貸衣裳

結婚式はもっと「日本を知る」いい機会です

日本に生まれ、そして育だち、そして暮らし続けていても、日本の全てを知ることは不可能です。


長年積み重ねられた歴史で作られてきた伝統や文化はとても奥深く、知れば知るほど日本を誇らしく思うはずです。通常の生活では感じる事ができない事も、特別な時に体感することができます。


その特別な時の一つが結婚式です。


結婚式で日本を知る=「婚礼和装を着る」・「和婚をする」ではありません。

例えドレスしか着なくても、チャペル挙式でも今まで知らなかった日本を知ることができるんです。


例えばご祝儀。

日本の結婚式と言えばお祝いのご祝儀って当たり前ですが、これって世界共通のことではありません。アメリカは同じような習慣があるらしいですが、日本円で1万円くらいだそうです。またヨーロッパではプレゼントが主流だそうです。



例えば結納

この結婚式前のご両家の顔合わせの儀式でもある結納は日本独自の物。

今では省略されつつある「結い納品」、そして返礼としての「結納返し」なども長い歴史の中で成立した習慣です。結婚式と同様に殆どの方は衣裳に一度しか体験されません。つまり結婚しないと体験すら出来ない日本を知ることができる訳です。


もちろん神社挙式をすれば日本独自の結婚式を知ることができますし、婚礼和装を着れば日本独自の衣裳を知ることになります。


まだまだ知らない日本がとてつもなく沢山ある訳です。それを知ておくか、知らずにいるかでもその後の生活に多少なりとも違いがでてくるのではないでしょうか。仕事をされている方であれば、営業での会話が広がります。そして何より、生まれくるお子様にパパとママの結婚式秘話を聞かせることもできますしね。


現代においてはホテルやゲストハウス、専門結婚式場で執り行われる結婚式が全てではありません。

お友達同士でのカジュアルなウェディングパーティー
ハワイ・沖縄などで行うリゾートウェディング
そして神社挙式のみされるお二人もいれば、写真だけのお二人もいたりと多様化しています。


結婚式に莫大な費用をかけるのが当然の時代は終焉を迎え、シンプルな形式、ライフスタイルに応じた形を模索し行う方がとても多くなっている時代です。いずれにしても結婚という人生の大切な大切な節目に「カタチ」を残すことは、お二人の未来にとっても大切なことではないでしょうか?


ご来店されるお客様を見ているとつくづく思います。

「カタチを残すこと」=お二人の思い出を二人で生み出すこと・・・・・だと。そしてその生み出した思い出にはご家族やご友人と共有することで、さらに感慨深いものに昇華するものだと。

そして今まで知らなかった日本を知ることもできます。

「結婚式はしない!」「何もしない!」というお考えは尊重いたしますが、「しない!」と最終決断する前にいろいろとご検討されてみてはいかがでしょうか?それからでも決して遅くないはずです。

 


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絶対参考になる神社挙式の動画!和装の知識も満載です。

Our-Japanese-Wedding-Ceremony-私たちの神前結婚式
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今日はですね、ちょっといい動画を見つけたのでシェアしたいと思います。


我々のようなウェディング業界に身をおく者は意外と「これくらい知っているだろう」的な考えが少なからずあり、事細かに説明しているつもりでも受け取り側であるお客様には伝わってないことってあると思うんです。


こちらの動画は神社挙式当日のお支度⇒リハーサル⇒挙式とその日の流れを見ることができ、ご本人の説明も付いています。

やっぱり実体験に基づく感想は説得力があり、その視点は我々のような専門の人間とはちょっと違っているようです。だからこそわかりやすく、ご覧になる方は素直に受け入れることができるのではないでしょうか?

ちなみに海外(アメリカ)にお住まいの花嫁様なので、説明は英語です。※字幕付いているので安心してください。


当店でも国際結婚をして、海外にお住まいの方が帰国の際に「和装写真を撮りたい」というご要望を毎年数件頂きます。

日本という国を外から見る事で、今まで気づかなかった日本の素晴らしさを再発見するのだそうです。


この動画の中での花嫁の表現は私にとっても大変勉強になりました。

「雨の降る神社はとっても雰囲気がある」

結婚式の当日は出来れば晴れて欲しいものですが、もし雨が降っていたとしても「また違った趣の雰囲気がある」と捉える事で気持ちだけでも晴れやかになります。こういうこともお客様に伝えていきたいと思いました。この動画でも実際に雨が降っていますが、その雰囲気はとても素晴らしく、もしかしたら雨が降っていたほうがいいかも!?

「神社は静寂なプライベート空間」

お祭りや七五三、お正月でもない限り神社に人だかりができる事はありません。もちろん不特定多数の方が制限なく出入りできる場所なので完全な貸切ではありませんが、結婚式をするお二人にとっては特別なプライベート空間となる訳です。

豊かな自然に囲まれている事で、より密閉度を感じるのかもしれませんね。


神社挙式をご検討中の方にはとても参考になる動画だと断言できますので、ぜひ最後までじっくりとご覧になって見てはいかがでしょうか?


最後に・・・・お着付けは素晴らしいのひと事で、ちょっとジェラシーを感じるほどでした。ま、当店の着付けも負けてはいないつもりですけどね。

 

 

白無垢と色打掛 さてどちらが重いでしょう?

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婚礼和装と一口に言ってもいろいろと種類があるんです。

花嫁衣裳では白無垢、色打掛、大振袖、黒引き振袖。花婿衣裳で言えば紋付袴が良く知られています。


これらの他にも十二単、衣冠束などもありますが、やはり一番知られるのは白無垢と色打掛ですよね!

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白無垢はシンプルですが、神聖であると同時に清廉さも兼ね備えた衣裳です。

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一方、色打掛は華やかさがあってとても魅力ある衣裳ですね。


さてこの白無垢と色打掛は基本的な形はほぼ変わりません。もちろんひと目でその違いは分かりますが、実際に着てはじめて分かる違いもあるんですよ!


それは重さです。


答えを先に言ってしまうと、「色打掛のほうが重い」が正解です。


畳んだ物を持っただけでは分からなくても、白無垢を着た後に色打掛を着ると、その重さの違いを体に感じるはずです。同じ形、同じ素材であるのに何故重さが違うのでしょうか?


実は白無垢に比べて、色打掛は刺繍の数が段違いで多いんです。「刺繍くらいでそんなに重さって変わるかな?」と疑問に思うかもしれませんが、打掛全体に施された刺繍では想像以上の本数の糸が使われています。

ちりも積もれば山となる・・・・ではないですが、その重さの違いを感じるほどに刺繍がされている訳なんです。


この重さは物理的な「糸の重さ」というだけでなく、長きに渡って伝承される「技術」「文化」「伝統」の重さでもあると思っています。


そんな「重み」「重さ」を感じながら色打掛をハレノヒにお召しなることで、特別な日がよりいっそう特別になるはずです。


打掛は重くて、動きづらくて、着るのも大変な衣裳です。しかし重みがあり、動きづらさの中に美しさがあり、着付けに時間がかかるからこそ特別な衣裳でもあるわけです。


日本の美を感じ、日本人としての美しさを放ち、世界に誇れる婚礼衣裳です。そして打掛は結婚の時だけのとびっきり特別な和装です。その機会を逃すと殆どの場合、「一生着ることができない」ので結果はともかく、結婚式で和装を着るという選択肢も是非ご検討下さい。


打掛を着る事で、日本人としての自分、新しい自分を改めてしる最高の機会だと思います。

お子様たち大喜び!ドレスショップのフロアは恰好の遊び場

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 当店のようなドレスショップには小さなお子さんが来るイメージってなかなかないと思いますが、一応総合貸衣装店ということもあり「七五三衣裳」や「産着」、「お子様ドレス」なども一通り取り扱っていますので、毎週のように小さなお客様がいらっしゃいます。


またお子様がある程度ご成長されてから結婚式をされるご夫婦も少なくない時代ですので、パパママと一緒にご来店というケースもあるんですね~。


一応、ドレスやその他の衣裳を展示しているので、それなりの広さが当店にはあります。


お子様にとって、こういう場所は恰好の遊び場に感じるようです。

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黒板にお絵かきも出来ますし、普段なら見ることのない物もたくさんおいてありますしね♪

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ちょっとした迷路のような場所もあるので、かくれんぼにもピッタリなんですね~。

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大きな鏡も珍しいのでお子様方も大喜び!このようなワサワサした空間はたまらなく楽しいようです。

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2階フロアには大きな窓があり、意外と高さがあるので覗きこんでは「怖~い♡」と言いながらもお顔はメッチャ笑顔だったりします。

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10歳以上の女の子ともなると、やはり「美」に敏感です。

ドレスはもちろんですが、色とりどりの華やかな振袖を見て「これがいい」「あれも好き」と当店の衣装たちをお子様目線で評価してくれたりもします。


珍しいもの、綺麗な衣裳、そして広いフロアには男の子も女の子もテンションが上がりまくり、とにかく上に行ったり下に行ったり、走ったりかくれんぼしたりと賑やかになるのも良いものです。

やっぱりお子様の笑顔とかわいい笑い声は大人たちをハッピーな気持ちにしてくれますものね!


ただ心配なこともあります。それは階段があることです。
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慣れていないこと、そして走り回ることで転んでしまい、怪我してしまう可能性も・・・・。なのでできるだけスタッフが注意し、良き遊び相手となってご両親、おじい様おばあ様が衣裳選びに集中できるように配慮しています。


ワタクシの場合、自分で言うのもあれですが3歳前後の女の子に絶大な人気を誇ります!!!

おんぶもしますし、一緒にお絵かきしたり、階段を10往復したりと真剣にお子様と遊ぶことをモットーにしています。しかしお子様の体力は想像以上で、一緒の動きしていると体力の消耗を感じますwww

お帰りの際には「一緒に帰ろっ!」とか、「まだ帰りたくない♡」とか言ってくれることも。中には泣き出すお子様もいらっしゃいますが、そんな時はこんな決め台詞を言っています。

「じゃぁ、今日お泊りしてく?」

全員この瞬間に我に帰り、何事もなかったかのように車に乗り込むんです。


それでも見えなくなるまで車の中で手を振ってくれるので、嬉しいことこの上ありません。


当店のようなお店に来ることってそうそうあることではありませんし、お子様にとっては「初めて」の場合が多いと思います。なのでお子様がちょっとはしゃいだり、騒がしいと思ってもあまり怒らないで下さいね。元気である証拠であるとともに、新しい事や物に興味を示したということでもあります。それはもしかしたら「成長した証」なのかもしれませんから。

当店にとっても「お子様の笑い声が響くお店」であることは、一つの勲章ですから。

まずはご相談していただくことを大切にしています

とかくウェディング業界、そして成人式の振袖業界は目がギラギラしがちです。


お客様が手に取った衣裳にちょっとでも好反応を示すと、すかさず「契約」に何とかもっていくことが多いと聞きます。でもお客様にとってはドレスにしても振袖にしても写真撮影にしても一生に一度のことですから、まずはじっくりと検討したいというのは当然のことです。


背中を押してあげることも時には大切ですが、あまりにもあからさまな接客・営業はお客様にとっては厄介極まりないことですよね。


当店は創業以来、そういったスタイルはしてきていないつもりです。


「つもり」と書いたのは自分たちがそう思っていなくても、なかにはそう感じられたお客様もいらっしゃったかもしれないからです。


私たちが一番大切にしていることは「相談」して頂くこと。



特に私たちの扱う商品やプランはお客様にとって初めて体験することばかりですから、「安心」を心のどこかで求めているに違いありません。なぜなら逆の立場なら私も安心を得たいからです。


最近ではウェブサイトでもブログでも積極的に「ご相談下さい」という文言を使っています。そのため「ちょっと相談に行っていいですか?」という方が大変多くなりました。だって相談に行くだけなので、決めても決めなくてもいいわけですから。


もしかしたらビジネスコンサルタントの方には「それは甘い!」とか、「やる気あるの?」とか言われそうですが、当店のような専門色が強い商売は専門だからこそお客様の強い味方でなければならないのです。

そしてやる気は満々にあります。


消費者にとって、専門のお店って行くのに結構ハードルが高く感じているはずです。だから行くことが面倒だったり、先延ばしにしたりすることもあるのではないでしょうか?

昨日のブログにも書きましたが、人間は「想い」があってこそ行動する生き物です。

生活必需品、食品、嗜好品、それぞれ違いはあっても「ないと大変!」「あれ食べたい!」「こんなの欲しいなぁ~」という想いがあってこそ買いに言ったり、調べてみたり、見学に行ったりするもの。


「鉄は熱いうちに打て!」

こんなことわざがあるように、「想い」が湧き立ったときに気軽に相談に行けるお店と思って頂くことが当店の目指す位置です。


もちろんご相談されてもお応えできない事もありますが、「出来ない」ということがわかればお客様もまた違ったことを探すことができますし、不可能と思っていたことが実現できればこれほど嬉しいことはありませんよね!


がむしゃらに成約を取り付けるお店でなく、がむしゃらにお客様に寄り添うお店でありたいと思います。


スタッフの目がギラギラしていたら遠慮なくお知らせ下さいね。

打掛と西郷隆盛との共通点

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皆さん、明治維新の最大の功労人物である西郷隆盛をご存知だと思います。


かの坂本竜馬は西郷隆盛をこう評しています。

「小さく打てば小さく響き、大きく打てば大きく響く人物」


簡単に言えば、想いの大きさに比例して反応する人間だったということです。やはりどんな時代においても「想い」というものは人を、そして物事を動かす原動力なのかもしれません。


いきなりですが、婚礼和装である「打掛」も同じなんです。

打掛って興味がない人には「ちょっと古めかしい」とか、「物々しい」「畏まりすぎ」なんてイメージがあると思うんです。でもそれはちょっと違うかもしれません。

ちょっとこちらの二つの写真をご覧下さい。
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ある意味、打掛のイメージってこんな感じじゃないですか?

確かにこの二つを見ると「重厚感」「伝統」を感じ、ウェディングというよりは「婚礼」と言ったほうがしっくりしますが、こういった写真は過去でも現在でも未来でも変わることのない価値を思わせてくれるものです。つまり普遍的価値観があるんですね。


「でもこういう感じなら、やっぱり私は打掛はイヤっ!」

そんな方もいらっしゃることでしょう。でもですね、打掛って思っている以上に自由な衣裳なんです!


ご存知のように打掛は室町時代に生まれ、現在まで約600年という長きに渡って引き継がれ続けている衣裳です。その600年の間には様々な新しい文化、価値観が生まれたのにもかかわらず、打掛という衣裳は変わることなくに日本人にはなくてはならない衣裳でした。

つまり打掛は時代時代、そして変化に対応できる衣裳であるということです。


それでは現代においてはどのように対応しているのでしょう。

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打掛にイメージはあっても決まりごとって意外と無いんです。

日本髪⇒鬘(かつら)⇒洋髪とヘアスタイルが変化しても打掛は全く問題なしですし、「LOVE」という英語にも違和感を感じる事はありません。


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例え背景が「洋風」であっても新鮮さを出してくれます。これは日本人独特の価値観である「和洋折衷」という文化があるからなのかもしれませんね。

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つい近頃までは打掛姿で「足を伸ばして座る」なんて考えられないものでしたが、そんなポーズであっても違和感どころか「キュートさ」を感じさせてくれます。

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白無垢にしても以前は小物全てが白で統一されることが殆どでしたが、写真のように「赤」や「ターコイズブルー」にする事で花嫁それぞれのオリジナリティを出すことができます。そうなんです、和装は小物のコーディネート次第でいろんな表情を見せてくれる変幻自在の衣裳でもあるんです!


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和のテイストでも・・・・

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洋のテイストでも・・・


ご本人の好みに合わせて楽しんでいただけること間違いなしです!!!!


打掛は西郷隆盛と同様に、「小さく打てば小さく響き、大きく打てば大きく響く」衣裳なんです。


結婚という特別な時にはぜひとも日本ならではの婚礼衣裳である白無垢、色打掛などの和装をご自分なりに着こなして、和装美女をになって和の世界をご堪能して頂きたいと思います。

 

打掛に関するご相談お待ちしております。

 


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小さなドレスショップだからできることとは!?

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『時間や手間のかかるサービスを提供する』


これは当店のような小規模のドレスショップが今後を見据えた場合には必ず取り組まなければならないことです。つまりは大規模、中規模のドレスショップさんとの差別化を図る上で最も大切なことです。



そんなことで、本日は当店が誇る「手間と時間をかけたサービス」を手前味噌ながらご紹介したいと思います。


■ ロケーション撮影  フォトウェディング専門サイトはこちらから

和装の前撮りなどでスタジオではなく、外に出かけて撮影するサービスがロケーション撮影です。

「ロケーション撮影ってどこにお願いしても同じじゃないの?」と思っていませんか。それは違いますよ!そもそもロケーション撮影に手を出さないお店のほうが多いんです。なぜなら手間と時間がかかるからです。

ヘアメイク・着付をしてから車で移動して撮影・・・文字にするととてもシンプルなのですが、「安全な移動」「ロケ地の手配」「撮影の準備」「お客様のアテンド」など様々なことを一度にこなしていかなくてはなりません。

そこには手間と時間だけでなく、「人手」も必要となります。

スタジオで撮影すれば移動もなく、人手もそこまで必要でなく、手配も入りません。なにしろお店のホームグランドですからね。

また撮影にかける時間は他店だとおよそ1時間弱ですが、当店はたっぷりと2時間以上かけます。ハッキリ言ってかけ過ぎなのかもしれませんが、でも1時間で納得の行く撮影ができるとは思っていませんからね。


■ 自宅でモーニングの衣装合わせ  詳細はこちらをご覧下さい

もしかしたらこのサービスは全国で当店だけしかやっていないかもしれません。

通常、お父様の衣裳であるモーニングはお店に行って試着し、そして契約されることが殆ど。しかし当店はこちらから出向き、お客様はご自宅で試着をすることが出来ます。

せっかくのお休みの日はゆっくりしたいお父様もいらっしゃいます。そしてお体が不自由であったり、体調が優れないこともあるでしょう。そんな方々のために始めたこのサービスはかなり好評価をいただいています。

やはりこの自宅で衣装合わせサービスを今後されるお店はないと思います⇒だから当店がやっている訳ですけどね!


■ 営業時間外でのご対応

当店では営業開始前、営業終了後、そして定休日でもお問い合わせやご相談にご対応しています。

営業時間外に当店にお電話頂くと、スタッフの携帯電話に転送されるので、ちょっと言いすぎかもしれませんが24時間365日ご対応いたしております。もちろんお応えできない事もありますが、お客様にとって「連絡が取れる」ということはある意味安心に繋がる事ではないでしょうか?

緊急で必要となる喪服のレンタル、ご来店の予約、ちょっとしたご質問等にはできるだけご対応させていただいておりますのでどうぞお気軽にご覧楽ください!

このサービスは創業以来続けているもので、やはりされている同業他社はないと思います。


 

これら以外にも振袖パックご利用の方は「当日用振袖」と「前撮り用振袖」と2着の振袖がお選び頂けたり、婚礼以外の衣裳でも自宅へのお届けとお引取りをしたりと「手間」と「時間」をかけたサービスを展開しています。 


今後はこのような「当店だけのオリジナルサービス」を更に充実させ、商品や価格だけでなく、その他の事でもお客様に選ばれるお店作りをしていきます。

単なる差別化ではなく、圧倒的な差別化を目指して行きますので今後ともよろしくお願い致します。

 


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一段格が上がる結婚式の主賓、スピーチをされる方の衣裳とは!?

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結婚式においてゲストの方々が着る衣裳は下記が一般的ではないでしょうか。


新郎新婦の父

殆どがモーニングが多いですが、稀に紋付袴や黒礼服


新郎新婦の母

殆どが黒留袖ですが、まれにロングスカートのドレス


新郎新婦の兄、または弟

黒礼服とスーツが半々くらいですかね


新郎新婦の姉、または妹

既婚の場合は黒留袖、または色留袖。その他訪問着だったり、付け下げだったり、パーティードレスという場合も。未婚の方は振袖を着ることもあります。


主賓

黒の礼服、またはスーツが一般的です。

友人

男性はスーツ、女性はパーティドレスを選ばれることが多いですね。


ゲストの方はその立場、そしてその結婚式のスタイル合わせて衣裳を選ばれることが殆どです。カジュアルな結婚式にあまりに物々しい服装はどうかと思ますし、格式高い結婚式で崩しすぎた服装も考え物です。もしご自分で答えが出せない場合は周りの方相談したり、直接新郎新婦に聞いてみるのも良いかもしれません。


さて、主賓の方や友人の方はスピーチをお願いされることがあるかと思います。

マイクの前に立つということは、新郎新婦をはじめ多くの方の注目を浴びるということですから、やはりマナーとしてはしっかりとした服装が好ましいですね。とはいってもスーツにネクタイというスタイルであれば全く問題はありません。


しかしワンランク各を上げた服装をするならこんな礼服はいかがでしょうか?

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こちらは「ディレクターズスーツ」という略礼服です。

基本的にはブラックのジャケットにベスト、そしてコールパンツの三つ揃えとなります。
  ※ベストの色はグレーが多いですが、ブラックでもOK
 ※コールパンツとはグレー地に黒の縞が入ったパンツ


このディレクターズスーツは栃木県内の貸衣装店では多分どこも取り扱っていません。もちろん当店にもありませんが、メーカーリースでご用意する事も出来ますので、ご希望の方はご相談くださいね。

※手配の関係上、最低でもご使用一月前までにご相談下さい。


このディレクターズスーツのパンツはモーニングと同様のコールパンツなので、礼服やスーツと比べると格がワンランクアップします。大切な部下、一番の親友の結婚式でスピーチをお願いされた方は喜びの気持ちを表すためにも、しっかりとしたディレクターズスーツを選んでみてはいかがでしょうか?

「俺にためにこんな立派な服装をしてくれたんだ・・・」

間違いなく、新郎もそして新婦も喜ばれますし、その他のゲストの方々からの注目度もぐっと上がる事間違いなしです!「ここぞ!」という結婚式におすすめの衣裳です。



メーカーリースでご用意できると先ほど書きましたが、この場合は時間も手間も費用もかかってしまうのも現実です。例え大切な部下や友人の為とは言え、出来れば簡単にお手ごろに用意したいものです。


そんな方にはこんな裏技を伝授しちゃいます。

ディレクターズスーツの基本形は前述の通り、ブラックのジャケット+ベスト+コールパンツです。つまりセットの物でなくても、この組合せは殆どの貸衣装店で実現可能です。

 

ブラックジャケットは黒礼服のジャケットをチョイス。
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ベストも黒礼服のもので十分です。

そしてパンツはモーニングのコールパンツを利用する
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ネクタイは白と黒のレジメンタルタイにすれば、簡単にディレクターズスーツスタイルになります。

礼服とモーニングを取り扱っている貸衣装店だからこそできる裏技なんですよ。


お店によっては上下バラバラでのレンタルは不可の場合もありますので、ご希望の際は前もって確認してみてくださいね。


ちなみに当店は全く問題なくレンタルして頂けますのでご安心下さい。ま、こんなブログを書いておいてNGってありえないですけどね。




もうすぐ秋のウェディングシーズンがやってきます。

「いつもはスーツだけど、たまにはしっかりとした服装で結婚式に出席したい!」

「あいつの結婚式ではいつも以上にしっかりとスピーチがしたい」


そんな方はディレクターズスーツを検討してみてはいかがでしょうか?


 


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結婚式でお父様が着るモーニングのこと。 デキル男は知っている!

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結婚式において新郎新婦のお父様が着る衣裳と言えばモーニングです。


しかしこれは絶対というわけでなく、黒紋付袴を着るお父様もいれば、くだけたウェディングパーティーなどでは黒の礼服だったりスーツを着ることもあるます。ただ9割以上のお父様はモーニングにされます。


それではモーニングとはいったいどんな衣裳なのか。まずは画像をご覧下さい。
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こちらがモーニング(正式名称はモーニングコート)です。



■モーニングの基本的知識

スリーピース(ジャケット・ベスト・パンツ)となっており、ジャケットは前部分が斜めにカットされていますが後ろは長くなっています。これは乗馬服に由来するとも言われています。パンツはコールパンツ(縞模様)で、色はグレー地となっています。


良く当店のお問い合わせで「父親のタキシードをお借りしたいのですが・・・」という声を聞きますが、もちろんこれはタキシードとモーニングを間違ってのこと。見た目も似ているので勘違いしやすいですが、全く別物となります。

モーニング⇒昼間の最上級礼装
タキシード⇒夜間のみの礼装 ※夜間の最上級礼装は燕尾服



日本においてこのモーニングは前述の通り、結婚式における新郎新婦のお父様の衣裳として知られていますが、それ以外にも学校長の入学・卒業式の衣裳として、そして内閣の信任式や叙勲式等でも着用されます。また社葬などの大きな告別式に際しても、葬儀委員長が着用されることもあります。



■モーニングを上手に着こなすには

モーニングに限らず礼服と名のつく衣裳を素敵に着こなすのに一番大切なことは「サイズ感」です。


特に結婚式などにおいてはサイズ感は大切で、楽だからといってひと回り大きなサイズを選んだり、パンツの丈が短かったり、袖が長すぎたりするとせっかくの衣裳が台無しです。

なので以下のことを念頭にしてサイズを選ぶことをお勧めします。


・ちょっとピッタリ目くらいがいい
苦しくない程度に体にフィットするサイズを選ぶとラインがとても美しく見え、そしてより正装らしく感じさせてくれます



・袖の長さはシャツの袖が2~3センチ程度出るくらいの長さで
手を下ろしたときにジャケットの袖からシャツの白が見えると、ぐっとお洒落に見えます。逆に長すぎるとルーズな感じが出てしまい、野暮ったくなるので要注意です。



・パンツの長さはワンブロックするくらいがおすすめ
パンツは長すぎるとルーズに、短すぎるとダサく見えてしまいます。なのでおすすめはパンツの裾がワンブロックするくらいがベストです。ワンブロックとは靴を履いた状態で、パンツがワンクッションするくらいの長さです。



・ショルダー部分も気にかけましょう
ジャケットには肩パットが入っていますが肩パットの部分が下がっているとだらしなく見え、つまり過ぎると窮屈に見えてしまいますのでご注意下さい。



・モーニングのジャケットのボタンに止め方は特殊です。
モーニングのボタンはこのようになっています。
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ボタンが表裏についているんです。
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正式にはこのように左右を対照にあわせてボタンを留めます(Good!)
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スーツのように左側を上にして止めませんのでご注意下さい。(Bad!)


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■モーニングを着用するのに必要な小物について


さてこのモーニングを結婚式で着用される際には以下の小物が必需品となります。

①ワイシャツ
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こちらは襟がウィングカラー(立ち襟)となっていますが、必ずこれにしなければならないわけではなく、白の無地レギュラーカラーシャツでもOKです。※ボタンダウン・ワイドカラーなどのものはNG


②ネクタイ
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日本の結婚式において、モーニングのネクタイは通常このような白と黒のレジメンタルタイが一般的です。結び方は基本的に自由ですが、崩れにくいウィンザーノットという結び方がおすすめです。
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ちょっと華やかにディンプルを作ってもいいですね。
ちなみにこのディンプルはお通夜・告別式などの弔事には絶対してはいけません。もちろん皆さんご存知だとは思いますが・・・念のため。


ちなみにウィングカラーシャツは通常のシャツと違うので、ネクタイを通す際にちょっと途惑いがちになります。
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このようにウィングカラーシャツの後ろ襟にはループがありますので、必ずここにネクタイを通してください。通すことでしっかりとネクタイが固定されるので安心です。

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こんな感じに通してください!



③サスペンダー
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基本、モーニングのコールパンツにベルトを通すループはありません。なのでこのサスペンダーは必需品となります。長さの調節が意外と難しいですが、ちょっとゆったり目にするのがコツです。

④チーフ
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ジャネットの胸ポケットに刺すチーフも必需品です。チーフの畳み方に決まりはありませんが、TVホールドや画像のようなスリーピークスであれば結婚式にピッタリです。逆にクラッシュやパフなどの畳み方だとカジュアルすぎるのでモーニングにはそぐいません。ご注意くださいね。

⑤カフス
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やはり結婚式ですから、出来ればカフスを使って華やかさを演出したいものです。通常はジャケットに隠れてしまいカフスは目立つものではありませんが、ちょっとした仕草でチラリと見えるダンディズムは男のお洒落です。息子さん、娘さんのためにもこの日だけはお洒落なパパになってみましょう。

⑥アームバンド
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こちらに関しては任意の使用となります。例えば①のウィングカラーのシャツをレンタルした場合、袖の長さはかなり長いので、その長さを調節するために使用します。ご自分のシャツをご利用になる場合は全く必要はありません。


いかがでしたでしょうか?

モーニングは一生の内に数度しか着用しない特殊な衣裳です。
日常で着ることがないので知らないことばかりかと思いますが、だからこそ知っていれば「デキル男」になれるはずです。自分が着用するときはもちろんですが、知り合いの方が使用する際にアドバイスできればかっこいいですよね!

知っておいて損のない知識だと思いますので、是非頭の片隅にでも記憶してください。


ここでお知らせです!!!


当店ではモーニングをレンタルされると3ピースの衣裳一式と②~⑥までの小物がセットになっています。
※レンタル価格は2泊3日で15,000円(税別)

①のシャツはオプションとなり、レンタル価格は2,000円(税別)です。

身長は160cm~185cm、ウェストは70cm~120cmまで対応していますので是非ご利用下さい。


当店だけのオリジナルサービスもご利用下さい

●ご自宅お届けサービス  (※エリア限定)

自宅でモーニングのサイズ合わせ  (※エリア限定)

●モーニング+黒留袖セットプラン (とてもお得にレンタル頂けます)


詳しいお問い合わせとご来店の予約は・・・・・

Wedding Dress abito
栃木県宇都宮市兵庫塚3-1-1
☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

必見!賢くドレスを選ぶなら仮予約というシステムを上手に利用してみて

一生一度の結婚式にどのドレスを選ぶかはとても難しいもの。


「あれもいいな~、こっちもいいな~」となかなか一つには絞りきれない花嫁も少なくありません。デザインやブランドももちろんですが、「費用」なども考えると即決はかなり難しいことです。



でもドレスショップには「仮予約」というシステムがあります。



これは洋服屋さんでいう「お取り置き」と同じで、ある一定期間、気に入った衣裳を押さえておくことが出来るというとっても便利なシステムです。



だって結構気に入ったドレスが見つかったとしても、もしかしたら違う方(結婚式の日取りが一緒)が翌日に決めてしまうかもしれません。もしそうなったら悔しいというか、とっても残念な気持ちになってしまいますよね。


そんなことがないように、もし気に入ったドレスが見つかったら仮予約をすることをおすすめします。これを利用することで、少し優柔不断な方でもじっくりとドレスを選ぶことが可能になりますよ!


ちなみに殆どの場合、仮予約の段階では料金は発生しませんし、仮予約金も不要です。そしてキャンセルも自由で、キャンセル料も不要です。


※一応、仮予約をする場合は事前にその店舗のシステムをご確認くださいね。お店によって多少違いがあったり、そもそも仮予約というシステムがなかったりする場合もありますからね。



また仮予約の期間はお店によってマチマチです。

ちなみに当店の場合は約2週間で、一回だけは延長できますがこの場合は1週間のみとなります。



仮予約をしておけば、ある程度の時間的余裕が生まれます。


この間に最終選考まで残ったドレスをじっくりと精査したり、違うドレスも探したりすることが出来ます。やはり上手にこのシステムを利用することで、賢くドレスを選ぶことができ、つまりは後悔のない結婚式になるはずです。


もちろん打掛などの和装も仮予約できますよ!



この仮予約というシステムは貸衣装業界・ドレスショップでは常識ですが、一般の方は知らないかもしれません。でもこういうことって業界側が積極的に発信すべきことなんですよね。

「業界の常識は世間の非常識」かもしれませんからね。

今後も弊社のブログが少しでも皆さんのお役に立てるようなコンテンツを投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!!