abitoのこと

今なぜ和装が人気なのか?

最近の和装人気には正直ビックリしています。

結婚式・披露宴での着用率、和装前撮り率、フォトウェディングの
和装の割合など全てが上昇傾向にあります。


やはり理由は知りたくなるものです。そしてチョコチョコ調べてみました。


【理由その1】 日本人だから

とってもシンプルで説得力がありますね。
日本の文化であり、伝統である和装は日本人に当たり前のように似合う
衣裳ですからね。

【理由その2】 芸能人の方々の影響

以前と違って芸能人の結婚式をテレビで放送される時代ではありませ
んが、結婚式の写真だけ公開されることが良くありますよね?
その写真で多いのがドレス姿より和装姿。
影響力が大きいですからね。

【理由その3】 大人婚が多いから

結婚される平均年齢が昔と比べて高くなっています。
かわいいドレス姿よりかっこいい和装姿に憧れる花嫁が増えている
とのことです。※花婿は花嫁の希望に合わせる方が多いそうです

【理由その4】 参列者に喜んでいただける

ゲストをとても大切にする結婚式が現在の主流です。
ご両親をはじめ、多くのゲストに喜んでいただけるのが和装なのかも
しれません。
ドレス姿ももちろんステキですが、やはり日本人だからこそ和装に魅力を
感じるのだと思います。

【理由その5】 厳かな雰囲気が出せる

ゲストハウスウェディング、海外挙式とはまるで真逆の和婚。
日本独特の雰囲気を味わえるのが魅力ですね。
結婚式だけでなく、いろんな分野で「和風」が見直され、人気を博して
います。
落ち着くというか、心で感じることが出来るからですね。

調べた結果、上記の5つが主な理由でした!


これ以外の理由も様々あると思いますが、「正しいものは常に新しい」
という言葉もあります。
伝統的に受け継がれてきた文化はやはり「正しい」ものです。だから
常に新しく感じるからなのかもしれません。



最後に・・・

個人的には和装姿はいつまでたっても色褪せないと思います。
法隆寺や清水寺など、何百年も前に立てられた建築物を古いと思わず
に歴史があると感じるのと同じなのではないかと思っています。

Weddinng dress abitoのInstagram



 

気になる二の腕の悩みも解消!

花嫁ならではの悩み・・・・いろいろありますよね!?

ウェディングドレスでの多い悩みが肌の露出に関してのことが
とても多いんです。

「二の腕がポチャポチャしてるからあまり出したくない・・・」
「背中を出すのがちょっと恥ずかしい・・・」
「肩はあまり出したくない・・」
「タトゥーを見られたくない・・・」

この中で最も多いのが「二の腕」のこと。

多くの花嫁が気にされているようです。

夏・フォト・1万円OFF
秋挙式を控えたお二人の和装の前撮りは夏がおすすめ


ちなみに男性は女性の二の腕を気にする方はそれほど多くは
ないようですね。「細いほうがいい!」という方もいらっしゃいます
が、女性の好みを芸能人で例えるのとさほど変わらないのでは
ないでしょうか?

とはいえ、今のウェディングシーンで席巻しているドレスのかたち
はビスチェ

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このように肩はもちろん、気になる二の腕も丸出しになります。


改めて見てみると、結構な肌の露出ですね。

でもこんな風にすることで、悩みを解決できるかもしれません。

例えばこちらのドレス
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後ろ姿がこちら

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肩と腕はもちろんですが、背中も結構な面積が露出されます。

でもこうすれば少しは気にならなくなるのではないでしょうか?

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同じドレスなのですが、このインナーブラウスを着れば気になる
トコロを「隠す」のではなく、ステキに変化させることが出来ちゃうん
ですよ~

このショートスリーブの他に、5分袖バージョンもありますので、お好み
に合わせてアレンジできます。そして殆んどのビスチェのドレスに対応
させることが出来ます。

でもこのインナーブラウスは肌の露出を抑えるためだけのものではなく、
ドレスそのものの印象をガラッと変えるためのものでもあります。

かわいいドレス⇒大人系ドレス
シンプルなドレス⇒上品なドレス

組み合わせ次第でいろいろと変化させることが出来ます


どういう風に組み合わせるかは花嫁様次第です。もちろん私達が完全
フォローしますので、一緒にカスタマイズしていきましょう!!!

少し寒くなってくる秋挙式に使用すれば、僅かですが寒さを軽減も軽減
することも出来ます。


まさに一石三鳥の優秀なアイテムです。
気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ

abitoのホームページ

 

Instagramはフォトウェディングの参考書です

写真共有アプリ「Instagram」って知っていますか?

こちらもSNSの一つで、写真に特化しているのが特徴で、写真の
加工なども簡単にできてしまいます。


例えばスマホで普通に撮った写真がこちらですが
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ボカシを入れてみたり
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色合いを強調して見たり・・・
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結構いろんなことが出来たりします。

もちろん登録者同士でコミュニケーションを取ることも出来ます。

ハッシュタグでお好きなカテゴリーの写真を検索できたりするので
お好きな写真を探し出すことも出来ちゃいます。


やはり仕事柄、ハッシュタグで「和装」や「フォトウェディング」を検索し、
どんな写真があるのかを拝見したりしているのですが、コメント欄が
非常に興味深いんです。

例えば、和装の前撮り写真をアップしたユーザーさんのコメント欄を
見ると

「和装写真って歳を重ねてからも色褪せないよね~」
「やっぱり和装ってテンション
「前撮りで徐々に花嫁気分を味わってまぁ~す


こういったコメントに出会ったりします。


【Wedding Dress abitoのフォトウェディング】
今なら「夏・フォト・1万円OFF」受付中


不純物が一切入らない本音の感想は最高の参考書であり、道しるべ
でもあります。

やはりお客様が何を思って、何を求めて、何がしたいのかを知ることは
本当に本当に大切なことです。やはりお客様は一番の先生だと思い
ます。


現在、いろんなSNSがあり、ウェブ上で情報や写真の共有をする
ことも簡単な時代となりました。

何故やるのか?

答えはシンプルで「みんなにも知ってもらいたい!」「みんなに見て
もらいたい!」
ということだと思います。

弊社もFB・ブログなどいろいろしていますが、それはやはりabitoを
知っていただきたいという想いが少なからずありますが、特殊な業
界なので少しでも身近に感じていただけたらとも思っています。

今後はabitoのアカウントでInstagramを始めて、弊社で撮影した写真
を多くの方に見ていただけるように目論んでいますので、見かけたら
フォローしてくださいね 


Wedding dress abitoのホームページはこちら 

衣裳の予約期間とその比較

貸衣裳はご予約~ご使用当日まで期間があります。

その期間も衣裳の種類によって様々であり、時代と共に
変化することも。今日はその期間に着目した記事を書かせて
頂こうと思います。


まず最も期間が短い衣裳は・・・・

喪服です(和装・礼服・ワンピース含む)。

やはりご不幸は突然やってきます。ご自分の衣裳をお持ちでも
急なことで「どこにしまったかわからない」「いざ着てみるとサイズ
が・・・」という方もいらっしゃいます。

だいたい期間は3日くらいですが、告別式当日にご予約なんて方
もいらっしゃいます。


次に期間が短いのが留袖モーニングなどの親族衣裳です。
留袖新作 001
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ウェディングに関してはまず花嫁花婿の衣裳が決まってから・・・とい
うのが暗黙のうちにあるようです。

期間は3ヶ月~1ヶ月の間。結婚式は予め日程が決まっているので
皆さん余裕を持ってご予約されます。

その次が卒業式の衣裳です。
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早い方は成人式の振袖と一緒にご予約される方もいらっしゃいますが
多くの方が5ヶ月~2ヶ月の期間となっています。
卒業試験もなどもありますので、個人と言うよりは学校によって違いが
あるような気がします。

そしてほぼ同率が七五三の衣裳です。
綾乃 七五三 005


最近では前撮りをされる方も増えているので、期間が長くなっています。
その年の夏休みに衣裳を決められることが多いのですが、出来れば
真っ黒に日焼けする前がおすすめですよ。



そしてウェディングの衣裳ですが、驚かれるかもしれませんがこれが
一番ではないんです、実は・・・。

人気のドレスなどはある意味「早い者勝ち」ですから早々とご予約される
こともありますが、それでも1年前ということはあまりありません。

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平均ですが、ほぼ半年から3ヶ月。最近ではかなり押し迫ってからの
ご予約の方も少し目立つようです。



ご予約~ご使用当日の期間が最も長い貸衣裳は・・・

成人式の振袖です

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10年ほど前は10ヶ月という期間が平均でしたが、最近では1年半前から
ご予約される方も。つまりは高校を卒業した年でのご予約です。
期間が1年なんていうのは当然で、ご来店されるお客様の多くが焦られて
いる気がします。

「多くの友達が振袖を決めているので速く決めなきゃ!」

お気持ちはわかります。
しかし、高校を卒業してすぐに振袖を決めてしまうのはある意味リスクが
あると思います。

そんなに焦らなくてもきっと気に入る振袖が見つかると思います。


貸衣裳は種類によってこのように予約期間がバラバラです。
ご利用する際のある程度の目安にして頂ければと思います

abitoのHPはこちらから

100歳の花嫁様

今日はabitoにとってとても名誉あるお話をさせて
いただ きます。


先日、ある施設で御年100歳をめでたくお迎えになった
おばあちゃまがいらっしゃいます

今年で100歳ということは、大正二年、西暦で言えば
1914年のお生まれということになります。調べてみますと
その年に第一次世界大戦が勃発しているんですね。
そして時の日本の総理大臣は山本権兵衛(その後、大隈
重信)でした

長い時間の経過を感じます。

世界においてわが日本は長寿国として上位にランキングされ
ていますが、それでも100歳を迎えることが出来る方はほんの
一握り。

肉体的にはもちろん、精神的にも健康であるからこそのことだ
と思います


前置きが長くなりましたが、そんな100歳をお迎えしたおばあちゃ
まのお誕生日のお祝いにabitoも参加させて頂きました
弊社に出来る事といえば衣裳を協賛すること。

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100歳のお祝いにおめでたい色である赤の色打掛を記念に着て
頂こうというプロジェクトを約一年前から準備していました。
お元気とはいえ、100歳という高齢を考えると少しでもお体に負担
をかけてはなりません。

「少しでも軽い色打掛はどれか?」
「どのようにお着せしたら一番楽なのか?」

想定できうることはたくさんありましたが、同業仲間に相談したり、施設
の方にアドバイスをいただくことで無事にお祝いをすることが出来ました。

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施設のスタッフの方がお化粧を施しました

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髪飾りも付けて100歳の花嫁の登場です

おばあちゃまにお伺いすると、ご結婚された時に婚礼衣裳を着る機会
がなく、今回が初めての婚礼衣裳体験だそうです。
80年近くのときを経て、念願を叶える事が出来ました


お祝いのイベントにはご家族、入所者の方々、施設のスタッフの方々な
ど多くの方が参加され、とても賑やかになり、アットホームの雰囲気
の中で幕を閉じることが出来ました。

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お誕生日プレゼントが続々と

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市からのお祝いの賞状


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すこし恥ずかしかったようですが、インタビュー

後半は少々お疲れのご様子でしたが、たいへん喜んでいただ
けたそうです。

ご本人とご家族に喜んでいただき、参加された方も終始笑顔でした

何歳になっても婚礼衣裳は女性にとって憧れであり、またお祝いの衣裳
は周りの方々も笑顔にする力があるのだと再確認しました。

100歳という節目を迎えたこちらのご婦人は日本の宝です。そのお祝い
に参加させていただけたことを心から誇りに思います。
そしてもっともっと長生きして頂きたいと切に願っています。

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どうぞこれからもお元気でお過ごし下さい!




 

七五三のお客様が増えてきました

当店Wedding dress abitoはウェディングの衣裳だけでなく、
七五三や成人式の衣裳など幅広く取り扱っている貸衣裳屋
さんです。


今時期は七五三のことで必死です

フォトスタジオもリニューアルしたのも七五三に間に合わせる
為でもありました。もはや七五三の衣裳をたくさん持っている
だけではお客様に注目していただけない時代です。


運よくというかお蔭さまで弊社は宇都宮でも住宅の多いエリアに
お店を構えていますので、店頭でのアピールは絶対的に必須
です。

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やっぱりオレンジ色は目立ちますね

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徒歩の方にはこちらでアピール

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DIYの看板

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手作りならではの味わいがあると自画自賛してます



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覗かないとわからないところでもアピール

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ついでにフォトウェディングもアピール


この効果があってかお問い合わせやご来店が少しずつ増えてまいり
ました。

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本日のお客様は五歳の男の子。前撮りは来月です!


今や七五三といえば大型フォトスタジオと思われる方が多いと
思いますが、貸衣裳店も負けてはいられません!!!
ウェディングで培った経験と知識、衣裳店としての誇りをもって
七五三のお客様に真摯に向き合っていきたいと思います。

よく七五三の宣伝広告で「衣裳代無料!!!」というコピーを拝見し
ます。フォトスタジオさんにとっては当然のうたい文句なのかも
しれませんが、長年貸衣裳業を営んできた者としては決して
「衣裳代無料」という文言は使用できませんし、したくありません。

当店は衣裳代も含めた(ヘアメイク・着付け・撮影)パックプラン
をご用意しています。そして安心していただけるように最終的に
お支払いいただく金額のお見積もりもしています。

どうぞ安心してご来店頂き、衣裳のご試着をお楽しみ下さい。


 

ロゴマークお披露目

日本×ギリシア戦は残念ながら引き分けという結果に
なってしまいましたが、まだ決勝ラウンド進出には僅か
ながら可能性があります。

世の中何が起こるかわかりませんからね。コロンビア戦
では勝利をもぎ取って欲しいですね。


さて、話は全く変わりますが、遂にWedding Dress abitoの
新ロゴマークが出来上がりました。

こちらです!!!

abito_logo

いかがでしょうか?

まぁこういったものはある意味自己満足の世界ですからね。
ただ待ちに待っていたものですから、嬉しくてブログでアップさせて
頂きました

ちなみにこの形と樹木のシルエットは「楓」にちなんでおります。
abitoという名称はあくまでも店名であり、会社名ではないんですよ
ね。

正式な弊社の屋号は有限会社ブライダルファッション楓

ということで初心に戻り、屋号にある楓を全面的に押し出したデザイン
となっています。ウェディングドレスだけでなく、和装も取り扱っている
ということで和のテイストを取り入れたいという想いもありました。

デザインの基本となったものがこちら。

ダウンロード

源氏香の「紅葉賀」という形です。

源氏香についてはこちら

紅葉賀についてはこちら

紅葉賀の「紅葉」=楓ですからね。

細かく説明すると明日の朝になってしまうので、これくらいで・・・。


今後こちらのロゴマークを見たら「あっ!abitoだ」と連想していただ
ける様になれば嬉しいです。

カラバリも増やしていきますよ~
 

ハンドメイド&カスタム

英語で言えば「ハンドメイド」、日本語なら「手作り」。


最近、ハンドメイド&カスタムにハマっています。

まずはカスタムしたものをご紹介いたします
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こちらはIKEAのA型メッセージボードですが、通常は木のテイストが
バッチリの明るめの茶色。
それを紺に塗り替えるだけでちょっと高級感というか、オッサレ~な
雰囲気に早変わりしちゃいました。結構気に入っています


そして完全ハンドメイド、いえ完全手作り作品も見てください

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板を切って、配置を計算し、ネジで固定し、ペンキを塗ると意外と
普通に出来ちゃいます。

そして余った材料で作ったのがこちらです。
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わざと色をアンバランスにしたのですがいかがでしょうか?結構
目だっている気がします

そして最新作がこちら
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塀はもちろん、ボードもハンド・・・いえ、手作りです。

お金を出せばもっとクオリティの高いものを作ってくれると思いますが、
手作りのいいところは「愛着が湧く」ことです。
愛着が湧けば大切にしますし、「もっとどうにかならないかな?」なんて
向上心も出てきます。


最近ではいろんなものを見る度に「どうやれば作れるかな?」と思って
しまうようになりました。そして費用はどれくらいかな・・・なんてことも。

手作りのものは完全にオリジナルであり、世界に一つだけのもの。

abitoの世界観を表すには手作りが一番なのかもしれません。
ドレスも作れるんじゃ・・・と思いかけていますが、さすがにそれはちょっと
不可能ですね。

また何か作りましたらご紹介したいと思います!


 

あと二週間!

昨日ドレスの小物合わせでご来店のお客様。

遂に再来週に結婚式を迎えます



こちらのお客様はabitoで結婚式場をご紹介させていた
だきました。あれからもう半年近くたちます。
ご来店の際は必ず、私宛にきてくださることがとても嬉しくて、

「お二人の結婚式に深く関わっているんだなぁ」と感じます

ただ残念なのは、結婚式当日に携われないこと
それに関してはご紹介させていただいた結婚式場さんのスタッフ
の方々に完全にお任せです。信頼できる式場さんですから、安心
安心です


昨日も今日のサッカーの日本戦のことで話が盛り上がり、そのテン
ションのまま自然にお見送りしたのですが、お支払いも済ませてくだ
さっているので、もうabitoにご来店することはありません・・・。

そう考えると本当に寂しいと感じます
でもお2人にとっては何かとエネルギーを要する衣裳選びが滞りなく
済んだということですから、笑顔で「お疲れ様でした!」ですよね

元々は結婚式をされる予定ではなかったお2人が、abitoを起点として
結婚式をお迎えになるなんて感無量です。
きっと一生の思い出となる素晴らしい結婚式となる事でしょう。

本当におめでとうございます

いつでもいいです、結婚式の翌日でももちろんOKです。
もう一度だけ、abitoへ遊びがてら寄っていただけたら・・・と淡い期待を
胸にお二人の末永い幸せを願っています。
 

和装のお着付け

打掛や紋付袴、七五三、振袖を着用するには『お着付け』が
必要となります。

和装のお着付けは理論ではなく「技術」です。

着付する理論を知っているだけでは「仕事」としてはちょっと
難しいと思います。着付けに大切なことは見た目を綺麗にする
ことはもちろんですが、「着崩れ」しないことが最も大切です。

ご自分で着付けが出来ない方は途中で着崩れを起しても、自分
出直せませんからね。

本当に上手な着付けはどんなに動いても(程度によりますが)、
決して着崩れすることはありません。
これは着付を知っているだけでは出来る事ではありません。

これは経験により培う技術以外の何物でもありません。


というのは人それぞれの体型が違うからです。
その体型を考慮した上での紐を結ぶ力加減、位置、着物の袷具合、
帯の幅、衿の合わせ加減など想像以上に難しいのが着付です。

現代の日本においては、伝統衣裳の和装も日常的な衣裳ではない
ので一般的な方は着る機会も限られています。和装を着用すると
動きがかなり制限されます(だからこそ美しいのです)。


日常に着ている洋服で出来る動きが和装では出来ない
   ⇒これも着崩れを起こす原因に一つかもしれません

※和装での所作を予め知っていれば、着崩れを起すリスクも
減ると思いますので、事前に予習することをお勧め致します。
どんな所作をするべきかは次回にお知らせ致します。



ですがこれを踏まえた上で、着崩れを起さないお着付けをすることが
大切なんですね。

「着付けが出来る」=「着付けが上手い」・・・ではございません。

せっかく和装を着用するのでしたら、脱ぐまでピシッと着ていたい
ものです。美しい和装姿でいたいものです。

ではどうしたら着付けが上手い人を見分けられるのか?

やはりお着付けを数多くこなしている方が上手いのではないかと
思います。長年、美容室でお着付けの仕事をされている美容師の方
はお上手だと思います。

年配の美容師の方は修行時代に徹底的にお着付けを師匠から
仕込まれたそうです。そして師匠の技術を眼で盗んでいたという
時代ですからね。

「門前の小僧、習わぬ経を読む」

日常的に和装の着付を目にし、教え込まれた美容師の方のお着付け
ならまず間違いないのと思います。

abitoでお着付けをお願いしている方も美容師の方です。
着付けは上手いだけでなく、速さも求められる時があります。この
両方を備えている方は段々少なくなっているのが現状です。
ですからとても貴重な存在です。

せっかく素敵な和装でも着崩れしてしまっては・・・・ですよね。