私には現在15歳の娘がおりますが、必要以上の会話をしなくなって早4年。
中学進学と共に父と娘の距離は離れていくばかりですが、娘が生まれた時には想像もしていませんでした。もちろん世間ではこういうことが多々あるとは聞いていましたが、「自分はそうならない」という変な自信がありましたが見事に打ち砕かれました。
まぁ思春期ど真ん中であり、一種の防衛反応であるとも聞きますし、しょうがないことなんだと自分に言い聞かせている毎日です。
娘の心のうちは分かりませんが、自分としては生まれてからずっと娘を愛してしますし、かけがえのない存在です。高校生になり、成人し、結婚し、いずれは母になるのかな?将来は分かりませんが、さてどのタイミングで私との距離が再度縮まるのでしょうか。
「高校生になれば変わるよ~」という人もいれば、「結婚を機に変わったね」という人、「母親になるまで我慢だね」という人もいます。つまり家庭によってそれぞれであるということになりますが、必ずしもそうなるまでに父親が元気だとは限りません。自然に任せるという選択肢もありますが、別の手段として「キッカケを作る」という選択肢もあるはずです。
ここ数年、私の会社であるWedding Dress abitoはレンタル衣裳(貸衣装)の専門店と並行して写真撮影事業にも取り組み、現在では和装前撮りを中心に成人式や七五三の撮影なども手がけ、毎年多くのお客様にご利用頂いています。元々はスタジオ撮影だけでしたが、今ではロケーション撮影がメインです。
そのロケーション撮影の写真を見ているうちにあるテーマが思い浮かびました。まずは写真をご覧いただきましょう。


父と娘が腕を組んだり、手を繋いだりのツーショット写真♡
どちらも元々仲の良い父娘ではありますが、それでも日常において腕を組んだんだり手を握ったりはしないはずです。娘さんはもちろん、どちらかといえばお父様の方が照れて恥ずかしいはずです。多分こんなことをするのは娘さんがまだ十歳にもなっていない頃以来ではないでしょうか?
でも十数年ぶりとは言え、そこは親子です。久しぶりに触れ合うことで距離が更に近づき、関係性にも変化が生まれることは間違いないと思っています。でもこういったポーズを恥ずかしく思いながらもできてしまうのは、「成人」や「結婚」などの特別な時だからこそ。更にいえば、スタジオ撮影ではこういった流れになることは殆どなく、開放感があるロケーション撮影だからこそなのです。断言できます!
この二つの写真。
それぞれのお父様にとってはかけがえのない、それこそプライスレスな写真になることは間違いありません。でも娘さん達にとってはそれ以上に価値のある写真になるはずです。でもそれは今ではなく、不吉なことを言うようですが父親を亡くした後だと思います。
「あの時に二人だけの写真を撮っておいて良かった」
そう思うことは容易に想像できます。だってもう二度と撮ることのできない写真ですからね。
まずは娘さん達に申し上げます。
お父様は貴女のことを心から愛し、いつも見守ってくれています。もちろん見返りなんか求めてはいません。
娘がいくつになろうと父親にとってはかわいい娘であり、いつまでも近くで感じていたいのです。例え思春期で距離がほんのちょっと遠ざかったとは言え、口には出せませんがあの頃のように戻りたいと思っているものです。しかし父親とは言え、男です。そんなこと照れくさくて言えない方が殆んどですから、娘の方から近寄って頂けませんか?成人式や結婚式をぜひキッカケにしてみてください。
次に世のお父様に申し上げます。
貴方の心の内は十分理解しております。何たって私もそのど真ん中の状況下に置かれている身ですからね。
男には心には思っていても口に出せない(出したくない)ことって腐るほどありますが、いつまでもそのままでいるとあっという間にあの世からのお迎えが来ちゃいます。娘さんだって女性です。若かりし頃、女性を口説く時って自分の気持ちを言葉にして伝えましたよね?同じように娘さんに気持ちを伝えることって大切なんじゃないでしょうか?もちろん時期やタイミングを見計らってしなければなりませんが、成人式や結婚式ってその絶好の機会だと思うんです。
待っているだけでは何も始まりませんよ!・・・と自分にも言い聞かせています。
一番良いのはお互い口に出せなくても大きな節目に父娘でのツーショット写真を撮ることなんじゃないかな?
たったそれだけで距離が近づき、あの頃ような関係性に戻れるかもしれません。
ということで、私が思い浮かべたテーマとは「大切な節目の記念撮影で父娘の距離を近づけていきたい」です。実際にその状況に置かれているからこそ思いついたわけなので、そこに込める想いはハンパなしです。私だって娘とベタベタしたツーショット写真が欲しいですからね。
そんなわけで、世のお父様方には娘さんの節目の撮影には積極的に参加して欲しいと思っています。「面倒」とか「仕事だから」とか言い訳は一切ナシですよ。この時にしか撮れない写真ですし、距離を縮める絶好の機会ですし、あなただけの大切な大切な宝物をゲットできるってことをぜひご理解下さい。もちろん私も積極的に・・・というか無理矢理にでも参加すると宣言します。
お互い頑張りましょう。そして娘さん方・・・・そんなオヤジの気持ちを汲んで上げてくださいね、大きな心で♡
たった一つの和装アイテムで振袖姿がワンランクアップ!
成人式の振袖の準備進んでいますか?
今年の成人式では全国を駆け巡る事件があったので疑心暗鬼になられている方も多いのではないでしょうか?当店にご来店される方からもそんなお話しをいただいております。高校卒業してすぐにDMやら電話営業やらが増え、「怖い」と思う方も少なくない様です。あんな事件があった今年はこれまで当然と思われてきた振袖の営業手法も消費者の方には返って逆効果になるかもしれませんね。
当店はDMや営業電話、訪問営業はこれまで一切行なっておらず、ウェブサイト一本です。つまりはお客様にお問い合わせやご来店をいただいて初めて振袖のお話しをさせて頂いております。ご安心下さい。
さて本題です。
どなたにとっても二十歳の振袖姿は可能な限り素敵にしたいもの。
そのために一生懸命に店舗を回り、振袖を探します。そしてお決めになった振袖にピッタリの帯や帯締め、帯上げ、伊達衿などをチョイスしてご自分のお好みのコーディネートをされます。
でももう一つだけあのアイテムを追加するだけで、コーディネートがさらにワンランクアップすることができるんですよ!
例えばこんな振袖コーディネートがあります。

和風館のストライプの振袖にトリコロールボーダーの帯、黄色の帯締めに伊達衿。帯揚げにはグリーンとブラックのツートンカラーをコーディネート。
これだけでもとっても素敵ですよね。
これにアイテムを一つ追加するとこうなります。

違いがお分かりでしょうか?
分かりやすいように画像を並べるとこうなります。
右の画像の方が華やかですよね。

このライトグリーンのアイテムは「抱え帯」と言います。
元々は着物の裾を上げるためのものでしたが、現在では花嫁和装用のアイテムとして利用されているものです。
当店Wedding Dress abitoは振袖レンタル専門ではなく、婚礼衣裳(ドレスや打掛)、その他様々なレンタル衣裳を取り扱う店舗ですので婚礼用のアイテムもたくさん取り揃えています。この「抱え帯」にも様々な種類があり、振袖に合わせてコーディネートできるのも当店が総合貸衣装店だからこそ。

抱え帯にもライトグリーンの他にイエローや鮮やかなブルー、赤や白などがあります。

市松模様や華やかな和柄

このような柄までご用意しています。
この抱え帯を振袖姿に活用するのはちょっとした流行でもあります。当店に送られてくる振袖メーカーのモデル写真でもよく目にする位です。
抱え帯を使用するとより振袖姿が華やかになることはご理解頂けたと思いますが、違う活用法方もあります。高身長の方はレンタル振袖の場合、おはしょり(帯下に現れる着物をたくし上げた部分)が少なくなる場合があり、そのままだとサイズの不一致がバレバレいなってしまう恐れがあります。そんな時に抱え帯を締めると誤魔化すことができ、同時に華やかになるので一石二鳥ですね。
もしご自分の振袖コーディネートに「ちょっと何か足りない気がする・・・」と感じている方はこの抱え帯の使用をお考えになられてはいかがでしょうか?
華やかになり、お友達にも差をつけることができます。きっと更に美しい振袖姿で成人式をお迎えできるはずです!
Wedding Dress abitoでは2月に第二回の振袖レンタル展示会を開催いたします(2月10日~18日)
素敵な振袖をたくさんご用意しておりますので、どうぞお気軽にお越し下さい。ご成約になっても「全額お支払い下さい」なんて一切ございませんのでご安心下さい。詳しくは当店の振袖ページからご確認下さい。
【お断り】
当店では抱え帯だけのレンタルは一切しておりませんのでご了承下さい。当店の抱え帯は当店で振袖をレンタルくださる方だけにご利用頂いております。
和装ロケーションで得たノウハウを同業に伝えていきたいと考えています
結婚式では着ない婚礼和装で写真だけの思い出を作るのが和装前撮り。
そして和装前撮りの中でも人気を得ているスタイルが日本庭園や歴史的建築物などで撮影するロケーション撮影です。このロケーション撮影を当店ではおよそ7年前から取り組んでおり、これまで多くのカップル様の撮影をしてきました。
この7年間で得た知識やノウハウを「ロケーション撮影を始めてみたい」という同業の方にお伝えすることもしていきたいと考えています。積み重ねた経験から得たものは当店にとって大切な財産ではありますが、余すことなく伝えていくことも大切なのではないかと思い始めました。
「企画」という物には大切な三カ条があります。
「話題性」「将来性」「お金になるのか?」という3つです。
今でもロケーション撮影は全国で多くの業者さんが行なっていますが、まだまだ足りないと感じています。でも今後更に多くの方がロケーション撮影に進出すれば、一過性の人気プランではなく定番となります。そうなると「話題性」としても十分ですし、「将来性」も見込めます。またお金の面では、多くの業者が参入することにより競争が加速化し、お客様から信頼を得ることが出来ない業者は自然淘汰されます。そのことにより適正価格が世間に知れ渡ります。
これまでのノウハウを教えるということはつまりは当店のためでもあり、お客様のためでもある訳です。
ロケーション撮影はスタジオや店舗の敷地内での撮影に比べて遥かに手間がかかる仕事です。
時間・労力・手順・多方面への配慮など店舗内でのそれと比べても比較にならないほどです。しかしそれ以上にお客様と濃密な時間を過ごすことができ、それは信頼関係へと繋がります。「将来性」ではありませんが、これまでと違ったお客様との関係を築きたいならばロケーション撮影に進出するべきだと考えます。
教えたいことはたくさんあります。
■ロケ地の選定法
■プランの作り方
■ウェブサイトの作り方
■お客様へのアプローチ
この他にもたくさんあります。ま、何でも教えちゃいますけどね。
当店としては「ロケ撮影の先駆者」とは思っていませんし、「教える立場になりたい」ワケでもありません。ただ単純に他県エリアでロケーション撮影を企画してみたいだけなんです。
「どんな素敵なロケ地があるんだろう?」とか考えるとワクワクしますし、同業のお店にもいってみたいですし、スタッフさんともいろんなお話しをしてみたいです。そしてこれらのことは必ず当店へ大きな価値を還元してくれるはずで、その期待はとっても大きいです。
これまで教えたという経験はありませんし、果たして当店の持っているノウハウがどれだけ価値があるのかも定かではありません。コンサルタントになりたいわけでもなければ、偉ぶりたいわけでもありません。
新しいことがしたい、ワクワクしたい、いろんな方と繋がりたい、何より和装ロケをもっともっと全国に広めてカップルの選択の幅を広げていきたいだけです。オファーなんてありそうもないですが、もしあれば精一杯新しいチャレンジとして頑張りたいですね。
和装の思い出を「家族だけの神社挙式」で作るという新しい選択肢
結婚式では着用しない色打掛や白無垢などの婚礼和装で写真を残す和装前撮り。
すでに定番化しつつあるサービス(プラン)であり、当店でも毎年多くのカップル様に「和装ロケーションフォト」をご利用頂いております。

なぜ和装前踊りをするのか?
理由は様々ありますが、大きくまとめると「婚礼和装の思い出づくり」であったり、「せっかくだから打掛姿の写真も残しておきたい」ということで間違いないと思います。
創業より30年以上に渡り、色打掛や白無垢のレンタルに携ってきた当店としてはこの和装人気が大変嬉しく思っています。しかし同時に一時の流行で終わって欲しくないとも考えています。
結婚の思い出としての和装姿
思い出を残すなら写真撮影だけでなく、「神社挙式」という選択肢もあるのではないでしょうか?

結婚式場でのチャペル挙式・披露宴ではご両親をはじめ、ご家族との時間は意外と少なく、お友達との時間がメインとなりがちです。しかし一番にお二人の結婚を祝福し、喜んでいるのはご家族で間違いありません。それならご家族だけで過ごす、ご家族がメインの結婚式と和装の思い出作りを同時に行なえば素敵なんじゃないかと考えました。
「チャペル挙式を控えているのに神社でも結婚式なんて・・・」と思われるでしょうが、結婚の素敵な思い出は多ければ多いほど人生の宝となります。結婚式をチャペルと神社の2回するのは一般的ではありませんが、むしろ画期的だと思いませんか?
「結婚式2回もしちゃった♡」
自慢できますね!
また神社挙式は堅苦しいとか思われがちですが、そんなことはありません。確かに厳粛な雰囲気はありますが、あれこれ従わなければならないルールは殆んどありません。しかも当店がおすすめする神社は日光でもなく、大きな神社でもなく、小さな神社です。ある程度お二人の希望に沿った挙式を行なうことが出来ます。またご家族だけの挙式をおすすめしていますのでアットホームな雰囲気になること間違いナシ!
あ、ちなみにこの新たなるプラン名は「家族神社婚」です。
衣裳はもちろん、着付けやヘアメイク、写真撮影も含んだ内容で、現在当店で人気の和装ロケーションプラン(16万円)とほぼ変わらぬ費用で行なえるようにしています。なのに神社挙式とロケーション撮影が同時にできるというお得なプランです。
せっかく和装の思い出を作るなら、写真撮影だけではなく神社挙式もしちゃえば思い出がより多くなります。
現在では「チャペル挙式にするか、または神社挙式にするか」という二者択一という風潮になっていますが、「どっちも♡」という新しい考えを提唱し、お客様におすすめしていきたいと考えています。
既成概念打破!
この業界に長く続いてきた考え方を否定し、新しい価値観を発信していく第一弾として「家族神社婚」を広めていきます。
成人式の振袖前撮りにロケーション撮影という選択
今年の成人式が終わって3週間が経過し、ここ最近は来年のお客様で賑わっています。
もはや成人式の振袖撮影といえば前撮りするのが定番化しています。
やっぱり成人式当日の撮影となると、時間も限られてしまうのでじっくり撮影というわけにはいきません。一生に一度のことですから、ゆっくりと納得できる撮影をするなら前撮りがおすすめです。
その振袖の前撮りには大きく分けて二つのタイプにわかれます。
一つはスタジオ撮影

屋内で撮影するので季節や気温、そして天候などに左右されずにご自分の都合に合わせて行なえます。
そしてもう一つが当店が絶対的におすすめするロケーション撮影です。
こちらのお客様は成人式はお母様の振袖でご出席ということで、前撮りは自分が着たかったレトロモダン振袖で撮影でした。最近ではご家族がお持ちの振袖をご利用になる方も多く、前撮りは「違う振袖で」というリクエストが増えています。
さて、当店がロケーション撮影を絶対的におすすめするのには理由があります。
まず第一に結婚式前撮りとしてのロケーション撮影を数多くしてきたので、その魅力や素晴らしさを実感しています。第二に閉ざされた空間になりがちなスタジオでの撮影より、開放感溢れる野外での撮影の方が間違いなく自然な表情の写真を残せます。

第三にご家族とこの時だけの家族写真を残していただきたいからです。

二十歳にもなると家族で写真を撮る機会は殆んどありません。成人といった節目に家族一緒の写真を残すことはご自分だけでなく、ご両親にとっても大切な宝物を作ることでもあります。

思春期ころから父と娘の距離は離れることが多く、近づけるキッカケってなかなか見つかりません。でも成人式の前撮りがそのキッカケになればと考えています。この写真は娘さんのためというよりは、お父様のための写真なのかもしれません。
ペットも大切な家族の一員ですよね。ワンちゃんやネコちゃんと一緒に記念撮影もおすすめです。
ロケーション撮影はスタジオ撮影と違い、季節や気候に左右されます。雨が降れば延期となりますし、寒い冬や暑い夏はとっても大変です。しかしそれ以上に季節を感じながらの撮影ができるという大きな魅力があります。
春なら桜満開の元で・・・
秋なら美しく色付いた木々に囲まれながら・・・


当店が振袖の前撮りでロケーション撮影をおすすめするワケをご理解頂けましたでしょうか?
正直、スタジオ撮影と比べると費用は高くなりますし、天候に左右されるなどネガティブな要因もあります。しかしそれをクリアすることで間違いなく人生においてのかけがえのない時間と思い出と写真が残すことが出来ます。
どなたにとっても一生に一度の成人式。
どちらを選ぶかはお客様次第ですが、思い出は深く、大きいほうが人生が豊かになることでしょう。ぜひご検討下さい。
白無垢でチャペル挙式はアリかナシか?
現在のウェディングシーンにおいて、挙式スタイルはチャペル挙式(キリスト教)、神前挙式(神道)、人前挙式(無宗教)の3つに分類されています。
やはりその中でも圧倒的に人気なのがチャペル挙式。
やはりウェディングドレスへの憧れ、そしてドレスを着てのヴァージンロードを歩く自分の姿を夢見る花嫁は多いんですね。しかし最近では神前挙式も年々増えててきています。ちょっと前まではドレス一辺倒だった結婚式場やレンタルショップのウェブサイトでも積極的に和装を取りいれられていることからみると、白無垢や色打掛などの婚礼和装の人気が神前挙式の増加を押し上げていると思われます。
日本人は明治の時代から異文化の組合せがめっぽう得意な民族です。
人気のチャペル挙式、そして人気上昇中の婚礼和装を組み合わせることを考えるのも当然なのかもしれません。
チャペル挙式で花嫁が身に付ける衣裳としては「ウェディングドレス」が一般的です。

しかし必ずしもウェディングドレスではなくてはならないわけではありません。つまりドレスコードってないんです。
実際、私が結婚式を模索しているときにある教会(チャペルではなくチャーチでしたが)に行き神父様とお話ししたところ、「普段着でも大丈夫なんですよ」と仰っていました。もちろん最低限のマナーは守らなくてはなりません。何と言っても神様の前ですからね、極端な肌の露出などは避けるのが賢明だと思います。
「何でも良い」とはいえ、結婚式にはご両親やご親族、そしてご友人などに参列してもらうことになりますのでその方々が眉をひそめるような服装はNGだと思います。
話しを元に戻しますが、つまりチャペル挙式で婚礼和装は全然ありなんです。
私の友人もそのスタイルで結婚式を挙げました。直前まで知らされていなかったので、二人が入場した時にビックリしましたがとっても素敵でした。日本にあるチャペルで日本人が結婚式を挙げる訳ですから日本の民族衣装である和装がだめな訳がありません。
但し、日本にあるチャペルの殆んどは宗教的な意味合いで存在するのではなく、結婚式場の商業施設として存在しています。つまり結婚式場の運営ルールに従わなければならない場合もありますのでご注意を。
さてウェディングドレスと白無垢の共通点てわかりますか?

どちらとも「白」であるということと、裾が引きずる位に長いということです。ドレスでは「ロングトレーン」、白無垢では「お引きずり」と表現しますが、花嫁が引きずりながら歩く様が何とも美しいんですね。洋と和の違いはありますが花嫁の美しさは万国共通なんです。
そう言えば皇太子殿下のご息女である黒田清子さんもドレスで神前挙式を挙げられました。
全くの逆パターンですが、このことからも挙式スタイルよって婚礼衣裳が限定されることはないと考えることが出来ます。なんたって「天皇家」の方が実際にされている訳ですから、それだけで太鼓判を押されたようなものですから安心ですね。
チャペル挙式ではウェディングドレス、神前挙式では白無垢という認識が一般的です。しかし平成30年の現在は様々なことで多様化が進み、個性を表現することが許される時代でもあります。「良いとこ取り」する個性があってもいいですし、「和と洋の融合」を積極的に取り入れる個性があってもいいはずです。前述しましたが、日本人は文明開化と共に「良いとこ取り」「和と洋の融合」を得意とし、発展して来た民族です。
つまりそんなDNAが我々にはあるのですから「人と違うのはちょっと・・・」と消極的にならずに結婚式でも堂々と個性を表現していきましょう!
梅ロケーションフォトというもう一つの選択
和装ロケーションフォトにおいて、一年の中で最も人気のあるプランが二つあります。
一つは秋の紅葉ロケーションフォト。

木々が色付いた様はまさに見事の一言。
当店では奥日光⇒日光⇒鹿沼や栃木と段々と南下するので、紅葉ロケは約1ヶ月以上撮影することができます。
もう一つの人気プランは春の桜ロケーションフォト。

やっぱり皆さん桜が大好き!そしてすでに多くのお客様にご成約していただいており、続々とお問い合わせもいただいています。皆さん行動が例年より早くなっているのを実感しています。
何たって桜は打掛や紋付袴と相性抜群ですし、可憐な桜の花に囲まれて結婚の思い出づくりってとってもプレミアムですからね。しかし桜の美しい(満開の)時間はおよそ1週間ほど。こうなると当店がお受けできる組数も限りがあります。
お客様の為にも、そして自分達の為にも毎年こう思っていました。
「少しでも多くのカップル様を桜の綺麗な時期に撮影できないものか?」
ロケ地を増やせば問題解決とはならないんですね。桜は日本人なら誰でも大好きな訳ですから、当然お花見をされる方が多いんです。つまり桜の美しい場所には必ずお花見の方がいらっしゃり、多くの場合レジャーシートやブルーシートで埋め尽くされます。そうなると写真撮影ってほぼ無理。
※当店では人が少ないにもかかわらず、大変美しい桜並木が延々と続くロケ地を確保していますのでご安心下さい(画像参照)
そこでこれまで桜はソメイヨシノだけでしたが、今年から「八重桜」のロケ地を追加しました。

ソメイヨシノの一週間から10日ほど満開時期が遅く、そして長く満開が続く八重桜。
もちろんお好みもあるとは思いますが、昨年より多くのお客様をお迎えする態勢を整えております。
しかししかし「4月は忙しく、休みが取れない」「4月じゃ前撮りが遅すぎちゃう」・・・そんな方もいらっしゃることでしょう!
それならば3月に梅ロケーションフォトはいかがでしょう?

梅の花も可憐で美しく、和装ロケーションとしては最高です。
そもそも遠い昔(飛鳥時代頃)は花見と言えば桜ではなく「梅」だったんです。梅は気高さや長寿の象徴とされているので、その時代こぞって梅の花を愛でたようです。また桜の枝が下向きなのに対し、梅の枝は上向きなのでより縁起がいいとも言われています。
ちなみに上の画像の梅がいっぱいのロケ地は殆んど知られておらず、ほぼ二人だけの世界にどっふりと浸れます♡
桜(ソメイヨシノ)と比べてみるとこうなります。


いかがですか?どちらとも素敵ですよね。
確かに桜の人気は高いですが、梅も負けず劣らずの魅力があります。
桜より約一ヶ月早く咲く梅の花。
4月や5月に結婚式を控えている方の和装前撮りの時期として3月はとても適しているのではないでしょうか?4月に比べちょっぴり肌寒いかもしれませんが、暦の上では初春なので、春を先取りできます。しかも結構レアです♡
全国で梅ロケを大々的に行なっているお店は少ないですが、当店では自信を持っておすすめしています。
・梅ロケ+もう一ヶ所追加(岡田記念館)プラン
・梅たっぷりロケプラン
・ちょこっと梅ロケプラン
・スタロケ梅プラン
などなど様々なプランをご用意しておりますので、是非気軽にご相談下さい。
梅の花の良い香りに包まれて、楽しく撮影し、素敵な思い出を作ってみませんか?
人生のクロスロードを貴女と共に
人生には多くの岐路があります。
言葉を変えれば「節目」とも言え、当店Wedding Dress abitoは衣装や写真撮影で多くの方々の人生の岐路に30年以上携ってきました。さてどんな岐路があるのでしょう。
【七五三】

現在ではかわいい写真を撮影することがメインとなっていますが、元来今後の健やかなる成長を祈る儀式でもあります。
【成人式】

ご存知の通り、大人としての第一歩の儀式です。由来的には男子は「元服」、女子は「裳着」が始まりであり、いわば通過儀礼の一つとも言えます。成人することにより、自立し、責任を持ち、様々な選択を自分自身で行なうことが許されます。人生においての初めての大きな岐路と言えますね。
【卒業式】
学生生活の最後を飾り、社会へ羽ばたく扉とも言える卒業式。本当の意味での自立の時であり、どんな道を進んでいくのかは本人次第。これまでの二まただった岐路も、三叉路、四叉路となり迷ったり悩んだりすることが多くなりますが、それ以上に楽しいことが待っていると信じ、選んだ道を前を見て進んで行きましょう。
【結婚式】

人生の最も華やかな岐路と言えます。
縁あって巡り会えた方と結ばれ、新たな家庭を築いていくスタート地点です。人生の第二章の幕開けですね。
さてお気づきでしょうか?
七五三以外の写真は全て同じ女性だったんですよ。分かりやすく時系列的に並べてみます。



成人し、学校を卒業し、結婚する。
これに七五三を加えた多くの方の人生の岐路に携らせていただく事が当店の願いです。お客様の成長、そして人生の歩みを見守ることが出来たならこれ以上に嬉しいことはありません。
ですから「その場限りの商売」はしたくありません。
確かに貸衣装、レンタルドレスというビジネスにおいて「衣裳」こそが最優先されますがそれを超越する存在でありたいと考えます。多くの方の人生の岐路を見てきたからこそのアドバイスを惜しみなくお伝えしていきます。そして「次の岐路」でも頼って頂けるお店でありたいです。
岐路は英語でクロスロード。
「人生のクロスロードを貴女と共に」
ふと思いついた言葉ですが、これこそが当店の歩むべき道です。
桜ロケーションフォト希望の方はお急ぎ下さいね
光陰矢のごとしでは無いですが、平成30年もあっというまに一ヶ月が過ぎようとしています。
先日は栃木でも大雪が降り、今日明日と寒波の影響でかなりの冷え込みとなるそうです・・・そう今はまだ冬。というか真冬です。
でもあっという間に春がきます。
例年、春の桜ロケーションの受付は新年早々から開始しておりますが、今年は予想以上に多くのお客様がご相談やご成約にお越し頂いております。秋の紅葉ロケーションと並び、人気の桜ロケーションフォト・・・早くしないと予約が埋まってしまいますよ。

可憐なイメージのソメイヨシノはほんのり薄ピンクの色合いです。
桜の美しい期間はほんの一週間程度なので、当店がお受けできる撮影組数にも限りがあります。それでも昨年より撮影ロケ地が増え、ソメイヨシノだけでなく八重桜の美しい場所をご案内できますので、桜の種類を選ばなければ約二週間の桜の美しい時期での撮影が可能です。昨年よりも約2倍の撮影をこなせるようになっていますが、それでも予約が埋まってしまうとご案内できなくなります。

ちなみにこちらが「八重桜」。
ソメイヨシノに比べ美しい時期が一週間から十日ほど遅く、花びらの色は濃いピンク。またボリュームがあるので写真映えすること間違いなしです。
今年の東京の桜の開花予想はほぼ例年並みらしく、3月22日とのこと。宇都宮周辺は東京より約一週間程度遅いので、開花は3月末になりそうです、そして満開はそこから一週間ほど経ってからなので、4月5日頃~4月10日頃が撮影に最適の時期だと予想できます。その一週間後が八重桜の美しい時期となります。
言葉を羅列してしまうと分かりづらいのでこちらを参考にしてください。
宇都宮の桜(ソメイヨシノ)の開花予想・・・・3月末
宇都宮の桜(ソメイヨシノ)の満開時期・・・・4月5日~4月10日前後
宇都宮の桜(八重桜)の満開時期・・・・・・・4月15日~4月22日前後
全て予想となり、気候の変動によっては多少前後しますのご注意下さい。
桜ロケーションフォトをするのかしないのか?
するとすれば「ソメイヨシノ」にするか「八重桜」にするか?
迷うことだらけですが、桜はこの時だけとなりますので少しでもご興味があるのであれば、まずは気軽にご相談下さい。
綺麗な桜に囲まれ、春の穏やかな気候の中での撮影した写真はお二人にとって間違いなくかけがえのない思い出になることでしょう。本当にこの時期を逃してしまって大丈夫ですか?
人生の喜びと悲しみ
私たち人間は感情がある・・・正確に言えば「感情を表情や言葉で表現することのできる」動物です。
犬やネコにだって感情がありますが、それは飼い主が汲み取るからこそわかるもの。こう考えると「笑う」という人間独自の感情表現は私達にとっては当たり前のことですが凄いことなんですよね。
「笑う」ということは嬉しかったり、楽しかったりすること。もちろん呆れた時の半笑い、ごまかしの愛想笑いなんてのもありますが・・・。
さて人生を長く過ごせば過ごすほど喜びと悲しみの割合が変化します。よく人生は「喜び6割、悲しみ4割」なんて言われますが、今振り返ってみると子どもの頃は喜びはもっと多かったような気がしますし、今となっては悲しみの方が割合が多いのかなとも思います。だいたいトータルするとその割合になるのかもしれません。
でも誰だって喜びの割合を7割、8割、あわよくば10割にしたいものです。しかし現実はそうなることを許しませんし、実感としては「6割無くね?」と感じる方が多いのではないでしょうか?人間は都合の良い生きものですから、嬉しいことが続けば「人生楽しい」となるでしょうし、ちょっと嫌なことが続くと「なんで私だけ・・・」と思いがちです。
そこで私個人的にはこう考えるようになりました。
「楽しい」「嬉しい」と思う時はこれまで以上にもっと思いっきり楽しんで、喜ぼうと。簡単に言えば感じた喜びを3割り増しで喜ぼうとすることです。
私は今頃気付きましたが、こう言うことってずっと遥か昔から人間は本能的に行なってきたのかなと思います。
世界には様々な地域があり、独自の文化や風習が生まれ、そして今でも受け継がれています。けれども人生の最大の喜び事である「結婚」を祝う文化って形は違ってもどの時代、どの地域にもありますよね。これってやっぱり結婚という喜びを最大限に喜ぼうとする人間の持つ本能があるからこそで、時代や文化、風習、民族、宗教を超越しているんだと感じます。
また結婚式と真逆のお葬式も同様です。こちらもあらゆる物を超越し、やはり人間の本能として根付いている訳です。
人生には様々な出来事があります。
この世の春とさえ思う出来事もあれば、もう二度と立ち直れないと感じる辛い出来事も。しかし日常は平々凡々と過ごすことが多く、意識した喜びや悲しみを感じることは少ないのですが、そんな中にも多少は交錯しているんでしょうね。
日本においては現在結婚式を挙げる割合が減少し続けています。
これには様々な理由がありますが、先程書いたような「3割増しで喜ぶ」という人間の本能が低下したわけではありません。経済的な理由、ライフスタイルの変化、結婚式ビジネスへの抵抗感が挙げない理由の殆んどです。この時代を同じく生きる者として納得できますし、ウェディングに携る人間としては寂しく感じると共に大いに反省すべきとも思います。
それでも人間が生まれながらにもつ「3割り増しで喜ぶ」という本能を無くして欲しくはありません。
結婚式って結婚式場でなければならない訳ではありません
ドレスやタキシードを必ず着なくてはならないわけではありません
多額の費用をかけなくてもいいんです
一番大切なことはあなたの結婚をお相手や家族、友人、お世話になった方々と心から喜ぶこと。もちろん3割増し、いや5割増し、出来れば2倍3倍で。
そこには決まりごとは一切無く、あなたが望む形でやるだけでいいんです。場所は自宅でも公園でもキャンプ場でも良いですし、料理はBBQでも手作りでもそれぞれの持ち寄りでもいいんです。とにかく結婚の喜びを周りの方々と大いに喜び、喜んでも貰い、一緒に時間を過ごし、思い出を共有することが何より大切なんだと思います。
人生の岐路に立たされた時
悲しくてどうしようもない時
ふと人生を振り返った時
この日の思い出があなたの人生の喜びの割合を多く感じさせてくれるに違いありません。
繰り返しになりますが、結婚を喜ぶ人間の本能は生まれついてのものです。人生はほぼ本能のままに生きることは許されませんが、結婚だけは許されるものです。ですからどんな形でも奇想天外でも結婚をおおいにに楽しみ、喜ぶ時間を作って欲しいです。
本音を言えば、出来ることならそんな時間のお手伝いをしたいと思っていますけどね。






