和装

着物に欠かせない白足袋は「販売品」と「レンタル品」をご用意しています。

打掛、紋付袴に留袖や振袖といった和装をご着用の際に絶対に欠かせないアイテムと言えば・・・白足袋(以降は足袋と表記)です。

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和装において唯一足袋を使用しないのは、卒業袴の履き物が草履ではなく、ブーツを選んだ場合ですかね。この場合、もちろん足袋は不要で殆んどの方がストッキングにされています。

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現代の日本において、日常生活では靴下やストッキングを履くことがほぼほぼですよね。足袋を履く機会なんて滅多にあるものではありません。でも成人式を終えた二十歳以上の方は一度は足袋を履いた経験があると思います。

多分、初めて身に付けた時は違和感しか感じなかったことでしょう。
最近では足袋とフォルムが似ている五本指ソックスも定番化していますが、見た目は似ていても履き心地は全く違うんですよね。その大きな要因は素材の違いです。

靴下にも様々な生地のものがありますが、基本的に伸び縮みするので足の方ににフィットしますし、動きやすさを感じます。一方、足袋の場合は生地は綿100%で、しかも目が細かいので非常に堅く、ほぼほぼ伸び縮みしません。普段の靴下と肌さわりも履き心地も違うので違和感を感じるんです。ただし、七五三用の足袋などは靴下タイプの伸び縮みするストレッチタイプの足袋もあり、もちろん大人用もありますが通常の者と比べて、大変滑り易いのであまりお勧めはしません。特に大人の方は違和感を我慢してください(笑)。


さて足袋にも靴下同様にサイズという物があります。
もちろん「文」といった昔ながらのサイズではなく、「○㎝」という物になります。

当店の場合、大人用としては最小は21㎝、最大で30cmの足袋をご用意しています。IMG_8815
30cm足袋はティッシュボックスと比較するとこんな感じで、メッチャ大きいです。

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ちなみにこちらがストレッチ素材の足袋です。
通常の足袋と違い、伸び縮みするのでサイズも㎝刻みではなく、SMLの表記となります。

足袋のサイズの選び方

靴下であれば多少なりとも伸び縮みするのでキッチリとサイズを合わせなくても大丈夫なことが多いですが、足袋の場合はちょっと違います。小さすぎるとキツくて痛みを感じることがありますし、大きすぎると足袋の中で足が動いて滑りやすくなりますし、「こはぜ」という止め具も外れやすくなります。同じ足の大きさでも人によって指の長さや大きさ、足幅の広さ、甲の高さに違いがありますので必ずしもサイズに合わせたからと言ってしっくり来るとは限りません。

なので選び方としては「試着」することが一番です。
とは言え、なかなか試着させてくれるお店がないのが正直なところ・・・。しかも足袋の場合、殆んどが販売での取り扱いが多いので、ワザワザ袋から出してくれることもそうそうあるものではありません。

当店の場合、レンタル足袋も用意しているので購入をお考えの方にはサイズ確認をレンタル用でして頂いています。これなら安心してサイズを選んで購入できますからね!

最後に

当店の場合でもレンタルより購入されることの多い足袋。
その理由としては殆どの場合が「おめでたい節目」での使用となるので、出来れば新品で臨みたいからだと思います。それに一度購入しておけば、また何かあった時に使えますからね。使用後は洗濯し、軽くアイロンをかけておくだけでOKです。

しかしここに落とし穴があります。
その「何かある時」は数ヵ月後かもしれませんし、数年後かもしれなく、予想がつきません。もちろん当初は大事にしまっておくのですが、年月と共にしまった場所を忘れてしまったり、最悪の場合「もう使わないでしょ」と捨ててしまうこともあります。
結果、「何かある時」がやって来た時には見つからなかったり、無くしてしまったりして再び購入する方が結構多いんです。まぁ売る側としては非常に有難いことではありますが、やはりもったいないので大切に保管されることをおすすめします。

abitoでは足袋は販売とレンタルとでご用意しています。
販売は1,500円、レンタルは800円(共に税別)となっていますので、お気軽にご来店下さい。
足袋っていざとなるとどこで手に入れたら良いかわからないものですが、呉服屋さん、デパートなどで購入することが出来ます。また当店のような貸衣裳店でもご用意があることを覚えておくと、いざと言う時に安心ですよ!
 

和装の草履の種類とサイズ

和装の足元を飾るものと言えば、ご存知のとおり「草履」です。

しかし日常生活で草履を履く機会なんてないですし、殆んどの方がお持ちではないでしょう。草履も靴のように様々な種類があることご存知ですか?着用する和装によって、履く草履も変わってくるんです。そして大きさや高さのサイズも色々あるんですよ!

知っていそうで実はよく分からない草履についてお知らせしちゃいます。

草履の種類

前述の通り、着用する衣装によって草履も変わるもの。
一見同じように見えても、実は微妙な違いがあり、それこそが和装の奥深さとも言えます。さてさてどんな草履があるのでしょう?

婚礼和装用草履

IMG_8806左の金が色打掛用、右の白が白無垢用です。
とは言っても、白無垢でも金の草履は全然アリですのでどんなコーディーネートにするかは花嫁様次第でもあります。

留袖用草履

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留袖用草履は金色が主体となっている物が多く、その色合いがおめでたさを演出しています。※銀系もあります。
こちらの草履は訪問着や付下げ、色無地などの和装でも合わせることが出来ます。

振袖用草履

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振袖用の場合、金を主体にしてモノだけでなく、赤だったり、黒だったりと色合いが豊富です。
共通しているのは鼻緒が華やかで、ハッキリと柄が描かれていることです。

喪服用草履

IMG_8807こちらの場合、全体が黒で統一されており、余計な装飾は一切ありません。
ただただシンプルに黒であることだけが求められています。

紋付袴用草履

IMG_8808画像の草履の鼻緒は「白」ですが、黒の場合もあります。
雪駄(せった)と呼ばれることもありますが、大きな意味では雪駄は草履の一種であり、当店では草履と呼ぶことで統一しています。


色やデザインの違いはありますが、草履は基本的フォルムは共通しているもの。
着用する和装によって選ぶ草履が変わることはある意味では「面倒」とも言えますが、靴だって同じですよね?スーツにスニーカーは合わせませんし、洋服に合わせてセレクトしますものね。

つまりはそれが当たり前のことであり、おしゃれとも言える訳です。

 

草履のサイズ

草履にもサイズという概念があり、「大きさ」そして「高さ」の二つのサイズがあります。【大きさ」に関しては靴と同様に足の大きさに合わせて選ぶ訳ですが、「高さ」に関しては身長だけはなく、全体的なバランスを取る為に敢えて高い草履を選ぶこともあります。まずは大きさと高さの違いを見比べてみましょう。

「大きさ」

IMG_8813こちらは振袖用の草履で、左がMサイズ、右がLLサイズとなっています。

Mサイズは~23.5㎝まで、Lサイズは24cm~24.5cm、LLサイズは25cm~が目安となっています。これは留袖用も喪服用も同様です。もちろん紋付用にもサイズがあり、当店の場合は30cmの大きさまで対応しています。

「高さ」

IMG_8812こちらも振袖用の草履での比較です。
左は標準の高さの草履、右側が高めの草履でその違いは約2.5cm。ちなみに左の草履より低いものもございます。

IMG_8809こちらは男性の紋付袴用の草履で、こちらにも高低両方のサイズがあります。

前述の通り、草履の高さは殆どの場合が履かれる方の身長によって選び方が変わります。
身長が高い方は低めの草履、標準の方は標準の草履、低い方は高めの草履を選ばれる方が殆んど。しかし婚礼の場合は選び方が変わることがあります。

例えば新郎新婦の身長差がそれほどない場合、ご自分の身長にかかわらず、花嫁は低めの草履、花婿は高めの草履を選ぶこともあります。ご想像の通り、花嫁花婿の身長差を敢えて作ることでバランスをとる訳です。やはり花婿の方が見た目に高いことがいつの時代でも重要視されるものです。そう言った意味でも草履は大変重要な役目を担ったアイテムと言えます。
 

最後に

和装を着用される時、多くの方が和装の色や柄のことを一番に重要視します。
当然と言えば当然のことですが、「おしゃれは足元から」なんて言葉もあります。もちろん和装にも当てはまることではないかと思います。草履の色や柄はもちろん、年齢に相応しい草履を選ぶことも大切なことです。

そして「大きさ」「高さ」の二つのサイズにも心配りしてみてはいかがでしょう?
靴同様に大きさの合っていないものを選ぶと、見た目はもちろんですが履き心地も宜しくありません。また高さもご自分の身長に照らし合わせて選ぶことで、よりしなやかでたおやかな和装姿となります。

もちろん当店では各種様々なサイズをご用意しており、経験を元に、お客様のサイズに最適な草履をご案内しておりますのでご安心下さい。

意外と知らない草履の種類とサイズの話しはいかがだったでしょうか?
折を見て、次は違った角度からの草履のお話しをお届けしようと思います。

 

 

 

ご自分の着物、ご家族やご友人などからお借りした着物を使用する場合に気を付けておくことはこれ。

成人式の振袖、七五三のお母様が着る訪問着や付下げなど、意外とご自分の着物を持っている方は多いもの。

またご自分の物でなくても、ご家族の物だったり、親戚やご友人からお借りして着物を着る方がここ数年本当に多くなったと感じます。レンタルしちゃえば簡単だし、全てが揃っているので便利ですが、少しでも費用を抑えるならそう言った選択肢もアリですよね。


当店においても撮影などでの着物のお持込が随分と増えているのを実感しています。


しかしご自分の、あるいはどなたかに借りたお着物の場合、色々な問題もあるのも事実。でも対処できるように知っておけば、問題なくご着用いただけるのでぜひ知識として知っていただければと思います。
 

お着物の状態をチェックしておく

例えご自分のお着物であっても、常日頃から出し入れすることなんてないですよね。
数年ぶり、もしかしたら十数年ぶりにタンスから出したなんてこともあります。もしそのまま着付けしてくれる場所へ持っていっても、広げたら「あら?」なんてこともありますので、まずは状態をチェックすることが慣用です。

チェックすべき箇所はこんなところ

・着物にしわが寄っていないかどうか。
・虫に食われていないか。
・色は変色していないか
・着物のサイズが貴女に合うかどうか


これらをチェックせずに着付け当日を迎えた場合、最悪着ることが出来ない場合もあります。しわがあるだけならアイロンを当てる(当て布が必要)だけでOKですが、虫や変色、サイズ違いの場合はちょっと難しいですからね。

まずは余裕を持って着物をチェックし、できれば日の当たらない風邪と折の良い場所で虫干しされることをおすすめします。またチェックしても「わからない」「これで大丈夫か?」と心配な場合は、前もって着付けしてくださる方にご相談してみてはいかがでしょう。
 

きちんと小物が揃っているかも確認すること

基本、どのご家庭においても着物は一式まとめてお仕舞いになっていると思いますが、だからと言って必ずしも全部揃っているとは限りません。一つでも不足すると着ることが出来ない衣装でもありますので、やはり事前の確認は欠かせません。

着物は着物だけでなく、「長襦袢」「帯」「帯揚げ」「帯締め」などの小物の他に、着付け小物である「腰紐」「伊達締め」「帯板」など様々なものが必要となります。草履やバックだって欠かせません。

「何が有って、何が無いのか?」

着物に詳しい方でない限り、殆んどの方がチンプンカンプンなのではないでしょうか?この場合もお着付けされるお店などに必要なものを教えてもらい、それでもわからない場合は事前に確認してもらいましょう。あ、肌襦袢や裾除け、足袋なども欠かせませんのでそちらもお忘れなく。
 

 

こんなことも確認すべきです

■振袖や付下げ、訪問着の場合は衿元につける「伊達衿」を忘れがちですのでご注意を
■数十年以上にわたりしまいっぱなしのままであった草履は鼻緒や底が弱ってしまっている場合があるので要チェック
■着物をたくさんお持ちの場合は着物と小物一式が合ってない場合もありますのでご注意を
■足袋にはサイズがありますので、ご自分のサイズと合うかどうか確認しましょう
■買ったままでしまいっぱなしの着物の場合、「仕付糸」がついたままの場合もありますので外しましょう
■樟脳の匂いがキツイ場合はなかなか取れないので、早めに風を通して匂いを抜きましょう


十分に気を付け、確認しておきましょう
 

最後に・・・

ここまで書いてしまうと「やっぱり自分の着物を着るのは面倒かも・・・」と思うかもしれません。でもこれだけじゃないんです。着物を出してきるということは、再びタンスに仕舞うことでもあります。
着物は洋服のように洗濯機で洗って、干して、畳んでしまうというわけにはいきません。できればきちんとクリーニングに出すべきですが、最悪でも直ぐに仕舞わずに、やはり風通しの良い場所で数日虫干ししてから仕舞ってください。この仕舞う時が一番大切です。

小物一式を一緒に、足らないものは紙にでも書き出してわかるようにしておくことをしておけば次の時にとっても楽です。そして年に一度でも良いので虫干しすることをおすすめします。

もっと面倒に思えてきたのではないでしょうか。でも思い入れのある、愛着のある着物を着るということはこういうことなんです。

今の時代、お着物はある意味特別な衣装と言えます。
特別な時、特別なことをすることはとても面倒な作業が伴うことが多いですが、だからこそ特別感を感じることができるというものです。大切に扱えば二代、三代に渡ってご着用いただけますので、大変面倒ではありますがどうにかクリアしてください。


それでもどうしても面倒臭い・・・そんな方は貸衣装がおすすめですね。

費用はかかりますが、着物を選べば全ての小物が揃っていますし、お手入れも管理も一切不要なので面倒は一切ありません。それに着る機会が多ければ多いほど、いろんな色や柄の物が着ることができるのは新鮮ですよね。


とにかく、ご自分の着物を着る場合は余裕を持ってチェックする事が大切です。
そしてわからないことがあれば、やはり専門の方に相談することが安心に繋がります。いざという時に困ることがないよう、早め早めに準備をして行きましょう。

 

 

草履の正しい履き方と注意すべきこと

秋本番の11月、結婚式・七五三・振袖前撮りと様々な場面で和装になる方が多いですよね。

和装でのお履物と言えば・・・お草履です。鼻緒に足を入れるだけなので、どなたでも簡単に履くことができるものですがいろいろと注意しなくてはならないこともあります。和装を楽しむためには草履の履き方をマスターすることも大切です。

本日は草履を履く上での注意すべきことをお知らせしようと思います。

草履は男女で形が違う


最近の靴は男女でデザインが共通していることも多いですが、基本的に草履は形が違います。

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こちらは打掛用の花嫁の草履。
底が厚手になっており、基本的に丸みを帯びた形になっています。

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こちらは一般的な男性用の草履。
幅広で長方形になっており、基本的に薄手に作られています。

草履の底は滑り止めなしだから・・・

どちらの草履も底はこうなっています。

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スニーカーやブーツのような滑りを抑制してくれるような形状にはなっておらず、簡単に表現すればツルッツルです。本来、草履はすりながら歩くものなので、この形状に落ち着いているんですね。

注意点① マジで滑ります

上の画像でもお分かりいただけたと思いますが、草履は靴と違って大変滑りやすい履きものです。

地面が乾いている場合はさほど問題ではありませんが、少しでも濡れている時は要注意です。特に日本庭園などには苔が張っていたり、丸石があったりと乾いていても滑りやすい箇所があります。履き慣れない草履、着慣れない和装の場合、滑った時のリアクションが通常より鈍くなります。

小さいお子さんや女性は出来るだけ男性の方に手を取っていただいて、サポートしてもらうと良いでしょう。もし側にいらっしゃらない時は十分の上に十分に注意してお歩きくださいね。

注意点② できれば深く履かないこと

【草履の履き方≒ビーチサンダルの履き方】と思われていることが非常に多いんですよね。

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多くの方が上の画像のようにガッツリと鼻緒に指の間を挟んで草履を履きますが、厳密には不正解なんですね。直感的にこうなるのは当然なのですが、これだと長時間草履を履いていると指の間が間違いなく痛くなってきます。

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画像の右足のような「指で鼻緒を挟んで履く」のが正解の履き方。
いつものような歩き方だと違和感しかありませんが、本来の草履での歩き方である「すり足」でなら納得されると思います。要は草履は履くというより「引っ掛ける」感じですかね。

この履き方をするとかかとはこんな感じになります。
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そう、かかとが出てしまいます。
でも安心してください、これが本来の姿なので「草履ちっちゃ!」とはなりませんからね。

とは言ってもいつの間にかビーチサンダルのように履いてしまっていることがありますので、「あれ?指の間が痛いかも?」と感じた時に鼻緒を挟むようにして、痛みから逃れるだけでも効果はあると思います。

注意点③ 汚れに注意

草履はほぼ足袋が丸出しになるので、水場や泥や土、砂の多いところでは要注意です。
白足袋にあっという間に汚れが付き、しかも目だってしまいますからね。出来るだけそういう場所を避け、美しい白足袋のままでお祝い事を終えるように気をつけてください。

最後に

草履は日常履くことが少ないので歩きづらくて当たり前です。
状況によっては滑って転んだり、足を挫いたり、足袋を汚してすまうこともあります。そもそも和装は飛んだり跳ねたりなど、アクティブな動きをするような衣裳ではなく、ゆったりと動きが似合う衣裳です。

つまり和装を着用する場合は時間に余裕を持って行動する事が何より大切です。

人間、焦ったり時間が無いと動きが速くなっていまいますからね。和装を着用する様なおめでたい日は良い気分のまま一日を過ごしたいものです。その為にも草履での歩行には細心の注意を払ってくださいね。
 

和装用髪飾りの新作が入荷しました

和装姿は和装だけで成り立つものではありません。

着物があって、着付けがあって、ヘアメイクがあって初めて成り立つものです。ただ現在ではヘアスタイルについていえば、コッテコテの「和スタイル」ではなく、和風の洋髪が主流です。そこで重要になってくるのは、そんな洋髪に和を感じさせる和風の髪飾りです。


つい先日、新しい髪飾りが入荷しました。

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オレンジの菊とピンクの梅花の組合せがとってもキュートな髪飾り。
パステル系の色打掛におすすめです。

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こちらは桜をモチーフにした紅白の髪飾り。
白無垢はもちろん、赤系の色打掛にピッタリです。

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今人気のパステルグリーン×白の色合わせになっている髪飾り。多分、3つの中で最も人気が出ると思われます。
個人的には白無垢に合わせるのがおすすめですが、赤系またはグリーン系の色打掛の差し色にもいいかもしれません。


これらの和の髪飾りは打掛などの婚礼和装だけでなく、振袖だったり卒業袴や和柄ドレスにもおすすめです。

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こちらが和柄ドレスです。

この平成の時代、20代及び30代において和装に身を包む事のできる機会ってそうそうありません。結婚式や成人式、そして卒業式は和装を楽しむ絶好の機会です。ぜひご着用になられる和装をもっと華やかに、そして和の濃度を上げる為にも髪飾りにもこだわってみてはいかがでしょう。

和の世界は思っている以上に奥深く、そして魅力あるものです。

和をもっと知ると、日本がもっと好きになり、自分をもっと好きになるはずです。

 

色打掛も比べてみるとその違いが一目瞭然!自分の直感を信じて選びましょう。

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結婚式のお色直し衣装として、和装前撮りの衣装として人気の高い色打掛。



殆んどの方が「結婚」という節目に際して初めて意識し、手に触れるのではないでしょうか?もちろん何となく色打掛がどんなものか抽象的にはご存知だとは思いますが、それまで縁のなかった衣装ですから、知らないことが多くて当然です。



色打掛もそれぞれ違いがあるのですが、実際に触れる機会でもないとその違いはなかなかわからないものです。色打掛のフォルム(形)は殆んど同じですが、色や柄はそれぞれ違いがあります。比べて見ると、その違いは一目瞭然です。

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やはり赤が主体の色打掛が一番多いのですが、グリーン系・イエロー系・ブラック・白ベースなど様々な色があります。また同じ赤系でも色の出し方、色の組合せがそれぞれ違うので一着一着に個性があります。そして着用する季節、シチュエーションによって同じ色打掛でも表情が違ってくるのも魅力です。


ご自分の好みに合わせて・・・
季節に合わせて・・・
ドレスとの兼ね合いを考慮して・・・

などなど選び方は人それぞれですが、やはり何と言っても一番大切なのは「直感」だと思います。いわゆる第一印象っていうものです。



初めての色打掛ということで、知らないことわからないことが多いとは思います。でもそんなに深く考え込まずに洋服を買うときのように選んでみていいと思います。


あなたのことは一番あなたが知っているはずです。


自分を信じて選んじゃいましょう。それでも「やっぱり不安!」と思うなら、お母様やお友達と一緒に選んでみては?あなたのことをよく知っている人の意見はとっても貴重ですからね。

肌襦袢に関する疑問にお答えします

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婚礼の打掛ではもちろん、振袖や留袖、そして喪服などのいわゆる「和装」を着用する際に必需品となるのが肌襦袢です。



しかしこの肌襦袢に関して、多くの質問やお問い合わせをいただく事が多いんです。和装は現代においては特別な衣装の一つですから、肌襦袢のことを知らなくても当然です。でも知識として知っていても損はありませんので、知っておいた方が良い情報をお知らせしたいと思います。
 

そもそも肌襦袢とは何なのか?

肌襦袢は簡単に言えば和服用の下着です。和服は「着る」というよりも「体に合わせて着せる」衣装ですから、普段の洋服と違い体にピッタリと密着します。その為、意外と汗をかきやすいため、その汗を吸収するために綿が素材となっており、またとても柔らかく肌触りも良くなっています。

また和装においては「長襦袢」というものがあるので、肌襦袢と混同してしまいがちですが全く別物となります。振袖や留袖、その他の和装の下に着付ける物が長襦袢です。振袖を例にとれば「振袖」+「長襦袢」の2着1組で構成されてます。つまり肌襦袢は下着ですが、長襦袢は着物の一つであるのでその違いは明確なんです。


名称が似ているので混同してしまうのもしょうがないですよね。


肌襦袢は大別して2に分けられます

肌襦袢(女性用)には2つあります。一つは「花嫁用肌襦袢」、そしてもう一つは「一般肌襦袢」です。

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左が打掛用の花嫁用肌襦袢、右が留袖や喪服用の一般用肌襦袢です。


一見、その違いがわからないかと思いますが比べると明らかです。

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左が花嫁用なのですが、首後ろの部分が右側に比べて大きくえぐられています。これは打掛の形に合わせているからです。

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打掛では後ろ首のかなり下まで露出することになります。このため、一般用の肌襦袢でははみ出てしまうので、大きくえぐれた形となっています。
 

よくいただく質問

「普通の肌襦袢は持っているんですが、打掛で使えますか?」

こんな質問をいただきます。そしてこの質問の答えは「NO」です。その理由は先ほどご説明した通りです。しかし逆は「OK」となります。つまり花嫁用の肌襦袢は留袖でも喪服でも使用していただく事が出来ます。一度使ったものでも、使用後にちゃんと洗濯しておけば再利用できますので簡単に捨てないで下さいね。またよく有ることですが「どこにしまったか忘れた」なんてこともありますので、そこら辺もしっかりと記憶しておきましょう。


これから成人式を迎える方は振袖がレンタルでも、購入でも必ず肌襦袢は必要なものとなります。もしお持ちでなく、購入される場合は一般用ではなく、花嫁用の肌襦袢を用意することをおすすめします。なぜならご説明した通り、ご結婚されるときに打掛用として使えるからです。肌襦袢は当店では約2,000円ほどで販売しているので、見方によればそれほど高価なものではありませんが、何回も使い回せるものですのでその度に購入するのは大変勿体無いことです。

結婚の平均年齢が上がったとは言え、25歳前後でご結婚される方は決して少なくありません。その時まで大切にとっておけば、2,000円ほどとは言え節約になりますからね。覚えていて損は無いはずです。
 

まとめ

和装の世界は一般の方々にとってはある意味「未知の世界」と言えます。今回のように名称が複雑だったり、着付けするのに必要な小物が数え切れないほどあったり、TPOに合わせて着物の「格」を合わせなくてはならなかったりと難しいことばかりです。

でも何百年も前から受け継がれてきた文化、伝統であるということは不変の価値があるからこそです。「知らない世界だから覗きたくなる」「知らない世界だからこそワクワクする」ってコトありますよね!? 和装に携っている当店としては、もっと多くの方に和装の世界を知って頂き、その魅力を感じていただきたいと考えています。

これからも少しずつでも今回のような和装の知識をお知らせしていきますので宜しくお願い致します。

 

打掛の自由度は皆さんの想像をはるかに上回ります

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皆さんは「打掛」という言葉を聞いたらどんなイメージを思い浮かべますか?

ちょっと古臭い?
堅苦しい?
かわいい?
綺麗?
豪華?
憧れ?
重々しい?


・・・人それぞれ違ったイメージがあると思います。


よく打掛を【日本の伝統的婚礼衣裳】とか【豪華絢爛の花嫁衣裳】などど表現されることが多く、間違いのない表現だと思います。でもやっぱりちょっと堅苦しいイメージを持たせてしまうのかもしれません。


現在では積極的に打掛を希望される花嫁も急増していますが、果たしてその理由とは何なのでしょう?


いくつか挙げられると思いますが、打掛にはドレス以上にコーディネートや色使いに自由度があることがわかってきたからなのかも知れません。コレまでの打掛のイメージとはこんな感じではないでしょうか?

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清廉で美しく、手を触れてはいけないような厳かさ・・・・。確かに打掛の魅力の一つでもあります。

ちなみにこちらの場合は正統的なコーディネートです。簡単に説明しますと・・・
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上の画像のように、打掛の中に着る掛下や懐剣やハコセコと言った小物が全て「白」が基本と言えば基本です。「嫁ぐ家の色に染まります!」という意味合いがあるので、長年にわたってこのような【白×白】のコーディネートが一般的でした。


でもですね、「伝統」とか「文化」とかいわれる物は誕生した時から何一つ変わらずに伝承されたものなんてほぼ無いに等しいんです。簡単に言えばその時代その時代のニーズに合わせて変化できたからこそ受け継がれる訳です。そりゃそうですよね、どんな時代においても魅力を感じないものには誰だって見向きもしませんからね。



そして現在、この打掛という伝統文化も変化の真っ最中です。

例えばこんな感じに・・・。

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掛下を赤の七宝柄にするだけで、白無垢の雰囲気が劇的に変化。

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もちろん色打掛にも相性抜群です。


また更に自由度がある組合せがこちら。
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掛下を青の菊小紋柄にするとまた違う味わいになりますね。

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掛下の青と相反する赤の色打掛との組合せも意外に素敵だと思いませんか?


このように白無垢も色打掛もこれまではなかったコーディネートを自由に楽しめる時代になってきています。元々日本の和装は多色の色使いを楽しむ衣裳ですから、人それぞれの好みに合わせてコーディネートが楽しめるんです。ね、結構自由度があるでしょ?


ま、自由度があるとはいえ掛下に「スカル柄」や「迷彩柄」を合わせて良いものかと問われたら、「そりゃ止めときなはれ~」とお答えすると思います。だってコーディネートはそれぞれを相乗効果により、更に素敵に見せるテクニックですからね。取り入れることで台無しになるようなコーディネートはコーディネートとはいえないと思うんです。

そもそも迷彩柄の掛下なんて無いですね(もしかしたら今後生まれるかも!?)


ちなみに掛下にはこんな柄もあるんですよ。
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市松模様。

これは「かわいい打掛姿」になること間違い無しです。ネットでもよく見ますよね。


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麻の葉柄。

少々古典的な柄に見えますが、メリハリの効いた色合いが返って新鮮さを感じさせますね。




打掛は日本女性が本当に美しくなる衣裳です。

特別な時の特別な衣裳であり、いつでも着ることができるものではありません。ってか結婚という節目にしか着ることができないものです。確かにドレスは女性にとって幼少の頃からの憧れの衣裳だと思いますが、負けず劣らず打掛も素敵で素晴らしい衣裳なんです。


まず皆様にお願いしたいことは、まずは打掛も選択肢の一つとして頂きたいということ。最初から可能性を排除しないで下さいね。


身近なものでないからこそ初めて知る魅力もありますし、実際に手に取り、身に付けてみないとわからないことがたくさんあります。結婚式では美しいドレス姿とともに、魅力的な和装姿もご家族やご友人に披露してみてはいかがでしょう?間違いなく喜んで頂けることと思います。


「でもやっぱり結婚式はドレスがいい」


そんな選択をした方は是非和装前撮りをしてください。写真だけでも心に残る思い出となるはずです。

abitoの和装前撮り専門サイトはこちらから

半襟という小さな物を変えるだけで、ガラッと打掛の雰囲気が変わります

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半襟・・・「はんえり」と呼びますが知らない方のほうが多いことでしょう。


半襟とは和装の長襦袢に着けている衿のことです。言葉では説明しづらいですが、画像なら一発ですよね!

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そうなんです、結構目立つ場所なんですね。ご覧のように通常は「白」が一般的ですが、こだわる方も中にはいらっしゃいます。そんなお客様のこだわりに応えることが私たちの使命でもあります。


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半襟を変える作業は意外と手間がかかります。

まずは付いている半襟を外さなけらばなりませんし、針仕事が不可欠です。ただ縫うだけでなく、位置やバランスを見なければなりませんので当店ではベテランのスタッフが担当してくれています。

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長襦袢を重ねるとこんな感じ。

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更に色打掛を重ねるとこんな感じになります。

今回変えた半襟は「桜柄」、そして合わせる色打掛も桜の柄があしらわれていますので、相乗効果で「春」を演出したコーディーねととなりました。



打掛はドレスと違いネックレスやイヤリングのようなアクセサリーなどでのコーディネートは出来ません。しかしそれ以上に小さな物を変更するだけで、ガラッと雰囲気が変わる衣裳なんです。そんな奥ゆかしさも打掛の魅力の一つです。

色や柄で季節を表現できるなんてとっても素敵だと思いませんか?


だから私は和装が大好きなんです。

秋挙式の方も既に動かれています!桜ロケ希望の方はお早めに!!!!

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年間を通して、最もご希望の多いロケ撮影が春の「桜ロケ」と秋の「紅葉ロケ」です。


やっぱりですね、その季節を象徴する桜や紅葉は人気がありますし、何より美しく打掛と紋付袴の組合せにしっくりと馴染むんですよね。


春の桜ロケを希望される方は5~7月に結婚式を控えた方が多いのですが、10月~11月の秋に結婚式を迎える方にも人気なんですね。結婚式は秋だけど、ウェルカムボードは春の桜の写真・・・・二つの季節で結婚式を楽しめるのはとても贅沢なことではないでしょうか?(贅沢と言っても早めの前撮りをするだけですから、どなたにもチャンスがあるわけです)

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こういう写真を見るだけで、春の匂いがプンプンしてきますよね!真冬真っ只中ですが、ちょっと先取りして、お二人だけの春のイベントとしてお考えしてみてはいかがでしょうか?



本日ご来店された桜ロケご希望のお客様も今年の秋に結婚式を控えた方でした。


もう秋挙式の方も行動されているので、5~7月に挙式の方はちょっと焦ったほうがいいかもしれませんね。特に桜満開の時間は短く、あっという間に終わってしまいます。予約をしようとしても既にいっぱいで、諦めざるを得ない・・・・何てことになりかねません。



そして当店では1月31日までにご成約くださったカップル様には通常18万円(税別)の桜ロケプランを2万円OFFの16万円(税別)でご提供しています。今日が1月15日なのであと約2週間あまりしかありませんよ!

詳しくは当店のフォトウェディング専門サイトをご覧下さい

結婚式の準備をしていると何かと「オプション追加」が当たり前になってきて、金銭感覚が狂ってきてしまい、いつもならお得と感じる「2万円OFF」もそれほど魅力的には感じないかもしれませんが、2万円って結構な額ですよ。


美味しいディナーもいただけるし、温泉にもいけます。新幹線で東京往復二人分でもお釣りがきますし、宇都宮の餃子なら約80人前くらい頼めてしまいます(笑)


だから桜ロケを予約するなら1月中が絶対お得です!!!!


まだまだ予約の枠は空いておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。打掛や紋付袴のご試着もお楽しみ頂けますからね。


皆様のご来店を心よりお待ち致しております!!!