abitoのこと

今年最初のブライダルフェアはとにかく長い名前です

昨年はあまりブライダルフェアを開催しませんでしたが、今年は月に一度は
開催する予定です。

その第一弾のブライダルフェアは和装のフェアです。名づけて・・・
「打掛にも興味があるけど、
 実際に似合うかわからない
 から前もって確かめたい!!!
 という方に贈る打掛体験フェア」


わざとですが、フェア名を長くしてみました。
いつもならシンプルに「打掛体験フェア」としていたと思います。でもこれでは
どんな方を対象にしているかわからないですよね。
フェアの内容を別記するより、名称に入れ込んでしまえっ!と言うことになり
こんな長い名称になりました。

フェアの詳細はこちらをご覧くださいね

とにかく打掛は羽織っただけでは、自分がどんな姿になるのか想像が全く出来
ません。やっぱりちゃんとお支度してこそ、わかることもありますからね。
当日にどんな風になるか事前にわかっていれば、とっても安心ですよ!!!

abitoにはいろんな打掛がありま~~す
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ピンクとパープルのグラーデーションが美しい一着
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クラシックな鶴柄がインパクトがありますが、色合いはイマドキの
おすすめの一着
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 春らしさ満点のグリーンのツートンカラーの一着
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 こちらは大人気のミントブルーが目に鮮やかな一着です。

もちろんこちらはほんの一部です。まだまだどれにしたら良いか迷って
しまうくらいの打掛をご用意しています!もちろんフェアではどの打掛も
ご試着いただけますので、自分にはどの色がピッタリかまる分かりです
もちろんアドバイスもたっぷり致しますのでご安心下さい。

フェア参加への振るってのご応募、心よりお待ちしています!!! 

社長!気合入ってますね☆

【abito 行きま~~~す!】
本日1月4日、abitoの2015年が始まりました!!!
昨年はいろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。引き続き
本年も宜しくお願いします(懇願)!!!

【abitoの今年はどうするの?】
さて今年の目標はとにもかくにも「和装のabito」となる事です。やっぱり和装
は素敵ですし、多分一度着るとはまりますよ。
ハマることを知っているからこそ、和装の魅力を少しでも多くの方にお伝えし
ていきたいと思っているわけでございます。

【社長の和服姿はこんなです
そんな初日、Wedding Dress abito並びにブライダルファッション楓の社長で
ある堀も、そんな今年の目標が達成する為には「まずは自分から」ということ
で、和服でお客さまをお迎えしています。
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まさかのセルフィ
毎日通っているセブンイレブンのスタッフの方に「カッコイイね」と言われ、喜んで
いましたwww

社長曰く、「やっぱ和装だよな」とのことです。
日本人には慣れ親しんだ和服ですが、実際に着用することは稀ですよね。
もちろんabitoの堀社長も殆んど着ることがありません。でも着てみると周りの方々
に注目してもらえるし、褒めてもらえます。
そして自分が日本人であるということ(当たり前なんですけどね)を再認識させてくれ
たりもしますし、背筋もピンと伸びます!!!
当初、初日だけ和服を着用する予定だった弊社社長ですが、気を良くしたのか?
「明日も着るから」と声高らかに宣言していました(笑)

【毎年初日は神社で祈祷!】
毎年、営業初日は懇意にさせていただいている磐裂根裂神社さんで新年の祈祷を
して頂いております。
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abitoから車で10分。壬生町にある神社さんです。

こちらの刀川宮司さんと弊社の先代社長とは数十年来の仕事仲間だったそうです。
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こちらは参道で奥に見えるのが本殿です。決して大きい神社ではありませんが
七五三のお宮参りはもちろん、神前挙式も出来ますよ~。
とってもウェルカムな神社さんで、いろいろとご相談に乗ってくれますよ!
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こちらは社務所です。
今日も多くの方が初詣に来ていました。樽酒も振舞われていたので、日本酒が
お好きな方は来年はこちらでいかがですか?
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石油ファンヒーターやストーブ、エアコンも暖かいですが、やっぱりこういうシンプル
な火は何より暖かいですね。匂いが付くのがタマニキズですが、その匂いもまた良し
で、身を清めてくれるような気がします。

ということで、abitoの新しい一年を温かくお見守りくださいますようお願い致します。

今年の年末にどれだけ変化を遂げることができるのか?
そのための努力を惜しまず、楽しみながら一年を過ごしていきたいと思います。

 

明日から年末年始の休業となります!

さぁ今年も押し迫ってまいりました!!!
2014年も残すところあと3日ですね、本当に一年ってあっという間で
光陰矢のごとしとはまさにこのこと。

日本の伝統なのでしょう、日本人は始まりや終り、節目を大切にする
民族です。こういう伝統・文化があるおかげでabitoがぞんざいする意義
があるわけですので、大変ありがたく思っております。

「終りよければ全て良し」
「一年の計は元旦にあり」
そんな言葉もあるくらいですから、年末から年始にかけてはいつも以上に
大切に大切に時を過ごしたいものですね。

さて、本日をもちましてWedding Dress abito並びにブライダルファッション楓
の年内の営業は終了となります。
お客様をはじめ、お取引企業様、関係各所様のご厚誼により、一年を無事過
ごすことができました。
心より御礼申し上げます。
どうぞ新年もよろしくお願い致します。

新年は1月4日より営業させて頂きますので、お間違いのないよう予めご了承
下さいませ。

今年の振り返りでも書こうかとも思いましたが、過去を振り返るより未来を描く
ことが大切ですよね。弊社だけでなく、世界の方々にとって新年がよりよい年と
なるよう祈ると共に、様々なことを決断し行動していきたいと思います。

ぜひぜひ今年の10倍以上の良い年をお迎え下さい。
そして来年もこちらのブログをよろしくお願い致します!!!

倉庫の大掃除

abitoから車で約10分のところに倉庫があります。

今日はその倉庫を綺麗に大掃除してきました。
毎年、綺麗にするのですが一年経つと、物が溢れ、ゴチャゴチャになって
しまうんですよね。毎回綺麗に整理整頓を心がけていればいいのですが
、なかなかそうなりません。

まずは要らないものを選別し、掃除をし、備品などを出し入れしやすいように
整理します。やっぱり掃除のあとは綺麗で気持ちいいものです。

そして毎回のことですが、倉庫を掃除していると「これ使えるね」というもの
に出会います。今回はこの二つと出会いました。
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以前使っていたアクセサリーケース。
まぁ必要ないと思って倉庫行きとなったんですが、今見てみると意外とフロアの
飾りにちょうどいいのではないかと思い、また復活させました!

そしてもう一つ。
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 壷?これなんて表現すればいいんですかね?
こちらも以前、フロアに飾っていたものです。実はこれ、コンセントに差し込むと
水が湧き出る仕組みになっています。
今abitoの1Fフロアは和装が飾ってあるので、雰囲気的にもバッチリで和テイスト
が更にあふれ出るようになりました。

こうやって倉庫の大掃除をすると「年末だな~」と毎年感じます。
会社の掃除は一生懸命できるのに、何故か自宅の大掃除は気持ちが前に向いて
行きませんね(笑)

とにもかくにも今年も残り僅か。
そして当店の営業も明日と明後日を残すのみとなりました。本当に一年てあっと
いうまですね。

みなさんも年の瀬で何かとお忙しいとは思いますが、楽しい年末年始を過ごすため
にも、くれぐれも風邪など引かぬようにご用心下さい。
 

サプライズ!!!贈り物のフォトウェディング

これまでご家族やご兄弟、またはご友人から「結婚写真」をプレゼントする
ということは何度かありましたが、それは事前にお二人にお伝えし、当日は
プレゼントされたお二人が選んだお衣裳で撮影する事が殆んどでした。

そして23日に正真正銘のサプライズフォトウェディングをabitoがお手伝いさせ
て頂きました。

約一ヶ月ほど前、新婦様のご姉妹にご来店し、ご相談をお受けしました。
「結婚して10年経つので、ドレスを着た写真をプレゼントしたいんですが・・・」
そんなご相談でした。

ちなみに新婦のご主人も承知しており、新婦様だけには当日まで内緒にすると
のこと。

一番難しいのはドレスのことです。
通常なら、着られるご本人がご試着するものです。サイズ、デザインなどをご本人
抜きで選ぶのはちょっと大変なんです。
でもそこはご姉妹と言うこともあり、ある程度のサイズは把握されてました。そこで
三着ほどお選び頂き、当日にご本人に決めていただくことになりました。
これで準備完了です。
あとはどうやって当日abitoまでお連れするかです。

ご姉妹の方からお聞きしたのですが・・・・
事前に「23日は一緒に買い物に行こう!」と誘い出し、その途中で「ちょっと寄りたい
ところがあるんだけど付き合ってね」と上手にスタジオまでお連れしたとのことです。
ご本人はスタジオ内に入って、初めて今回のサプライズをお知りすることになりま
した。
ヘアメイクを担当したスタッフによると、暫らくの間、うれし泣きが抑えることができな
かったようです。
こういうのって、本当に嬉しく、それこそプライスレスです。abitoのスタッフも感動
してしまいました。

お二人にはお二人のお子様がいらっしゃるのですが、女の子のお子様はずっと
ママのそばから離れることがありませんでした。いつものママがウェディングドレス
を着て嬉しそうな笑顔をしているからでしょう。
そんなシーンも感動的でした。

撮影には多くのご家族もお越しになり、ご家族全員で記念写真も撮影させていただ
きました。一日早かったですが、ご家族にとってもとっても素敵なクリスマスプレゼ
トになったのではないでしょうか?

プレゼントって「物」を贈ることが多いですが、今回のように「想い」を贈ることも
素敵ですね。どちらにしても相手に喜んでもらいたい気持ちは一緒ですね。
とても素敵なご家族にお逢いできて、とっても幸せです。

来年も再来年も十年後も、ずっとずっとこのご家族は忘れることはないでしょう。もち
ろん私たちも忘れることはありません。
素敵なサプライズに参加できて、とても光栄でした。 

営業日変更のお知らせ


Wedding Dress abito、並びにブライダルファッション楓は通常 毎週火曜日が
定休日ですが、12月23日の天皇誕生日は祝日ということもあり営業させていた
だきます。
それに伴ない、翌日の12月24日は振替として臨時休業となりますので、予め
ご了承くださいませ。

くれぐれもお間違いのないようにお願い申し上げます。



 

ダブルネーム

何度かお知らせしておりますが、【Wedding Dress abito】という名称は
あくまでも店舗名であり、実際の屋号は【ブライダルファッション楓】です。

来年より婚礼和装に回帰することもあり、これまで以上に屋号を打ち出して
いこうと思っています。
無題
弊社はおかげ様で創業30年。創業から15年ほどは右上の店舗で営業を
しておりましたが、手狭になったこともありabitoを立ち上げました。
ちなみに歩いて3分ほどの距離です。
昨年まで両店舗での営業をしておりましたが、諸事情により衣裳の展示は
abitoにまとめてしまいました。
楓は現在はフォトスタジオとなっており、撮影の時のみ開店しています。

とは言え、30年近く営業してきたので、お客様からは「楓さん」とお呼びしていた
だけるほどになりました。

しかし、現在楓はお店が撮影のない日は閉店状態なので、これまでご利用いた
だいたお客様、そしてご近所の方々から 「やめちゃったの?」「潰れたの?(笑)」
など、ご心配の言葉をいただくことが多かったんです。
そんなこともあり、来年より復活させます。

でもずっとお電話では「ブライダルファッション楓アビートです」と言っているんです
けどね。

そして本日よりabitoの入り口にはこちらを置くことにしました。
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 これまではこれだけでした。
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 二つ合わせて・・・・
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 こんな感じです。

新年よりダブルネームでいきますので、よろしくお願い致します。
しかし、どっちもピンクだから見方によっては・・・・・ですね。
 

来年に向けてレイアウト変更

abitoはフロアのレイアウトを変える回数は全国平均に比べても、
かなり多いほうだと思います。本当にちょくちょく変えてます。
実は弊社の代表がアパレル出身ということ、そしてすぐに飽きやすい
性格ということだからだと分析しています(笑)

でも雰囲気が変わると私たちの気分も変わります。
同じフロアでも、レイアウトを変えただけでまるで違ったお店にいるような
気になり、ワクワクしてきます。
私たちのワクワクがないと、お客様もワクワク気分になっていただけません
からね。

そして今回は二回に分けてレイアウトを変更しました。

最初は2Fドレスフロア。
こちらは大袈裟には変更しておりませんが、ディスプレイを床に置くのではなく
ちょっと高さを出してみました。
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abitoの人気シリーズ「Princess Anne」のドレス。
こちらのシリーズはロングトレーンなので、床に置くとかなり場所を取って
しまうのですが、こうすることでよりトレーンの長さが引き立ちます。
さらにはイメージのオードリー・ヘップバーンのタペストリーとのバランスが
マッチしてます・・・よね?

もちろんタキシードも高さを出しました。
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やはり高さを出すことで、存在感が大きくなると同時に重厚感も演出できている
のではないかと思います。

そしてついでなのでアクセサリー系も・・・
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 程好い目線の高さで、お客様もじっくりお選びいただけることと思います。

そして今日は1Fの和装フロアをちょこちょこと・・・・
朝まではこうでした。
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 これはこれで良かれと思っていましたが、時間の経過と共に圧迫感を
感じるようになりました。展示している雰囲気はあるのですが、妙にフロアを
狭くしてしまっていました。

そしてこうなりました。
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あら、やだ 
すっきり

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でもやっぱり金屏風は外せませんから、コンパクト型のものを倉庫から
引っ張り出してきました。
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 こちらでも金屏風。
和装とお花の相性って最高ですね。お花の有る無しで雰囲気もかなり変わり
ますね。
abitoは年明けから、これまで以上に「和装」に力を入れていきます。HPも和が
メインとなりますし、それに応じたフロア作りの一環としてのレイアウト変更です。

「和」の魅力を少しでも多くの方に知って頂き、そして和婚をご希望されるお二人
の良きサポーターとして来年より活動していきます。

このレイアウトはスタッフ間でもかなりの高評価。
それはそれで嬉しいのですが、やっぱり一番大事なことはお客様がどのように
感じられるかです。
今週末にご来店されるお客様はどんなご評価をされるのか????
楽しみなようであり、怖いような気もします。

次回はいつなんだろうなぁ~。しばらくはこのままにしておきたいと思って
います。 

打掛のお話

婚礼和装として知られる「打掛」。

白い打掛は「白無垢」と呼ばれています。
1 (_MG_5408-Edit)
 こちらが白無垢です。

そして色が入ったものは「色打掛」と呼ばれています。
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こちらは赤の色打掛。

日本伝統の婚礼和装であり、最近では色ドレスの代りに色打掛をお選びになる
花嫁様が大変多くなっております。また「写真だけでも残したい」ということで、
前撮りや別撮りとして和装フォトウェディングをご希望される方が急増中です。

私たちのような貸衣裳を扱うものにとっては「当たり前」のことも、ご結婚される
お二人にとっては初めて知ることばかりですよね。簡単に「打掛姿」といっても、
この打掛を羽織ればいいわけではございません。

ご存知の通り、お着物を着るには「着付け」をしなければなりません。
特にこの婚礼和装の打掛の着付けは難しく、技術を持っている方も年々少なく
なっています。
見た目はもちろんですが、紐や帯を締め具合の塩梅や着崩れしないテクニック、
そして速さが求められます。

また打掛は打掛だけでは形になりません。
打掛単体はこんな感じです。
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 裏側はこんな感じです。
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 つまり、最後の最後に羽織るものが打掛なんです。

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 最終的な完成形はこのようになります。
でもこの打掛の中はこうなっています。
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 この白い着物は「掛下(かけした)」と言います。
打掛のすぐ下に着るもので、掛下には帯を結びます。
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 こちらがその「掛下帯」です。

そして何と!この掛下の中には「長襦袢(ながじゅばん)」という着物を着なければ
なりません。
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桜柄の衿がありますよね。こちらはその長襦袢の衿です。
長襦袢そのものは掛下で隠れてしまっていますが、この衿だけは打掛姿の
大切なポイントになります。

そして更に、この長襦袢の下には「肌襦袢(はだじゅばん)」そして「裾除け(すそよけ)」
という着物用のいわゆる下着を身に付けます。

そしてこれらを着付けるためには様々な着付け小物が欠かせません。
【伊達締め】【腰紐】【帯枕】【おとんこ】【腰当】【帯板】など、多くのものがなくては
なりませんし、【懐剣】【はこせこ】【びらかん】などの飾りも外せません。

こう考えると打掛ってとても大変手間が掛かる衣裳です。
・一人では着ることができない
・必要なものがたくさんある
・すぐに脱ぐことが出来ない
・重い
・・・などなど、一見いいことがないように思えます。

しかし
・一人では着ることができない⇒着付けてもらうことで特別さを感じる
・必要なものがたくさんある⇒それだけ華やかさが演出される
・すぐに脱ぐことが出来ない⇒たくさんの時間を過ごすことができる
・・・ということだと思います。

世の中の「良い」とされる物の多くは、時間と手間をかけられています。
だからこそ価値があり、長きに渡り受け継がれているのだと思います。

打掛姿は「伝統」「文化」「技術」「手間」が織り込まれた芸術です。
簡単に言ってしまえば「服飾」ですが、小物ひとつひとつにそして柄や色などに
も意味が込めらています。

ウェディングドレスのお色直しでカラードレスも素敵ですが、代りに日本の結婚式の
象徴でもある色打掛を選択肢の一つにして見てはいかがでしょうか?

どうせお色直しをするなら、「色」を変えるだけでなく、洋装から和装へ変えて、ゲスト
の方々をあっと言わせちゃいましょう!!!
和婚や打掛のご相談やご質問など、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!!

Wedding Dress abito
 TEL : 028-655-0975
E-maile : info@kaede-abito.com

 

おじいちゃん、おばあちゃんの為に

こちらのブログで時折書かせていただいておりますが・・・
「人生の節目の衣裳姿はご本人だけでなく、周りの人々をも幸せにします!!!」
納得ですよね、晴れの姿を見て悲しむ人なんているわけありませんからね。

「おじいちゃんや、おばあちゃんに見せたい」
最近、abitoのお客様でこのようなことを仰る方がとても多く感じます。
例えばご結婚される方。
結婚式の予定はないけれど、せめて写真だけは撮って、それを見せてあげたい
という方。
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また、成人式はスーツだけど、紋付袴姿を見せてあげたいというお客様。
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やはり、おじい様やおばあ様に喜んでいただけるのは「和装姿」とお考えの方が
多いようです。70代~80代の方々にとっての着物はお若い方よりは、もっと身近
なものであると同時に、おめでたさの象徴なのかもしれません。
ご結婚された当時には、まだドレスなどもなく、殆んどの方が「婚礼和装」で挙式
されていましたからね。

世界でも長寿国のトップに位置する日本の高齢者は元気な方が多いです。
とはいえ、撮影に立ち会ったりすることはご本人にとっても、少々負担が大きいの
かもしれません。
でも写真なら、簡単にお見せすることも可能です。

ご両親とはまた違った愛で、温かく成長を見守ってくれているおじい様、おばあ様に
感謝と「ここまで成長しました」という報告を兼ねて、晴れ着姿の写真をお見せする
というのはとても素晴らしいことです。
目を細めて「おめでとう」「良かったね」「綺麗だね」という褒め言葉と共に、「ありがと
う」という言葉もいただけるのではないでしょうか。
何よりも「ありがとう」という言葉、これが最高に嬉しいですね。

おじい様やおばあ様の為にしたことが、数十年後に「自分の為にもやっておいて
良かった」と思える日が必ず来ます。そして、再びおじい様とおばあ様に感謝の
気持ちが湧いてくるのではないでしょうか?