白無垢は死に装束!? いえいえ違います

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花嫁の和の婚礼衣装といえば「白無垢」ですよね。

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ご覧の通り、そして名称通りに白一色の衣装です。白一色のお着物は一般的には「死に装束」と知られていますが、それでは白無垢も同じなのか?・・・・ちょっと疑問ですよね。

白一色に隠された意味とは何なのかを書きたいと思います。

ま、諸説あるんですが良く知られている意味としては「真っ白な無垢のまま嫁ぎ、相手の家の色に染まるため」ということ。これはウェディングドレスと同じ意味合いですね。でも多分この説はドレスと同じ意味合いを持たせた後付けなのかもしれません。

やはり白無垢にはある意味「死に装束」という観念が含まれているようです。
これも2つの説があります。

①真っ白な白無垢を着る事により、「死ぬまで実家に戻らない」という覚悟を表しているという説。
②白無垢を着る事により、嫁入り前の自分は一旦死に、生まれ変わって相手方に嫁ぐという説。

この2説がありますが、どちらにしても結婚とは相当な覚悟を持って執り行われていたようです。もちろん100年以上前の考え方ですけどね。

もうこのような考え方をすることはありませんが、伝統的に受け継がれてきているものには何らかの意味があります。歴史を紐解いてみると、意外な事実が有ったりするものです。

派手やかで色鮮やかな色打掛はもちろん素敵ですが、シンプルな白一色の白無垢もとても魅力的な婚礼衣装です。白無垢に袖を通した花嫁の奥ゆかしさは神秘性すら感じさせてくれます。

洋装にしろ和装にしろ、一生に一度の晴れの衣装です。
全部着たい!と思っても、様々な事情でなかなか難しいものです。でも今では「写真だけ」という選択肢もありますし、何も結婚式で全部を叶えなくてもOKなんですよね。

個人的見解をいえば、出来れば「ドレス一着+和装一着」が一番バランスがいいと思います。
洋から和、または和から洋へのお色直しは、ガラッと変わりますし、ゲストの皆様にも喜んで頂ける事と思います。何より洋も和も着れた満足感を感じることができるのかな・・・と思います。

いずれにしましても、「和装」という選択肢がある事もお忘れなく。
最終的にどんなチョイスになろうとも、一生に一度の「衣装選び」では和装にもチャレンジしてみてください。実際にその目で見て、触れて、試着する事で白無垢や色打掛を体験してください。

だって体験できるのはそのタイミングしかありませんからね。せっかくのチャンスを逃すと絶対にもったいないと思います!


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