結婚式場の予約はあわてずに!
そのトラブルの多くが「キャンセル」に関してのこと。
結婚式場を決定する=結婚式場と披露宴を行う契約をするということなんです。もちろんその契約においては「契約書」があるわけですが、ずらずらと何十行も法律用語で満たされたものなんて、そうそう読まないですし、よくわかりませんよね。
その中には消費者に対して不利な条項があったりすることもあります。
結婚式場との契約は『高額な契約』であり、『人生の大切な契約』でもあります。
契約内容に不満があったとしても、サインしたり捺印したら同意したことになりますからね。ちょっとでも不明なことや「ん?」と思うことに関しては、しっかりと説明を求めることが大切です。
また不審に思うようなことがあれば、消費生活相談窓口に連絡してみるとよいでしょう。
「契約」は双方が合意してこそ成り立つものです。
結婚式場が求める契約内容に100%応じるのではなく、カップル様も同様に結婚式場に求めることも含めるべきだと思います。
結婚式に必要とするもの「衣裳」「花」「引き出物」「印刷物」「撮影」などは、「当施設の指定の企業を利用するものとする」・・・なんて条項が契約書に含まれていることもあります。
これに同意すると全て持ち込みは出来なくなります。契約ですから。
でもこのことを除外する契約であれば指定業者でも、そうでない業者のサービスでもお好きなほうを選べます。つまり自由度がグッと上がるわけです。
結婚式は殆んどの方が初めてのことですので、わからないことばかりですよね。そのことをいいことに、上手に自分たちにとって有利な契約を進める悪徳なところもあります。もちろん善良な式場だってたくさんあります。
でもですね・・・
http://www.pref.kyoto.jp/shohise/documents/tyuiho2709.pdf
こちらの内容を見ると、やはり色々なトラブルが増えているのは間違いありません。しかも公共の団体が注意しているわけですからね。
一生に一度の晴れ舞台である結婚式。
後で嫌な思いや後悔などがないように、十分に警戒することも大切です。自分のことは自分で守らないと・・・ですね。