abitoのこと

吉田怜香さんの結婚式ブック入手しました!

amazonで買っちゃいました!
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人気アパレルブランド【UNGRID】を立ち上げ、プロデューサーとしても活躍された
吉田怜香さんが自らのウェディングの準備から当日までをまとめた写真集
    ”MARRY ME TODAY AND EVERYDAY”

オシャレにとことんこだわる方がウェディングをすると、どんな風になるのかに大変
興味があり、スタッフの参考書として、またお客様のウェディングの参考になればと
思い入手いたしました。
ウェディングのフロアに置いてますので、手にとってみて下さいね。ご希望の方には
お貸し出しもします!(もちろん無料です)

さてこの吉田さん、アパレルというある意味ドレスと同じ衣裳に携わるお仕事をされる
とは言え、ウェディングとなるとちょっとアウェイだったのではないでしょうか。何せウェ
ディングは人生で一度きり?のことですから。
それでもドレスや和装などの衣裳に関しては、これまでの経験や知識がおありなので
あまり悩まなかったことでしょう。
本の中にも書いてありますが「これ!!と思えるドレスに出会えたら、すぐ決まりました」
とのことです。
やはり【自分らしさ】【自分のスタイル】をお持ちだからこそですね。

さて、吉田さんはドレスだけでなく和装の白無垢もお召しになり、和装姿の写真も
こちらの本に掲載されています。おしゃれというよりはクラシカル、そしてちょっと
クールな感じです。
そして和装姿ではなかなかしないことをされてました。
それは・・・・・ヒミツです。
この答えがabitoの和装にとって、新たな取り組みとなっていくと思います。

「オシャレな結婚式」ということをテーマに準備し、実現した結婚式を余すことなく
表現したこの本は、ある意味結婚式のバイブルになるかもしれません。
結婚式はどなたにとっても初めてのことばかり。
だから経験豊富なプランナーさんにお任せすることが多くなるのも当然なのですが、
でもやっぱり基本的な結婚式のコンセプト、方向性はご自分達でお決めし、それを
プランナーさんにお願いすることで、より思い出深いものになるのではないでしょう
か。

結婚式に新しい風を吹かせてくれるのは、吉田さんのような方なのかもしれません。
これからも多くの方に「結婚式」という節目の行事に風穴を開けてくれることを期待
すると同時に、私たちもそうできるよう努力し続けなければならないとこの本を手に
して思いました。


 

ネットレンタルとショップレンタルの違い

前から欲しい本があったのですが、多分そんなに部数を刷っているものではない
ので探すのも面倒だし、急いでいるわけじゃないし・・・

amazonでいいや!!!・・・ってなりました。

今、多くの方が同じ行動をしているんじゃないですかね。
扱っていろ商品数もまさに天文学的な数字になるでしょうし、ネットで簡単検索でき
ますし、何より自宅まで届けてくれる・・・便利この上ないですね。

貸衣裳業はamazonと競合しないでしょ?なんて思われるかもしれませんが、一概に
そうとも言い切れません。
衣裳も販売してますからね、七五三とか振袖とか。
そしてネットレンタルもありますから、時折こんなことをお客様から言われることがある
んです。

「ネットでは〇〇円でレンタルできるのに、こちらでは何で△△円なんですか?」と。
お気持ちはわかるんですよね。どこにどんな差があって、レンタル価格が違うのかは
疑問ですよね。
でもネットレンタルとショップレンタルの一番の違いは『試着出来る事』『実物を目で
見ることが出来る事』、そして何より接客がさせていただくことです。
PCの画面でどんなに気に入っても、もしかしたら実物を見たら「ちょっと違うかも」って
思うかもしれませんし、実際に着てみたら大きかったり、小さかったりすることも
無きにしも非ずです。
そして知識と経験を持った専門スタッフが、お客様に合わせていろんなコーディネート
をご提案したり、ご相談にのったりすることもショップなら可能です。

改めてお考えいただければ、ネットレンタルとの違いをお分かりいただけると思い
ます。実物を見れる安心、試着で確かめられる安心、スタッフが携わる安心も衣裳
と共に含まれてのレンタル価格です。
もちろん「気楽だし、安いし、自宅で手配できるからネットレンタルがいい」という方
もいらっしゃると思います。
それはそれでありですからね。でもabitoは違います。

ただネットレンタルとショップレンタルには違いがあることをご理解いただきたいと
思っています。abitoはショップレンタルですが、そこには自信と誇りをもって営業
させていただいております。
ネットでは提供できないサービスがショップにはあるんですよ!!
 

節目は終わりと始まりの狭間

「桜咲いちゃうかも!?」と思うような暖かい日が続きますね。

春は別れ、そして出会いの季節です。今日も卒業衣裳のお支度サポートで
國學院栃木短大の学生の方々、そして小学校の先生にご利用頂きました。

良く良く考えてみると、abitoで取り扱う衣装は終焉と始まりの入り混じった時に
ご利用いただくものが多いのかなと。

例えばウェディングドレスや打掛などの婚礼衣裳。
独身が終り、そして結婚生活が始まりますよね。
成人式は「子供」が終り、「大人」が始まります、卒業式は「学生」が終り、「社会人」が
始まります。
やはり節目は終わりと始まりの狭間なんですよね。

そういう節目節目に衣裳を着るのは、もしかしたらいろんなことを自覚する為でも
あるのかなと考えます。
そういった節目に着る衣裳は殆んどが非日常の衣裳です。
普段着ることがない衣裳を身に付けることにより、節目を感じ、新しいことの始まり
を迎える準備にするのかもしれません。

これまでの自分を忘れることなく、でも新しい自分に出会える大きな節目は多くの
方々と共有することで、さらに忘れがたいものとなります。
卒業シーズンもそろそろ終盤戦、すぐに入学シーズンが始まります。新社会人と
なる方もいろんな思いを胸に秘めていることでしょう。

私たちは終わりと始まりの狭間である節目を思い出深いものになるように、衣裳で
お手伝いさせていただいています。そこにはお客様それぞれに、いろんな想いが
あることを忘れることなく、これからも取り組んでいきたいと思っています。



 

「価格は一瞬・・・・」

この「価格は一瞬・・・・」に続く言葉は「健康は一生」です。
先日テレビ東京の番組【ガイアの夜明け】に出演された、地方スーパーの社長さん
の言葉です。
大手スーパーに対抗するのは「価格」ではなく「品質」。そのスーパーではPB商品を
開発し、違うエリアのスーパーにも商品を卸しているそうです。
「地方の同じような立場の仲間達と共に、助け合って大手に対抗していきたい」とい
う信念は本当に感銘を受けました。

長い不況下で日本では価格競争がいろんな業界で起こっています。
もちろん弊社が属する業界も同じです。
しかしながら私たちが属する業界は衣裳でも写真でも「お客様に素敵な思い出を
ご提供する」ことです。安いに越したことはありませんが、よっぽどの企業努力でも
しない限り、品質やサービスを維持することは難しいと思います。
簡単に言えば「安いものはそれなりのもの」ということが、ある意味常識と言っていいの
かもしれません。

冒頭のスーパーの社長さんの言葉をこの業界に置き換えれば
「価格は一瞬、思い出は一生」です。

『一生もの』と言われるものは時計にしても、ブルゾンにしてもそれなりの価格が
すると同時に価値があります。
思い出も同じだと思います。他人と比較するものではありませんが、それなりの
対価を出して作った思い出はとてもとても大切にするのではないでしょうか?

先日の放送を見て、そんなことを思いました。
そしてこの「価格は一瞬、思い出は一生」という言葉を胸に、今後も多くのお客様
の素晴らしい思い出作りをお手伝いしていきたいと思います。 

最近の人気ブログランキング

abitoが利用しているこちらのLivedoorブログには人気記事のランキングが
わかるようなシステムがあります。
結構な頻度でブログを更新しているにもかかわらず、このランキングはあまり
変動がないんですよね。嬉しいような・・・悲しいような・・・複雑な気持ちです。

さてそれではランキングはどうなっているかと言いますと・・・・
第五位
  スタッフの結婚 その5~費用と結果~

第四位
  打掛はコーディネートを楽しむ衣裳です

第三位
  五つ紋 黒紋付羽織袴とは?

第二位
  戦時中の結婚

第一位
  THE TREAT DRESSINGを見学

このようなランキングとなっております。
栄えある第一位がある意味競合するドレスショップさんのリポート記事だなんて
寂しい限りですが、それだけ魅力あるショップさんだということですからね。
いずれにしてもランクインした記事は「知らないことを知りたい!」という想いを
皆さんがお持ちだということが、浮き彫りになった形だと推測します。

なかなか知りえない業界や衣裳の情報を今後も発信して行くことで、少しでも
皆さんのお役に立てたら嬉しい限りです。このランクインした記事以外にも
いろいろと情報発信していますので、お暇なときにチェックしてみて下さいね。
今後とも宜しくお願い致します。

   

板室温泉 大黒屋さん

今日は明後日の婚礼の衣裳をお届けに那須塩原市にある板室温泉 大黒屋さんへ
行って参りました。
板室温泉と言えば、湯治で有名な良質なお湯で知られています。

実は個人的にも何度か大黒屋さんにお世話になっています。
最近はとんとご無沙汰でしたが、久しぶりに伺ってみると相変わらず素敵なお宿で
した。宿泊代は決してお安いわけではありませんが、上品な佇まい、美味しい食事、
そして何と言っても行き届いたサービスが魅力なんです。
通常の温泉地のように賑わっている感じではなく、どちらと言えば静寂さを楽しむの
がこちら板室温泉です。那須も近いですよ。

さて、今日の宇都宮は暖かく、出発前は『ドライブ日和』なんて思っていましたが、
近づくにつれ雲が厚くなり、更に近づくと白いものがチラチラ。
そして最後には本降りです。
「さすがに積もることはないでしょ~」と思いつつも、本気で降ってきた雪を見ると
焦ってくるものです。だってタイヤは完全ノーマルですからね。
「とっととお届けして、とっとと戻らなきゃ」と思い、ランチを後回しにして到着しま
した。
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   言うほど降ってませんが、自然は怖いですからね~
まずは正面玄関からご挨拶。そして搬入場所を確認して、いざ搬入です。
ご担当者の方が「当宿をご利用いただいたことありますよね?」と一言。いや~
嬉しいものですね、顔を覚えていて下さるなんて。
感激でした。
「とっとと戻る」なんてことはすっかり忘れてしまい、二人して雪の中でいろいろと
おしゃべりしちゃいました。焦る気持ちはどこへやら・・・・。
些細なことかもしれませんが、こんなことが次に繫がるのだと身をもって知ることが
出来ました。

ちなみに大黒屋さんでは通常はウェディングはお受けしていないとのこと。
今回は元スタッフの方のお願いだということで、特別にお受けしたとのことです。
お間違いのないようにお願い致します。

帰り道も雪がしとしと?と降っていましたが、山を降りると曇り空でしたが雪は降って
いませんでしたので、やはり自分の杞憂でした。
時間が出来たらまた大黒屋さんで、のんびりと温泉と食事とホスピタリティを楽しみ
たいなと考えながら宇都宮へ戻りました。
・・・・ま、明々後日も引き取りにいくんですけどね。 

ラジオを聴いて考えたこと。

昨日ラジオで「障害者」について話している番組があり、聴きながら帰宅しまし
た。私の母は既に亡くなっていますが、晩年は移動は車椅子の生活を送って
いましたのである意味身近なこととして番組を拝聴しました。

母は派手好きでした。
赤とか明るい色が好きで、授業参観は後ろを振り返るのが恥ずかしいほど(笑い)
車椅子の生活になってからもそれは変わりませんでした。
・・・・こんなことをふと思い出して考えたことは
『車椅子生活ながらも、もっと母を綺麗に見せるためにやれたことがあったのでは?』
ということ。

日本には身体的ハンディキャップを持った方はたくさんいらっしゃいます。
七五三も成人式も結婚式もするでしょう、当然ですよね。もちろん綺麗にカッコイイ姿
でそういう日を迎えたいはずです。
ですが基本的にそれらの衣裳は車椅子を想定せずに作られたものばかり。
ということは我々提供する側が、「どうしたら車椅子でもより綺麗に見せることができるの
か?」ということを考えなければならないと思うんです。
見せ方はもちろん、スムーズなお支度など考えるべきことはたくさんです。

ググって見るとこんなPDFを見つけました。
こちらの最後に書いてある「ブライダルに携わる者として、答えを追求していきたい」と
言う言葉に賛同し、少しずつ行動していきたいですし、行かねばならないと考えていま
す。

 

ロゴマーク春バージョンお披露目

abitoロゴ
こちらは弊社Wedding Dress abitoのオリジナルロゴマークです。
会社の顔であり、いろいろな想いを詰め込んだもので、デザインに関しても皆さんが
思われる以上の意味があるんです。
そもそもロゴマークって、頻繁に変えるものではありません。だってコロコロ変わって
いたら、その会社の根幹がグラついているように思われてしまいますものね。

しかしながら弊社は衣裳を取り扱う仕事柄、春夏秋冬という季節に応じて仕事を
させていただいております。
ウェディングでも春と秋ではおすすめするドレスや和装も変わってきますし、秋には
七五三、冬には成人式、春には卒業式や入学式・・・季節と共に歩んできますからね。
ですから季節感を大切にしています。

そんな訳で、弊社のロゴマークも季節に応じて変えていくことになりました。もちろん
デザインを変えるのではなく、色を変えるだけですけどね。
それでは初お披露目!!! 春バージョンです。
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 一応ピンクです。
デザインが「和」のテイストなので、ピンクと言っても和風の色にしてみました。日本
には様々な色の表現がありますが、この色は「真赭(まそほ)」と言います。
このピンクバージョンの他にも「ブルー系」「パープル系」「ブラウン系」「グリーン系」
を作成しましたが、これらはまたその季節になってからのお披露目とさせていただき
ます。
しばらくの間はこちらのピンクバージョンを使って、少しでも春を感じていただければ
と思っています。
 

abito的哲学的ブログ 読まなくてもいいかもしれません


物の価値の判断基準は人生を豊かにしてくれるかどうかということ。

先日のブログで「重要文化財」という言葉を使いました。手前味噌ながら、
なかなかいい表現だったなと思い、いろいろと考えてみました。
何についてかというと「価値」に関してです。
人それぞれ価値観に違いはありますが、その判断基準とは何なのか?を
考えてみました。
・美味しい
・美しい
・かわいい
・楽しい
・高価な
価値を表現する形容詞はいろいろとありますよね。
どの表現も一瞬にしろ継続的にしろ、あなたの人生を豊かにしてくれているの
だと思います。

但し、価値観は時代によっても個人の年齢によっても変化していきますし、全て
の人を満たす価値が存在しないのもまた事実。だからこそ面白いのかも知れませ
ん。
それが流行であったりするのでしょう。

またこんなことも考えてみました。
『重要文化財』とは何ぞや?
で、調べてみましたが・・・・長くなりそうなので超省略して説明すると、「国が指定した
有形の文化的遺産」だそうです。その中から世界の文化的見地から、類稀なる国民
の宝たるものが「国宝」になるそうです。
つまりは重要文化財も国宝も歴史的遺産であり、要は古いものなんですね。
確かに国宝などを見ると、心が豊かになる気がしますし、日本人としてのアイデンティ
ティーを揺さぶられます。
とは言え、興味がない人にとっては全く価値を見出せないことでしょう。

人生の節目の衣裳や撮影を業務とする弊社に価値を感じていただけるかどうかは
結局、お客様の人生を豊かに出来るかどうかにかかっています。
弊社には弊社なりの価値があるのだと思いますが、その価値が全ての方の人生を
豊かに出来るなんて思っていません。おこがましいですよね。
衣裳と言う華やかな商品を取り扱うものとしては「美しい」「嬉しい」「幸せ」といった
形容詞を感じていただくことが、お客様の人生を豊かにすることだと考えますし、
一方で日本文化(和装)、アンティークな商品をご紹介することで、お客様がそれまで
感じていなかった価値に気付いていただくことで、人生を豊かにしていただくことが
喜びでもあります。

abitoの価値は自分達で決めることであると同時に、お客様に判断していただくこと
でもあります。二つがリンクした時に、初めて豊かになるのだと思います。
ですから全ては求めることは出来ませんし、求めてはいけないのだと思います。
求めた時点でabitoの価値は半分以下になってしまうことでしょう。



 

打掛商品撮影準備中

ウェブサイトのリニューアルに伴ない、打掛の商品撮影をするための準備を
しました。しようしようと思いつつ、伸ばし伸ばしになってしまいましたが遂に
重い腰を上げ、明日から順次撮影していきます。

これまでも商品撮影はしておりましたが、「商品がわかればいい」という安易な
考えでしたので、結構シンプルなものとなっておりました。
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 まぁ柄とか色なんかはわかりますが、無機質な感じは否めません。これでお客様
に喜んでいただけるはずもありません。「想い」や「世界観」が微塵も感じられませ
んよね。これじゃダメです。
今回はこのような雰囲気の中での撮影となります。
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打掛が放つ雰囲気と、abitoの世界観を融合させたような素敵な商品撮影が出来る
のではないかと・・・・。
商品の撮影はもちろんですが、コーディネート例や新しい組み合わせのご提案もでき
る写真を撮りますので、どうぞご期待下さい。
また撮影した画像は弊社ウェブサイトはもちろんですが、ブログやFB、インスタグラム
等で解説付きで順次アップしていきますので、是非ともご覧くださいませ!

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