とある種義務感の雰囲気すら漂っていた記念撮影ですが、今では積極的になっており、節目や儀式を上回るかのようなイベントになりつつあります。

このような流れの中、お客様が写真に求める価値観も変わりつつあります。
みなさんせっかくだから「いい写真」を残したいと思うのは、今も昔も変わりません。ですが基準はかなり違ってきています。


昔のいい写真とはしっかりとした写真館で熟練のカメラマンが持てる技術を駆使した写真。
立ち方、手足や頭の位置、衣裳の見栄えさえしっかりしていれば、例え笑顔が無くとも(そもそも笑顔は求められていませんでしたが)「良い写真」とされていたんですね。ただし、そのご本人が見返したい写真だとは限りませんけどね。

そして現在も「良い写真」とはご本人が喜ぶ写真です。
技術なんてどうでもいい(必要なんですけどね)、見返した時に幸せになる写真こそがベストオブベストの時代です。要はお客様の感性にマッチする写真こそが良い写真と言えるでしょう。


ここで問題になってくるのがカメラマンの選択です。
現在、プロのカメラマンが使用するカメラはほぼ100%と言えるくらいに高機能を備えており、みなさん高い技術をお持ちです。撮影に関しては全く不安を感じることはないでしょう。

それでは違いは何でしょう?
経験、センス、知識などはもちろんそれぞれ違いますが、やはり最も大切なことはセンスです。
アングル、構図、色合いなどは技術では賄うことができません。センスには先天的なものと、とにかく勉強して身に付ける後天的なものがありますが、この二つが交わったものがそのカメラマンが持つセンスとなります。ここに違いが出てくるんです。

あとは人間性です。
写真には撮影したカメラマンの人間性が如実に表れます。
撮影させていただくお客様をどのように考えているか、その撮影にどのように臨んでいるかで写真が変わってくるものです。

もうひとつ、コミュニケーション能力も問われます。
どんなに技術とセンスと経験があっても、お客様とのコミュニケーションができないと決していい写真は生まれてはきません。
お客様にしてもコミュニケーションをしっかりしてくれるカメラマンなら安心を感じますし、この場合は表情にも違いが出てくるはずです。逆に言えば、第三者的に見てどんなに素敵な写真であろうと、カメラマンに良い印象が無ければ、ご本人にとっては決して満足できる写真をは思えないはずです。


どんなカメラマンに大切な瞬間を撮影してもらいたいか?
技術、人間性、センス、コミュニケーション能力を瞬時に見抜けるはずもありません。
やはりご自分の感性にマッチするカメラマンなのかどうかを判断する一番の材料は、カメラマンの作品を見ることに尽きます。いろんなカメラマンさんの作品を多く見れば見るほど、何となく違いが見えてくるはずです。


最後にお伝えしたい事があります。
カメラマンには2つタイプに分けることができます。
ひとつは被写体(お客様)を自分の世界観に引き込むカメラマン。芸能人の写真集の撮影で知られる有名カメラマンはほぼほぼこちらのタイプと言えます。そしてもうひとつのタイプが被写体(お客様)の世界に溶け込んでいくカメラマン。
簡単に言えば、お客様のご要望に沿えるように臨機応変に対応してくれるカメラマンと言えます。

ちなみに当店のカメラマンは後者タイプオンリーです。

どちらが良くてどちらが悪いとかはありませんが、abito的には前者のカメラマンでは当店のお客様とはマッチしないと考えています。カメラマン本位の写真は素敵かもしれませんが、悪く言えば「押しつけ」になってしまうこともあります。そういったカメラマンを好む方もいらっしゃいますので、それぞれだとは思いますが・・・。


いずれにしても大切な思い出は楽しく、素敵に、そして自分らし残したいものです。
そのためにもどんなカメラマンをお選びになるかはとても重要だと思います。ぜひお早めに準備を始め、たっぷりと時間をかけてじっくりとお選びくださいませ~。
 

打掛は貸衣装専門のクリーニングで美しく

貸衣装には様々な種類の衣裳がありますが、これら全てのクリーニングは貸衣装専門の業者にお願いしています。

いわゆる皆さんが日常でご利用されている街のクリーニング店ではないんです。やはり専門の衣裳には専門のクリーニングでなければなりませんからね。


ちょうど近々結婚式でご利用いただく白無垢がクリーニングから戻ってきました。
IMG_9407超大型のビニールに入って戻ってくるんです。

ちなみに当店がお願いしている専門店は茨城県に工場があり、必要な場合はそちらに郵送し、仕上がり次第郵送で戻ってくるシステムです。

白い衣裳は輝く白で、色もの衣裳は光沢を感じる美しい状態になって戻ってきます。
やはり「餅は餅屋」じゃないですが、安心してお任せできる会社にお願いするに尽きますね。

こちらの専門クリーニング会社を一般の方が利用することはできません。
貸衣装を扱う「貸衣裳店」「フォトスタジオ」「結婚式場」といった法人のみとなっています。

日頃皆さんがご利用されているお店でも留袖などの和装のクリーニングを扱ってはいるとは思いますが、大切な衣裳はやはり専門店に任せたいもの。当店のお客様からもそんなお声を聞くことがあります。
そんな時は衣裳をお預かりし、当店が代行して業者専用のクリーニングの受付をしています。

多分費用も街のお店とほぼ同じくらい(もしかしたら安いかも!)ですし、やはり専門だからこその仕上がりとなりますし、何と言っても安心感があります。お着物はもちろん、長襦袢や帯などもお任せ頂けるので、宜しかったらお問い合わせ下さい。


先日もお客様のお着物(付下げ)と長襦袢(交織)をお預かりし、代行してこちらの専門店にクリーニングをお願いしましたが、費用は1万円ちょっとでした。大切な衣裳、特に和装はご使用後にしばらく着る機会がない場合は、例え汚れが目立たなくともクリーニングをすべきなんですね。見た目にはわからなくとも、皮脂や手垢などが知らず知らずのうちに付着してしまい、そのまましまってしまうと時間とともにシミになったり変色してしまうこともあります。

久しぶりに箪笥から出したら「あらまぁ~」ということだってありえます。
最悪の場合、そのシミや汚れが二度と落ちない(二度ときることができない)こともありますので、和装はぜひご着用のたびにクリーニングをされる事をおすすめ致します。

そんな時は気軽にabitoにご相談下さいね。

これからウェディングドレスの搬出

9月は三連休が二週続けてありますね。

最初の三連休の初日である9月14日は大安ということもあり、全国各地で結婚式が多いのではないかと。


13日に宇都宮市内のホテルに衣裳を搬入してきましたが、ホテルのスタッフの方々は翌日のウェディングの準備に追われ、大変お忙しそうでした。


当店のウェディングドレス、並びにカラードレス(和ドレス)をご利用された花嫁様のウェディングは午後3時から。そしてお開きが6時半とのことなので、ドレスの搬出はこれからです。担当者の方の話しでは「7:30頃ならお引き取りできると思います」とのことでしたが、経験上ではなかなか想定通りになることは稀です。

もちろん7:30に間に合うようにホテルに伺うつもりですが、多分引き取れるのは8:00頃になってしまうのではないかと考えています。


本日のabitoは前撮り(七五三・成人式)が4件あり、衣裳のご見学と和装前撮りのご相談も多く、やはり三連休初日はどこでも忙しいようです。但し!中日と最終日はそれほどでもないのがサービス業のあるあるとも言えます。

ちなみに明日は日光でロケーション撮影があり、それなりに忙しくさせてもらっているので大変有難いです。
とにかく明日はお天気に恵まれる事を期待しまくっています。

さてさて現在は午後7時。
そろそろドレスの搬出のため、ホテルに向かいます。

キャンセル料にご理解をお願いします

当店Wedding Dress abitoは冠婚葬祭の衣裳のレンタル、及び記念撮影をご提供しているお店です。

衣裳のレンタルと撮影ともに「予約」がつきものです。
ちなみに当店においてこの「予約」は「成約」であり、その時点で相互間の商取引の成立となります。つまり法律上で成立した約束事となります。
そしてこの約束を履行できない場合は違約金、つまりキャンセル料が発生する訳ですが、これにご理解を頂けない場合があります。

先方の理論としてはこう言ったものがあります。
「全く衣裳を使っていないのに、何故金を払う必要があるのか?」
「使用日までたっぷりと時間があるのにキャンセル料はおかしい」

当然、当店は法に則り、キャンセルに関して規定していますので「クーリングオフ期間」を設けておりますし、ご成約時に口頭での説明はもちろん、文書もお渡ししています。それでも納得、ご理解頂けない場合があります。以前に比べるとかなり減少はしていますが・・・。


貸衣裳店ですから衣裳をお貸しすることでお客様より、その対価をいただいております。
しかしその対価は「貸し衣装代」だけではなく、その他様々な経費を計上しての価格となっているんです。
お客様のご来店からご成約、そして衣裳の準備とセット、ご返却後の衣裳手入れまでには「人件費」「光熱費」「運搬費」「材料費」などが発生しており、それらを含めて価格設定しています。

「衣裳は使っていない」
この一言で片付けられてしまうほど単純なものではないんです。

この他、衣裳レンタルが成約した場合、その衣裳は予約日前後一週間は他の方は予約を入れることができません。
もしキャンセルとなった場合、その衣裳のお貸し出しの機会損失も発生してしまいます。

それらをトータルすると、キャンセルされた場合は見えない損失がある事をご理解くだされば、キャンセル料にもご納得いただけるのではないかと思います。


もちろんキャンセルする場合にはそれなりの理由があることも、キャンセルはお客様の持つ権利であることも承知しています。
繰り返しになりますが、当店のキャンセル対応は法を遵守してご対応していますので、この事を踏まえご理解とご納得をして頂きたいと思っております。

改めて感じるブログというオウンドメディアの発信力

当店Wedding Dress abitoがブログを始めてから早10年の月日が経ちました。
無題
こちらは以前使っていたアメブロです。2009年6月にブログを始めていたようです(笑)


アメブロ⇒ライブドア⇒ワードプレスと引越しを繰り返し、時にはふざけたり、更新が疎かになったり、ごく稀に毒を吐いたりしてきましたが、何とか10年継続させることができました。

時折、「ブログって書いている意味あるのかな?」と悩んだり、面倒くさくなったことは数知れず・・・それでも続けてこれたのは「ブログ見てますよ!」とか、「ブログを読んでお電話(メール)したんですけど・・・」というお客様の声があったからこそです。
やはり継続させる意味はありますし、面倒なことほど役に立つのかもしれません。


今年は大変ありがたいことに、ブログをきっかけにご来店くださったり、お問い合わせくださるお客様が明らかに多くなったと実感しています。

和装ロケーション前撮りはもとより、ドレス・七五三のお問い合わせだったり、ティアラなどの小物などお問い合わせなど様々。
ウェブサイトとでももちろんお知らせしていることですが、それは単なる情報でしかありません。しかしブログでは情報はだけではなく、私達の想いもお伝えすることができるので、同じ商品でもきっと見え方が違うはずです。

何かをお探し中の方がabitoのブログまで辿り着いたということは、真剣に情報を収集したいからです。
得てしてブログからお問い合わせくださるお客様は県外の方が殆どで、東京はもちろん、仙台、大阪、沖縄など全国に渡ります。もちろん全ての方にご利用して頂けるわけではありませんが、可能な限りお問い合わせくださった方のお力になれるようご対応しているつもりです。

一銭の得にもならないことも多いですし、手間隙ばかりかかることもありますが、困り果ててお問い合わせくださる方々に寄り沿える喜びを知っているものですから・・・・これも当店がこの社会での存在意義の一つであるのかなと。


最近はインスタ、Facebook、twitterなど様々なSNSがあり、色んな形で情報を発信できる時代。
もしかしたらブログって「ちょっと古臭い」と思われているのかもしれませんが、ブログにしかできない事もあります。当店の場合、それが結果としてでているので今後も変わることなく、ブログでの発信を続けて参ります。
たくさんの方に見て頂くことで、ほんのちょっとでも当店の存在を知って頂けることになりますし、ウェブサイトの底上げにもなりますし何ひとつ止める理由などありませんからね(面倒臭さを除く)。

今後とも当ブログを宜しくお願いいたします。
※コメント機能は外しておりますので、お問い合わせはメールまたはお電話でお願いいたします。