学生の頃、私は大好きな洋服を売るアルバイトをしていました。
掃除や整理はもちろん、接客や販売など業務は様々ありましたが仕事の中でも一番ドキドキしたのは新作商品が到着した時。入荷点数の確認や商品の検品をしながらも新たにラインナップされる商品がどんなものかをワクワクして見たものです。社員さんに内緒で勝手に試着したりもしちゃってました。
そして現在でもその学生時代と変わらぬワクワクドキドキを感じる瞬間があります。
それは前撮りさせていただいた画像を確認する時です。
「結婚」というとても大きく、そしてお二人にとって大切な節目に行なう前撮り撮影。仕上がった画像データはお二人にとっては大切な思い出であり、そんな大切な撮影に携わらせて頂いた私達にとっては作品とも言えます。
撮影の現場に立ち会っているので、どのスポットでどんな撮影をしたかは目の当たりにしているわけですが、仕上がった画像データはまた別ものです。明るさなども調整しているのでこの目で見た風景とは味わいが違いますからね。
「日差しの入り方がGOOD!」
「お二人の表情が最高だね~」
「このポーズ、お二人にぴったり」
なんてスタッフ同志で話し合ったり・・・・
「いつの間にこれ撮ったの?」
「はやくお二人に見てもらいたいな~」
なんてことを一人思ったり・・・
新しい作品に出会う時は毎回毎回ドキドキワクワクな気持ちでいっぱいです。
画家、作曲家、漫画家といったアーティストにとって作品は我が子のような存在と言われます。
わたしたちにとっての作品である、お二人の思い出の写真も我が子まではいかなくとも大切な存在です。画像を見返すたびに撮影時の出来事やお二人と過ごした時間を思い出し、とても楽しい気分になります。
お二人にとって一生の思い出となる前撮りに携わるという名誉、そして責任を常に感じています。それまで全く縁のなかった方々の人生に足跡を残せる仕事なんてなかなかありません。だからこそ安心してお任せいただけるように、これからも励んでいきます。そして頼りがいのあるお店として存在していきたいですね。
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