最後にしっかりとした家族写真を撮ったのはいつですか?
子供が成長するにつれ、「最近、家族で写真とってないかも」と気付くお母様は少なくありません。どんなに大きくなっても親にとって子どもはいつまでたっても子供であり、家族は家族です。
お子様の成人式は家族写真を撮る絶好の機会!
成人式の前撮りを言い訳に、家族全員で和装姿での写真撮影を希望されるお母様が増えています。
子育てもひと段落ということで、お子様と共に成長し続けてきたご家族だけで、「この時だけ」の思い出づくりをしてみてはいかがでしょう?全てはお母様のご決断にかかっています!
家族全員の和装姿は圧巻で、本当に素敵です。
男同士だけで撮影したり・・・・
お子様だけで撮影したり・・・・
久しぶり♡にご夫婦のツーショット撮影だったりと、様々なバリエーションの撮影を叶えることが出来ます。
こういった撮影をする条件はただ一つ、「なかよし家族」であることだけ。
大学進学や就職でご実家を離れたり、あるいは同居していてもすれ違いが多くなり、家族全員で過ごす時間は年々少なくなってくるものです。もちろんこれはお子様が成長したからのことであり、喜ばしいことなのですが、やはり寂しさを感じるものです。そして親はこの成長と共に年老いていくのは自然の摂理であり、残された家族と過ごせる時間は・・・・。
お父様、お母様が元気なうちに、そしてお子様がもっとも輝いているこの時こそ、ご家族だけの特別な思い出を作る絶好のタイミングではないでしょうか。それはご両親のためでなく、どちらかと言えばお子様への未来への贈り物ではないかと思います。
abitoではこのような撮影をお手伝いしており、その度に心から素敵な時間だと感じています。
家族撮影なので「写真を残す」ということが当初の目的ではありますが、実は「家族で一緒に特別な時間を過ごす」「家族全員で思い出を作る」という意義の方が大きいのです。つまり時間の共有と共同作業という家族の団結なんですね。
今回ご紹介した「なかよし家族フォト」は貸衣裳店として30年、ロケーションフォト専門店として10年の実績と経験がある当店のオリジナル撮影プランです。
【衣装に付いて】
お父様は紋付袴、お母様は訪問着・付下げ・色無地、息子さんには紋付袴、お嬢様には振袖・小振袖をご用意しております。お持ちの使用の持ち込みでもご対応致します。
【お支度について】
当店ではお着物の着付け、及びヘアアレンジとメイクもお任せいただけます。
【撮影について】
当店が厳選した経験豊かなカメラマンと共に、ご家族のイメージに沿った撮影を行います。データのみのお渡し、あるいはアルバムとデータがセットになったプランもご案内しております。
【撮影ロケ地について】
和装姿の撮影に最高のロケ地をご案内しています。竹林の美しい栃木市の岡田記念館、天皇家三代に渡って愛され続けた日光の田母沢御用邸など合計10ヵ所の中からお選びいただけます。
※土日祝祭日の撮影は混み合うこともございますので、余裕を持ってご相談下さい。
プランのご説明、衣装のご試着、簡単お見積だけでもお気軽にご来店いただけます。まずは簡単なご相談から始めましょう!
Wedding Dress abito
☎028-655-0975
✉info@kaede-abito.com
成人式振袖着物
振袖の前撮りにロケーション撮影を希望される方が増えています
今では七五三はもちろん、成人式の振袖姿も前撮りするのが定番となっています。
実際、七五三のお宮参りや成人式当日は忙しく、ゆっくりと撮影できないものですし、せっかくなら前持ってゆっくりと前撮りした方がイメージどおりの物を残せますからね。
もちろんabitoでも七五三、振袖の前撮りをお受けしておりますが、最近はスタジオ撮影ではなく「ロケーション撮影で!」と希望されるお客様が増えています。
何故ロケーション撮影を希望するのか?
それにはこんな理由が・・・。
理由その① 「せっかくなら着物が映える場所で撮影したい」
言葉で説明しなくても、実際のロケーション前撮り画像を見れば、その理由は一目瞭然じゃないですかね。
振袖ロケーション前撮り 春の桜編
振袖ロケーション前撮り 秋の紅葉編
七五三ロケーション前撮り 新緑の日光編
七五三前撮り 秋の日光での紅葉編
自然と着物が融合すると、大変美しく、まるで雑誌の1ページのようです。何より笑顔が自然で、撮影そのものを楽しんでいる雰囲気が伝わりますよね。最近は「ナチュラル系」といわれるスタジオでの撮影が人気ですが、ロケーション撮影こそ本当の意味でのナチュラルではないでしょうか?
理由その② 前撮りに家族も参加したいから
「せっかく前撮りするなら家族も一緒に楽しみたい」という方ほど、ロケーション撮影を希望されます。
前撮りの時の家族写真って気構えてしまうものですが、肩の力を抜いて、いつものご家族のままを撮影できるのがロケーションの醍醐味でもあります。
背筋を伸ばして・・・
あごを引いて・・・
なんていうスタジオ撮影でありがちなポージングも一切なしで、自由な感じで撮影しても絵になるものです。
お子様が成長すればするほど家族で写真を撮る機会は少なくなるもの。
でもいざそんな機会(成人式前撮り)が来たら、せっかくだしノビノビとした撮影したくないですか?ご両親はもちろんですが、お嬢様だってもう立派な大人です。
時間が経過し、後々写真を見返した時に大人同士で語り合える思い出を残すのも良いものです。
この写真はお父様のお嬢様への愛でいっぱいですよね。
お父様にとってももちろんですが、お嬢様にとってもきっと忘れられない瞬間です。演出されたものでなく、家族だからこその自然な雰囲気を切り取れるのがロケーション撮影でもあります。
理由その③ この写真の反響が大きい
以前撮らせてもらった画像をご覧下さい
ご家族全員で和装姿で記念撮影した一枚です。
日頃お世話になっているW家の皆様ですが、三男の方が成人式を迎えるに当たり、お母様が家族全員での撮影をご希望されました。お父様と三兄弟は黒の紋付袴で統一し、お母様とお嬢様は華やかな着物姿。竹林という和を象徴する場所でご家族全員が和服姿・・・圧巻です。
こんな撮影をする機会は滅多にありません。
今でもご家族から「あの撮影をしておいて良かった」「お友達にも好評です」と仰っていただいています。発案者のお母様はもちろん、お父様やお子様にとっても強烈な思い出であることは間違いありません。
つまり思い出の共有ですね。
そんな時間が家族の絆を更に深め、家族というものをもう一度見つめなおす絶好の機会だと思います。
この写真を見て「私達家族も同じように思い出を残したい」「思い出を一緒に作りたい」というお客様が増えています。それだけこの一枚には説得力があり、憧れる要素が詰まっているのでしょう。
最後に
結婚し、子供が生まれ、家族になる。
家族全員で過ごすことのできる時間は長いようで、意外と短いものです。成長すればいずれ子供達も家庭を持ち、巣立ってしまいます。いつでも撮れるようで撮れないのが家族写真です。
だからこそ撮れる時に撮っておくことが大切なんですね。
そんな時の家族写真はロケーションでの撮影がおすすめです。
特別な時の特別な思い出は特別な撮影をすることで、さらにプレミアムになります。間違いありません!
素敵な写真を残すだけじゃもったいない!せっかくなら楽しい思い出も家族と一緒に作っちゃいましょう♪
シンプルなスタジオで振袖の前撮りするメリット
現在では定番となっている振袖の前撮り。
この前撮りというものは、時間のない成人式当日ではなく、事前にゆっくりと撮影をすることです。成人式だけでなく、七五三でもウェディングでももはや前撮りがスタンダードになっていますよね。
振袖の前撮りに関してはやはり夏にされる方が大変多いんです。
理由は簡単、学生さんは時間が取りやすいですし、遠方でお仕事されている方も夏に一度くらいは地元に帰省するからです。
abitoでもこの夏は多くの前撮りがありました。
そして本日も二組の成人式の前撮り。
時間の制限がないからこそ、撮影はゆっくりできますし、成人式当日のリハーサルとして様々な打ち合わせができるのも前撮りのメリットです。
ヘアメイクはもちろん、帯の結び方だったり、各小物の位置の確認が大切です。
また成人式前に振袖を着ることで、「着心地」「歩き方」なども具体的に体感することで、想像と現実のギャップを埋める事ができます。これは本当に大切なことです。
さてabitoの前撮りはどんな感じなのでしょう。
世間では「ナチュラル系ハウススタジオ」が大変多いのですが、abitoのスタジオは上のようなシンプルなスタジオです。
ナチュラル系のスタジオは簡単に言えば「今の流行り」、シンプルなスタジオは「オーソドックススタイル」と区別する事が出来ます。
どっちが好みかは人それぞれですが、個人的見解としては「流行り」のものはやがて廃れ、悪くすれば時間の経過と共に「古臭さ」を感じるかもしれません。一方シンプルなスタジオは決して新しさを感じることはありませんが、時代の流れに左右されない価値があると思っています。
その証拠に雑誌のモデル撮影ではナチュラル系のスタジオを使うことは少なく、皆さんも撮影風景をテレビなどでご覧になると思いますが、殆どの場合シンプルスタジオです。
何故ならシンプルだからこそ様々な撮影ができるんですね。
シンプルスタジオでは余計なものが映らないので、振袖姿が浮かび上がります。
アイテムをほんのちょっとプラスするだけで、華やかになるのもシンプルなスタジオだからこそ。
ナチュラル系のごちゃごちゃ感もかわいいですが、他の方と似通った写真になりがちです。それだけ空間が主張しすぎてしまっていると言えるわけです。
でも皆さんの残したいものって空間じゃないですよね?
スタジオがシンプルであればあるほど、撮影するカメラマンが持つスキルとセンスを活かすことができるモノ。
決してナチュラル系のスタジオを否定しているわけではなく、シンプルなスタジオのメリットもご存知いただきたいだけなんですが、結果的にはディスってしまっているかのようですね(笑)。でも本意ではないのでご理解下さい。
ちなみに今回アップした画像は全て私がiPhoneで撮影したものです。
実際にはライティング技術を駆使したクオリティの高い撮影をしましたので、驚くほど素敵な振袖の前撮りになりました。
その画像は仕上がり後、改めてご紹介したいと思います。
最後になりますが、ウェディング・七五三・そして成人式と記念の撮影は色々あります。
多くの方が「その時の旬」を求めたがるものですが、記念写真に大切なのは「今」ではないと考えています。
5年後、10年後、20年後に改めてその写真を見返した時に「何を思うか」が一番大切なのではないでしょうか?
abitoとしてはその時に「変わらぬ価値」を見出して頂きたいと考えています。
成人式振袖ビジネスは変化すべき
念頭の「ハレノヒ事件」から1ヶ月以上がたちました。
被害に遭われたはたちの方々の心中をお察しすると共に、今後このようなことが二度と起こらないことを願って止みません。また事件のあった地域の有志の方がたによる振袖の無償レンタル、お着付け、記念撮影が行なわれたことに対しては同業として誇らしく思います。両者の二十歳に対する想いは全くの間逆ですが、何故このように違いがあるのでしょう?
振袖ビジネスは国取り合戦
一度振袖販売とレンタルを大きく手がける会社さんに訪問し、お話しを聞く機会がありました。代表の方が話された内容で特に印象的だったのは「振袖ビジネスは国取り合戦のようなもの」という言葉です。
どなたにとっても一生に一度の成人式。その年に成人式を迎える方々の人数は決まっており、いわば「奪い合い」とのこと。
少しでも早く仕掛け、少しでも多くの二十歳を囲い込むことこそが大切だと考えている訳です。もちろん振袖の販売やレンタルもビジネスですからあながち間違った考えではないとは思います。しかしそこに二十歳の方々への「想い」があるのかはわかりません。
会社にとっては「多くの中の一人のお客様」かもしれませんが、お客様にとっては「多くの会社から選んだたった一つの会社」であることを十分に理解できているのでしょうか?そういった考えの積み重ねは間違いなくお客様に伝わってしまいます。ましてやハレノヒ事件後の今後はお客様も疑心暗鬼になっているで敏感に反応されることでしょう。
そもそも振袖決定を早くさせすぎ
近年は高校を卒業した年の5~6月には早くも成人式振袖のアプローチが始まります。DM送付に始まり、電話営業、訪問営業とありとあらゆる振袖業者が仕掛けていきますので「そろそろ・・・」と思ってしまいがちです。なかでも一番焦って振袖を決めてしまう理由は「友達が振袖を決めた」ということです。
仲の良い友達が既に成人式の準備が完了していると聞くと焦るのはしょうがないのかもしれませんが、お友達はお友達であり、あなたはあなたです。状況も環境も違うのですから、スケジュールが違ってもなんら不思議ではありません。むしろ当然ではないでしょうか。
また私はいろんなお客様にお伝えしていることがありますが、こんなことです。
「高校を卒業してから成人式までの約2年間は女性にとって人生の内でもっとも変化が激しい期間です。高校生活ではしなかったメークも毎日するようになり、それまで着ていた制服から私服になり、これまでと違った人々との出会いは女性を変えます。ファッション、ライフスタイルの変化が激しいので、高校卒業後の感覚と約1年半後の感覚ではギャップがあるはずです。焦る気持ちもわかりますが、振袖は逃げません。まずは大人の女性としての感覚がある程度安定するのを待ってから振袖を選ぶ方がより賢明です」
高校卒業後は「絶対かわいい振袖がいい!」と思っていても、1年後には「やっぱり大人っぽい振袖かな?」とか「シックな振袖」と想うことがあるかもしれません。もちろん柄だけでなく、色の好みも変化する可能性は大です。
本当に二十歳のお客様のことを想えば、あまりにも早く振袖を決めさせることはお客様のためとは言いがたいはずです。「焦らせる」「危機感を覚えさせる」というのもビジネスの手法の一つですけど、振袖ビジネスにはそぐわないと思います。
何はともあれ、ハレノヒ事件によってお客様の考え方も変わりつつあります。昨年までの青田刈りのようなビジネスをすればするほどお客様に警戒心を与えることになり、その積み重ねで「成人式に振袖は不要」という風潮になりかねません。これからも長く振袖ビジネスを継続していくためにも、一旦立ち止まってビジネスモデルを再考してみなければなりません。
お客様を見てこそ、真のビジネスだと思います。そして変化してこそ生きながらえるのはダーウィンの「進化論」で証明されています。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」
この言葉がいま私の頭の中を駆け巡っています。
父と娘の距離をあの頃のように近づけるお手伝い
私には現在15歳の娘がおりますが、必要以上の会話をしなくなって早4年。
中学進学と共に父と娘の距離は離れていくばかりですが、娘が生まれた時には想像もしていませんでした。もちろん世間ではこういうことが多々あるとは聞いていましたが、「自分はそうならない」という変な自信がありましたが見事に打ち砕かれました。
まぁ思春期ど真ん中であり、一種の防衛反応であるとも聞きますし、しょうがないことなんだと自分に言い聞かせている毎日です。
娘の心のうちは分かりませんが、自分としては生まれてからずっと娘を愛してしますし、かけがえのない存在です。高校生になり、成人し、結婚し、いずれは母になるのかな?将来は分かりませんが、さてどのタイミングで私との距離が再度縮まるのでしょうか。
「高校生になれば変わるよ~」という人もいれば、「結婚を機に変わったね」という人、「母親になるまで我慢だね」という人もいます。つまり家庭によってそれぞれであるということになりますが、必ずしもそうなるまでに父親が元気だとは限りません。自然に任せるという選択肢もありますが、別の手段として「キッカケを作る」という選択肢もあるはずです。
ここ数年、私の会社であるWedding Dress abitoはレンタル衣裳(貸衣装)の専門店と並行して写真撮影事業にも取り組み、現在では和装前撮りを中心に成人式や七五三の撮影なども手がけ、毎年多くのお客様にご利用頂いています。元々はスタジオ撮影だけでしたが、今ではロケーション撮影がメインです。
そのロケーション撮影の写真を見ているうちにあるテーマが思い浮かびました。まずは写真をご覧いただきましょう。
父と娘が腕を組んだり、手を繋いだりのツーショット写真♡
どちらも元々仲の良い父娘ではありますが、それでも日常において腕を組んだんだり手を握ったりはしないはずです。娘さんはもちろん、どちらかといえばお父様の方が照れて恥ずかしいはずです。多分こんなことをするのは娘さんがまだ十歳にもなっていない頃以来ではないでしょうか?
でも十数年ぶりとは言え、そこは親子です。久しぶりに触れ合うことで距離が更に近づき、関係性にも変化が生まれることは間違いないと思っています。でもこういったポーズを恥ずかしく思いながらもできてしまうのは、「成人」や「結婚」などの特別な時だからこそ。更にいえば、スタジオ撮影ではこういった流れになることは殆どなく、開放感があるロケーション撮影だからこそなのです。断言できます!
この二つの写真。
それぞれのお父様にとってはかけがえのない、それこそプライスレスな写真になることは間違いありません。でも娘さん達にとってはそれ以上に価値のある写真になるはずです。でもそれは今ではなく、不吉なことを言うようですが父親を亡くした後だと思います。
「あの時に二人だけの写真を撮っておいて良かった」
そう思うことは容易に想像できます。だってもう二度と撮ることのできない写真ですからね。
まずは娘さん達に申し上げます。
お父様は貴女のことを心から愛し、いつも見守ってくれています。もちろん見返りなんか求めてはいません。
娘がいくつになろうと父親にとってはかわいい娘であり、いつまでも近くで感じていたいのです。例え思春期で距離がほんのちょっと遠ざかったとは言え、口には出せませんがあの頃のように戻りたいと思っているものです。しかし父親とは言え、男です。そんなこと照れくさくて言えない方が殆んどですから、娘の方から近寄って頂けませんか?成人式や結婚式をぜひキッカケにしてみてください。
次に世のお父様に申し上げます。
貴方の心の内は十分理解しております。何たって私もそのど真ん中の状況下に置かれている身ですからね。
男には心には思っていても口に出せない(出したくない)ことって腐るほどありますが、いつまでもそのままでいるとあっという間にあの世からのお迎えが来ちゃいます。娘さんだって女性です。若かりし頃、女性を口説く時って自分の気持ちを言葉にして伝えましたよね?同じように娘さんに気持ちを伝えることって大切なんじゃないでしょうか?もちろん時期やタイミングを見計らってしなければなりませんが、成人式や結婚式ってその絶好の機会だと思うんです。
待っているだけでは何も始まりませんよ!・・・と自分にも言い聞かせています。
一番良いのはお互い口に出せなくても大きな節目に父娘でのツーショット写真を撮ることなんじゃないかな?
たったそれだけで距離が近づき、あの頃ような関係性に戻れるかもしれません。
ということで、私が思い浮かべたテーマとは「大切な節目の記念撮影で父娘の距離を近づけていきたい」です。実際にその状況に置かれているからこそ思いついたわけなので、そこに込める想いはハンパなしです。私だって娘とベタベタしたツーショット写真が欲しいですからね。
そんなわけで、世のお父様方には娘さんの節目の撮影には積極的に参加して欲しいと思っています。「面倒」とか「仕事だから」とか言い訳は一切ナシですよ。この時にしか撮れない写真ですし、距離を縮める絶好の機会ですし、あなただけの大切な大切な宝物をゲットできるってことをぜひご理解下さい。もちろん私も積極的に・・・というか無理矢理にでも参加すると宣言します。
お互い頑張りましょう。そして娘さん方・・・・そんなオヤジの気持ちを汲んで上げてくださいね、大きな心で♡
たった一つの和装アイテムで振袖姿がワンランクアップ!
成人式の振袖の準備進んでいますか?
今年の成人式では全国を駆け巡る事件があったので疑心暗鬼になられている方も多いのではないでしょうか?当店にご来店される方からもそんなお話しをいただいております。高校卒業してすぐにDMやら電話営業やらが増え、「怖い」と思う方も少なくない様です。あんな事件があった今年はこれまで当然と思われてきた振袖の営業手法も消費者の方には返って逆効果になるかもしれませんね。
当店はDMや営業電話、訪問営業はこれまで一切行なっておらず、ウェブサイト一本です。つまりはお客様にお問い合わせやご来店をいただいて初めて振袖のお話しをさせて頂いております。ご安心下さい。
さて本題です。
どなたにとっても二十歳の振袖姿は可能な限り素敵にしたいもの。
そのために一生懸命に店舗を回り、振袖を探します。そしてお決めになった振袖にピッタリの帯や帯締め、帯上げ、伊達衿などをチョイスしてご自分のお好みのコーディネートをされます。
でももう一つだけあのアイテムを追加するだけで、コーディネートがさらにワンランクアップすることができるんですよ!
例えばこんな振袖コーディネートがあります。
和風館のストライプの振袖にトリコロールボーダーの帯、黄色の帯締めに伊達衿。帯揚げにはグリーンとブラックのツートンカラーをコーディネート。
これだけでもとっても素敵ですよね。
これにアイテムを一つ追加するとこうなります。
違いがお分かりでしょうか?
分かりやすいように画像を並べるとこうなります。
右の画像の方が華やかですよね。
このライトグリーンのアイテムは「抱え帯」と言います。
元々は着物の裾を上げるためのものでしたが、現在では花嫁和装用のアイテムとして利用されているものです。
当店Wedding Dress abitoは振袖レンタル専門ではなく、婚礼衣裳(ドレスや打掛)、その他様々なレンタル衣裳を取り扱う店舗ですので婚礼用のアイテムもたくさん取り揃えています。この「抱え帯」にも様々な種類があり、振袖に合わせてコーディネートできるのも当店が総合貸衣装店だからこそ。
抱え帯にもライトグリーンの他にイエローや鮮やかなブルー、赤や白などがあります。
市松模様や華やかな和柄
このような柄までご用意しています。
この抱え帯を振袖姿に活用するのはちょっとした流行でもあります。当店に送られてくる振袖メーカーのモデル写真でもよく目にする位です。
抱え帯を使用するとより振袖姿が華やかになることはご理解頂けたと思いますが、違う活用法方もあります。高身長の方はレンタル振袖の場合、おはしょり(帯下に現れる着物をたくし上げた部分)が少なくなる場合があり、そのままだとサイズの不一致がバレバレいなってしまう恐れがあります。そんな時に抱え帯を締めると誤魔化すことができ、同時に華やかになるので一石二鳥ですね。
もしご自分の振袖コーディネートに「ちょっと何か足りない気がする・・・」と感じている方はこの抱え帯の使用をお考えになられてはいかがでしょうか?
華やかになり、お友達にも差をつけることができます。きっと更に美しい振袖姿で成人式をお迎えできるはずです!
Wedding Dress abitoでは2月に第二回の振袖レンタル展示会を開催いたします(2月10日~18日)
素敵な振袖をたくさんご用意しておりますので、どうぞお気軽にお越し下さい。ご成約になっても「全額お支払い下さい」なんて一切ございませんのでご安心下さい。詳しくは当店の振袖ページからご確認下さい。
【お断り】
当店では抱え帯だけのレンタルは一切しておりませんのでご了承下さい。当店の抱え帯は当店で振袖をレンタルくださる方だけにご利用頂いております。
成人式の振袖前撮りにロケーション撮影という選択
今年の成人式が終わって3週間が経過し、ここ最近は来年のお客様で賑わっています。
もはや成人式の振袖撮影といえば前撮りするのが定番化しています。
やっぱり成人式当日の撮影となると、時間も限られてしまうのでじっくり撮影というわけにはいきません。一生に一度のことですから、ゆっくりと納得できる撮影をするなら前撮りがおすすめです。
その振袖の前撮りには大きく分けて二つのタイプにわかれます。
一つはスタジオ撮影
屋内で撮影するので季節や気温、そして天候などに左右されずにご自分の都合に合わせて行なえます。
そしてもう一つが当店が絶対的におすすめするロケーション撮影です。
こちらのお客様は成人式はお母様の振袖でご出席ということで、前撮りは自分が着たかったレトロモダン振袖で撮影でした。最近ではご家族がお持ちの振袖をご利用になる方も多く、前撮りは「違う振袖で」というリクエストが増えています。
さて、当店がロケーション撮影を絶対的におすすめするのには理由があります。
まず第一に結婚式前撮りとしてのロケーション撮影を数多くしてきたので、その魅力や素晴らしさを実感しています。第二に閉ざされた空間になりがちなスタジオでの撮影より、開放感溢れる野外での撮影の方が間違いなく自然な表情の写真を残せます。
第三にご家族とこの時だけの家族写真を残していただきたいからです。
二十歳にもなると家族で写真を撮る機会は殆んどありません。成人といった節目に家族一緒の写真を残すことはご自分だけでなく、ご両親にとっても大切な宝物を作ることでもあります。
思春期ころから父と娘の距離は離れることが多く、近づけるキッカケってなかなか見つかりません。でも成人式の前撮りがそのキッカケになればと考えています。この写真は娘さんのためというよりは、お父様のための写真なのかもしれません。
ペットも大切な家族の一員ですよね。ワンちゃんやネコちゃんと一緒に記念撮影もおすすめです。
ロケーション撮影はスタジオ撮影と違い、季節や気候に左右されます。雨が降れば延期となりますし、寒い冬や暑い夏はとっても大変です。しかしそれ以上に季節を感じながらの撮影ができるという大きな魅力があります。
春なら桜満開の元で・・・
秋なら美しく色付いた木々に囲まれながら・・・
当店が振袖の前撮りでロケーション撮影をおすすめするワケをご理解頂けましたでしょうか?
正直、スタジオ撮影と比べると費用は高くなりますし、天候に左右されるなどネガティブな要因もあります。しかしそれをクリアすることで間違いなく人生においてのかけがえのない時間と思い出と写真が残すことが出来ます。
どなたにとっても一生に一度の成人式。
どちらを選ぶかはお客様次第ですが、思い出は深く、大きいほうが人生が豊かになることでしょう。ぜひご検討下さい。
「はれのひ事件」、同じような被害に遭わないために注意すべきはやはり「支払い」に関して
まずはこの事件で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
同業者として恥ずかしく思うと共に、はれのひの代表者には激しい怒りを覚えます。来年、再来年に成人式を迎える方々に不安を覚えさせるばかりだけでなく、同業者に負のイメージを与えたわけですからね。
さてこの事件に関するニュースはできるだけ見聞きしました。
一番気になったのはやはり「お支払い」に関してです。
・全額支払いの催促
・期日までの支払いでの価格割引
この2点に着目してしまいました。
どちらに関しても企業の業績に関わらず「0」のことではありません。全額支払いについては当店に置いてもお客様にお願いしていますが、その時期は今回に関しては成人式20日前でした。以前は当日払いも可でしたが、「今日は用意してこなかった」「必ず2~3日中に支払います」と言いながらお支払い頂けないことが重なり、自己防衛手段として数年前より前払い制度にしました。
ただその全額のお支払いに関して一番疑うべきは「時期」ですね。
今や成人式の振袖の購入、あるいはレンタルの成約は1年前以上なんて当たり前になっています(これもどうかと思っていますが・・・)。高校を卒業したその年にDMがバンバン送られ、電話がジャンジャン鳴り、営業がドンドン押し寄せてきます。でも高校卒業から成人式までの約2年間はおそらく女性が最も変わる時期ではないでしょうか?
親離れし、年代の違う方々と交流しあうようになり、メイクを覚え、制服ではなく私服での生活・・・・間違いなく高校卒業から2年も経つとファッションもライフスタイルもセンスも変わります。あまりに早い時期に振袖を決めてしまうとこんなことを思っていまうかもしれませんよ。
「こんな可愛いのはもう恥ずかしいかも?」
「この色前は好きだったけど・・・」
「もっと素敵な振袖が良かった・・・」
早くしないと振袖がなくなる、多くの友達が既に振袖を決めている・・・これを口にされる方が本当に多いのを実感しています。振袖は無くなりませんし、何も友達と同じ時期に決める必要性は一切ありません。全てはこの業界の脅迫的営業でしかないんですよ。実際、はれのひ事件で被害に遭われた方の中で成人式当日に振袖を用意することが出来ています。
そんな訳で、あまりにも早く成約をさせつつ、成人式まで時間がある時期に全額お支払いを求めてくるお店には注意が必要です。キャンセルをさせないためのひとつの施策ということもありますが、それはそれでちょっと違いますものね。
そして期日までの支払いでの割り引きはこの業界では常套手段です。
目的としては「早期契約」「他店への流出阻止」などが考えられますが、つまりはお客様のことを考えての事ではなく「自分たち」「会社」のことしか考えていないとも言えます。振袖の費用は販売にせよ、レンタルにせよそれなりに高く、全ての方がいつでも簡単に用意できる金額ではありません。しかも今回の事件では「明日」とか、あまりにも早急すぎたんですね。
しかし節目のお祝い事に携る会社を疑ったりしないものです(少なくても事件前までは)。でも一般的に考えれば疑う余地は有ったのかもしれません。
まとめますと「早急の全額支払い」、または「期日までの支払いでの割り引き」を声高々に言ってくるお店はかなりリスクが高いと言えます。例え健全経営の会社だとしてもお客様に目を向けたビジネスとは言い難いかもしれません。この二つを同時に求めてくるお店は激高のリスクかもしれません。
私たち貸衣装業はこの事件をきっかけにもう一度ビジネスモデルを見直すべきなのかもしれません。節目の慶事に携る仕事って、どこか信用しがちだったりもします(少なくとも事件前までは)。失いかけている信用、信頼を取り戻す努力をしつつ、お客様に目を向けた商売を心がけていかねばならなりませんね。
質と量
本日1月7日は全国各地で多くの成人式式典が開催されました。
成人式と言えば・・・
振袖ですよね。
abitoも早朝3時を皮切りにお昼頃まで成人式の振袖と紋付袴のお支度をし、無事に滞りなく多くの新成人を送り出すことができてホッとしています。成人式の楽しみと言えばもちろん晴れ着姿ですが、旧友同志で集まっての「大人の♡」夜を過ごすことも楽しみですよね。くれぐれも飲み過ぎには注意して頂き、楽しい夜を過ごしてもらいたいものです。
ここで言う振袖の「お支度」とはヘアアレンジ+メイク+お着付けのこと。
美容師の方々、着付けの方々にお世話になり・・・
写真撮影をするカメラマンさんにお世話になり・・・
abitoの成人式のお支度に携ってくださった皆様との分業、そして協力があって初めて成り立つものです。本当に感謝の一言です。
そして・・・
お客様からの頂き物にも感謝です♡
前置きが長くなってしまいましたがそろそろ本題に行きましょう。
本日の題名である「質と量」。
質を求めれば量は制限され、量を求めれば質は抑えなくてはならない現実があります。両立できれば一番ですが、難しいの一言に尽きます。
成人式のお支度も同じだと思います。
時折「成人式のお支度数百組!」という記事などを目にすることがあります。
正直、羨ましいと思いますが「クオリティーは保てるのかな?」なんて余計な心配もしたり・・・。式典には開始時間があるのでクオリティーはもちろんですが、「時間に間に合わせる」ことは最低の最低の最低の条件です。お支度の時間が押してしまって、式典に間に合わなければ本末転倒です。それに急ぐことは事故に繋がる場合もありますしね。
もちろん何百もの振袖の着付けを受注するということは、それだけの準備とスタッフの手配をしているわけですが多くなれば多くなるほど現実的にクオリティーを維持することはもちろん高めることは難しくなります。統括している方が全てに目が届けば問題ありませんが・・・。
こう考えるとあまりに量を求めるのもリスキーです。
成人式はどなたにとっても一生に一度きりのこと。「途中で着崩れた」とか「式典に間に合わなかった」に対して『すみません』で済むことではありません。二十歳のハレノヒを気分良く、快適に、楽しく、思い出深いものにしていくことこそが何より大切だと考えます。そう仕事を繰り返すことが次に繋がり、新たなお客様との出会いをもたらしてくれると信じています。
共存が難しい「質と量」。
いずれはこれをクリアできるようなabitoになりたいものです。しかし現在ではまだまだ難しいので一年一年精進しながら目指して行きたいと思います。
本日、新成人となられた方々の今後のご活躍を心からお祈り致します。そしておめでとうございます!!!
社会科見学からの振袖レンタル
先日、お友達3人でabitoに成人式振袖をご見学に来てくださりました。
振袖のご試着も3名揃うと、とても賑やかでフロアの雰囲気が一気に華やぎます。
この中のお客様が小学校3年の時、当店に社会科見学でお越しになっていたんですね。もちろん、小学校3年生ですから、記憶も曖昧になっていることでしょうが、お母様が児童の引率として一緒に来られていたそうです。そしてお嬢様が成人式を迎えるに当たって当店のことを思い出してくださり、お友達2人と共にご来店となりました。
その当時、社会科見学で来てくれた児童達に「大きくなったら絶対来てね♡」なんて、ふざけ半分で言っていましたが、まさか本当に来てくれたことには驚きです。言ってみるものですね(笑)
子供達にとって、「社会科見学」はワクワクするもの。なにしろ授業を受けずに、アッチコッチいけますし、知らない世界をのぞくのは楽しいに決まっています。普段は学校の中にいる時間に、外に出られるだけでも嬉しいものですからね。
特に女の子にとっては当店が扱う「ウェディングドレス」や「和装」はある意味憧れの物であり、間近で見るのはこのときが初めてということが殆んど。みんな目がキラキラして、笑顔になるを見るだけでも癒されます。その横顔は結婚式や成人式を控えているお客様と変わりません。私たちスタッフは毎日見慣れているからこそ気付かないその価値を、子供達に教えてもらうこともしばしばあるんです。
そして子供としてキラキラ目を輝かせていた女の子が成人式を迎えるにあたって再度当店に来て、その時と同じように目を輝かせているのを見れるのは本当に感慨深いものです。会社が継続しているからこそであり、健康であるからこそでもあります。当店ももちろん商売ですから、たくさんの方にご利用頂き、売り上げが増えると嬉しいですが、それとはまた違った喜びがあります。
当日はお母様も一緒でしたので、アドバイスしたり、「それ素敵ね~」「その振袖が一番似合ってるよ!」といった声もあり、安心して振袖を選ぶ事が出来たのではないでしょうか?確かに私たちはプロなので、振袖については良く知っています。でもお嬢様のことを一番知っているのはお母様であり、お友達だったりします。振袖を知っているスタッフとご本人を良く知る方々がコラボすれば、振袖選びに間違いはありません。
仲の良いお友達同士とは言え、レトロモダンを選ぶお嬢様もいれば古典柄を選ぶお嬢様もいます。
どの振袖にするか迷ってしまうお嬢様もいれば、パパッと決めてしまうお嬢様もいます。
それぞれ違いはありますが、「好み」「性格」を知った上でのアドバイスほど確かなものはありませんね。私達もそうならなくてはなりませんが、やはりお母様やお友達に及ぶはずもありません。だからこそお手伝いをお願いして、私達にできる「振袖そのもののアドバイス」を組み合わせながら「この一着」をお選び頂きたいです。
そしてこの日の3名様は全員振袖をご成約下さいました。本当にありがとうございます。
本当に世の中は何が「縁」となるか分かりませんよね?
でもだからこそ面白く、ワクワクしてドキドキするのかもしれません。誰でも将来について不安をかかえているものですが、何が起こるか事前に分かっていたらつまらないものです。50年後も未来、10年後も未来、1年後も未来、そして明日だって未来です。
何が起こるかわかりません。
楽しみですね!