いつも和装ロケーションフォトでお世話になっているロケ地「岡田記念館」の別邸である翁島(おきなしま)の玄関脇にこんな物がぶら下がっています。
春 夏と来て冬。
さてこれで何て読むでしょう?ちょっとしたクイズで、答えを聞けば「なるほど~」と思われることでしょう!
わかりましたか?えっ?ヒントが欲しい?
わかりました!私も鬼ではありませんから、ヒントを差し上げましょう。こちら岡田記念館のオーナー一族は今でこそ違いますが、代々様々なお仕事をされていたんです。ま、今で言う「会社経営」ですかね。これがヒントです。
制限時間は10秒間、カウントダウン始めますよー
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
・・・・0
時間いっぱいです。
答えは「商い」または「飽きない」です。
春夏と来て、冬・・・つまり秋がない・・・「あきない」⇒「商い」「飽きない」となります。
代々ご商売をされていて、「商い」はもちろんですが「飽きられない」ことが商売上において、何よりも大切なことなんでしょうね。時代は変わっても、この真理は現代でも同じです。お客様に「飽きられないこと」、そして常に変化し続けて自分の仕事に「飽きない」ことは本当に重要な事です。
でも「飽きない」を玄関口に飾っていたら、生々しいですし「粋」ではありませんよね。「春夏冬」にすることで、多くの方の目を引くこともありますし、常に見ることで自分に言い聞かせることも出来ますし、何よりオシャレですよね。
当店abitoもこの「春夏冬」を教訓に、常に変化し続けることのできる「飽きない商い」を心がけていきたいと考えています。
こんな先人たちの知恵というか、遊び心って良いものですね。