ご自分の留袖を着用する際に気を付けること

息子様、あるいはお嬢様の結婚式において、お母様が着用する和服と言えば留袖です。
IMG_8761

多くのお母様が留袖をレンタルされますが、中にはお嫁入りの際にご両親が持たせてくれた留袖をお持ちの方もいらっしぃます。以前は嫁入りの際、留袖をはじめ付下げ、喪服一式等々を持参する慣習がありましたが、現在ではかなり少なくなっています。


そんなせっかく持たせてくれた留袖もそうそう着用する機会はなく、殆どの場合、長きに渡ってタンスに仕舞いっぱなしなんてよくあること。しかも一度も袖を通してない場合もあれば、持たせてくれた状態のままなんてことも少なくありません。

そして遂にそんな留袖を着用する時が・・・・すると様々な問題が勃発することがあります。

さてどんな問題があるのでしょう。

1.虫に喰われている

留袖はほとんどの場合、正絹、つまりシルクが素材となっています。
この正絹はたいへん虫に食われやすく、もし目立つような場所に穴が開いていると着用する気も失せてしまうもの。長年しまいっぱなしの場合はそのリスクがかなり高いので、予め虫喰いされていないか確認する必要があります。

万が一、虫に喰われている場合は購入した呉服店にご相談することをおすすめします。
「かけつぎ」という修理で、以前の姿を取り戻すことも出来ます。

しかし一番大切なのは、虫喰いされないように定期的に「虫干し」することと、樟脳などで虫の侵入を防ぐことです。

2.黄ばみ、カビの発生

やはり長年しまいっぱなしにしていると、「黄ばみ」「カビ」などが現れてしまう場合があります。
「黄ばみ」は特に留袖の比翼(裏地)・長襦袢などに発生しますが、正絹という素材においては致し方ないことでもあります。しかしどんな状態で仕舞うかによって進行の速さも違ってきます。

着用後はクリーニングをかけ、汗や皮脂を取り除くことが大切です。
またカビにも言えることですが、湿度が何と言っても大敵です。やはり定期的に虫干しすることが何より重要だと思います。

3.どこにしまったか忘れてしまう

日常的に使わないものは目にする場所にしまうことなく、奥のまた奥へしまいがちになります。
頭の中では「あそこにしまっているはず」と思っていても、その場所をいくら探しても見当たらない・・・なんてこともあります。引越しの際に紛失してしまったり、実家に戻してしまったりすることもあるようです。

年に一回は虫干しも兼ねて、保管場所を確認してみてはいかがでしょう?

4.サイズが・・・

前述の通り、嫁入りに際に持たせてくれた留袖を「お母様」としての立場で着用する時は20年近くの月日が流れています。知らず知らずに太ってしまい、お持ちの留袖が小さくて着れない場合もあります。結婚式前に余裕をもって一度袖を通し、サイズを確認すべきでしょう。もしサイズが合わなくても、時間に余裕があれば違った選択が出来ますからね。つまりレンタルに切り替えられます。

5.柄が・・・

20年前に仕立てた留袖の柄はその当時の年齢に合わせて選んでいる場合があります。
果たして20年後の年齢でも違和感なく着用できる柄なのかも要確認です。「持ってる留袖は派手すぎるので・・・」といってレンタル下さる方も多いんですよ。

6.小物は全部揃っていますか?

一言で「留袖」といっても、着物だけでは着用することは出来ません。
全ての小物や付属品が揃ってこそなのです。

留袖という着物の他に必要な物は以下の通りです

【長襦袢】【帯】【帯揚げ】【帯締め】【帯枕】【前板】【衿芯】【腰紐】【伊達締め】【草履】【コーリンベルト】【肌襦袢】【裾除け】【足袋】と以上の小物は必ず必要となります。その他任意として【バック】【末広】も用意していた方がいいでしょう。

何が必要なのかを十分にご理解されている方は少なく、何が足りないのかがわからない方は非常に多いんです。さらには着物はあっても、小物が見つからなかったりすることも多いんです。

もちろん、日常の物ではないのでわからなくて当然なのですが、そのままだといざという時に大変困りますからね。前知識としてインプットしておけば問題ないのですが、そうでない場合は着付けしてくださる美容室や着付け師の方に前もって確認して頂くと安心ですよ!

7.しわはありませんか?

長年しまいっぱなしのままだと、間違いなく「しわ」が発生しています。また折じわも強力になっていますので、ご着用前に一度アイロンをお掛けすると良いでしょう。しかし大切な留袖、アイロンがけで失敗したくないですよね。

アイロンがけにおいて間違ってもしてはならないのは「直接アイロンを当てること」です。
アイロンを当てる際は大きめの木綿の布を用意し、その上からスチーム状態でかけるとしわは直ぐに取れてしまいます。注意点としては同じ箇所に長く当てすぎないことです。

またどうしてもスチームで蒸気が留袖に当たるので、しわが取れた後は和装ハンガーなどに掛け、湿気を取ることもお忘れなく。


以上、ご自分の留袖を着用する前に注意すべき点を取り上げてみました。
「留袖」という和装にフォーカスを当てましたが、付下げや訪問着、振袖や七五三祝着なども基本的には同じですので参考にしてみてはいかがでしょう?

最後に

特別な時の特別な装いは「思い入れのある自分の衣裳で」と考えて当然です。
余計な費用もかかりませんし、万が一汚したりしてもレンタル衣裳よりは気楽です。しかし着物を持ち、維持し、管理するのは決して簡単なことではありません。かといってとっても難しいものでもありません。

最低限の「虫干し」をし、保管場所の記憶、付属品についての知識があれば全く問題ありません。

ただ慣れないことは難しく感じ、面倒を感じるのもまた事実なんですよね。しかし着物だけではなく、自動車だって腕時計だった同じように定期的なメンテナンスが必要なので同じなんですよね。そう考えるとちょっと気持ちも楽になるのではないでしょうか?

縁あってご自分のものとなった着物です。
愛情をもって大切にされてみてはいかがでしょう?

 

サトシウェディング

サトシウェディング

「一体なんのこと?」・・・こう思われる方しかいないでしょう。


このサトシウェディングを簡単に説明すると、以前結婚式でabitoをご利用くださったお客様の名前が「サトシさん」。このサトシさんが今度は先輩をご紹介してくださり、サトシさんと変わらぬ結婚式をご希望とのこと。その為、我々で勝手に「サトシウェディング」と名づけました。
 

2年前のサトシウェディングの内容はこんなでした

そもそもサトシさんは結婚式を挙げるつもりはさらさらなく、写真だけで十分というお考えでした。
なのでまずは和装ロケーションプランをご利用くださったんです。
017
ロケ地は一番人気の岡田記念館でした。

撮影が終わり、数日経過した頃に再びサトシさんから連絡をいただいたき、「やっぱり結婚式することにします」とのことでご相談をいただきました。その後神社挙式の方向で決まると、再び「せっかくだから親戚だけで披露宴しちゃおうかな」となり、宇都宮市内のレストランでのウェディングパーティーもついかとなりました。
072 211

和装ロケ、神社挙式、レストランでのウェディングパーティーとお二人にはもちろん、ご家族やご親戚にも大変喜んでいただけたようです。

サトシさんからは「やっぱり写真だけじゃなく、式も披露宴もやっておいて良かった」と言っていただきました。

再びサトシさんから連絡が・・・

約2年の月日が過ぎ、再びサトシさんから連絡をいただきました。
「おれの先輩が結婚することになったんですけど、またお世話になろうと思います。実は俺達の結婚式の写真を見せたり、話しを聞かせると『オレもサトシ君になる!』っていうんですよ。あ、つまりおれと同じ内容が良いみたいです。」とのこと。

本当にありがたいお話しです。
実は当店(私)とサトシさんは結構長いお付き合いをしており、2年前の結婚式も「お客様」というより、私の友人や親戚の感覚で色々な手配やお手伝いをさせて頂いたんです。要はめちゃめちゃ親身になるだけでなく、仕事モードをOFFにしてのお手伝いだったわけです。

それがサトシさんにとって良かったのかもしれません。

やっぱり経験者のクチコミは効果抜群

実際にそんなサトシウェディングをされたサトシさんの口から出る体験談や感想は先輩にも響くんですよね。
そこには「ビジネス」も「打算」もなく、ただただ自分の気持ちだけしかなく、そして先輩にも自分と同じような結婚の思い出を作って欲しいという願いがあるからこそ。

みなさんも同じですよね。
知らない人に「あそこのラーメンは美味しい」と言われても、「ふ~ん」で終わってしまいますが、これが家族や友人だったら「一度行ってみよう!」となるはずです。なぜなら自分のことをよく知っているからでもありますし、信頼があるからこそでもあります。

今抱えている神社挙式案件はかなりあります

これまでも当店では神社挙式のプロデュース、並びお手伝いを数多く行ってきました。
最近感じるのは、本当に神社挙式を希望される方が増えたということ。現在当店で抱えている神社挙式案件はこれまでにない位です。

「既存の結婚式には抵抗があるけど、神社挙式なら検討しても良いかも」
このようにお考えの方が増えていますし、今後も続くことでしょう。神社挙式は20年前も20年後もその価値は不変で、ドライな言い方をすれば費用対効果が許容範囲ということなのでしょう。納得ですね。

最後に

ウェディング、結婚式にはそれ相応の高額な費用が必要となります。そしてその傾向は年を追うごとに上昇し続けた結果、「そんなに費用がかかるなら・・・」と結婚式を回避される方も増え続けています。
また高額な費用を支払っていただくウェディング業界はますます恭しいホスピタリティを提供しています。

当店も以前までは恭しくすることこそ正義だと思っていました。
しかし当店としては今後はサトシさんの結婚式の時のような「友人や親戚のようなお手伝いの仕方」を心がけていきたいと思います。

言葉で表現するとあたかもウェディング業界でよく使われる言葉になってしまうので控えますが、要はリラックスしてのご対応ですね。お客様ではありながらも、友人であるかのような関係性を築くことで信用だったり信頼が生まれ、人生の晴れの日を安心して迎えていただきたいですからね。

 

新元号【令和】を記念して特別な和装前撮りプランが始まります

あと2週間ほどで30年に及ぶ平成という時代が終わります。

平成が終わってしまう寂しさもありますが、同じくらいに令和という新時代の幕開けにワクワクしているのは私だけではないでしょう。


このワクワク感を新たに始まる令和元年という特別な時にご結婚されるお二人と分かち合いたいと願っています。
そこで新元号を記念した特別な和装前撮りプランを発表することになりました。

それが「岡田記念館Specialプラン」です。

令和岡田記念

abitoでダントツの人気を誇る岡田記念館での和装前撮りプランに三つの嬉しい特典をお付けしました。

新元号が始まる令和元年5月1日の撮影からご利用いただけます。
※ご相談、お申し込みは受付開始しています。

気になる特典は毎回皆様に喜んでいただいている「打掛二着目無料」の他にもございます。

abitoの和装前撮り専門ウェブサイトでご確認いただくか、もしくはお電話やメールでお問い合わせ下さい。

この記念プランは毎月限定組数のみのとなりますので、前撮りをご検討中の方はぜひお早めに!

☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

結婚式のディスプレイで使える小物もレンタル開始します

Wedding Dress abitoは昭和61年8月に『ブライダルファッション楓』として栃木県宇都宮市で創業し、以来30年以上に渡って貸衣裳店として、あるいはレンタルドレスショップとして多くの方々に節目の衣装のお貸し出しをしてきました。

今年の4月30日をもって「平成」という時代が終わり、『令和』という新しい時代が始まります。

この改元という数十年に一度の節目に、abitoとしても新たな取り組みを始めて行きたいと考えてきました。
そして二つの新しい取り組みを始めることになりました。ひとつはブログでも何度がお知らせしていますが、「衣装小物レンタル」です。これまでも小物だけのレンタルに対応してきましたが、令和からはabitoから積極的に発信していきます。
※現在、小物レンタル専門ウェブサイトを構築しており、令和5月1日の開設を予定しています。

そしてもうひとつは衣装以外のレンタルの開始です。

これまでabitoは衣装だけのレンタルに特化してきましたが、令和からは様々なものをお貸し出ししていきます。本日はそのメインとなるレンタル商品をご紹介していきます。

1.トルソー(マネキン)

IMG_9092 IMG_9091

当店でドレスやタキシードをディスプレイしているトルソーもレンタルしていただけます。
日常生活では全く必要のないものですが、いろんな使い方があるのではないでしょうか?

例えば結婚式。
新郎新婦のリンクコーデを飾ったり、お友達に寄せ書きしてもらったTシャツを飾ったり、警官や消防官の方の制服を飾ったりすることが出来ます。またお葬式では故人の記念の衣装を飾って見送ることも・・・・。

※ディスプレイ小物のレンタルは一般の方だけ出なく、法人への貸し出しも致します。

 

2.金屏風

IMG_9097 IMG_9096

どういうわけか、abitoには四隻の金屏風があります。

こちらの使い方としては例えばご自宅での結婚のお披露目などにいかがでしょうか?
また和風の展示物の飾りとして、カメラマンさんなら和装の撮影小物として、割烹や料亭を営んでいる方なら様々な使い勝手があると思います。こちらに関しては短期だけでなく、長期のレンタルにも対応いたします。

 

 

3.衣桁・撞木

IMG_9094 IMG_9095

打掛や振袖を飾る衣桁(いこう)、そして帯を飾る撞木(撞木)もレンタル可能です。

結婚式で思い出の振袖を飾ったり、前撮りで着用した打掛を飾るとゲストの方々が注目されることでしょう。また和食を提供する飲食店さんの場合は、フロアの一角にこの衣桁で打掛を飾ることで、お客様のおもてなし向上に繋がります。※展示用白無垢、色打掛のお貸し出しもご相談下さい。

こちらに関しても短期だけでなく、長期のレンタルも可能です。

 

 

4.ディスプレイチェアー・ディスプレイラダー

IMG_9093 IMG_9090

結婚式など華やかなイベントで思い出のアルバムや写真を飾るのにお使いいただける椅子やハシゴもご用意します。

 

 

5.赤毛氈(もうせん)

IMG_9089

いわゆる赤じゅうたんですが、長さが5mと10mをご用意しています。
展示会の絨毯として、または野外でのレッドカーペットとしてもご利用いただけます。特に野外でのオリジナルな結婚式ではヴァージンロードとしてもお使いいただけることでしょう。

5m、10mどちらのサイズとも数本ご用意しています。

 

 

6.その他

IMG_9076 IMG_9077 IMG_9078

その他、「買うほどではない」「一度きりしか使わない」・・・だけど出来ればこの時に使いたいという小物もご用意しています。アンティークのボストンバックやキュートな絵柄のハットケース、ネコ足のテーブルや椅子などもご用意しています。

 

 

最後に

今回ご紹介した新たにお貸し出しする品々はこれまで当店の「備品」でしかありませんでした。
数年前なら「場所ばかりとってちょっと邪魔だな」と思っていたものばかりですが、それはいつも見慣れていて見方がいつも同じだったからだと気付きました。
必要のない方にとっては価値はまったくない物でしかありませんが、「こんなの貸してくれるお店を探していた!」という方にとっては目から鱗の商品ではないでしょうか?現在のところ、栃木県外へのお貸し出しには消極的で、基本的には県内の方々だけへのお貸し出しを想定しています。金屏風など大型の商品につきましては有料とはなりますが配送もご利用いただけます。

実際、どれだけの需要があるかは未知数でしかありません。
しかし令和という新しい時代を迎えるに当たって、abitoとしても「とにかく新しいことを始めたい!」と考えた結果、このようなことを始めることとなりました。

ちなみにご紹介した以外にも衣裳用ラック(大・中・小)や、ハンガー、ディスプレイ用ウェディングドレスなども順次レンタルを開始する予定です。これらに関しても5月1日に開設する新ウェブサイトでご紹介していきますので、気になる方はぜひ令和初日をお待ち下さい。

 

 

振袖コーディネート 帯編

振袖をはじめ、お着物はどんな小物を合わせるか、つまりコーディネートするかで雰囲気がガラッと変わります。

衿元、ショール、草履バックも雰囲気を変えますが、何より最も雰囲気を変えるのは「帯」と言って過言ではないでしょう。シンプル・ゴージャス・クラシック・キュート・エレガントと振袖の帯にも様々なテイストがあります。

どんな帯を合わせるかはご本人次第。

結局、帯選びに正解などはなく、好みに左右されるものです。ここが難しいところなのですが、また同時に楽しみでもあり、センスが問われる訳でもあります。もちろん当店ではアドバイス、そしてお似合いになる数本の帯をご提案しますが、どれにされるか最終の判断はお客様に委ねています。やっぱり人に決められるより、自分で決めた方が納得しますしね。


さて当店には数多くの振袖の帯があります。

今回はラインナップの一部をご紹介します。
※数が多いので説明はなしで、画像のみでのご紹介となります。

FullSizeRender IMG_8873 IMG_8874 IMG_8877 IMG_8878 IMG_8879 IMG_8880 IMG_8881 IMG_8882 IMG_8885 IMG_8886 IMG_8887 IMG_8888 IMG_8889 IMG_9032 IMG_9034 IMG_9036 IMG_9039 IMG_9042 IMG_9045 IMG_9046 IMG_9048 IMG_9050 IMG_9053 IMG_9055 IMG_9058


この他にも振袖の帯はたくさんご用意しています。

これまでも「帯だけレンタルしたい」というご要望にお応えしてきましたが、あくまでも受身でのご対応でした。今後は積極的に「帯だけレンタル」を発信し、お母さまの振袖、つまり「ママ振り」で成人式に臨まれる方々にご利用して頂こうと考えています。

20年前の振袖だって、帯だけ変えるだけ雰囲気がイマドキとなりますからね。

小物だけレンタルのウェブサイトは5月1日に公開予定です。ぜひ令和になったらご覧になって見てください。

振袖コーディネート ショール編

レンタル衣装に付属する小物だけのお貸し出しを始めるにあたり、ラインナップされる商品を少しずつご紹介していこうと思います。


「小物」と一口に言っても、打掛小物だったり、振袖小物だったり、留袖小物だったりと、衣装の種類だけあるので膨大な量となります。なのでカテゴリーで分けてご紹介していきます。


今回から数回にわたってご紹介する小物は成人式振袖になくてはならない小物です。
今日はその小物の中でも晴れ着姿を更に華やかなに演出してくれるショールをご紹介します。

①ホワイトショール

IMG_8906

最もベーシックな白のショールはやはり一番ご利用されることがあります。
これぞ成人式!という雰囲気がありますね。

 

②ブラックショール

IMG_8907

ホワイトショールとは真逆の黒ですが、真っ赤な振袖などに合わせるととっても素敵です。
ちょっと大人っぽさを演出したい方におすすめです。

③ブラックショールに白羽

IMG_8905

真っ黒も良いけど、それだとちょっと・・・という方にはこちらですね。
相反する色合いなのでメリハリがあり、おしゃれ感があります。

④ホワイトショールに黒羽

IMG_8901

こちらは③のショールの逆バージョン
白が主体となるのでかわいらしさを感じます。

⑤ホワイトショール×パープル

IMG_8903

ほんのりパープルが色付いた優しい色の組合せです。
ちょっとしたこだわりをお持ちの方におすすめです。

⑥ホワイトショール×ベビーピンク

IMG_8902

こちらはピンクバージョン。
キュートな色や柄の振袖にピッタリのショールです。

⑦パープルショール

IMG_8899

ところどころに銀がちりばめられ、キラキラと輝きます。
やはり紺や紫系の振袖と組み合わせてほしい商品です。

⑧シルバーフォックスショール

IMG_8898

毛皮のフェイクですが、マーブルの色合いが豪華さを演出します。
当店でも人気の商品で、真っ先に予約が埋まってしまうのでレンタルできたらラッキーなショールです。

最後に

いかがでしたでしょうか?
振袖のショールと言えば一番目に紹介したホワイトショールを思い浮かべる方が多いと思います。
もしかしたら「白だけしかないのでは!?」と思っていませんでしたか?ご紹介した通り、ショールにも様々なものがあり、振袖の色や柄、ご本人の好みによって選ぶことができるのでコーディネートが楽しくなりますね。

当店では振袖一式をレンタルされたお客様にはサービスでショールをお付けしています。
しかし最近ではお母様やお姉さま、もしくはご親戚の振袖を成人式でご着用される方が増えています。振袖は帯やショール、その他の小物を変えるだけで見た目がかなり違ってきます。

例え数十年前の振袖だとしても、小物を変えればかなり「イマドキ振袖コーデ」に大変身します。

当店では今後、積極的に小物だけのレンタルを展開していきます。
今回はショールをご紹介しましたが、「草履バックセット」「帯」「髪飾り」など、コーディネートが楽しくなる小物を順次ご紹介していきます。また小物レンタル専門のウェブサイトも構築中ですので、完成後は常時ご覧頂けるようになりますのでお楽しみに!

 

 

 

6日連日の桜ロケーションフォト

4月3日から本日8日にかけて、6日連続の桜ロケーション撮影で多くのカップル様の一生の宝物となる思い出づくりのお手伝いをさせて頂きました。

さすがに疲労は溜まってきて体のキレはなくなってきましたが、素敵なお客様に恵まれ続けてきたので充実感と何の問題もなく撮影が出来た安心感で満たされています。


今年は例年に比べ、かなり満開状態が長いので本当にありがたかったです。

あまり撮影の様子をスマホで残すことはできませんでしたが、少しだけご紹介したいと思います。

4月5日(金)

IMG_8824

この日は桜ロケを終えた後、お勤め先でも撮影させて頂きました。
ご家族も6人集まっていただき、賑やかな中での思い出づくりとなりました。

4月6日(土)

IMG_8825
満開のピンクの桜にかわいい黄色の菜の花、そして雲ひとつない青空・・・ただ風が強かったのだけが残念でした。
それでもお二人が頑張ってくださったので、とても素敵な写真が撮影できました。新婦のご両親もお越しになり、ご家族にとっても記念の一日になったことでしょう。

4月8日(月)

IMG_8829本日は曇り空からの撮影スタートでしたが、時間が経過するほど天候も良くなり、結果的にはもしかしたら一番撮影しやすい日だったかもしれません。
お二人の共通のご趣味であるロードバイクをお持ち込みいただき、お二人らしさ全開の桜ロケとなりました。午後は移動して岡田記念館でも撮影し、充実の和装前撮りになったのではないかと思います。

最後に

多分、abitoの撮影時間は他と比べてかなり長いと思います。
なのでお客様の疲労度も他と比べると相当高いはずです。中には「もう終わりにしましょう・・・」とお客様に言わせてしまったこともある位です。実際、例えばライトプランの50カットをただ撮影するだけなら1時間で十分です。

でもそれではお客様の満足度はきっと30%行くかどうかでしょう。
やはり目指す満足度は100%以上であり、その先には「前撮りに後悔なし」という領域です。だって一生に一度のことですから。

この連日でお迎えしたお客様がどのくらいの満足度を感じていただけているかを考えると不安しかありませんが、この不安を糧にさらに前進していきたいと思っています。

最後になりますが、一生の思い出となる撮影にabitoをお選びくださり大変光栄に思うと共に、本当に感謝しております。来年以降、春を迎えるたびにabitoをほんのちょっとでも思い出してくださったら嬉しいです!

 

 

 

レンタル衣装のお渡し方法は三つございます

4月に入って春のウェディングシーズンが開幕です。

abitoでは婚礼衣装だけでなく、ご両親の衣装である「留袖」「モーニング」も取り揃えているので、毎週のようにセットしてお渡ししています。


この衣装のお渡し方法ですが、お客様によって様々です。

abitoでは衣装のお渡し方法が3つございます。

①ご来店でのお渡し

基本的に、そして殆んどの方がこのお店でのお渡しです。
ご使用日の前日、または前々日にabitoにお受け取りに着て頂きます。この場合、ご使用後はお店に直接返却いただいています。

②郵送によるお渡し

遠方でのご着用の場合、この郵送を選択される場合もございます。
セットされた衣装はそれなりの大きさになるため、ご自分で式場まで持参するのは決行大変な作業となります。お帰りも同様になりますからね。
なので式場までの郵送がとっても便利です。ご返却も式場から送っていただければ、ご負担も軽減されます。
IMG_8827

このような郵送専門のボックスで送っています。
ちなみに郵送料はお客様のご負担とさせて頂いておりますので、予めご了承下さいませ。

③ご自宅またはご指定の場所までのお届けでのお渡し

「ご使用日前は忙しくてお店まで取りに行けない」「着付けする場所まで持っていくのが面倒」
そんなお客様にご利用いただいているのが、当店スタッフによる配送サービスです。
ご指定の時間にご指定の場所まで当店の車でご使用される衣装をお届けしています。ただしお届けが不可能なエリアもございますので、予めのご確認をお願いしております。

また当店の営業時間外の配送サービスは行っておりませんのでご注意下さい。

最後に

当店の衣装レンタル期間は基本的に二泊三日となり、この期間を延長する場合は別途料金が発生致します。
しかしながら、遠方でのご利用であったり、お仕事の都合などによる早めのお貸し出しや遅めのご返却には柔軟に、そして臨機応変にご対応させて頂いておりますので、当店においてはほぼほぼ延長料金を頂いたことがございません。

なのでお客様のご都合に合わせて店舗でのお渡しも、郵送も、配送もご対応しますのでお気軽にご相談下さい。

ただ中にはご返却の催促連絡をしても、なかなかお返しくださらない場合もあります。
延長料金はともかく、ご利用いただいた衣装を次にご利用される方もいらっしゃることも考慮して頂き、お早めのご返却をお願いしています。

 

小物ひとつからレンタルしていただけるようになります

当店のような「貸衣裳店」または「ドレスショップ」は様々な衣装をお貸しすることを生業としています。


例えばウェディングドレス
%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%82%b9%e3%82%a2%e3%83%b3%ef%bc%93

当店でレンタルして頂くと、様々な小物もお付けしています。
■ウェディングシューズ ■ネックレス ■イヤリング ■ペチコート(パニエ) ■グローブ ■ティアラ ・・・などなど。


例えば留袖

留袖新作 001

留袖をレンタルして頂くと「帯」「長襦袢」「帯締め」「帯揚げ」「腰紐」「伊達締め」「草履」「バック」などの小物がセットとなっています。


ドレスにしても留袖にしても創業以来30年以上もこのようなシステムでしたし、今後も変わることはありません。


しかし最近、中には「小物だけ」をレンタルしたいという方がいるのではないか?という考えが浮かびまくっています。実際、成人式ではお母様の着用された振袖を着る方が非常に増え、「帯だけレンタルしたい」「ショールだけレンタルしたい」というご要望も増えています。

ウェディングドレスにしても、ネットで購入される方が増えています。
この場合、ドレス本体だけの購入になるので「小物だけレンタルしたい」という方もいらっしゃるはず。


そんな方々のご要望の声にお応えして行こうと思います。

ドレス関連ではウェディングシューズだけのレンタルにもご対応します。
IMG_8822
サイズ・高さ共に豊富にご用意しています。

また留袖関連なら帯だけのレンタルも可能となります。
IMG_8823年代や留袖の柄に合わせてお選びいただけます。

この他、振袖・七五三・打掛・モーニング等々の様々なカテゴリーにおいても同様に小物だけのレンタルを展開してきます。


もちろん、これまでもこのようなご要望に応じてきました。
でもそれはそのような声をあげて下さる方がいるからであり、きっと多くの方が「多分小物だけはレンタルできないはず」と諦めてしまっていたのではないかと推測しています。

なのでこちらから小物だけのレンタル対応可能という情報発信をすることで、安心して声をあげていただこうと考えています。その為に、小物レンタル専門サイトの開設に向けて動いています。サイトをアップするまで暫くお時間を頂きますが、5月中には未完成でもアップできるよう頑張ります。


僅かかもしれませんが、皆さんにとってお役立ちするサイトになることでしょう。
 

結婚式における最優先事項は結婚式場?それともドレス?

プロポーズされ、結婚式をすると決めたらやっぱり結婚式場探しから始めますよね?

ドレスから探すという選択をする方はごく少数なはずです。


しかし「子供の頃から憧れたドレス」「夢に見たウェディングドレス」等々、抽象的なドレスへの羨望はよく耳にしますが、「憧れの結婚式場」なんてあまり聞きません。でも結婚式準備において、何よりも先に始めるのは結婚式場探し・・・何かおかしいですね(笑)



やはり現実的に結婚式における最優先事項は結婚式場のようです。

この宇都宮にも様々なタイプの結婚式場があります。
・クラシカルな雰囲気
・めっちゃナチュラル系
・白を貴重にした王道の会場
・水をテーマにした会場
・エキゾチックな雰囲気
・モダン&シンプル
・ホテル

いや~どんな結婚式場をピックアップし、最終的にどこに決めるのかはなかなか大変な作業だと思います。現在進行形で式場探しをされているカップルの方は頑張って下さいね。


そして結婚式場が決まると、次ぎはドレス選びです。
ドレスも選び方は人それぞれ。
・会場の雰囲気に合わせて選ぶ方
・好きな色で選ぶ方
・結婚式(披露宴)のコンセプトに合わせて選ぶ方
様々です。

ところで、ドレスも結婚式場と同様に無制限で好きな物を選べるとお考えでしょうか?
実は残念ながら、無制限ではありません。決めた結婚式場直営、または提携ドレスショップが所有するドレスの中から選ばなくてはならないのが現状です。つまり自由に結婚式場を決めた後では自由にドレスが選べなくなってしまうという現実があります。

しかしそうは言っても、直営ならび提携ドレスショップの品揃えは豊富で、完全なる不満を抱えるほどではありません。しかし以前から気になっていたブランドやデザインのドレスが必ずしもあるとは限らず、場合によっては諦めざるを得ない場合があるんです。またブランドやデザインだけでなく、サイズや色も同様です。

それでも「どうしてもあのドレスが着たい!」と言った場合は、結婚式場とは無関係のドレスショップから「持ち込み」をするという手もあります。以前は子の持ち込みに対しては結婚式場側も比較的目を瞑ってくれたものですが、最近はそうでもありません。

もしドレスの持ち込みを希望すると、たいていの場合「挙式プランの特典が使えなくなります」とか、「プラン内に衣装代が含まれていますが、その分を引くことは出来ないので丸々■■万円分が無駄になってしまいます」とプランナーさんから伝えられます。また持ち込みするには「持ち込み料」をという別途経費がかかることが殆んど。

これらのことが重なり、「それじゃ、持ち込みは諦めよう」となることがほぼほぼなんですね。
結婚式場を決めた時点で、選べるドレスには制限が発生するという訳です。これが良いとか悪いとかはともかく、現在の日本のウェディングビジネスの現実なんです。

「結婚式場も好きに選び、ドレスも自由に探すにはどうしたら良いの?」
こう考えるかたもいらっしゃるでしょう。一見、「二兎を追う」のはワガママと思われがちですが、一生に一度の結婚式に「結婚式場」「ドレス」の二兎を追うことは全然わがままではなく、むしろ自然なことです。この自然なことが出来なくしてしまったウェディング業界、だから世間でいろいろと言われ、それどころか結婚式をする人が減少し続けてしまっていると言えるでしょう。

さてこの二兎を追う自然な欲求を満たす方法はいくつかあります。

そのうちのひとつだけお伝えしましょう!

その方法は簡単に言えば順序を逆にすること。
つまり先にドレスを決めてから、式場を探すという方法です。先にドレスを決めてしまい、「これ以外のドレスでは式はしたくない」と一言添えるだけ。ドレス選びのイニシアティブを結婚式場側に渡さず、自らが持つことです。
そしてプランや持ち込み料に関しても、「式場決定」をちらつかせて交渉することも大切です。

これで二兎をゲットできることでしょう。

「それなら当式場以外をお探し下さい」
こう言われることは殆んどないと思いますが、もし言ってきたとしたら、その式場はお客様を見ているのではなく、売り上げだけを見ているということなのでその時点で選択肢から除外すべきだと思います。打ち合わせとかも先が思いやられますしね。

もうひとつの方法に関してはまた後日お知らせします。

現在、abitoではこのもうひとつの方法を使っている最中でして、お伝えするにはタイミングが悪いんです。この方法は大変スムーズで、結婚式場側にとっても、そしてもちろん結婚されるお二人にとってもお互いがWin-Winになるのでベストではないかと思っています。


いずれにしても結婚式は一生に一度のことで、人生の中でも1、2位を争うくらいの出費が伴うものです。
ウェディング業界、結婚式業界の流れやシステムに左右されることなく、自分達の思うがままに準備を進めることができる権利があると思います。それには事前の情報収集が不可欠であり、なんでもかんでも受身になるのでなく、「交渉術」を駆使してイニシアティブを手にすることです。

他の結婚式場の見積を見せるだけで100万円の値引きもあるという世界です。
つけ入る隙は結構あると思います。何もせずに言われるがまま・・・これでは大変もったいない!頑張る価値はきっとあるはずです。