ようやく春になったばかりですが、本日のブログでは「夏」を先取りしたいと思います。
季節を感じてから準備する洋服とは違い、貸衣装はそのだいぶ前から準備されることが殆んどなので、先取りといってもお知らせするにはちょうど良い頃合なんです。そもそも皆さんは貸衣装に夏用があるって知っていましたでしょうか?
意外とご存じない方も多いことでしょう。
「必要、不必要」はともかく、知識として頭に入れておくと、いざという時に思い出すかもしれませんからね。それでは行きましょう!
【夏用留袖】
夏用の留袖は生地が薄手で、さらには通気性に優れています。
留袖の中に着る長襦袢が透けて見えるほどです。製品的にも涼しいのですが、涼しげな色と柄になっているのでさらに清涼感を感じます。
最近は7月~9月の結婚式も少なくないので、そんな夏のウェディングでお母様がご着用するにふさわしい留袖です。
結婚式場内は空調が効いているとは言え、少なからず蒸し暑さを感じるもの。お子様の晴れの一日を快適に見守る為にはやはり涼しげな衣装ではないでしょうか?
【夏用付下げ】
夏にもお集まりやお茶会など様々な催しがあり、和服を着る機会があります。
和食と同様に和服も「見た目を楽しむ」という一面もあります。生地は夏用留袖と同様の素材で作られており、やはり色や柄が涼しさを演出してくれています。
【夏用産着】
夏に生まれた赤ちゃんのお宮参りはやはり夏になりがちです。
生まれたての赤ちゃんはどんなに暑くても、言葉で伝えることが出来ないのでご家族のお心遣いが必須ですよね。やはり夏のお宮参りには夏用の産着がベストなチョイスです。※こちらは女の子用で、男の子用もございます。
【夏用長襦袢】
どうしてもお持ちの留袖などのお着物をご着用したいのであれば、お着物の下に着る「長襦袢」だけを夏用にするという裏技もあります。これだけでもかなり涼しさが違ってきます。やはり通気性に優れており、肌触りもさらっとしているので快適ですよ!abitoでは夏用長襦袢だけのレンタルもOKですので、ぜひご相談下さい。
【その他の夏用和服】
abitoでは夏用の和服をご紹介した以外にもご用意しています。
■夏用色無地 (涼しげな色合いです)
■夏用喪服
■夏用紋付袴
特にお知らせしたいのが夏用の喪服です。
喪服をお持ちの方は意外と多いものですが、夏用となるとそう多くはないようです。何かと忙しく、配慮した動きが求められるこの時に無理して厚手の喪服を着ると体調を崩しかねません。多くのご参列者様をお迎えするわけですから、見た目の「おもてなし」にも気にかけてみてはいかがでしょう?
そして次は男性用の夏用貸衣装をご紹介します。
【夏用モーニング】
夏用のモーニングも薄手で通気性の良い生地で作られており、とても軽く感じます。
男性は暑がりの方が多いので、毎年多くの方にご利用頂いています。見た目には秋冬春用と変わることはありませんので、安心してご着用頂けます。
【夏用礼服】
結婚式、お葬式で活躍する男性の礼服でも夏用をご用意しています。
夏用モーニング同様に薄手で通気性の良い生地により、軽く、快適にご着用頂けます。サイズもある程度取り揃えておりますが、事前にご確認くださることをおすすめいたします。
【夏用貸衣装を着用する時期とは?】
夏用貸衣装の着用時期は7月から9月にかけてが一般的です。
暑がりの方はモーニング・礼服・喪服などに関しては6月からご利用される方もいらっしゃいます。
最後に
ここ数年、日本の夏は「猛暑」になりがちです。
貸衣装をご着用される機会は殆どの場合が「とても大切」なことがあるからです。そんな大切な時に「持っているから」「面倒だから」という理由で無理して夏に適さない衣装を着てしまうと、最悪の場合、熱中症や脱水症状に見舞われてしまうかもしれません。出来れば快適に、涼しく、そして穏やかにその日を過ごしたいものです。
夏用の貸衣装はその為に存在しています。
ご着用される方のご負担の軽減という効果があり、さらにお集まり下さった方々に「見た目の涼しさ」のご提供というおもてなしの効果もあります。特に和服の場合は涼しげな見た目だからこその「夏を感じる衣装」という演出も出来ますので、夏には夏用貸衣装で「粋」に過ごしてみてはいかがでしょう?
夏のウェディング準備は春から始めましょう!