弊社の先代が昭和61年(1986年)に創業して今年で37年。
確か、30周年の時は「創業際」と称して、様々な取り組みをした記億があります。「記憶がある」という曖昧な表現をしたその訳は、ほぼほぼ空回りしただけで終わってしまったから。結局、自分達で勝手に盛り上がっただけで、お客様方には響くことはありませんでした。
もしそうでなければ35周年祭も行ったでしょうし、迎える40周年にも何かしら企画をしたかもしれません。(つまり40周年を記念したイベントは現時点では全く考えていません)。
おそらく日常的に、老若男女わけ隔てなくご利用頂く業種であれば違ったのかもしれませんが、「貸衣装」や「記念撮影」等においては、「35周年祭開催しているから貸衣装をレンタルしよう!記念写真を撮ろう!」とはならないんですよね。必要とされる方、されない方がハッキリとしていますし、誰しも必ずご利用くださるサービスではありませんからね。まぁ告知、宣伝が下手くそだったといえなくもないのですが・・・。
さてみなさんも聞いた事があるであろう「企業生存率」。
5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、そして30年となると0.02%とのこと。つまり起業して30周年を迎える事が出来るのは1万のうち2社だけということになります。かなりの狭き門、激高のハードルといえます。
そんな門をくぐり、ハードルを弊社が越えることが出来たのは、やはり様々な「運」に恵まれたからだと思います。もちろん創業者である先代やこれまで弊社で従事してくださったスタッフの方々の努力、関係各所のご助力の賜物であることは間違いないのですが、それでも「運」があってこそだと考えます。
そんな30年という区切りを7年も過ぎようとしているのは、大変ありがたいと思う他ございません。
これまでもバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ渦、そしてウクライナショックと自分達ではコントロール不能な出来事が起こりましたが、何とかやってきました。今後も何か起こるでしょうし、どうなるかわかりません。
懸命に仕事に従事し、努力を重ねていくかと思いますが、これまで同様に「運」に恵まれる事を願って止みません。
ま、何とかなるでしょうし、なんとかします!