さぁ今年も紅葉の季節がやってまいりました。
当店では11月3日の昨日より紅葉ロケーションの撮影が始まり、二日連続で日光にある田母沢御用邸において連日二組のお客様をお迎えしました。
昨年は夏の台風により、紅葉する前に多くの葉が雨風により落ちてしまい、例年よりちょっぴり寂しいものでしたが今年は見事な紅葉具合です。
こちらは11月3日の御用邸の紅葉。
こちらは本日11月4日の紅葉です。
撮影した角度は違いますが、新郎新婦に程近いオレンジ色の葉は同じです。画像では伝わらないかもしれませんが、昨日に比べて色付きが深まっていました。たった一日だけで随分と違うものなんですよね。
本日も田母沢御用邸の紅葉は大変見事ではありましたが、最高潮にピークは今週末ではないかと思います。週末のお出かけに紅葉狩り・・・いかがですか?
ただしご注意いただきたいのは日光市街、そしていろは坂、日光街道はかなりの混雑するということ。やはり10時を過ぎると渋滞が始まります。昨日今日と私達は宇都宮から日光まで日光街道を利用して行きましたが、午前9:00前なのでほぼ渋滞に巻き込まれることなく現地入りできました。つまり少なくとも9:30前には日光に到着されるのがよろしいかと・・・。
二日で四組のカップル様の撮影をさせて頂いたので、(マジで)お疲れモード突入中です。しかし明日も同じ御用邸で七五三のロケ撮影があります。今夜は早めに休んで、明日に備えたいと思います。
当店をご利用いただいた四組のカップル様はみなさん素敵な方ばかりで、みなさんの一生の思い出となる撮影をお任せくださったことに心より感謝申し上げます。四組とも素敵な撮影となったので、早く画像を仕上げ、喜んでいただきたいです。
あ、これも書いておきます。
当店では撮影前に「ご希望のヘアスタイル」、そして「ご希望の撮影ポース」をお客様にリクエストして頂いております。
それぞれウェブで検索し、画像を保存してメールしてくださいます。ちょっと前まではその頂く画像はほぼほぼ県外他社が撮影されたものでしたが、最近では当店で撮影したポーズもお入れ下さることが多くなりました。
本日の花嫁様は「希望ヘアスタイル」としてこちらの画像を送って下さいましたが、これは当店撮影の画像です。何気ないことですが、大変嬉しく、光栄に感じています。もしかしたら他さんで撮影される方にも参考にしていただけているのかな?
和装前撮りのヘアスタイルに関しては、少しではありますが当店の専門ページに掲載されています。(こちらです)
良かったら参考にしていただけると大変嬉しいです。
白無垢の小物は白かそれともゴールドか?
婚礼和装である白無垢。
穢れのない白は花嫁の清廉性の象徴でもあります。
一般的に神社挙式などの「式服」として知られ、ウェディングドレス同様「貴方の色に染まります」という意味も含まれているとも言われています。また真っ白であり、いわば白装束でもあるので確固たる決意の現われの色とも言われます。
この白無垢を着るに当たり、時折お客様からご質問をいただく事があります。
「白無垢では全身白にするべきなんですか?」という質問です。
白無垢はもとより、中に着る【長襦袢】【掛下】そして【掛下帯】は基本白ですし、足袋だって白です。
それでは胸元に飾る【懐剣】や【ハコセコ】も白にするべきなのでしょうか?
画像で比較してみましょう。
こちらは懐剣やハコセコを白で合わせてみました。
全てが白で統一されると素敵ですよね。
そしてこちら。
こちらは小物をゴールドにしてみました。
やはりゴールドが入ると豪華さが増し、白とはまた違う雰囲気を醸し出しますね。
白無垢に合わせる小物は必ずしも「白」でなければならないというわけではありません。ご紹介したようにゴールドを合わせることもあれば、色付きの市松模様の小物を合わせることもあります。
また赤が入ったものを使用することも・・・
つまり「これが正解」ということがないという訳です。
白無垢の色である白は合わせる色を選びませんので、基本的にどんな色・柄にでもピッタリとはまります。ただアドバイスとしては、小物の柄や色は白無垢を着るシチュエーションによって変えてみてはいかがでしょう?
例えば白無垢での神社挙式からの披露宴と言った流れの場合は、挙式では白の小物、披露宴では他の色に変えるとちょっとしたお色直しになりますし、雰囲気も変わります。やはり厳かな神社挙式においては、白・ゴールド・赤以外はお選びにならない方が賢明ではないでしょうか。
逆に写真撮影だけの前撮りやフォトウェディングであれば、ご自分のお好みに合わせてセレクトしても全く問題はありません。
当店の和装前撮りにおいては、お客様のご希望が特に無い場合は基本的に小物は白で統一しています。
その理由は白無垢が一番美しく見えるからです。まぁ好みですね(笑)。
婚礼和装となると何かと決まりとか多くありそうに思われがちですが、意外と自由度があるものなんですよ。
いずれにせよ、「自分らしい白無垢姿」であることが何より大切ですね。我慢しちゃうと後々の後悔の元になっちゃいますからね。
どんな小物を合わせるにしろ、きっと素敵な白無垢姿にあるはずです。そして白無垢がどんなに素敵な婚礼和装であるかをお分かりいただけることと思います。
神社挙式と和装前撮りを同時に叶えるご提案
10月29日の月曜日、平日にもかかわらずこの日は神社挙式のサポートをさせて頂きました。
今回挙式されたお二人は東京にお住まいで、来年の六月に代官山で結婚式を予定されているとのこと。
そんな東京のお二人が宇都宮で神前挙式をされた理由はズバリ「花婿様のおじい様のため」です。お母様が宇都宮のお生まれということもあり、宇都宮とはご縁があり、神社を護国神社にされました。そして神前挙式は本当にご家族だけで行いました。
この日はお天気にも恵まれ、神社挙式に最高の一日となりました。
当店がお手伝いしたのはこんなこと。
■白無垢・紋付袴のレンタル及びお支度
■お母様、おば様方の留袖のレンタル及びお支度
■お父様方の紋付袴のレンタル及びお着付け
■挙式中のスナップ撮影
■挙式前の色打掛での和装前撮り(レンタルとお支度を含む)
この日のスケジュールは簡単に説明するとこんな流れでした
色打掛と紋付袴のお支度⇒挙式前に色打掛で前撮り(この間にご家族のお支度)⇒撮影終了後、白無垢へチェンジ(洋髪で綿帽子含む)⇒挙式⇒挙式終了後に家族写真撮影⇒白無垢姿でお二人の撮影⇒お引き上げ
平日の月曜ということもあり、大変スムーズに全てを運ぶことが出来ました。
栃木県で神社挙式と言えば日光が有名で、大変多くの方が挙式を毎年挙げられています。「東照宮」「二荒山神社」といった世界遺産での挙式は大変魅力的で、ブランド力もありますね。やっぱり憧れがあるのでしょう。
しかし護国神社での結婚式も負けず劣らず素敵なものです。
世界遺産の神社挙式に比べてスケジュールが組み易く、しかも宇都宮なのでアクセスもいいので楽々です。また人も少なく、全てがスムーズですから何かと安心です。
当店ではこちらの栃木県護国神社だけではなく、上三川にある白鷺神社での神前挙式のサポートもしております。
こちらが白鷺神社の本殿。格式の高さを感じる重厚感のある雰囲気です。
こちらの白鷺神社では栃木県内では珍しい野立て傘を使った入場が叶います!
とっても素敵で、お二人はもちろんですがご家族やご参列された方々にとっても忘れられない思い出になること間違いなしです。
今回のご家族だけの神社挙式は全員が和装をご着用されましたが、皆様が一同に会し、全員での和装姿はまさに圧巻でした。
婚礼和装は「かわいさ」「キュートさ」ではウェディングドレスにはもしかしたら敵わないかもしれませんが、「かっこ良さ」では断然上です。さらに和装姿が多ければ多いほど、花嫁の色打掛、または白無垢姿はさらに華やかに彩られ、見る者を魅了することに疑いの余地はありません。
現在、当店でも人気の和装前撮りは定番化しつつあるイベントとなっていますが、一歩先を行くならドレスでの結婚式とは別に神社挙式を先に挙げるというのもいいですね。「和装前挙式」とでもいいいましょうか、ついでに和装前撮りも出来てしまうので一石二鳥ですね。
Wedding Dress abitoでは神社挙式と和装前撮りが一緒にできるご提案もしております。
ドレスでの結婚式を予定されてる方も、結婚式をどうしようか迷っている方もどうぞお気軽にご相談下さい。
日光での神社挙式にプロデュースは出来ませんが、宇都宮と上三川で日光にも負けないくらい魅力ある神社挙式のお手伝いを致します。
学校で卒業袴の予約会は便利でありがたいけど・・・・
もう5ヶ月もすると卒業式にシーズンとなります。
卒業を控えている学生さんたちは学生生活残り5ヶ月は何かとお忙しいことでしょう。そして卒業式の衣裳である「卒業袴」の準備もしなくてはなりませんよね。もうお決めになりましたか?
最近では学生生協や学校と提携している業者が校内で「展示会」または「予約会」を開催することが多く、忙しくされている学生さんにとっては大変便利でありがたいのではないでしょうか?
そういった展示会にはメリットがあります。
・わざわざレンタルする店を探したり、出向かわなくて済む
・お友達同士で見たり、試着できる
・自分の学校内なので、気構えることなく見に行ける
こんなところですかね。
でも恥ずかしがりやさんにとっては躊躇してしまうこともあるのでは?
またどんな衣裳にしたのかが近くにいる方にばれてしまうこともあるので、ちょっと残念な気持ちになることもあるかもしれません。
そもそも卒業袴(卒業衣裳)はとても大切な節目の特別なものです。
もちろん出費を伴ないますし、展示会だからといって特別料金で利用できるわけではありません。少なからず数万円を支払うのに、見たり選んだり、試着するのがいつもの学校内だと特別な気持ちになりませんよね。
出来れば振袖を選んだように、華やかな雰囲気の中でじっくりと選びたいもの。
お忙しいとは思いますが、何とか時間を作ってレンタルショップに見に行くのもいいかもしれませんよ。
外に見に行くメリットはいくつかあります。
・人目を気にせずゆっくり検討できる
・専門店ならではの雰囲気の中、特別感を感じながら接客してもらえる
・同じ衣裳の奪い合いがない
・ただ卒業袴を見学できるだけでなく、ドレスやその他の衣裳も覗き見できるので楽しい
どうしても学校内の展示会や予約会だと人が殺到し、遠慮しながらの衣裳選びになってしまいます。学生生活の最後を飾る卒業式には、出来ることなら納得して選んだ衣装で臨みたいものです。もし展示会や予約会で少しでも「もうちょっと違うのないのかな?」と感じたら、外のお店に見に行くことをおすすめします。
貴方のイメージしている衣裳に出会えるかもしれませんし、よりお手頃なレンタル料金で利用できるかもしれませんからね。
時に「便利は不便」になり、「不便は便利」になることがあります。
社会へ羽ばたくその前に、まずは思い出深い卒業式を迎えるためにも妥協せず、納得の衣裳選びをしましょう!
紅葉ロケ低価格プラン 11月より受付開始
もうすぐ11月。
栃木県も県北から紅葉が始まり、県央・県南は12月初旬頃まで美しく色付いた景色が楽しめます。
この季節は和装のロケーション撮影にピッタリ。
昨年、一昨年とご好評を頂いたお手軽価格のプチ紅葉ロケプランを11月より受付を開始いたします。
今年は「駆け込み!紅葉プラン」と名称を変えてのご案内となります。
その名の通り、11月からの受付ということでギリギリの駆け込みのお客様対象となりますが、大変お手頃な価格でのご案内となります。
「前撮り費用を少しでも抑えたい」
「無理せずロケーションフォトがしたい」
「できれば紅葉の時期に和装の写真を残したい」
そんなお二人に大変おすすめにおプランとなっています。
プラン価格は120,000円(税別)と既存の当店のプラン価格よりかわいい設定に致しました。
平日撮影限定です
こちらのプランは平日限定とさせていただきます。
土日祝祭日と比べて人も少なく、スムーズな撮影で気分も楽々♪
ロケ地は中央公園限定
宇都宮にある中央公園は紅葉の名所として知られ、公園内にある日本庭園エリアには「むつび池」「東屋」「松景橋」などがあり日本情緒に溢れています。この広大な敷地では撮影ポイントが充実しているので、きっとご満足していただけることでしょう。
豊富な品揃えから衣裳をお選びいただけます
お手頃なフォトプランの場合、選べる打掛が数着のみで殆どの場合がグレードアップとなることが多いものです。つまり3~5万の追加料金が必要となるので、お手頃ではなくなることも。
しかし当店では100着以上の打掛(色打掛&白無垢)の中から「追加料金なし」でお好きな衣装をお選びいただけます。
やはり撮影において衣裳の役割は大きく、できれば納得・満足できる衣裳で撮影に臨みたいものです。abitoならそれが叶います!
撮影可能期間
栃木県県央に位置する宇都宮の紅葉の見頃、つまり紅葉ロケにおすすめの期間は11月中旬から12月上旬にかけてです。
駆け込みプランは11月からの受付ということで、その名の通りギリギリでご案内となりますが非常にご利用しやすく、ご満足頂けるプランとなっています。
その他の紅葉ロケプラン
今回ご紹介したプラン以外にも「岡田記念館」「益子参考館」「松村記念館」などの人気ロケ地で撮影できるプランもご用意しております。紅葉と情緒ある歴史的日本家屋内での撮影をご希望されるお二人にたいへんおすすめです。なお、11月中の土日祝祭日の撮影受付は「満員御礼」となり、平日撮影のみのご案内とさせて頂いておりますが、これらのプランには平日撮影特典として「打掛2着目無料」というサービスをプレゼントしております。
色打掛と白無垢の両方で和装の思い出が追加料金なしで叶いますので、超おすすめですよ~。
Wedding Dress abito 紅葉ロケプランページ
11月からでもまだまだ紅葉ロケは間に合います。
「検討してみたい」「ちょっと興味がある」・・・そんな思いを持たれた方はまずは気軽にお問い合わせ・ご相談下さい。お見積や衣裳のご試着だけでも喜んでご対応させて頂きます。
お問い合わせ
✉ info@kaede-abito.com
☎ 028-655-0975
和装ロケーションフォトは価格だけで判断してはダメ!
全国で多くのカップル様が希望されている和装ロケーションフォト。
結婚式の前撮りとして・・・
式を挙げないお二人の思い出づくりとして・・・
非常に人気のある撮影プランです。
そこで気になるのはプラン価格。
数千円と宣伝するお店もあれば10万円以上のお店もあり、迷ってしまいますよね。安いに越したことはないけど、満足できなかったら本末転倒ですし、だからといって予算もあるしと悩みどころです。
どんな価格帯のお店を選ぶかはお二人次第ですが、抑えるべきポイントは何か?気になりますね。
数千円でできるはずがない
「プラン価格●●●●円」と一万円を切るような価格を打ち出しているお店もあります。
よーく考えてください。
打掛と紋付袴といった衣装のレンタルに着付けとヘアメイク、更には撮影とデータ又はアルバムが入って一万円を切る価格ってあり得ないことです。こういう価格のプランにはまずデータとアルバムは含まれず、「撮影料」だけが含まれています。つまり別売りなんですね。
また衣裳に関しても基本プランではほぼ選びようがなく、結局はグレードアップ料金がかかってくることになります。
簡単に言えば、数千円のプランでは何も残りませんし、満足どころか納得できるはずもありません。ベースの価格を安くし、まずは集客してからオプション攻勢といったところでしょうか?
お店に行く前に納得がいくまで確認することをおすすめします。
含まれるデータや写真の内容を把握しておこう
ロケーションプランが比較的低価格の場合、データは別売りでプランに含まれるのは「六切り1ポーズ」なんてことがあります。
わざわざロケ地にいって撮影するのに「六切り1ポーズ」って無理だと思いませんか?そんなの撮影時間30秒で終わってしまいます。見た目の価格がお安く手も、プラン内容を確認すると満足出来ない場合があります。
またあるプランによっては「撮影全データ付き」というものがあります。
全データというと「盛りだくさんで満足」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。「全データ」ということは目を瞑ったものや、いわゆるミスショットなども含まれます。要は使えないデータも入っているということです。
それにデータが多すぎるといざ結婚式で使うとなると、同じようなポーズのものがダブっていて、どれを使用すべきか判断に迷ってしまいます。また殆どないとは思いますが、色調節や明るさ調節などの補正をしていない場合もあるので、このことも事前に確認すべきでしょう。
衣裳の数、ランクアップ料金も前もって確認を
「予算内で収まるかも!」と思って選んだプラン。
実は選べる衣装は3着だったりすることがり、それ以外を選ぶと「ランクアップ料金」が発生する場合があります。お店によって違いはありますが2万円~10万円と物によってはプラン価格を上回ることも。
またそもそも衣裳の品揃えが少ない場合もあります。
こうなると衣装選びは「セレクト」ではなく、「消去法」となり妥協をしなくてはならないこともあります。
お手頃と思ったプランでも成約時には当初の予算をオーバーしてしまうこともありますので、ご成約前にまず見積を出してもらい、じっくりと検討してから判断するのがよいでしょう。
土日祝祭日撮影料金があることをお忘れなく
殆どの場合、プラン価格は平日撮影が基本であり、土日祝祭日はプラス料金がかかります。
お店によって違いはあるものの、およそ2~3万円が土日料金として加算されます。前撮りは特別な撮影ですから、可能であれば有給休暇を利用して平日撮影を検討してみてはいかがでしょう?
それだけで2~3万円が浮くので、その分でお二人で美味しいディナーしちゃってください。
最後に・・・
和装前撮りはどなたにとっても初めてで、わからないことばかり。
プラン価格は数字だけで「安い」「高い」って判断できないものなんです。例え高いと思っても、内容が充実し、ほぼオプションがなく、撮影と仕上がりに満足がいけば「コスパ良し!」となります。
また真逆で「安い」と思っても、結局はオプションの追加追加で費用が増大してしまうこともあります。この時点でお店に対しての不信感が生まれ、どんなに良い撮影や仕上がりだとしても満足は出来ないものです。つまり「コスパ悪し!」となります。
和装前撮りにおいて最も大切なことは「素敵な思い出を作る」ということ。
楽しい撮影、予想以上の仕上がりがあって初めて満足できるものですが、やはり価格も気になりますね。
プラン内容を確認する際、「プランには何が含まれていますか?」と尋ねることが多いですが、できれば「何が含まれていませんか?」と確認した方が簡単かもしれません。そして契約(成約)する前に必ず見積を出してもらうこと、そしてこれ以上の費用がかからないことも併せて確認することをお勧めします。
いろんなお店があり、いろんなプランがあります。
良いお店もあれば悪いお店もありますが、ウェブサイトやブログ等で情報を確認できるお店であればある程度安心して宜しいかと思います。プラン価格を掲載していないお店は・・・・ちょっと注意した方がいいかもしれません。
「結婚式はしない」というお二人に、結婚式以上の思い出を
先日、東京からわざわざここ宇都宮までご来店くださったお客様のことです。
当店へのご来店目的は「紅葉ロケーションフォト」、つまり紅葉の中での和装前撮りです。ありがたいことにご成約いただき、来月の中旬に撮影をさせていただく事になりました。
いつもそうなんですが、「東京からのお客様」には少々引け目を感じる訳ではないですが、内心ではオドオドすることが多いんです。大都会「東京」からご来店されるからではなく、選択肢が日本一多い東京からわざわざご来店してくださるからです。例え東京で前撮りをしないにせよ、栃木にこだわる理由はありませんからね。
それに時間と交通費をかけてまでお越しいただき、ご満足・ご納得されなければそれこそ時間とお金の無駄になる訳ですから。
やはり栃木の田舎者からすれば東京の方は都会人で、輝いて見えるものです。
でも今回のお客様は今までになくお洒落でスマートで、まさに絵に描いたような東京の方でした。それもそのはずで、お二人とも得意の英語を活かしたお仕事をされているとのこと。お一人は生まれも育ちも東京で留学経験があり、お一人は生まれも育ちもカリフォルニアで日本とアメリカの国籍を持つ日系のアメリカ人。
都会で英語を駆使した仕事をされ、お洒落でスマートで、美男美女とくれば・・・・そりゃビビりますよ(笑)。
でもお二人は至って紳士淑女で、育ちの良さを感じます。
いつも思いますが、こう言う方々ってモノの見方がとてもフラットで、色眼鏡で見ることがありません。しかし自分らしさを完璧に把握しているので、「Yes」「No」がハッキリしているので当店としてもご案内がとても楽しいんです。
そんなお二人は既に入籍を済ませているのですが、「結婚式はしない」という選択をされました。
その選択も「お二人らしさ」の表れです。このようなお二人がこういう決断をされるとなると、もしかしたらお友達とかも同じ決断をしたり、これからするのかもしれないと感じました。
先日もウェブニュースで目にしましたが「結婚式をしないかも」「結婚式に興味がない」という未婚の方は年々増え続けているそうです。その理由としては「費用」と「準備が大変」ということが大半を占めているそうです。特に費用に関しては「それだけの出費が必要なら、別の事に使いたい」とお考えの方が大変多いとのこと。
確かに結婚式の費用と言えば「300~500万」なんてザラですし、それに一日(正式には3時間弱)のことですからね。
結婚式をしたいと思っていたり、魅力を感じていてもコストパフォーマンスの面から考えると納得できないものがありますね。結婚式は確かに素晴らしいものですし、思い出としては最高のものですが、以前のように結婚式に対する価値観はみな同じではなく、バラバラなのが今の時代です。
今後、結婚式を挙げる組数は確実に減少していくことでしょう。間違いありません。
ホテルはともかく、これからの時代、専門結婚式場は茨の道を歩みます。
人口減少+結婚式施工率減少=売り上げの減少
この売り上げの減少を食い止めるべく、結婚式場は客単価と上げようとします。そうするとますます結婚式離れが加速していきます。つまり今の結婚式のビジネスモデルはもはや時代に合っていない訳です。もちろん結婚式場も気付いている訳ですが、そう簡単に進路変更できないし・・・とまさに負のスパイラルです。
・リゾートで家族だけで挙式
・神社で家族だけで挙式
・写真だけ残す
・食事会だけする
・本当に何もしない
結婚式をしない方にはいろんな選択肢が待っています。
どれを選ぶにせよ、費用はグッと抑えられます。
ここまで書いておいてなんですが「結婚式をしない」という方々が増加することを決して望んでいるわけではありませんし、結婚式がとても素晴らしい物であることも重々理解しています。そもそも当店は結婚式があるおかげで存在し続けてこられた訳ですから当然です。願わくば、以前のように結婚式がワッサワッサある時代になって欲しいとも思ってはいます。
しかし現実は直視しなければなりません。
「またあの時代に戻る」「昔は良かった」「もっと結婚式の魅力を発信すれば変わるはず」
こう思った時点で終わりです。
だって時代は既に変わってしまい、価値観が以前とは全く違っているのですから。「こういう時代なんだ」ということを素直に受け止め、現実に照らし合わせたビジネスをしていかねば恐竜と同じ運命を辿ることでしょう。
といえ、結婚式が0になることもありません。
形が変われば増えていくかもしれませんが、形を変えるのは業界の人間ではなく消費者の方々。我々としてはその風を読み取り、皆さんが求めていることに付加価値を付け、想定以上のサービスを提供できる態勢を整えていくことだと考えます。
当店の和装前撮りが東京にお住まいの方に選んでいただける。
こんなに嬉しいことはありません。我々としても都会の方々にいつまでも引け目を感じているだけでなく、自信を持って堂々とプランをご案内して行かねばならないと思います。都会の方に選ばれる店であれば必然と県内のお客様にも選ばれるはずです。お住まいの地域は違っても、価値観はそうそう違うものではないですからね。
今回ご来店くださったお客様にご満足頂ける撮影と、結婚式はしなかったけどそれに変わる素敵な思い出の一日となるように準備をして行きます。
紋付袴は黒が人気
男の和装と言えば、やっぱり紋付袴ですよね。
この紋付の「紋」とは家紋の事で、羽織の胸に二つ+後ろ袖に二つ+背中に一つの合計で五つで「五つ紋」は最も格式が高いと言われています。現在では羽織には白や紫、紺、赤、黄など様々な色があります。最も格式の高い色は「黒」。
そして黒縞の袴も格式があります。
つまり五つ紋の黒紋付羽織と黒縞の袴の組合せが男性の和装の中でもっとも格式があるといえます。
画像にもある黒縞の袴を「仙台平」と呼ぶことがありますが、本物の仙台平は最高級のものであり、現在では一社のみが製造しています。つまりおよそ殆んどの物が仙台平ではなく、「仙台平風袴」が実情です。もちろん当店の袴も仙台平風です。
当店は11月には紅葉ロケーションの和装前撮りが多数ありますが、花婿の殆んどがこの組み合わせでお決めいただいています。
今週セット中の紋付袴も黒ばかり。やっぱり黒が一番人気です。
男性のお客様にとって、紋付袴は身近なものではありません。
何を基準に色を選ぶかはお客様次第ですが、紋付袴のイメージって断然黒ですよね。だから黒を選ばれることが多いんですが、当店では黒の格式の高さをご説明もしています。
「格が高い」と耳にすると、男性は理論的に納得し満足されます。ビジュアルも大切ですが、やはりそれ以上にダンディズムに重きを置くのは男性ならではのことですね。
話しは変わりますが、こちらをご覧下さい。
これは羽織の裏を撮影したものですが、羽織の裏地である「羽裏」にはこのように絵が描かれています。これを「額裏」といい、額縁の一枚の絵のようになっています。本来、この額裏は男のこだわりや個性を演出するものです。
このように目に見えないところにもこだわりを持つのは男の憧れであり、かっこよさでもあります。
もちろん当店の物はレンタル品なので、サイズによって、または羽織によって額裏の絵はそれぞれ違く、お好みに合わせてお選びいただく事は出来ません。でも羽織を着用される機会があれば、この額裏にもご注目してみてはいかがでしょう?
どんな額裏に出会うかは「縁」ですから、なぜその額裏になったのかを自分なりに解釈してみるのも面白いかもしれません。
紋付袴の一番人気、そして最高格式は「黒」ですが、一択というわけではありません。
花嫁の打掛に合わせて違う色を選んだり、「タキシードが黒だから和装は違う色!」という方もいらっしゃいます。ご自分のお好みに合わせてお選びするのが最も大切ですからね。どのような色を選ぶにしろ、男の紋付袴姿は洋装にはないかっこよさがあります。着こなしのポイントは姿勢よく、胸を張ることです。
普段では感じることのない和装の魅力を存分に味わっていただきたいと思います。
紅葉ロケーションフォト 平日限定撮影には二つの特典が!!!
毎年ご好評いただいているWedding Dress abitoの紅葉ロケーションフォト。
春の桜ロケーションと並び二大人気コンテンツの一つですが紅葉の期間が長いこともあり、桜ロケをしのぐ撮影件数があります。つまり一年で最も人気の集中するプランといえます。
今年も早い方は6月にご予約くださり、現在でもご来店やお問い合わせも続いています。
昨日もここに来て2組のお客様に紅葉ロケーションフォトのご予約をいただきました。
ここで一つ残念なお知らせがあります。
11月の土日祝日の撮影のご予約、つまり紅葉ロケーションのご予約は満員御礼につき受け付けは終了致しました。
その年によって「偏り」があるもので、今年は例年になく土日の撮影を希望される方が当初から集中し、何とかやりくりをしながら受付をして参りました。しかし予定数に達し、残念ではありますが土日祝日の予約受付は終了です。
しかし嬉しいお知らせもあります!
紅葉ロケーションの平日の撮影限定で二つの嬉しい特典をプレゼント致します。
平日撮影 二大特典
特典① 「打掛二着目無料」
平日撮影の方にはもれなく打掛二着目を無料でサービスさせて頂きます。
つまり色打掛と白無垢の二つの打掛で思い出を作ることができます。同じ婚礼和装とは言え、その違いは歴然!
やはり人気は華やかな色打掛の方がありますが、「凛」とした雰囲気と和婚をより感じさせる白無垢も実際に袖を通すと、見るだけでは知り得ない魅力があります。せっかくの和装前撮りです、出来れば両方で思い出を残せたら最高ですよね。
通常、1着追加は30,000円(税別)ですが何とこれが無料です。
特典② 「ミニフォトフレームプレゼント」
これまた限定で、もれなくミニフォトフレームをプレゼントいたします。
ミニフォトフレームの大きさは約8cm×6cmと小さなものです。ぶっっちゃけ「特典」という言うほどのプレゼントではないかもしれません。ですがこう言ったご自宅などの飾れるものは「後で作ろう」と思っていても、結局は作らずじまいに終わってしまうことが多いんです。
何故なら面倒くさいから。
なければないで問題ないものとも言えますが、あればあったで嬉しいものです。しかも作る手間も不要ですからね。
ちなみに撮影した画像の中からお好きな画像をお選びいただけます。ただ色はお任せとなります。
とても小さなフォトフレームですので飾る場所を選びませんし、持ち運びも便利。バックにだってストレスなく入れる事ができます。
紅葉ロケーションフォト平日撮影の「データのみプラン」はミニフォトフレーム一個プレゼント
紅葉ロケーションフォト平日撮影の「アルバム付きプラン」はミニフォトフレーム三個プレゼント
このような感じになっています。
最後に・・・
最近ではサービス業が増え、以前と比べて有給が取りやすい環境になったとは言え、土日休みのご職業の方が圧倒的に多いのも事実。また有給も時期によっては取りづらいこともあり、まだまだ土日祝祭日の撮影を希望される方が多いですね。
しかし和装前撮りは単なる撮影ではなく、お二人の一生の思い出となる特別な撮影です。
「なるべく有給は使いたくない」というお気持ちは重々承知していますが、平日の撮影にはご紹介した特典の他にもメリットがあります。
・土日祝日料金が不要(費用節約)
・ほぼご希望通りの予約が可能
・ロケ地も人が少なく、撮影しやすい
結構メリットだらけです。
もし紅葉ロケをご検討中の方は「平日」の撮影でしたらまだまだご案内可能で、大歓迎致しますので気軽にご相談下さい。
素敵な思い出を私達と一緒に作り上げ、撮影の日を一生忘れることのない一日にしましょう。
Wedding Dress abito紅葉ロケーションプランについてはこちらのサイトからご確認出来ます。
和装用髪飾りの新作が入荷しました
和装姿は和装だけで成り立つものではありません。
着物があって、着付けがあって、ヘアメイクがあって初めて成り立つものです。ただ現在ではヘアスタイルについていえば、コッテコテの「和スタイル」ではなく、和風の洋髪が主流です。そこで重要になってくるのは、そんな洋髪に和を感じさせる和風の髪飾りです。
つい先日、新しい髪飾りが入荷しました。
オレンジの菊とピンクの梅花の組合せがとってもキュートな髪飾り。
パステル系の色打掛におすすめです。
こちらは桜をモチーフにした紅白の髪飾り。
白無垢はもちろん、赤系の色打掛にピッタリです。
今人気のパステルグリーン×白の色合わせになっている髪飾り。多分、3つの中で最も人気が出ると思われます。
個人的には白無垢に合わせるのがおすすめですが、赤系またはグリーン系の色打掛の差し色にもいいかもしれません。
これらの和の髪飾りは打掛などの婚礼和装だけでなく、振袖だったり卒業袴や和柄ドレスにもおすすめです。
こちらが和柄ドレスです。
この平成の時代、20代及び30代において和装に身を包む事のできる機会ってそうそうありません。結婚式や成人式、そして卒業式は和装を楽しむ絶好の機会です。ぜひご着用になられる和装をもっと華やかに、そして和の濃度を上げる為にも髪飾りにもこだわってみてはいかがでしょう。
和の世界は思っている以上に奥深く、そして魅力あるものです。
和をもっと知ると、日本がもっと好きになり、自分をもっと好きになるはずです。