竜馬が行く
司馬遼太郎著 【竜馬がゆく】全8巻
主人公はもちろんこの方
坂本龍馬
この本は歴史的背景を踏まえたものではありますが、小説ということも
あり、全てが史実に沿った内容ではありません。だって会話なんてあくま
でも「推測」であり、「創作」なわけですからね。
とは言え、この本は「坂本龍馬」という人物を世に広く知らしめました。
老若男女問わずにどっぷりと幕末に入り込める名作だと思います。
そして私はこの本を読むたびに自分の人生、そしてこれからのこと、物事の捉え方
を学びます。つまり私にとってはバイブル的は小説です。
ただ敢えて言わせて頂ければ、是非とも若い方々に読んで頂きたい!
時代に流されるのではなく、「時代を作る」という考え方、そして行動が竜馬、
そして幕末の志士達をフィルターを通して書かれています。
「ゆとり世代」も30代を迎え、現在の10代20代は「さとり世代」といわれて
いますよね。言葉通り?「旅行に行かない」「恋愛に興味がない」「欲がない」
などが特徴とも言われています。
そんなさとり世代にこそ読んで頂きたい!!!
時代は違いますが、「若さ」はいつの時も大きな武器であり、アドバンテージ
です。40代以降の方がもう手にすることの出来ない「若さ」をその時に使わない
なんて、とってもとってもとってもと~~~~~~~っても勿体無い。
もっと上手に説明したいのですが、文章力の限界で出来ません。
まずは騙されたと思って読んでみてください。
「次はどうなる」「今度は竜馬は何をするのか?」のワクワクが止まらないので
、全8巻とはいえあっという間に読み終わります。
そして読み終わると『竜馬がゆくロス』という症候群に襲われますが、それ以上
に自分の未来が明るく見えてくるはずです。
人生に迷った時にもおすすめです。
まだ読んでいない人は幸せです。だって読むことで変化が得られるかもしれない
んですからね!