色打掛と白無垢、さてどちらが重いでしょう?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本の婚礼衣裳と言えば打掛です。


打掛には二種類あり、一つが色打掛、もう一つが白無垢となります。

色打掛
0025

白無垢
IMG_7446
 

色打掛と白無垢の違いは見ての通り、白か色付きかです。またそれ以外に白無垢は結婚式の式服であり、色打掛はお色直しの衣裳という違いもあります。


そして本日のお題からもわかるように色打掛と白無垢では着た時の重さが違います。さてどちらが重いでしょうか?


多分、殆んどの方がおわかりだと思いますが色打掛が断然重いんです。何故かというと、白無垢に比べ色打掛は刺繍が全体に施されているのでその分重くなります。「刺繍ぐらいで?」と思われるでしょうが刺繍に使われている糸の数は本当に多く、想像以上だと思います。色打掛には通常の絹糸より断然重い金糸もふんだんに使われているためでもあります。


通常、結婚式では白無垢⇒色打掛の順番でご着用されるので、軽い衣裳から重い衣裳になるので余計に重く感じることでしょう。


もし色打掛と白無垢の二着で和装前撮りをされる場合は、まずは色打掛から撮影を始めることをおすすめします。まずは重い衣裳から始めると、軽い衣裳に替えた時にとても楽になった気がしますよ!とはいえ、白無垢も普段着と比べると十分に重い衣裳なので、撮影には万全に体調を整えましょうね。


最後になりますが、色打掛も白無垢も非日常の婚礼衣裳であり、重く、動きづらいものです。人によっては歩くので精一杯なんてこともあります。でも制限されるからこそ楚々としたその動きが美しく、儚げでまさに花嫁の所作につながるとも言えます。和服には留袖やら振袖やらと様々な種類がありますが、打掛はそんな和装の中でも最高峰の衣裳であり、結婚という節目にしか着用で着ない特別なものです。


多くの花嫁が憧れるウェディングドレスももちろん素敵な衣裳ですが、打掛もドレスに負けず劣らずの魅力ある美しい衣裳です。一生に一度しか着る機会のない和服ですから、例え結婚式ではドレスだけとなっても前撮りなどでご着用されることを心の底からおすすめ致します。絶対に後悔することはありませんからね。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

Wedding Dress abito 自己紹介

はじめまして!
当店Wedding Dress abitoは栃木県宇都宮市で創業以来30年以上に渡って、結婚式のドレス・成人式振袖・七五三・慶弔衣装などを多くのお客様にご利用頂いているレンタル専門の貸衣裳店です。
またロケーション撮影に特化し、フォトウェディング・和装前撮りをはじめ、振袖や七五三などでも各種撮影プランをご用意いています。※フォトスタジオ完備

ドレスショップ・貸衣裳店・ロケーション撮影専門店として、みなさんに有益な情報をご提供していきます。

どうぞ宜しくお願いします。

当店は栃木県唯一の県民共済指定衣裳店です

〒321-0138
栃木県宇都宮市兵庫塚3-1-1 📞 028-655-0975
www.kaede-abito.com

コメントを残す