貸衣裳

こんなにもある!夏の貸衣装の種類

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もうすぐ7月ということで、今年も夏本番と言ったところでしょうか?

普段皆さんが夏に半袖になるように、はたまた仕事ではクールビズとなるように和装でも「絽」という夏物に切り替わります。しかし意外と冠婚葬祭の衣装に夏用があるって知られていないんですよね。

夏用の貸衣装が存在する訳

夏にだって結婚式はありますし、お葬式もその他様々なことがあります。最近の夏は本当に暑い日が続きますので、無理して冬用の衣装を着ると具合が悪くなったりするもの。やっぱり夏は夏用の涼しい衣装がおすすめです。

さてさて、どんな夏用の貸衣装があるのでしょうか?

夏用モーニング

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夏でも結婚式はありますよね?そしてお父様はチャペルの入場で娘さんをエスコートしたり、最後の挨拶をしたりと忙しく、クーラーがー効いているとはいえ汗だくになることも。モーニングを夏用にする事でちょっとは軽減できるかもしれませんよ!

 

絽の留袖

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お母様をはじめ、近親者が結婚式できる衣装と言えば留袖です。肌襦袢を着て、長襦袢を着て、最後に留袖、そして帯を締めるので冬物の留袖だとかなり暑さが負担となります。夏用の絽の留袖なら、涼しく、そしてとっても軽いのでとっても楽チンですよ!
※生地の薄さ、風通しの良さを表現する為に敢えて白床の上で撮影しました。透けて見えるのがお分かり頂けると思います。

 

 

絽の付下げ

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結婚式はもちろんですが、夏にだってちょっとしたお呼ばれやお茶会などもありますよね。そんな時はこの絽の付下げがベスト!
涼しさ、着心地はもちろんですが、長襦袢の白が透けて見えるので見た目にも涼しいんですよ。自分だけでなく、周りの方々へのおもてなしとしても夏は絽の付下げにするべきかと。
より涼しげに見える薄青色、そして柄合いも涼しげな一着です。
※生地の薄さ、風通しの良さを表現する為に敢えて白床の上で撮影しました。透けて見えるのがお分かり頂けると思います。

 

 

絽の色無地

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和装の中でも気軽な感覚で着ることのできる色無地にも夏物の絽があります。CMじゃないですが、お世話になっているあの方へのお中元のお届けで絽の色無地を着れば絶大なる好印象をあたえること間違いなしですね。
※生地の薄さ、風通しの良さを表現する為に敢えて白床の上で撮影しました。透けて見えるのがお分かり頂けると思います。

 

 

絽の産着

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真夏のお宮参りの暑さで大変な思いをするのは大人だけではありません。むしろ生まれてすぐの赤ちゃんにこそ気を使いたいけど、しっかりとした装いでお参りしたいですよね。だったら産着も絽で決まりですね。女の子用の赤、男の子用の黒をご用意しています。

 

 

喪服

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お葬式は葬儀場だけではなく、斎場へ移動したりするもの。夏だと暑い日差しを浴びたりするので、やはり絽の喪服がおすすめです。冬用の喪服はお持ちでも夏用の絽の喪服をお持ちの方は大変少ないので、ご利用される方が大変多い衣装です。大きいサイズもご用意しています。

 

 

夏用男性礼服

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多くの男性は女性より暑がりなもの。クールビズと違って、告別式ではシャツとネクタイは絶対なので余計に暑さを感じます。礼服を夏物にするだけでかなりの負担軽減になるはずです。サイズによってはご案内できない場合がありますので予めご了承下さい。

 

 

まとめ

以上7つの夏用貸衣装をご紹介しましたが、その他にも夏用の絽の紋付袴などもございます(毎年夏祭りで利用されることが多いんですけどね)。暑い夏に無理して冬物で出席されたりすると熱中症の心配もあれば、汗が止まらないということもあります。
体調を考え、少しでも涼しく過ごす為にも夏物の貸衣装をご検討されてみてはいかがでしょうか?特に和装は着用される方が涼しく感じるだけでなく、見た目でも涼しさが演出でき、季節感も味わえます。

夏は夏の衣装で快適に過ごすのが一番ですよ!

 

 

夏の結婚式 お父様は夏用のモーニングで涼しく、快適に!

最近は5月でも真夏のような暑さになる日が多くなり、梅雨に入ると湿度も上がり、暑くて不快な季節が到来します。


それでも結婚式はあります。以前に比べ、夏の結婚式は年々増え続け、現在では夏も立派なウェディングシーズンとして捉えられています。どんな結婚式場も空中設備が整ってはいますが、どんなに広い空間でもそこに人間が多く集まるとそれだけで室温は上がるもの。なので結婚式の会場もその日の気温によってはどんなにクーラーを効かせても、「暑くない」程度になるだけで、決して涼しくはなりません。


しかも男性は女性に比べて比較的暑がりですから、新郎新婦のお父様の着用するモーニングも出来れば「夏用」をご利用することをおすすめします。もしかしたらモーニングに「夏用」があることをご存じない方もいらっしゃるのでは!?


夏用のモーニング、あるんです♪



それでは夏用と通常のモーニングの違いはどんな感じなのかをお知らせしたいと思います。

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どちらが夏用のモーニングだか分かりますか?

パンツの色の違いはメーカによって多少変わってくるので、それで判断は出来ません。つまり見た目では違いはわかりません。


でもこうすると、「やっぱり夏用は違うねぇ~」とお分かり頂けます。

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※光の影響で多少色合いが違いますが、無視してください。

左が夏用のモーニング、右側が通常のモーニングです。通常用は全く透けていませんが、夏物は後ろが透けるほど薄い生地になっているのがお分かり頂けると思います。もちろんジャケットだけでなく、ベスト・パンツも同様の素材で出来ています。


だから涼しいんです。


生地が薄いということは「軽い」「通気性が良い」「クーラーの涼しい空気が入り込む」ということ。見た目が変わるのならともかく、殆どわからないのであれば、暑い夏には夏用のモーニングを着用すべきじゃないでしょうか?



それでなくても「お父様」という立場で結婚式に出席されると、何かと忙しく、そして緊張するものでいつもより体温が上がりがちです。汗水たらす男性の姿は素敵ですが、出来れば結婚式ではクールに決めたいですよね。

※新婦のお父様はチャペルの入場でお嬢様をエスコートするので緊張します♡
※新郎のお父様は親族を代表してのご挨拶があるので緊張します♡


夏の結婚式に通常のモーニングを着用するということは、夏に長袖を着るようなものです。緊張を少しでも緩和する為にも、そして自然な暑さ対策の為にも夏用モーニングをご利用下さい。



モーニングに夏物があるように、お母様の留袖にも夏用があります。こちらも通常のものと比べて生地が薄く、見た目にも涼しい作りになっていますので合わせてご検討してみてはいかがでしょうか?


もちろん当店Wedding Dress abitoにはモーニングも留袖も「夏用」のモノのご用意がありますからね。
     詳しくはabitoのウェブサイトでご確認下さい

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留袖をレンタルする前に把握しておきたい3つのこと

お嬢様や息子様が結婚式をするにあたって、お母様の殆どは当日に留袖を着用されます。

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ご自分の留袖をお持ちの方もいらっしゃいますが、「もう何回も着てる」「ちょっと柄が古臭い」「サイズが合わない」という理由からレンタルされる方も少なくありません。またレンタルするメリットとしては「たくさんの中から選べる」「サイズが豊富」「使用後は返すだけ」と言ったものがありますからね。



では留袖をレンタルする前に考えておくべきこととは一体何なのでしょう?


1.予算を決めておく

留袖のレンタル代は店舗によっても様々なのですが、結構幅があります。当店の場合だと1.5万円~7万円とその差が5.5万円もあります。予算を決めていないと「どれくらいの留袖にして良いか分からない・・・」と考え込んでしまい、あれやこれや見ていると余計に分からなくなるもの。

ある程度の予算に絞っておけば、時間も手間も半減します。ちなみに当店の場合、3万円前後の商品が主流です。

予め、ご友人や最近お子様の結婚式があった方などにリサーチして見るのもおすすめです。


2.相手方のお母様の状況を把握しておく

ご自分の予算もさることながら、相手側のお母様がどの程度の留袖を用意されるのかも気になるところです。
結婚式では殆どの場合、最後の最後でご両家で一列に並び、最後のご挨拶をされます。このことから「比較されてしまう」と思われるお母様も少なからずおいでです。しかし実際はそうそう比較して見てはいないとは思いますが、そこは女性ならではの心理ですね。

そもそも相手側は留袖は着ないでドレスにするという選択をされるかもしれませんので、お子様を通して、ある程度の状況を把握しておくと予算なども決めやすくなるのではないでしょうか。


3.ご家族の家紋にこだわるかを考えておく
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お母様がご着用になる留袖は既婚女性にとって、喪服と並んで最上位に位置する和服です。そしてそんな和服には両肩口の前後ろに、そして後ろ衿下の合計5ヶ所に紋が入っています。もちろんレンタルなので任意の家紋ですから、ほぼご家族の家紋とは違ったものになります。

「家紋にはこだわらない」・・・こういった方が殆どですが、中には「家族の家紋で結婚式を迎えたい」という方もいらっしゃいます。そんな方には「貼り紋」といって、元々ある家紋の上に貼ることのできる物があります。こちらを利用されてみてはいかがでしょうか?

ここで大切なことは正式な家紋の名称を把握しておくこと。

同じ藤柄の紋でも「下がり藤」もあれば、「上がり藤」もあります。また丸があったりなかったりと、結構複雑です。もし名称が分からない場合はご先祖のお墓や仏壇等に刻まれている家紋を写真に収めて、お店の方にお見せすると良いでしょう。

当店にもございますが、殆どの貸衣裳店には「紋帖」という家紋が羅列されている本がありますので、それで調べることができます。


また貼り紋はある意味特注品で、外部に発注することになるのである程度の時間が必要です。結婚式ギリギリに申し込んでも対応していただけない場合がありますし、二度手間とならないように前もって考えておくと良いと思います。


結婚式は新郎新婦が主役であるのはもちろんですが、ご両親やご兄弟もメインキャストです。新郎新婦がお世話になり、今後もご支援してくださる大切なゲストをお迎えするお立場です。こんなことも鑑みて、留袖の予算や家紋のあるなしを考慮してみてはいかがでしょうか?

白無垢?色打掛?それとも・・・今人気の婚礼和装は何?

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婚礼和装には「白無垢」「色打掛」「黒引き振袖」など様々な種類がありますが、その時折々で人気が変わります。さて今人気の婚礼和装は一体」どれなのでしょう?


今一番人気は色打掛


多分皆さんもネットなどでよく見かけると思いますが、色打掛が人気です。
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やはり華やかですし、お好みの色のものを選べるのが嬉しいですよね。当店では「和装前撮り」を多くのカップル様にしていただいているので、選ぶ婚礼和装の傾向が丸わかりです。また結婚式の披露宴でもカラードレスの代わりにこの色打掛を選ばれる方が増えています。
 

 


白無垢を選ばれる方も急増中

色打掛とはまた違った雰囲気の白無垢。その白は清廉性を感じさせ、まさに「花嫁」そのものです。そんな白無垢を和装前撮りで選ばれる方が急増中です。特にロケーションでの撮影となると、季節の木々の色が白を映えさせてくれます。
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白無垢とはまた違った魅力が白無垢にはあるんです。




7〜8年前は黒引き振袖が絶大な人気でした

当店にも「黒引き振袖」を取り揃えていますが、最近では以前ほどお問い合わせはありません。それでも黒引き振袖の魅力は捨てがたいものがあります。
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「凛」とした雰囲気、アンティークを思わせる佇まいが黒引き振袖の魅力です。

和装全般において、一番格式が高いとされる色はそもそも「黒」なんです。留袖、黒喪服、黒紋付など和装の最高礼装と言われるものは全て黒なんですね。そう言った意味では黒引きを選ぶという選択もありですね。

白無垢が「あなた色に染まります」という意味なのに対し、黒引き振袖は「あなた以外の色には染まりません」ですね。


さらにその前はこんなのも流行りました

一時、こんなこんな婚礼和装もブームになりました。
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オーガンジー素材で作られた、通称「新和装」です。

結婚式での和装ばなれが顕著になり始めた頃に、和装メーカーさんが起死回生を図って生み出した和装です。軽くてちょっと洋装っぽい雰囲気が花嫁たちに支持され、ブームになりました。どこかドレスを思わせる感じもしますね。当店もまだ何着かありますが、全く動いていないのが現状です。

でももしかしたら近々この新和装の人気が再燃するかもしれません。

再ブームを先取りしてみるのもいいかもしれませんよ!軽くて、動きやすくて、個性的なので注目されること間違いなしです。





このように婚礼和装にも流行りというものがあります。

ドレスにはドレスの魅力があるように、和装にも和装の魅力があるのです。決して身近なものでありませんから、その魅力は直接その目で見て、肌で触れて、着てみないとわからないこともあります。


例え「和装は着ない」という選択を結果的にすることになったとしても、まずはその可能性を排除せずに寄り添ってみてください。婚礼和装もドレスと同様にその時にしか着ることのできない衣装です。せっかくの「その時」には和装も洋装も楽しんだ方が思い出も2倍になることと思います。

お父様の衣裳であるモーニングもタイトなパンツでかっこよく!

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結婚式において、新郎新婦のお父様がお召しになる衣裳と言えばこちらですね。

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そう、モーニングです。


モーニングは午前中から正午にかけての正礼装ですが、日本においては午後でも夕方でも夜でも結婚式においては殆どがモーニングとなります。西欧の方から見たら不思議に見えているのかもしれませんが、これも日本独特の文化ですから大目に見て欲しいものですね。


さて現在、デニムはもちろん、チノパンやスーツのパンツもかなり細めのシルエットになっていますね。スタイルも良く見えますし、足も長く見えます。タイトなボトムスに慣れている方は、ルーズなものを着ると違和感を感じますよね。


これまで、モーニングのパンツはどちらかといえば「太め」なのでタイトなパンツに慣れているお父様は何となく「嫌だな~」と思われていたのかもしれません。せっかくの結婚式、お父様も納得のスタイルで臨みたいのではないでしょうか。


そこで当店abitoではタイトなシルエットのモーニングを取り入れることに致しました(まだ未入荷です)。ついでにベストもオフホワイトを取りいれ、宇都宮、栃木県のお父様がスタイリッシュなシルエットで結婚式に臨んで頂きたいと思います。サイズは限定されてしまいますが、「かっこいいお父さん」でお子様のハレノヒを迎えて頂きたいと思います。


最近の新郎新婦のお父様世代はオシャレな方が多いですからね~。


入荷は5月中の予定ですので、6月以降に結婚式を控えているお客様は余裕で間に合います。お母様の留袖とセットでお得なプランもご用意していますので、是非ご相談、ご来店下さい。

結婚式 には何を着たらいいの? 30代(既婚)の姉の場合

ご家族、ご親族の結婚式に何を着たらいいのか?


結構悩まれることってありますよね?新郎新婦とのご関係、お立場などで違ってきます。


なのでこのことについてはシリーズ化し、細かく分けてお届けしたいと思います。



今日は第一回。

お立場的には新郎または新婦のお姉さまで、すでにご結婚されている場合です。


昔ながらの観点でいえば、正式には黒留袖となります。しかし現在では年代によっては着る方は少なくなっています。

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例えばお姉さまが30代の場合、殆どと言っていいほど黒留袖にされることはありません。40代、50代と年齢を重ねるにつれて黒留袖を選ばれることが多いと感じます。


そして黒留袖の次に格が高い和装といえば、色留袖です。

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様々な色があるので、年齢に合わせてお選び頂けます。


しかし現在、当店において一番選ばれる和装は訪問着かもしれません。

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色留袖と同様に色合いも多岐に渡り、柄によって華やかにしたり、ちょっと落ち着いた物にしたりと選びやすいからなのかもしれません。


この他、和装でいえば付け下げ色無地などがございますが、「お姉さま」というお立場を考慮すると当店としてはあまりおすすめして下りません。

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当店abitoのウェブサイト 慶弔衣裳ページを覧下さい


またこれらの和装でなく、洋装にされる方もいらっしゃいます。

和装にするか?洋装にするか?

これも迷いどころではありますが、結婚式のスタイルや会場の雰囲気に合わせて考えてみると良いと思います。

例えばレストランウェディングやご家族だけの結婚式であれば、和装でなく、よそ行きのお洋服でももちろん大丈夫です。しかし新郎新婦の上司や同僚の方々を多くお招きする場合は弟、あるいは妹様の体裁も考えてあげてください。この場合、あまりカジュアルすぎると「お姉さま」という立場にそぐいません。

黒または色留袖姿でご挨拶すれば、「しっかりとしたご家族だ」と思っていただけるはずです。



【まとめ】

ここまで簡単にご説明しましたが、近年の結婚式は以前と違い「こうでなくてはなならい」という概念がかなり薄れてきています。ある意味「何でもあり」という風潮がありますが、「何でもいい」わけではありません。

やはり結婚式の主役は新郎であり新婦様ですから、お二人がお招きしたゲストの方々に対して失礼のない身だしなみをすることがお二人のためにもなります。それでも判断がつかない場合はご家族、ご親族で話し合ったり、直接新郎新婦にご相談してみてはいかがでしょう。

TPOに合わせて衣裳を選ぶのも大人の嗜みですからね。

モーニングのサイズ豊富に取り揃えています

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結婚式に欠かせない衣裳の一つに、新郎新婦のお父様がご着用されるモーニングがあります。

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一般の礼服と違い、お持ちになっている方って殆どいらっしゃいません。着用する機会もほとんどないですしね。


なので必要なときにはレンタルされる方がほとんど。当店でも毎年数多くの方にご利用頂いています。


 

そしてレンタルする場合、皆さんが気になるのが「レンタル価格」と「サイズ」だと思います。レンタル価格はお店によって違いがありますが、当店の場合は二泊三日で15,000円です。結婚式場さんによっては30,000円以上する場合もあるようなので、貸衣裳店でレンタルした方がお得かもしれません。


もう一つの悩みであるサイズ。

背の高い方、低い方、ほっそりした方、貫禄がある方など人によってサイズはそれぞれ違います。「自分のサイズあるかな?」と不安に感じる方も折られるのではないでしょうか?

ちなみにモーニングのサイズはS・M・Lといったものではなく、細いサイズから「A」「AB」「B」「E」「EL」と分別され、それぞれ2~9という身長別のサイズがあります。例えば身長170cmでウエストが80センチの場合、モーニングのサイズは通常A5になります。

もちろん同じ身長・ウェストでも手足の長さ、肩幅などに違いがありますので、そんな場合は前後のサイズを組み合わることになります。

ちなみに当店が長年使っているモーニングのサイズ早見表がこちら。
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このようにモーニングのサイズは細分化されているんですよ!

また当店のモーニングのパンツの殆どにアジャスターを採用していますので、ウェストのサイズ前後5センチくらいは調節できるようになっています。
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【当店が取り揃えているモーニングのサイズ】

最短身長サイズは155センチから
最長身長サイズは185センチまで

最小ウェストサイズは70センチから
最大ウェストサイズは120センチまで


とこのように幅広いサイズ展開でモーニングを取り揃えています。また上記に当てはまらない方もご安心下さい。イレギュラーなサイズのモーニングの場合、取り寄せることも可能ですのでご相談下さい。※この場合はご使用日より最低3週間前のご相談、ご来店となります。


モーニングは数ある礼服の中でも最上級に位置する礼服です。

いわば格式のある衣裳ですから、小さいサイズで窮屈に着たり、大きめの物をルーズに着たらせっかくの晴れの日も台無しです。かっこ良く、素敵に」モーニングを着こなす最低条件はベストなサイズを選ぶことから始まりますので、妥協しないサイズ選びを心がけて頂ければと思います。

でも本当は「ほんのちょっとキツイかも!?」くらいのサイズで着て頂くと、一番綺麗なフォルムになるんですけどね。

 

和装の必需品!足袋と肌着。貸衣裳店でも購入できます。

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打掛、振袖、留袖など、女性がお召しになる和装に必ず必要なものがあるのはご存知ですよね?


そう、足袋と肌着です。※肌着には「肌襦袢」と「裾よけ」が含まれます。


これらの物は和装を着る際に、一番下に身に付ける物。つまり肌に触れる物なので綺麗なものを使いたいものです。新品ならもちろん綺麗ですが、お持ちの物でも数日前に洗濯しておけば問題ありません。


和装をレンタル際に、お店側から「足袋と肌襦袢、そして裾除けをご用意下さい」とアナウンスがあると思います。以前に購入された方は「家にあるから大丈夫」なんて思う方も多いと思いますが、いざ探してみると「あれ?どこにしまったんだろう・・・」なんてことも多いと聞きます。

本当にタンスの奥の奥にしまってしまって見つからない・・・
知らず知らずに捨ててしまった・・・・
見つかったけど良く見たら黄ばんだりしていた・・・


こんなこともあるので、和装を着る一週間前にはちゃんと確認することをおすすめします。


もし見つからない場合、お持ちでない場合はやはり「購入」ということになりますが、さぁ皆さんはどちらで足袋や肌着をお求めになりますか?


一般的に思い浮かべるのは「呉服屋さん」ですよね、間違いありません!デパートでも売っていますし、もしかしたら近所の衣料店でも取り揃えていることでしょう。

これらの他にどこで足袋や肌着が購入できるかというと・・・・・当店のような貸衣裳店でもお求めいただけます。意外とご存じない方多いんですけどね。


当店では一階と二階の両方で足袋や肌着を陳列しています。

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足袋は常時21.5cmという小さい物から28cmの大きさまで取り揃えています。お子様用の足袋もお任せ下さい!
   小売価格は1620円(税込み)

そして肌襦袢と裾除けはそれそれMサイズとLサイズを取り揃えています。
   小売価格はそれぞれ1728円(税込み)
 

「足袋も肌襦袢も裾よけも買わなきゃいけないのに~」

そんな緊急の時、お近くに呉服店もデパートも衣料店もない場合は貸衣裳店でも購入できることを思い出して下さいね。

意外と七五三にお役立ちにブログも書いているんです

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当店abitoは小さな小さな会社ではありますが、「同業他社さんにこれだけは負けていないかも!?」ということが少なからずあります。


その一つがブログです。


始めてからもう7年近く継続していますし(アメブロ⇒ライブドアブログ⇒現在はワードプレス)、更新頻度も多いですし、何より心を込めて書いています。もちろん他社さんもブログをされているでしょうが、記事の内容は弊社が一番濃い(無駄に長いともw)と自負しています。


日々のこと、お知らせなどリアルタイムで情報を発信できるブログ、もちろん宣伝や広告も発信していますが、基本的には不特定多数の方にとって「役立つ」ことをモットーに記事を書いているんです。

つい昨日、ウェブサイトへのブログ転載をする為に過去のブログ記事を読み返していましたが、意外といいこと書いているなと我ながら感心しちゃいました。まだ年が明けたばかりですが、ここ最近は七五三の再構築に為に注力しているので自然と七五三の過去記事も読み返しました。

するとこんな記事が。


「七五三の時に注意すべきこと」

「12年後もよろしくね♡」

「七五三衣裳を上手に選ぶ方法」

「七五三の袖の長さはきっちりと」
 

1番目の記事はお子様が七五三の衣裳を着たときに、どのようなことに気をつけるべきかを書いています。

2番目は3歳、7歳と七五三をして頂いたお客様について書いており、子供の成長を客観的に見た感想を。

3番目は非日常の衣裳であるからこそ悩んでしまいがちな衣裳選びのポイントを絞っています

最後の記事は意外と盲点となりがちな袖の長さなどのサイズについて書いています。


七五三という節目は女の子は2回、男の子は1回のみのことなので、知らないことばかり。もちろん弊社のような専門のお店に全てお任せする方が殆どですが、自己防衛じゃないですが、知っていたほうが良いこともあります。専門店にとっては「多くのお客様の一人」に過ぎませんが、ご家族にとってはそれこそ大切な大切な節目であり、一生に一度のことですからね。


全てを任せてしまう・・・これは楽ですが、知らないからこそそこに付け込まれることも無きにしも非ずです。


せっかくの七五三です。パパとママもどっぷりと七五三漬けになってみましょう!

その日が楽しく、笑いの耐えない一日となり、安心して迎えるためにも多少の手間にはなりますが、パパママがある程度の知識を持つことも大切です。今後も弊社としましてはお役立ちの情報を発信していけたら・・・そんな思いでいっぱいです。

 

白無垢も紋付袴もこんなコーディネートはいかがでしょう?

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婚礼和装、つまり打掛と紋付袴をご見学に当店にお越しくださるお客様方に人気のコーディネートがあります。

こんなコーディネートです。

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まずは紋付袴からご説明。

通常、紋付袴の中に着る「長着」と「羽織」は同色で組み合わせることが多いのですが、ご覧のように敢えて色を変えてもかっこいいものです。かなり評判も良く、「この組合せカッコいいですね!」とのお声を頂きます。

紋付袴の一番人気は黒の羽二重に仙台平の組合せ。
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これにちょっと手を加える(白の長着にチェンジ!)するだけで、こんなにも印象が違ってくるんです。特に白無垢と合わせるときに大変おすすめです。同じ白を入れることで、調和が取れるんですよね。


そして白無垢はご覧のように、「ハコセコ」と「懐剣」の小物を柄入りの物で組み合わせてみました。

白無垢も通常はハコセコも懐剣も白い物を組み合わせるのですが、必ずそうしなければならないわけではありません。意外と和装って自由度があり、お好みでチョイスしても全然OKなんですよ!

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紅葉などをバックにするときは白の小物のほうが映えたりするものです。でも全ては花嫁様のご希望次第ですからね。


婚礼和装の打掛と紋付袴は現在のウェディングシーンで人気があり、そして欠かせない衣裳となっています。しかしながらドレスと同様に考え、あまりにもカジュアルにしすぎてしまっていることもあります。もちろんご本人のご希望なのでしょうが、和装には和装にしかない魅力があります。

その魅力を引き出すどころか、敢えて無視してしまうのはいかがなものでしょう?

和装を着るなら、和装なりのコーディーネートを楽しむべきではないかと思っています。ドレスと同一視せず、和装は和装を楽しみ、ドレスはドレスで楽しむことで二つのテイストを楽しむことになるのだと思います。


無茶せずに和装を楽しむ事。そんなご提案をこれからもしていきたいと思います。