やはり「格」のある結婚式場は違います

最近立て続けに都内での結婚式で着用する和装をレンタルして頂きました。

ひとつは明治記念館、もうひとつはアンバサダーホテルでの結婚式。


どちらとも栃木県内在住のお客様なので、衣裳は直接式場へ郵送でした。

するとぢちらの結婚式場からもご丁寧にわざわざ「御社のお衣裳が間違いなく届きましたので、そのご連絡を致しました」とお電話くださいました。これまでも県内はもちろん、様々な地域の結婚式場へ衣裳を郵送したこともありますが、その殆どの場合はこのような連絡を頂いたことはありません。

連絡を頂かないことが続いていたので、衣裳到着確認の連絡なんてありえないものと考えていたものです。

なので郵送した結婚式場から電話が着た時は「もしかして衣裳に不備があったのかな?」とドキドキしたぐらいです。


やはり全国的にも知られている結婚式場はそれだけの理由があるんですね。

明治記念館もアンバサダーホテルも毎年多くのカップルが式を挙げる結婚式場です。
人気がある⇒そのことに胡坐をかかずにより良いサービスとホスピタリティの提供⇒さらに人気が上がる⇒その継続により「格」があがる・・・このような方程式なんでしょうね。


今回当店の衣裳をご利用くださった方々はいわばゲストの方々。
そう言った方々の衣裳に関しても十二分に目配り出来ることは素晴らしいことであり、なかなか出来ることではありません。それはつまり新郎新婦やご両親への配慮でもあり、結婚式全体を見通しているからだと思います。

栃木という地方の小さな貸衣裳店が申し上げるのも差し出がましいのですが、このような素晴らしい対応をされる式場なら心から安心して結婚式ができることでしょう。「格」という物は周りの人々が付けていくものではありますが、その根源はやはり結婚式場の姿勢です。
人気が格を呼び、そしてその格が更に人気を呼ぶという好循環。

今回のこの出来事をありがたい教訓として、当店もその姿勢を見習っていきたいと強く感じました。

「電話一本」
「ほんの一言」
「ちょとした気遣い」
「何気ない言動」
見過ごしがちな小さな行動も必ず誰かが見ているものです。これが出来るか出来ないかが大きな違いを生み出すんですね。

結婚式という人生の大きな節目に携わる者は、携わるだけの人間力を備えていなければならないと改めて痛感致しました。

「新しい会場、斬新なサービス、華やかな演出を付き詰める前に、ウェディング業界は他にやることがあるのではないだろうか?」
そんなことを感じた出来事でした。

新しい時代の始まりに「衣裳小物レンタル」という新事業を開始しました

令和元年5月1日

新元号「令和」が始まり、新しい時代の幕開けですね。
昨日まで違和感しかなかった令和という新元号ですが、いざ初日を迎えるとしっくり来ていると感じてしまうから不思議です。

さて当店Wedding Dress abitoは新時代の幕開けに合わせて、新しい取り組みをスタートいたしました。

創業以来、当店は貸衣裳店としてウェディングをはじめ、成人式振袖や七五三衣裳、留袖やモーニングなどをお貸し出しをして参りました。この根幹となる事業は令和になっても変わらず継続して行きますが、その各衣裳の付属品であった小物に着目し、新たに「衣裳小物レンタル」を開始することとなりました。

そして本日、衣裳小物レンタル専門のウェブサイトが公開となりました。
サイト名は「ドレス・和装衣裳の小物レンタル専門店」です。
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ハッキリ申し上げまして、我々が目指している完成度には程遠く、まだまだ追加すべきコンテンツもあるので道半ばですが、新時代に合わせて公開に踏み切りました。見やすさやわかりやすさなど追求すべき点に満ち溢れてはいますし、今後改良すべき点も続々と出てくることは簡単に予想できますが「まずは世に出すこと」だけを考えて公開致しました。

何卒お引き立てくださいます様お願い申し上げます。

小物レンタル事業を始めた訳

これまで衣裳の付属品でしかなかった小物に着目したのは、時代の流れを読み解いてのことです。
例えば成人式の振袖。
ひと昔前は振袖と言えば「購入」または「レンタル」が主流でしたが、ここ数年は【ママ振り】という言葉が知られるようにお母様やお姉さまの振袖を着用される方が急増しています。

そういったお客様の中には「帯だけ変えたい」「草履バックが見当たらない」「小物が不足している」と言ったことで、当店をご利用される方が大変増えております。そんなお問い合わせの際は、「小物だけのレンタルって可能ですか?」という不安、申し訳なさそうな様子でのご連絡が殆んど。

なので堂々とレンタルして頂きたいとい言う想いがありました。お客様の不安や不便を解消することこそ、ビジネスの根幹ですからね。

またウェディングドレスも今ではネットで安く購入できますが、ティアラやヴェール、グローブなどは逆に割高ですよね。必要な物だけレンタルできれば便利ですし、余計な費用を使わずに済みます。これも新事業を始めた理由の一つです。

各カテゴリーの紹介

「衣裳小物」といっても様々な種類があります。
現在の段階では6つのカテゴリーでのレンタルをしていきますが、まだサイトに反映されていない場合もございますので詳しく説明いたします。

『婚礼和装小物』

白無垢・色打掛・黒引き振袖・大振袖と言った衣裳に欠かせない小物アイテムをお貸し出しします。
基本的にこのカテゴリーでのご利用はほぼほぼないと想像していますが、それでも敢えて加えた理由は「和装の世界をもっと知って欲しい」という想いからです。

「打掛の着用にはこれだけの小物が必要」ということを知っていただく事で、日本の伝統的な衣裳への理解と興味を抱いて欲しいという願いがあるからでもあります。

『ドレス小物』

前述の通り、以前とくらべるとネットレンタル・ネット購入率が非常に高くなっています。
ですがドレスだけでは「ドレス姿」になることはできません。パニエ、ヴェール、ティアラ、グローブ、ウェディングシューズなど必要となるものが様々ありますが、殆どの場合一回だけの使用となり、購入する必然性ってないものです。だからこそレンタルで済ますことができればれば便利ですし、安心ではないでしょうか?

『振袖小物』

こちらに関しても少し触れましたが、本当に「ママ振り」の利用率が高くなっています。
ですがおよそ20年前に仕立てた振袖が殆んどなので、最近の物と比べるとやはり違います。そこで「帯」「帯揚げ」などの小物だけをレンタルすることにより、その振袖の印象がガラッと変わり、イマドキな感じでご着用いただけるようになります。
ショールや草履バックセットなどもラインナップに加えていますので、必要な分だけのレンタルが可能となります。

『留袖小物』

お嫁入りの時にご両親が持たせてくれた留袖、付下げ、色無地などの衣裳はやはり愛着があるものです。
レンタルであれば全ての小物が揃ってきますが、数年数十年ぶりにタンスから出したお着物の小物が「見つからない」「無くなった」「使用不可」なんてことがあります。
次回の使用が不透明な場合、不足の小物を購入するのは少々勇気がいるものです。
でも足りない物だけレンタルで済ますことができれば節約になりますし、気が楽ですよね。

『七五三小物』

意外と七五三の衣裳をお持ちの方って多いんです。
でもやはり『何があって何が足らないのかが分からない』という方、本当に多いんです。七五三に必要な小物アイテムを羅列することによって、ご自分でチェックすることができますし、足りないものはレンタルできるのでやはり安心感に繋がると思います。

その他、追加予定のカテゴリーがあります。

もうちょっと時間がかかりますが、和装を飾る「衣桁」、衣裳をかける「ラック」、マネキン等のディスプレイ小物のレンタルも開始いたします。現在準備中なので暫くお待ち下さい。

また衣裳レンタル小物をご利用される方の殆んどがご自分の衣裳をお持ちです。
このことから衣裳のクリーニング代行業も開始する予定です。一般のクリーニング店でお着物をお願いすると驚くような金額であることが殆んど。しかし当店では特別な衣裳専門のクリーニングの代行となりますので、費用も抑え目で、しかもしっかりと綺麗になります。

次回いつでもご使用できるようにきちんとメンテナンスできますし、愛着の有る衣裳を大切に保管することにも繋がります。

最後に

衣裳を食事で例えるならおかずだったり、主食です。そして衣裳小物はお皿だったり、お箸やスプーンと言えるかもしれません。
どんなに美味しいおかずでもお皿があってこそ美しく見栄えするものですし、お箸があるからこそ人間らしく口に運ぶことができるものです。どんなお皿に盛り付けるか、どんなお箸やフォークで頂くのかで味も変わりますよね。

衣裳小物も同じです。
お持ちのドレスやお着物が例え長い時間を経たものであっても、小物ひとつで生まれ変わるものです。
創業以来30年以上に渡り「小物だけをご利用して頂く」というサービスを思いつくことができませんでした。これも運命と言えるでしょうが、令和という新しい時代が始まるからこそ気付けたのだと思います。

栃木県内ではおろか、今だ他の地域でもこのような小物レンタル専門のサイトは見たことがありませんので、もしかしたらエポック的なウェブサイトなのかもしれません。だからこそ始める意味があり、やりがいを感じています。本日生まれたての、まだヨチヨチ歩きもできないサイトですが、皆さんのお引き立てによって大きく育って欲しいと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。


 

 

海外で開催されるパーティに出席!さて何を着用する?

年に数回、イレギュラーなご要望のお客様が当店にご来店されます。

今回は海外のパーティー(レセプション)に出席されるという男性の方。当初、お電話では「モーニングをお借りしたい」とのことでしたが、よくよく考えて見れば海外でモーニングを着用する場面(映画やニュースなど)を見たことが殆んどありません。
つまりは着用すべき衣裳はモーニングではないと思い、その旨をお客様にお伝えしました。

その後、当店としてもお客様のご来店前にした調べをしておこうと考えました。
考えた末に参考となるものは「ジェームズ・ボンド」と判断しました。
紳士の国である英国のMI6という組織の諜報部員であり、劇中では華やかなパーティーに参加する場面も多くあります。いわば英国紳士を参考にすれば間違いないと思いました。

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※大人の事情で首から上はNGです。

結論から言えば「タキシード」が正解なんですね。
ジャケットは拝絹されたピークドラペル、またはショールカラーで色は黒か濃紺。そしてボタンは基本的にひとつで包まれたものが正式です。トウラウザーズ(パンツ)には左右外側の縫い目にシルクの側章が一本入り、サスペンダーで留めるのが正式です。

またタイは黒のボウタイ(蝶ネクタイ)が正式で、黒以外の色や柄のボウタイの場合はカマーバンド(腹巻のようなやつ)を付けるのが一般的です。

タキシードというとシャツはウィングカラー(立ち襟シャツ)をイメージしがちですが、私が映画やメディア等でこれまで見てきた限りでは白のレギュラー、またはセミワイドのシャツが殆んどでした。もちろんジェームズ・ボンド、そして現在その役を演じているダニエル・グレイグ氏においても殆どの場合がウィングカラーではありませんね。


ご来店されたお客様もお電話の後、ご自分でお調べになったようで「タキシードで間違いないようですね」とのこと。abitoでタキシード(ウェディング用ではない)をご試着され、ピッタリとサイズが合ったのでレンタルしてくださいました。

当店でご用意させていただくのはタキシード(ジャケット&トラウザーズ)、ボウタイ、チーフ、サスペンダー、カフスボタン、そして使う使わないはご判断いただくことにはなりますが念のためカマーバンドもお付けしました。そしてお客様ご本人にご用意して頂くのはホワイトシャツと黒のソックス、そしてシューズです。
ちなみにタキシードの場合、シューズは黒革のプレーントゥかパンプスが正式とのことなので、黒革の紐靴をご用意してくださるようお伝えしました。

海外のパーティーでも着用できるタキシードのレンタルができる衣裳店は東京や横浜ならいくらでも見つかると思うのですが、栃木県ではそうそうないと思います。

そんな事情もあり、お客様には帰りがけに「サイズがピッタリの正式なタキシードがあって本当に良かったです」と言っていただきました。しかも来週早々のフライトのことなので少々慌てていたようです。こちらのお客様のご要望に沿えることができて本当に良かったです。

十分に気を付けてお出かけ下さい。
当店の衣裳が海を渡り、世界的な有名な企業のパーティーで着用される喜びと誇りでいっぱいです。
 

 

最後に一言だけ。

明日は定休日となるのでブライダルファッション楓、並びにWedding Dress abitoの平成の営業は本日が最終日となります。

昭和61年に創業し、平成の31年を駆け抜け、そして明後日より令和という新しい時代へ踏み出します。
昭和・平成・令和と三つの時代を歩めることが出来ることは大変嬉しいのですが、刻一刻と変化の速いであろう令和という時代に合わせたショップにならなくてはという使命感でいっぱいです。

平成の31年という長い間、当店をお引き立て下さり本当にありがとうございました。
5月1日から始まる令和という時代も何卒お引き立てくださいます様お願い申し上げます。

Wedding Dress abito
  代表取締役 堀 正典

七歳の七五三祝着 振袖と舞妓さん衣裳

七五三において、七歳の女の子が着用する衣装といえば振袖が一般的です。

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少数派ではありますが、袴姿だったり、大変珍しい「舞妓さん衣裳」をお選びになることもあります。

先日もすこし触れましたが、当店の舞妓さん衣裳をご紹介します。

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左が一般的な七五三振袖、そして右が舞妓さん衣裳です。

振袖と舞妓さん衣裳の一番の違いは、振袖が裾を上げるのに対し、舞妓さん衣裳はいわゆる「お引きずり」となります。移動する際、外へ出られる際は右手でたくし上げるなどしなくてはなりません。その為、当店では外出用衣裳ではなく、写真撮影専用とさせて頂いています。

また帯周辺にも違いがあります。
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舞妓さん衣裳の帯は幅が大きく、金が主体となっており豪華絢爛です。

またうしろ姿は一目瞭然の違いがあります。
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右(振袖)の場合、帯は飾り結びとなっていますが、舞妓さん衣裳はだらりと下がった状態のままです。皆さんもこの帯に舞妓さんを思い浮かべるのではないでしょうか?

更には後ろの衿周りにも違いがあります。
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こちらは振袖の後ろの衿まわり。

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こちらが舞妓衣裳の後ろの衿周り。背中が少しだけ見えてしまうくらいに後ろ衿が下がっています。これを「衿を抜く」というのですが、花嫁衣裳である白無垢や色打掛と同様になっています。ちょっと大人っぽい衣裳と言えるでしょう。

この舞妓さん衣裳に合わせるお履物と言えば草履・・・ではなく「ぽっくり」です。

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こちらは通常の草履と比べて高さがあるので、裾を下ろして着用する舞妓さん衣裳にはぴったりです。
高さが出ることで、舞妓さん衣裳を着用した姿はさらに華やかになり、雰囲気も高まります。

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撮影アイテムのひとつ、『番傘』の使用でさらに素敵になること間違いなしですよ~!

最近の七五三はお宮参りではなく、写真撮影(前撮り)がメインとなっています。
しかも和装ではなく、かわいいドレスでの撮影が楽しみのようです。確かにお子様のドレス姿はかわいいですし、残しておきたい姿でしょう。しかしお子様の和装姿だって負けず劣らずに魅力的でかわいいんです。

ドレスは七五三の年ではなくても写真館に行けば撮影できますが、和装は七五三だからこそのものです。
「普通の振袖じゃ物足りない・・・」というパパママ、そしてお嬢様にはご紹介したような舞妓さん衣裳が大変おすすめです。なかなかない衣裳ですし、舞妓さんは女の子が憧れる姿でもありますからね。

abitoにはご紹介した物も含めて二着の舞妓さん衣裳をご用意しています。

気になる方、ご興味のある方は気軽にご来店下さい。いつでもご見学していただけますからね 
※ご来店の際はご予約くださいます様お願い致します。
 

和婚で人気の綿帽子は種類が豊富にあります

神社挙式、和装前撮りと最近では和婚の人気が高まっています。

以前は和装=かつらという方程式が極当然でしたが、最近はほとんどの方が洋髪で和装を着用されます。しかし和婚の人気が高まるにつれ、「綿帽子」を希望される方が増えています。
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ただし、基本的に綿帽子を着用する場合はかつらが必須です。
とは言え、洋髪の需要が多いので今では洋髪でも綿帽子姿を実現することも可能です。

そんな人気の高まっている綿帽子。
イメージでは「真っ白」だとは思いますが、実は様々なバリエーションがあります。今回はabitoの綿帽子ラインナップをご紹介いたします。

定番の白

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みなさんがイメージする綿帽子とはコチラではないでしょうか?  

赤の入った紅白の綿帽子

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縁取りに赤の入った綿帽子

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裏地が赤の綿帽子

ほんの少しだけでも赤が入るだけで、白無垢での綿帽子姿が華やかになります。はこせこや末広なども赤の入ったもので組み合わせると、より一層華やかになります。  

 

刺繍入り綿帽子

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白金の鶴刺繍要りの綿帽子。

高貴さを漂わせる雰囲気がありつつも、決して派手ではないので奥ゆかしさすら感じる綿帽子です。
和装前撮りでもアリですが、神社挙式に大変おすすめの逸品です。

金銀箔鶴入り綿帽子

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金と銀の箔であしらわれた鶴柄、そして紅の裏地がとっても豪華な綿帽子です。
当店の品揃えの中でもっとも派手やかな綿帽子です。白無垢姿を華やかにされたい花嫁におすすめです。

 

洋髪用綿帽子

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冒頭でも触れましたが、こちらは洋髪専用の綿帽子です。

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かつら用の綿帽子と比べると一目瞭然でひと回りほど小さめです。
かつらに比べると洋髪のボリュームが少ないので、それに合わせて小さめに作られています。

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こちらは洋髪用の綿帽子キーパーという商品です。

こちらと洋髪用綿帽子を組み合わせることで、しっかりとした綿帽子姿を実現することができるんです。実際にこれらを使用して作り上げた花嫁姿がこちらです。

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かつらを使用しなくても、こんなに素敵な白無垢花嫁に変身できるんです。今の花嫁世代のニーズに応えた画期的な商品だと思います。本当に便利で、花嫁様達にも大変喜ばれています。

 

 

最後に

かつらでも洋髪でも和装姿はとても素晴らしいものです。
一時はドレスばかりで和装は全く見向きもされない時代もありましたが、今では多くの方が和装花嫁姿をご希望されます。和装の復権に寄与したはなんと言っても洋髪です。

しかし和装ブームも一時的なものになってしまうかもしれないと危惧しておりましたが、最近の綿帽子人気により、一時的なものではなく恒久的なものであると確信することができました。人間は本当に求める「事」、「物」に対してはその歴史を遡ることが多く、綿帽子もそのひとつだと思います。

結婚という人生の大きな節目に際して、「いつもと違う自分」「日本人として生まれた自分」を楽しめるのが和装姿であり、綿帽子姿です。そしてご自分だけでなく、生涯の伴侶となる旦那様をはじめ、ご両親やご家族、そしておじい様やおばあ様にも間違いなく喜んでいただけることでしょう。神社挙式や前撮りで和装姿になるのでしたら、せっかくですから綿帽子もお試しになってみてはいかがでしょうか? 洋髪のまま実現できる時代なのでもったいないと思いませんか?

今回ご紹介した全ての綿帽子、及び洋髪用綿帽子キーパーは単品だけ、またはセットでのレンタルにもご対応しています。
またabitoの和装前撮りプラン神社挙式プランでのご利用も承っておりますのでご相談下さい。

ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

 

 

 

 

2019年 ゴールデンウィーク営業日程

さて、明日から2019年のゴールデンウィークが始まります。

世間では「10連休」なんて言われていますが、我々のようなサービス業にとっては縁遠いことであり、他人事に過ぎません。しかしながらお客様からすれば「営業しているのかしら?」と思われたり、実際に営業予定の確認連絡を頂くことも。

ゴールデンウィークに限っては創業以来「めっちゃ忙しい!」ということは一度もなく、殆どの場合が開店休業状態のようです。なので衣裳のご見学や前撮り等々のご相談にはもってこいの時期とも言えます。

まずは営業日程をお知らせします。

2019年ゴールデンウィーク営業日程

4月 5月

2019年のゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)において、当店は4月30日のみお休みを頂きます。つまりは通常と変わらず、毎週の定休日である火曜日だけお休みするだけです。※ちなみに5月7日も火曜日なのでお休みです。

 

ご来店ご希望の際はご予約お願いします

営業日程はGWという物に一切左右されずに通常通りとなりますが、内部的にはスタッフが休んでいることもあるので、日によっては少ない人数でのオペレーションとなっていることもございます。お客様の貴重なお休みの時間を無駄にして頂きたくないので、ご来店ご希望の場合はご予約をお願い致します。フリーでのご来店の場合、スムーズにご案内できない場合もございますので予めご了承下さい。

 

 

最後に

我々のような業界の場合、火曜日や水曜日の定休日が非常に多いのが特徴です。
abitoの場合、火曜が定休なので4月30日が休みとなります。仲良くさせて頂いている北陸の同業のお店は水曜が定休なので5月1日、つまり新元号の令和元年初日がお休みされるそうです。

もしabitoの定休が水曜だとしても、今年に限っては間違いなく休日返上(または交換)で営業すること間違いなしです。
なぜならまさしく新元号の初日であり、新時代の幕開けだからです。そんな日に休むという選択はできません(他店の否定ではなく、あくまでも当店の考え方)。

「最初が肝心」
こんな言葉もありますし、数十年続く新しい時代の初日を休むことで後々の後悔の種にしたくはないですからね。もちろん、ゆっくり休んで新天皇の即位をお祝いするということも大切なのですが、天秤にかけるとやはり「開店」ですね。とは言え、「最後が大切」という言葉もあるので、平成最後の日に休むのも少々憚れているのもまた事実。ま、どっちもどっちですね。

また繰り返してのお知らせですが、令和元年初日の5月1日にabitoの新しいウェブサイトが公開されます。
衣裳小物(帯や草履、その他細々した小物)を気軽にひとつからレンタルいただけるようになり、その専門サイトとなります。完成度半分以下での見切り発車とはなりますが、全国でも見かけることの少ないコンテンツとなっています。

ご自分でお持ちの衣裳を小物のチェンジでイメージをチェンジできたり、小物が足りないことで着用を諦めていた衣裳を復活させたりできます。これは出費を抑えることにもなり、それと同時に「小物を選ぶ楽しさ」を感じていただけることでしょう。是非ご利用して頂きたいと思います。

【衣裳小物のレンタル専門店】のURLはこちら⇒http://www.abito-plus.com (※5月1日から公開)

新時代から始める新事業です。是非ともご贔屓に、そして多くのご利用をお願い致します。

 

 

七五三 七歳振袖の帯には様々な種類があります

七歳の七五三において着用する着物と言えば振袖です。

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振袖の「色」「柄」は衣裳を選ぶ上で最も重要視されるものですが、帯も重要なアイテムのひとつ。

同じ振袖でも、組み合わせる帯によって印象がガラッと変わるものです。この事については成人式の振袖でも、留袖や付下げでも同様のことが言えます。


でも一般の方で帯に関して詳しい方なんてそうそういるわけではありませんし、そもそもどんな帯があるかも知らないことが殆んど。詳しく知る必要性はありませんが、ほんのちょっとだけでも帯の世界を覗いておくと、お子様が七五三を迎えた時に何かの役に立つかもしれません。そういうことで、本日は七歳の七五三帯についてお知らせいたいと思います。

帯には色合いがたくさん!

意外と見ているようで見ていないのが帯。
「○○ちゃんは七五三でピンク着たんだよね~」と振袖の色は覚えていても、帯の色となると写真を見ないとわからないなんてこと多いと思います。ホントさまざまないろがあるんですよ。


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黄色
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この他にも黒系もありますが、これらは一般的な七歳の帯。

ブランドの帯となると柄のテイスト、色合いがガラッと変わってきます。
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どれも素敵でかわいい帯ばかりですが、振袖とのバランスがあるので、必ずしも組合せが上手くいくとは限りません。どうしてもこれらの帯を選びたいのであれば、逆に帯に合わせて振袖を選んでみてはいかがでしょう。

さてご紹介した帯は全て着付けによって結ばなくてはならない物ばかりです。
帯は結んでしまうと、途中で外すわけにはいきません。大人なら我慢ができる帯が結ばれた苦しさ、窮屈さもお子様にとっては苦痛しか感じないこともあります。

その苦しさを少しだけ和らげることができる帯をご紹介します。

作り帯

その名の通り、作ってある帯であり、違った言い方をすれば「簡易的帯」ですかね。
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このように二分式になっているのでギュウギュウと帯を締め付けられることはありませんし、既に形が作られているので崩れる心配もありません。

他にもこんな作り帯があります。
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そして変り種としてご紹介するのがこちら。
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こちらも作り帯ですが、他と違っている帯の両端が下に下がっている点です。
次に紹介する「だらり帯」を意識したデザインとなっています。

だらり帯

やはり名前どおり「だらり」と結びの両端が下がったものです。

こちらは通常の振袖の帯の後ろ姿。
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そしてだらり帯はこんな感じです。
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膝裏くらいまでだらりとさがった帯となっています。
このだらり帯、どこかで見たことあると思った方も少なくないのでは?はてはて、どこで見たんでしょうね。

正解はこちら。
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そう、舞妓さんのうしろ姿、そして帯がだらり帯なんですね。

私の京都の友人であった堀切さんという男衆(舞妓・芸妓さんを着付ける専門職)は、お嬢様の七歳の七五三で帯をだらりにしていました。とっても素敵でしたよ。

ちなみに当店には舞妓さんを思わせるこの二つのだらり帯だけではなく、舞妓さん風の七五三衣裳もご用意しています。着用してのお出かけはNGですが、撮影のみでしたらご着用可能です。

最後に

いかがでしたでしょうか、帯にも色や形、テイストと様々なものがあることがお分かりいただけたことでしょう。
七五三の振袖選びではどうしてもお着物だけに目が行きがちですが、帯にも注目して見ると着物の見方が変わってくるかもしれません。しかも帯にもこだわると、お店の方は「おぬし、やりよる・・・」じゃないですが、一目おかれることとなり、より丁寧な接客をしてくれるかもしれません。

今回ご紹介した帯は全て単品でのレンタルが可能です。
詳しくは令和初日の5月1日に開設予定のabitoが手がける【衣裳小物レンタルサイト】でご確認いただくか、直接のご来店やお電話にてお問い合わせ下さい。

 

衣裳小物レンタルサイト 準備が着々と進んでいます

令和元年5月1日、つまり新元号が始まる初日に開設を目指している栃木県初の衣裳小物専門レンタルサイトの進捗状況をお知らせします。


まず大前提として、5月1日の開設は目指していますが完成度は50%に達していれば御の字と言えるくらいでの発進となります。
そもそもウェブサイトの完成度に関しては100%ということはありえませんし、定期的なアップデートは欠かせないものです。まずは世に出すことが大切であり、コツコツとコンテンツを充実させて行こうと考えています。


第一弾のたたき台がこちらです。2019-04-21

悪くはないのですが、「レンタル小物専門サイト」として認識しやすいかと言えば「しづらい」かもしれませんね。

私もそう思ったので現在変更作業中です。変更点としては色合いを暖色系にし、サイト名のフォントカラーの変更、さらには説明文のフォントサイズを大きくするつもりです。その他ちょこちょことして変更箇所もあります。

そしてこの下はこのような感じです。
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敢えていっておきますが、記載されているレンタル期間や金額は「仮」で入れているだけで全く違くなりますのでお間違えなく。

このビジュアルを一見すると、「あれこんな感じのもの見たことがあるような・・・・」と思われることでしょう。そう、ネットショップにありがちですよね~。これに関してはこのままで行こうと思っています。


現在では多くの方がネットショップをご利用されているので、同じようにすることで「見やすさ」を感じていただけますし、違和感なく閲覧していただけると思います。また新たに開設するサイトに関してのテーマが「実店舗レンタルとネットレンタルの融合」です。今のところ、ネットレンタル対応は一部限定に留めようと考えていますが、今後の展開次第では全商品に拡大して行くかもしれません。


ま、状況次第で臨機応変に対応していこうと思っています。


令和が始まるまでもう10日しかありません。

この10日間で可能な限りコンテンツを作らねばならないので忙しくなりそうです。
レンタル期間、価格設定などを順次確定していくことも並行して取り組まねばならず、「本当に5月1日に間に合うのかな?」と私が一番不安に感じています。しかし数十年に一度の改元であり、新時代が始まるわけですから、この絶好の機会を見逃すわけにはいきません!!! 

新しいことを始めるに相応しい節目ですからね。

中途半端でも、納得が出来なくても、不十分でも必ず令和初日に開設します。
終わらせることより、まず始めることが何より大切だと思っています・・・ナイスな言い訳かもしれませんね★

ご自分の留袖を着用する際に気を付けること

息子様、あるいはお嬢様の結婚式において、お母様が着用する和服と言えば留袖です。
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多くのお母様が留袖をレンタルされますが、中にはお嫁入りの際にご両親が持たせてくれた留袖をお持ちの方もいらっしぃます。以前は嫁入りの際、留袖をはじめ付下げ、喪服一式等々を持参する慣習がありましたが、現在ではかなり少なくなっています。


そんなせっかく持たせてくれた留袖もそうそう着用する機会はなく、殆どの場合、長きに渡ってタンスに仕舞いっぱなしなんてよくあること。しかも一度も袖を通してない場合もあれば、持たせてくれた状態のままなんてことも少なくありません。

そして遂にそんな留袖を着用する時が・・・・すると様々な問題が勃発することがあります。

さてどんな問題があるのでしょう。

1.虫に喰われている

留袖はほとんどの場合、正絹、つまりシルクが素材となっています。
この正絹はたいへん虫に食われやすく、もし目立つような場所に穴が開いていると着用する気も失せてしまうもの。長年しまいっぱなしの場合はそのリスクがかなり高いので、予め虫喰いされていないか確認する必要があります。

万が一、虫に喰われている場合は購入した呉服店にご相談することをおすすめします。
「かけつぎ」という修理で、以前の姿を取り戻すことも出来ます。

しかし一番大切なのは、虫喰いされないように定期的に「虫干し」することと、樟脳などで虫の侵入を防ぐことです。

2.黄ばみ、カビの発生

やはり長年しまいっぱなしにしていると、「黄ばみ」「カビ」などが現れてしまう場合があります。
「黄ばみ」は特に留袖の比翼(裏地)・長襦袢などに発生しますが、正絹という素材においては致し方ないことでもあります。しかしどんな状態で仕舞うかによって進行の速さも違ってきます。

着用後はクリーニングをかけ、汗や皮脂を取り除くことが大切です。
またカビにも言えることですが、湿度が何と言っても大敵です。やはり定期的に虫干しすることが何より重要だと思います。

3.どこにしまったか忘れてしまう

日常的に使わないものは目にする場所にしまうことなく、奥のまた奥へしまいがちになります。
頭の中では「あそこにしまっているはず」と思っていても、その場所をいくら探しても見当たらない・・・なんてこともあります。引越しの際に紛失してしまったり、実家に戻してしまったりすることもあるようです。

年に一回は虫干しも兼ねて、保管場所を確認してみてはいかがでしょう?

4.サイズが・・・

前述の通り、嫁入りに際に持たせてくれた留袖を「お母様」としての立場で着用する時は20年近くの月日が流れています。知らず知らずに太ってしまい、お持ちの留袖が小さくて着れない場合もあります。結婚式前に余裕をもって一度袖を通し、サイズを確認すべきでしょう。もしサイズが合わなくても、時間に余裕があれば違った選択が出来ますからね。つまりレンタルに切り替えられます。

5.柄が・・・

20年前に仕立てた留袖の柄はその当時の年齢に合わせて選んでいる場合があります。
果たして20年後の年齢でも違和感なく着用できる柄なのかも要確認です。「持ってる留袖は派手すぎるので・・・」といってレンタル下さる方も多いんですよ。

6.小物は全部揃っていますか?

一言で「留袖」といっても、着物だけでは着用することは出来ません。
全ての小物や付属品が揃ってこそなのです。

留袖という着物の他に必要な物は以下の通りです

【長襦袢】【帯】【帯揚げ】【帯締め】【帯枕】【前板】【衿芯】【腰紐】【伊達締め】【草履】【コーリンベルト】【肌襦袢】【裾除け】【足袋】と以上の小物は必ず必要となります。その他任意として【バック】【末広】も用意していた方がいいでしょう。

何が必要なのかを十分にご理解されている方は少なく、何が足りないのかがわからない方は非常に多いんです。さらには着物はあっても、小物が見つからなかったりすることも多いんです。

もちろん、日常の物ではないのでわからなくて当然なのですが、そのままだといざという時に大変困りますからね。前知識としてインプットしておけば問題ないのですが、そうでない場合は着付けしてくださる美容室や着付け師の方に前もって確認して頂くと安心ですよ!

7.しわはありませんか?

長年しまいっぱなしのままだと、間違いなく「しわ」が発生しています。また折じわも強力になっていますので、ご着用前に一度アイロンをお掛けすると良いでしょう。しかし大切な留袖、アイロンがけで失敗したくないですよね。

アイロンがけにおいて間違ってもしてはならないのは「直接アイロンを当てること」です。
アイロンを当てる際は大きめの木綿の布を用意し、その上からスチーム状態でかけるとしわは直ぐに取れてしまいます。注意点としては同じ箇所に長く当てすぎないことです。

またどうしてもスチームで蒸気が留袖に当たるので、しわが取れた後は和装ハンガーなどに掛け、湿気を取ることもお忘れなく。


以上、ご自分の留袖を着用する前に注意すべき点を取り上げてみました。
「留袖」という和装にフォーカスを当てましたが、付下げや訪問着、振袖や七五三祝着なども基本的には同じですので参考にしてみてはいかがでしょう?

最後に

特別な時の特別な装いは「思い入れのある自分の衣裳で」と考えて当然です。
余計な費用もかかりませんし、万が一汚したりしてもレンタル衣裳よりは気楽です。しかし着物を持ち、維持し、管理するのは決して簡単なことではありません。かといってとっても難しいものでもありません。

最低限の「虫干し」をし、保管場所の記憶、付属品についての知識があれば全く問題ありません。

ただ慣れないことは難しく感じ、面倒を感じるのもまた事実なんですよね。しかし着物だけではなく、自動車だって腕時計だった同じように定期的なメンテナンスが必要なので同じなんですよね。そう考えるとちょっと気持ちも楽になるのではないでしょうか?

縁あってご自分のものとなった着物です。
愛情をもって大切にされてみてはいかがでしょう?

 

サトシウェディング

サトシウェディング

「一体なんのこと?」・・・こう思われる方しかいないでしょう。


このサトシウェディングを簡単に説明すると、以前結婚式でabitoをご利用くださったお客様の名前が「サトシさん」。このサトシさんが今度は先輩をご紹介してくださり、サトシさんと変わらぬ結婚式をご希望とのこと。その為、我々で勝手に「サトシウェディング」と名づけました。
 

2年前のサトシウェディングの内容はこんなでした

そもそもサトシさんは結婚式を挙げるつもりはさらさらなく、写真だけで十分というお考えでした。
なのでまずは和装ロケーションプランをご利用くださったんです。
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ロケ地は一番人気の岡田記念館でした。

撮影が終わり、数日経過した頃に再びサトシさんから連絡をいただいたき、「やっぱり結婚式することにします」とのことでご相談をいただきました。その後神社挙式の方向で決まると、再び「せっかくだから親戚だけで披露宴しちゃおうかな」となり、宇都宮市内のレストランでのウェディングパーティーもついかとなりました。
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和装ロケ、神社挙式、レストランでのウェディングパーティーとお二人にはもちろん、ご家族やご親戚にも大変喜んでいただけたようです。

サトシさんからは「やっぱり写真だけじゃなく、式も披露宴もやっておいて良かった」と言っていただきました。

再びサトシさんから連絡が・・・

約2年の月日が過ぎ、再びサトシさんから連絡をいただきました。
「おれの先輩が結婚することになったんですけど、またお世話になろうと思います。実は俺達の結婚式の写真を見せたり、話しを聞かせると『オレもサトシ君になる!』っていうんですよ。あ、つまりおれと同じ内容が良いみたいです。」とのこと。

本当にありがたいお話しです。
実は当店(私)とサトシさんは結構長いお付き合いをしており、2年前の結婚式も「お客様」というより、私の友人や親戚の感覚で色々な手配やお手伝いをさせて頂いたんです。要はめちゃめちゃ親身になるだけでなく、仕事モードをOFFにしてのお手伝いだったわけです。

それがサトシさんにとって良かったのかもしれません。

やっぱり経験者のクチコミは効果抜群

実際にそんなサトシウェディングをされたサトシさんの口から出る体験談や感想は先輩にも響くんですよね。
そこには「ビジネス」も「打算」もなく、ただただ自分の気持ちだけしかなく、そして先輩にも自分と同じような結婚の思い出を作って欲しいという願いがあるからこそ。

みなさんも同じですよね。
知らない人に「あそこのラーメンは美味しい」と言われても、「ふ~ん」で終わってしまいますが、これが家族や友人だったら「一度行ってみよう!」となるはずです。なぜなら自分のことをよく知っているからでもありますし、信頼があるからこそでもあります。

今抱えている神社挙式案件はかなりあります

これまでも当店では神社挙式のプロデュース、並びお手伝いを数多く行ってきました。
最近感じるのは、本当に神社挙式を希望される方が増えたということ。現在当店で抱えている神社挙式案件はこれまでにない位です。

「既存の結婚式には抵抗があるけど、神社挙式なら検討しても良いかも」
このようにお考えの方が増えていますし、今後も続くことでしょう。神社挙式は20年前も20年後もその価値は不変で、ドライな言い方をすれば費用対効果が許容範囲ということなのでしょう。納得ですね。

最後に

ウェディング、結婚式にはそれ相応の高額な費用が必要となります。そしてその傾向は年を追うごとに上昇し続けた結果、「そんなに費用がかかるなら・・・」と結婚式を回避される方も増え続けています。
また高額な費用を支払っていただくウェディング業界はますます恭しいホスピタリティを提供しています。

当店も以前までは恭しくすることこそ正義だと思っていました。
しかし当店としては今後はサトシさんの結婚式の時のような「友人や親戚のようなお手伝いの仕方」を心がけていきたいと思います。

言葉で表現するとあたかもウェディング業界でよく使われる言葉になってしまうので控えますが、要はリラックスしてのご対応ですね。お客様ではありながらも、友人であるかのような関係性を築くことで信用だったり信頼が生まれ、人生の晴れの日を安心して迎えていただきたいですからね。