卒業式

連日の早朝出勤

毎年のことですが3月は卒業式シーズンということもあり、お着付け・ヘアセット・撮影があるため早朝出勤が続きます。

最も早い方で朝5時からのお支度開始となるので、4時半にはお店を開けることとなります。ただ昨年に比べ、今年の今時期は暖かいのでありがたく思っています。寒いと動き出しが遅くなりがちですからね。

2年前、コロナウィルスが出始めた年ですが、卒業式の中止が相次ぎ、abitoでも電話が鳴るたびにキャンセルのご連絡・・・お店的にも大変厳しかったですが、それ以上に卒業式を心待ちにしていた方々にことを思うと残念で仕方がありませんでした。今年も第六波真っ只中での卒業式となっていますが、式典の中止は極力せずに、如何様な形であれ予定通り行う判断をされているようです。

「終わり良ければ全て良し」
こんな言葉があるように、学生として最後の、担任として最後の儀式を迎えることで新たな一歩を踏み出せるのではないでしょうか?どんなに対策をしてもリスクをゼロにすることは出来ませんが、卒業式開催の為に尽力されている学校(保育園・幼稚園)の関係者の方々には頭が下がる思いです。きっとその想いは伝わることでしょう。

今年もマスク着用の卒業式となってしまいましたが、可能であれば来年、でなければ出来るだけ早期にマスクなしで「最後の一日」を迎えることが出来るように願うばかりです。いつの日か、今の状況をマスクを外した素顔で笑って懐かしめたらいいですね。

卒業袴のお客様ラッシュ

ちょっと前まで「今年の卒業袴のお客様は例年に比べ少なめ(泣)」と思っていました。

先週、いや先々週あたりからでしょうか、そんな思いを払拭させるほど大変多くの方にご来店頂いております。ご存知の通り、現時点で栃木県内は「まん延防止等重点措置」の地域に指定されております。
ご来店が少なかったのは、おそらくこのため・・・というかこれ以外考えられません。

とはいえ、期間の延長が決まったにも関らず次々とご来店頂けているのは、「どんな形にしろ卒業式は行う」と学校側が決断されたからだと思います。これなら合点がいきますからね。

卒業される学生さん達だけでなく、見送る側の先生方もこの2年は大変な思いをされていることでしょう。
学校の種類を問わず、「卒業式」は最後の節目です。見送る側も見送られる側もそれぞれの思いを胸に秘め、その日を迎えたいはずです。以前では考えることなど出来なかった「卒業式の中止」、このコロナ渦ではその可能性は少なからずあります。

しかし卒業式は新しい人生の出発点であり、生涯の思い出となる大切な節目です。
式典を運営する側の感染対策等々のご苦労は計り知れないことだとは十分理解してはおりますが、可能な限り式典を開催し、それぞれの想いが宿る時間をお作り頂きたいと願うばかりです。

「卒業衣裳は着用不可」でもいいんです。
肝心なのは同じ時間を共有された方々が最後に集う場を設けることだと思います。どんな形でもいいんです、「卒業式」という思い出が残るようご配慮いただけますようお願い致します。

三年に渡りモーニングをご利用いただきました

県内の小学校の校長先生に三年に渡り、卒業式で当店のモーニングをご利用頂きました。

三年前に当店にご来店頂きモーニングをお決め頂いたのですが、その際に「今年を含めて三回利用する予定ですので宜しくお願いします」と仰って頂きました。二回目、三回目はご試着もなく、指定のモーニングを卒業式前に小学校までお届けしてきました。

ここ数年はその小学校に行くたびに春を感じていたものでしたが、今回で最後となってしまい寂しく感じています。

お届けの時は校長室にお邪魔するのですが、こちらにはなかなか入る機会ってないですよね。
基本的に校長室に入る時って、児童の時に悪さをして呼ばれるか、もしくは父兄として呼び出されるかだと思うんです。だからこの歳になっても校長室に入ると何故かドキドキしちゃったり(笑)。

三年もいい経験をさせて頂きました(お届け×3、引き取り×3で都合六回です)。

ご利用くださった校長先生はとても気さくな方で、伺うたびに数分ではありますがお話しをさせて頂きました。特の最後の任期となった昨年の春から現在にかけては新型コロナウィルス感染拡大を受け、小学校のトップとして様々なご苦労があったと思われますが、校長先生は変わらず笑顔のままでした。
こういう校長先生の下で小学校時代を過ごせた児童たちはとても幸せだったんじゃないかなと思います。

私もお会いするたびに、お話しをさせていただくたびに気持ちが安らぎましたからね。

4月からはどのような生活をされるのかはわかりませんが、きっと変わらずに笑顔のままでお過ごしされることでしょう。お会いする機会はなくなりますが、いつまたお会いできるまでお元気でいて頂きたいと願っています。

明日は先日ご利用くださった衣裳の引き取りで最後のお伺いになります。
感謝の気持ちを伝え、校長先生のお優しい笑顔を胸に刻み込んできます。

このブログをお読みになってはいないと思いますが、まずはこちらで感謝を申し上げようと思います。

「K校長先生、三年にわたり当店のモーニングをご利用くださり本当にありがとうございました。ご退任後はまずはごゆっくりとお過ごし下さい。そしていつまでもお元気でいてください。またいつかお会いできるのを楽しみにしています!」

今年の卒業式はどうなる?仲間と写真を撮っておけば安心かも!

年明け早々に一都三県に緊急事態宣言が発出され、大阪、兵庫、京都、そして我が栃木県でも発出されそうな気配です。

3月の状況にもよりますが、大学や短大、専門学校の卒業式にも暗雲が立ち込めそうな気配です。現に医療系の大学では昨年の10月時点で「卒業式は袴ではなく、スーツで」という決定が下された学校もあります。
また「卒業式はスーツと決まったので、写真だけ撮っておきたい」というご相談が当店にも増えてきています。

コロナ渦でそれ以前の常識が常識でなくなり、世の中が変化しています。

そしてこれまで【卒業式の衣裳=卒業袴】という既定概念も崩れていくのかもしれません。
卒業袴を着用しなくても卒業式は成り立ちますし、慣例ではあるものの決まりではないですからね。しかしそうは言っても学生の皆さんにはとてつもなく大きい問題であり、「着たいものは着たい!」と思われているはずですし、卒業袴でお友だちと特別な思い出を残しておきたい気持ちでいっぱいだと思います。

ならばこれまでの常識を打ち破り、【卒業袴は卒業式前に友達同士で楽しく写真を残す衣裳】と考えるのもありだと思います。これならば学校のアナウンスに左右されることなく、確実に卒業袴を着て思い出が作れます(卒業式以上にかも!?)。

以前もご紹介しましたが、昨年abitoで撮影をしてくださった4名の学生さんたちの画象です。

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お一人お一人きちっとした撮影をしつつも・・・

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お友だち4名で仲良く撮影をしたり・・・・

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医療系の学校だからこその撮影をしたりと、この日は皆さんに取って大切な記念日になったことでしょう。

この思い出は4名の共通の思い出です。つまり思い出を4名でシェアされたということ。


時が経ち、卒業シーズンの時期や卒業袴姿の学生さんを見かけるたびに4名の方はこの撮影日を思い出すことでしょう。そしてその思い出は決して卒業式に引けをとるものではないはずです。

4名の中のお一人と撮影後にお会いしたのですが、「本当に撮影が楽しかったです」「卒業式では着ることができませんが、友達同士で着ることができ本当に良い思い出となりました。みんなもすごく喜んでいました!」とのお言葉をいただきました。

社会に出てしまうとどんなに仲の良かったお友だちにも、卒業後に頻繁に会うことってなかなかありません。もちろん学生時代にたくさんの共通の思い出をお作りになったと思いますが、卒業袴を着用しての思い出はちょっと特別ではないでしょうか?


今年は成人式も全国各地で延期、中止となってしまいました。
去年まで「二十歳になったら1月に成人式」とうことは極々当然のことでしたが、突如当然ではなくなってしまいました。もはや以前までの「当たり前」はもはや当たり前ではなくなってしまったんですね

abitoとしてはご紹介した撮影のように、式典とはまた違った形の思い出づくりをサポートし、これまでの当たり前からの変化に対応していきます。当店の主力撮影プランである「ロケーションフォトウェディング」だって結婚式という式典とは違う形の思い出づくりであり、そこに価値や魅力を見出される方々が年々増えている事を実感しています。

もうこれからの時代は既存の形に依存するのではなく、自分たちだけで楽しんじゃうことが一番です。
思い出は自分たちで作ってしまいましょ!一番自然で、確実で、価値があるような気がします。
つまりは「誰と」「どのようにして」「どんな」時間を過ごすかが大切なんだと思います。abitoはそんなサポートをしていますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

卒業袴 前撮りしておけば何かと安心です

今年の夏より「卒業袴撮影プラン」を受付開始します。

077 071 007

その名の通り、写真撮影だけのプランですが衣裳はもちろん、ヘアセット、撮影、そして写真2ポーズが含まれて35,000円(税別)となります。衣裳はランクアップ商品も含め、お好きなものをお選びいただけるのでとってもお得です。

今年の春、新型コロナウィル感染拡大の影響で卒業式が中止になり、楽しみにしていた袴姿になれなかった卒業生はかなりいらっしゃいました。そんなお客様は「写真だけも残したい」と当店で数多く撮影くださいました。

来春の卒業式シーズンには新型ウィルスのワクチンは間に合わないと言われています。
最悪の場合、次の卒業式もこの春と同じ状況になる可能性もあります。
「もしも」のことを想定し、事前に卒業袴姿を写真に残しておけば、少しは安心できますし、卒業式が行われなかった場合の後悔も半減出来るのではないでしょうか?

卒業前の秋や冬は学生さんも何かとお忙しいもの。
だったら比較的都合の付けやすい、この夏、そう夏休みの撮影がおすすめです。

卒業式はまだまだ先ではありますが、だからこそ余裕のある時に、そして後悔をしないため、安心の為にこの夏にとりあえず撮影を終わらせておくべきかもしれませんよ。既に店内では衣裳も展示してありますので、いつでもご案内可能です。

ぜひお気軽にご相談、お問い合わせ、ご来店ください。

校長先生が卒業式でモーニングを着用するその理由とは!?

今年の卒業シーズンも後半戦を迎えています。

卒業衣装といえば「袴」となりますが、モーニングも卒業衣裳の一つです。着用されるのは小中高、そして専門学校等の校長先生です。


今日はある小学校に校長先生がご着用されるモーニングをお届けしてきました。昨年に引き続きでのご利用ですが、昨年はお届けした時には校内に児童の声が響いていましたが、今年はコロナの影響で休校となりひっそりとして寂しい感じでした。

校長室までご案内いただき、校長先生とちょっとしたお話しをしてきました。
その中で私は「校長先生でモーニング以外を着用されることってあるんですか?」と尋ねたところ、「私の知っている限りでは全ての校長がモーニングを着用しています」とのことでした。

その理由をお伺いすると・・・
「モーニングは最高礼服であり、そういった衣裳で児童たちの卒業を見送りたいからです」とのことでした。

モーニングだけでなく、特別な衣裳は場の雰囲気を高めます。
そういった意味ではモーニング着用は校長先生から卒業する児童たちへの無言の祝福であり、保護者の方たちへの「おもてなし」といえるのではないでしょうか?

実際、女性の先生の袴や校長先生のモーニングは自治体や学校から金銭的な補助があるのではなく、全て自前の出費となります。しかしそういった出費をしてでも卒業する方々を特別な衣裳で見送りたいという想いは必ず伝わるものです。例え今でなくても、いつかは伝わるものです。

伺った小学校でもコロナの影響で卒業式は在校生の参加はなく、例年とは違い少し寂しいものとなるそうです。ですがそれをカバーするほどの気持ちをもって、校長先生をはじめ教職員の方は卒業式に臨まれることでしょう。だからきっと素晴らしい卒業式になるはずです!!!

児童のみんなには卒業式の一瞬一瞬を胸に刻み込み、新たな中学校生活をスタートしてもらいたいですね。いつもとはちょっと違う卒業式だからこそ、より思い出深いものになる事を願っています。

小学校を卒業するみんな、本当におめでとうございます!
先生方の晴れ姿も褒めてあげてね。きっと喜んでくれるからね。